さて、実に久々の更新となりますが、昨晩の番組でも触れた「新型コロナウイルス案件は戦争である」という話について、やや説明が足りなかったかもしれないので、その補足を簡潔に書いておこうと思います。
2020年12月8日、英国の91歳の女性に、製薬企業ファイザー・バイオンテックが開発した新型コロナウイルスに対するワクチン(以下ファイザーのワクチン)が接種された。臨床試験終了後のワクチンプログラムとしての接種は世界で初めてである。ワクチン開発から1年以内で、このようなワクチンが生まれたことは、悪いニュースが続いた2020年の中で、極めて歓迎すべきニュースである。 このワクチンの臨床試験第3相では、アメリカなどにおける2万人以上の被験者を対象に、コロナ感染を95%防御できることが示され、重大な副反応もみられなかった。この結果を精査した英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が、英国内におけるワクチン使用を認可した。 英国はすでに40万人分のワクチンを手元に用意しており、まずは80歳以上の人々、介護機関従事者、高リスクに晒されている医療機関の従事者から接種をはじめ、今月末までに400万人に接
A:何らかの誤算があれば、戦争になる可能性はある。すべてはロシアのプーチン大統領が何を考えているかにかかっているようだ。私は、ロシアの潜在的な動きについて「費用対効果の分析」という観点から考えてきた。プーチンの過去の戦争に関する意思決定のパターンを見てみると、彼はロシアの犠牲者がほとんど出ないような小規模で低コストの戦争を好んでいることがわかる。2008年のグルジア侵攻、2014年のクリミア併合、2015年からのシリアのアサド政権への支援介入は、すべてこのモデルに合致している。 これらの紛争で犠牲になったロシアの人命はごくわずかであり、そのほとんどは金で雇われた傭兵であった。ロシア人が犠牲になったとしても、それはクレムリンによって秘密にされていた。ロシアで最大の国家機密のひとつは、プーチン政権の下で何人の若者が殺されたかということだ。プーチンはこの数字に細心の注意を払い、それが彼の重要な政
【11月16日 AFP】英国で15日、公営住宅に住む2歳の男児が、自宅のカビに長期間さらされたことが原因で死亡したことが明らかになった。 検視官発表によると、北西部マンチェスター近郊のロッチデール(Rochdale)に暮らしていたアワブ・イシャク(Awaab Ishak)ちゃんは2020年12月、「家庭環境のカビに長期間さらされたことによる重度の呼吸器疾患」によって死亡した。「カビを除去、予防する対策が講じられなかった」という。 イシャクちゃんは両親と一緒に寝室1部屋の公営住宅に住んでいた。父親は管理運営者に繰り返しカビに関する苦情を申し立てていたという。 ジョアン・カースリー(Joanne Kearsley)検視官は「2020年の英国で2歳児が、自宅のカビのせいで死ぬとは何ということか」と非難。「アワブ君の悲劇的な死は、住宅産業にとって湿気とカビの問題をめぐる知識と意識の向上、理解の深化
1854年、英国ロンドンのウォータールー駅にできたロンドン・ネクロポリス鉄道の入り口。1890年代に撮影。(SCIENCE & SOCIETY PICTURE LIBRARY/GETTY) 19世紀の英国ロンドンは破裂寸前だった。産業革命をきっかけに、地方の若者が職を求めて押し寄せ、世界最大の都市は人であふれかえった。工場からすすだらけの煙が吐き出され、道路は馬のふんに覆われ、テムズ川は生活排水で大いに汚れた。 生きている人だけでなく、死者も混雑した。それまでロンドンの死者は教会の小さな墓地に埋葬されてきたが、人口が急増したおかげで、こうした墓地だけでは対応できなくなった。死者たちは小さな墓地にすし詰めにされ、大雨が降るたび遺体があらわになった。 1830年代、ロンドン初の大規模な民営墓地が認可を受けた。広く隅々まで手入れされた公園のような7つの墓地は、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれ
街が目覚めはじめた薄暗い朝、私のスパイ養成機関への旅は始まった。ロンドン中心部のとあるランドマークで連絡相手と落ち合うよう指示されただけで、どこへ向かうのかは知らなかった。車、船、電車と乗り換えながら到着したのは、英国秘密情報局(SISの呼称で知られる海外諜報機関。通称MI6)の情報部員が諜報技術を学ぶ場所だった。どんな施設かは書けない。巨大で殺風景で、身を切る寒風に目が潤んだ、とだけ言っておこう。 ウェーブした金髪のショートヘアの小柄な女性がエントランスに立ち、朗らかに出迎えてくれた。不気味で陰気な建物に不釣り合いなほど明るい笑顔の女性はキャシーと名乗った。世界中で諜報活動にあたるMI6の情報部員や工作員の総責任者だ。キャシーの案内で、道路しか見えない風景を見下ろす大きな窓の横に並んだアームチェアのひとつに座った。 キャシーはMI6に就職が決まったとき、母親から「こんな奇妙でおかしな仕事
Amazon Web Services ブログ 英国 国防省がAWSに言及しつつ、「パブリッククラウド」のメリットを説くブログを公表しました 英国の国防省(Ministry of Defence)より、「More secure in the public cloud(パブリッククラウドで、よりセキュアになる)」と題した公式ブログが公開されました。ブログ中、AWSにも具体的な言及があり、クラウド、特に「パブリッククラウド」と明示したかたちで、そのメリットが説かれています。今回のブログでは、AWSジャパン・パブリックセクターより、全文の翻訳と読み取られるべきインパクトについて、ご紹介します。 読み取られるべきインパクト 今回の英国国防省のブログの試訳をお届けする前に、そのエッセンスを次のように図示しておきたいと思います。 英国国防省の発表したブログ (それでは以下、英文にて発表されたブログ”M
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スイス・ジュネーブにある世界保健機関(WHO)本部に掲げられた同機関のロゴ(2021年12月7日撮影、資料写真)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【4月16日 AFP】世界保健機関(WHO)は15日、英国の子ども数十人が原因不明の肝炎を発症したことを受け、同様の症例を監視していると発表した。肝臓移植が必要なほどの重症例も複数あったとしている。 WHOによると、英国から5日、北部スコットランドで発生した重度の急性肝炎10件の報告があった。患者数は8日、英国全体で計74人に増加。うち6人は肝臓移植を受けた。 WHOは今後数日内にさらに多くの症例が報告されると予想している。アイルランドでは「5人未満」の発症例や疑い例を確認。スペインでも3人の発症が確認された。死者は出ていない。 患者は主に10歳以下の子どもで、症状は黄疸(おうだん)や下痢、嘔吐(おうと)、腹痛などがみられた。
絶海: 英国船ウェイジャー号の地獄 作者: デイヴィッド・グラン,David Grann 出版社: 早川書房 発売日: 2024/4/23 本書『絶海――英国船ウェイジャー号の地獄』は、2023年にダブルデイ社から刊行されたデイヴィッド・グランのノンフィクション、The Wager: A Tale of Shipwreck, Mutiny, and Murder の翻訳である。 原書は、刊行された2023年4月からこれまで40週以上連続でニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにランクインしている。オバマ元大統領の2023年読書リストに選ばれた他、CBSニュースの番組「60ミニッツ」が本書と著者グランの特集番組を制作放映。ウォール・ストリート・ジャーナル、GQ、エコノミスト、ボストン・グローブ、ニューヨーク・タイムズ、トロント・スター、ロサンゼルス・タイムズ、ニューヨーク・マガジン、タイ
7月13日(日本時間)、英ロンドンを拠点とするNothing初のスマホ「Nothing Phone (1)」がついに正式発表となった。日本でも6万9800円(税込み)にてWebサイトを通じて販売される。 →新ギミックの“光る半透明スマホ”「Nothing Phone (1)」、英国から日本上陸 透明パネル採用の背面に400を超える部品で構成されたメカニカルデザインを取り入れた本製品。その誕生背景をカール・ペイCEOが語った。 消費者は最新のプロダクトに無関心 同氏が最も強調するのはスマホのデザインだ。昨今、市場にはさまざまな製品が出回っているが、これを同氏は「インスピレーションを受けないようなプロダクトが最近増えている。次のプロダクトが待ちきれないといった期待感が最近のプロダクトにはない」と話す。さらに、「最近の消費者は最新のプロダクトに無関心である」と指摘している。 そのため、Nothi
英国王、フォアグラの使用禁止 王宮のメニューから排除 2022年11月19日13時34分 鶏肉関連の展示会で並べられたフォアグラ=2016年12月、フランス南部サマタン(AFP時事) 【ロンドン時事】英BBC放送は18日、チャールズ国王が王宮でのフォアグラの使用を禁止したと伝えた。賓客をもてなすために数多く開かれる王室のレセプションで、フォアグラがメニューに載ることはなさそうだ。 カミラ夫人、将来は「王妃」に 英女王が異例の要望 フォアグラは世界の三大珍味ともいわれ、ガチョウやアヒルに大量の餌を与え、肝臓を肥大化させて作る。フランス料理の伝統食材だが、生産方法が残酷だとの批判も出ている。 英王室から動物愛護団体に届いた手紙によると、バッキンガム宮殿をはじめ全ての王宮でフォアグラの提供が禁止されているという。同団体は感謝の意を込めて、国王にフォアグラの模造品を贈るとしている。 英国では、フォ
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ネットで最低限の個人情報を入力するだけ 英国に住んで35年になるが、徹底した行政のデジタル化でコストを削減し、事務を効率化しようという英国政府の姿勢には常々感心させられている。 筆者は今年66歳になるので、つい先日、英国の国家年金の受給手続きをしたが、ものの5分で済んだ。受給開始の数カ月前に「Get Your State Pension」という2ページのごく簡単な案内状が送られてきて、そこにパスワードが書いてある。それを使って政府の年金受給のサイトに入り、生年月日、連絡先、配偶者、英国以外で働いた国、銀行口座などを入力すれば完了である(英国以外で働いた国を申告するのは、一部の国が英国と社会保障に関する条約を結んでいて、当該国で働いた分、年金が増えるため)。 一方、筆者が3年前に日本の年金の受給手続きをしたときは、20ページもの書類に記入し、銀行預金の取引明細のコピーなど、いくつかの書類も添
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英南西部コーンウォールのパブが、感染抑止策としてカウンター前に電気柵を設置/Tony Lea/Facebook (CNN) 飲食店などが他人との距離をあけるソーシャル・ディスタンシングを強いられる中、英イングランドのパブが客をバーカウンターに寄せ付けないための対策として、電気柵を設置した。 バーカウンター前に電気柵を導入したのは英コーンウォールのセントジャストにあるイングリッシュパブ「スター・イン」。経営者のジョニー・マクファーデン氏は同店について、「とても小さなパブで、コーンウォール最初で最後の田舎パブ」と形容する。 イングランドでは今月4日から、全土のロックダウンで閉鎖されていたパブの営業再開が認められた。ただし引き続きソーシャル・ディスタンシングが義務付けられ、客は入店する前に自分の連絡先を告げる必要がある。 マクファーデン氏によると、電気柵のアイデアは、営業再開の準備をしているとき
サイバー戦争の脅威をリアルに描く海外ドラマ『GCHQ:英国サイバー諜報局』(全6話)が、現在Amazon Prime Video チャンネルの「スターチャンネルEX」にて配信中、BS10 スターチャンネルにて8月15日より放送される。(8月5日14時より字幕版第1話無料放送) GCHQ(政府通信本部)とは、イギリスの諜報、サイバー、セキュリティ機関。本作では、総選挙を控えた2024年のイギリスを舞台に、ロシアによるサイバー攻撃を受け混乱に陥ったGCHQのサイバー諜報員チームとロシアのハッカーたちとの攻防が描かれる。 徹底的なリサーチによって描かれたサイバー戦争の描写は、どこまでリアルなのか。日本が本作におけるイギリスのような立場になる可能性はあるのか。ロシアの安全保障政策・軍事政策の専門家である小泉悠氏に話を聞いた。(編集部) “認知領域戦”を描いた画期的なドラマ 小泉悠 ――まずは、本作
(CNN) 英ウェールズで人と馬が速さを競う22マイル(約35.4キロ)の長距離レースが行われ、英国人の長距離ランナーが1着でゴールして馬との戦いを制した。 優勝したのはイングランド北西部カンブリア州の消防士、リッキー・ライトフットさん(37)。このレースで人間が馬に勝ったのは史上3人目だった。 ライトフットさんは2時間22分23秒で22マイルを走破した。主催者の発表によると、人間の勝利は2007年のフロリアン・ホルティンガーさん以来15年ぶりだった。 この大会は1980年代、人間が長距離走で馬に勝てるかどうかをめぐり、地元のパブで2人が賭けたことをきっかけに始まった。 04年には、ヒュー・ロブさんが2時間5分0秒のタイムで先頭の馬を破って初勝利を果たした。 大会は11日にウェールズのスランウルティドウェルズで行われ、ランナー1200人と馬60頭が出場。起伏の多い地形やぬかるんだ山道を駆け
2019年12月12日(木曜日)に行われたUKの総選挙は、ご存じのように保守党の圧勝に終わりました。これで来年1月末のブレグジットはほぼ決定。歴史的大敗を喫した労働党のコービン党首は辞任。自由民主党党首のジョー・スウィンソンは、獲得議席数こそ1減と踏みとどまったものの、本人が落選して、こちらも党首を辞任しました。 なぜ労働党は敗れたのか。選挙結果を受け、『西洋の自死』の著者であるダグラス・マレーが、ディリー・メール紙におもしろいコラムを書いていたので訳してみました。題して、「英国の分断は、北 vs 南でも、赤 vs 青でもない。醜く非寛容な左派とその他の人々との間の分断である」。 www.dailymail.co.uk (翻訳ここから) 私たちの国に厄介な分断が新たに生じている。しかし、それは、人々が想像するような分断ではない。それを最もよく表したのが、ロンドン西部のパトニー(Putney
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道の駅・八幡浜みなっと Olange le curaオランジュルクラ 人気No.1ライム&ゆずマーマレード 英国マーマレードアワード 最後に 道の駅・八幡浜みなっと 愛媛県大洲に帰ると、毎回道の駅「八幡浜みなっと」に訪れて、じゃこ天など愛媛の名物を買いに行きます。 今回、道の駅「八幡浜みなっと」内に入っている「Olange le curaオランジュルクラ」のお店で3年連続金賞受賞しているライム&ゆずマーマレードがとても美味しく、お取り寄せをしたくなるほど気に入ってしまいました。 道の駅・八幡浜みなっとHP www.minatto.net Olange le curaオランジュルクラ Olange le curaオランジュルクラのお店は、道の駅八幡浜内の「アゴラマルシェ」に入っています。 「アゴラマルシェ」には、愛媛の名物食品・お土産、フードコート、パン工房などいろいろ食のテーマパークとなっ
英国王立天文学会(RAS)が「天文学と地球物理学の両分野において、陰湿ないじめが横行している」とする報告書を発表しました。RASは問題に対処するために緊急の行動が必要だと警鐘を鳴らしています。 A bullying problem reveals an astronomy and geophysics community in crisis | Nature Astronomy https://www.nature.com/articles/s41550-024-02232-9 'Urgent' change needed to tackle bullying in astronomy and geophysics | The Royal Astronomical Society https://ras.ac.uk/news-and-press/news/urgent-change-nee
英ウィンチクームで見つかった極めて希少な隕石の断片/courtesy Trustees of the Natural History Museum (CNN) 英国と北欧で2月28日に流れ星(火球)が観測され、極めて希少な隕石(いんせき)が英グロースターシャー州に落下していたことが分かった。太陽系の初期や地球上の生命の謎を解く鍵を秘めている可能性もあるとされる。 隕石の重さは約300グラム。同州コッツウォルズ地方の小さな町ウィンチクームの路上で研究者が回収した。この隕石を構成する炭素質コンドライトは太陽系の中でも特に原始的かつ純粋な物質で、生命の源となる有機物とアミノ酸を含むことで知られる。 英ロンドンの自然史博物館によると、隕石の断片は極めて良好な状態で、落下直後に回収されたことから、質・量ともに宇宙ミッションを通じて回収された岩石のサンプルに匹敵する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の
イングランド公衆衛生庁(PHE)は先ごろ、複数の国で感染が確認されている新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.621」を「調査中の変異株(VUI)」に指定、変異による影響を明らかにするための調査を開始したと発表した。 世界保健機関(WHO)によると、「B.1.621」は今年1月、コロンビアで最初に確認された。英国内では7月21日までに少なくとも16人の感染が確認されており、このうち10人はロンドンで特定されたという。 感染者の大半には海外への渡航歴があり、今のところ国内で感染が広がったことや、この変異が重症化につながることを示す証拠は確認されていない。また、ワクチンの有効性への影響も出ていないと推測されている。 PHEによれば、インフルエンザと新型コロナウイルスのゲノム配列情報などが登録されているデータベースを運用するGISAID(Global initiative on sharin
英国政府は4月29日、中国によるスパイ活動への懸念の高まりを踏まえ、2025年4月までにすべての機密性の高い政府施設から中国製の監視機器を撤去する計画を発表しました。中国のスパイ活動への懸念に基づく措置だとしています。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 英国が中国製監視機器を撤去 ロイター通信によると、英国政府はすでに2022年11月の時点で、政府庁舎や軍事基地など機密性の高い場所には、中国の国家情報法の適用を受ける企業が製造した監視システムを配備すべきではないと述べていました。 また、個人情報の漏洩を懸念して、イギリスの議員たちは、中国企業である海康威视(Hikvision)社と大華(Dahua)社製のカメラの販売と使用を禁止するよう求めています。 英国政府は、英国の機密拠点の大部分ではこのような機器を使用したことはなく、少数の機密拠点に配備され
全身にカレーが付着し、鮮やかなオレンジ色になったカモメが保護された/Tiggywinkles Wildlife Hospital (CNN) 英イングランド南東部バッキンガムシャー州の道路わきで、鮮やかなオレンジ色の鳥が見つかった。地元の野生動物病院が保護したところ、カレーを浴びて色が付いていたことが分かった。 この鳥は幹線道路沿いで発見された。病院によると、セグロカモメの羽毛全体にカレーまたはスパイスのターメリックが付着し、うまく飛べなくなっていた。 鳥はカレー料理の「ビンダルー」にちなんで「ビニー」と名付けられた。「刺激的なにおい」を放っていたが、健康状態に問題はなかったという。 スタッフがカレーを洗い落とすと、セグロカモメ本来の色に戻った。この時は抵抗して少し暴れたため、スタッフがカレー混じりの水を浴びてしまう場面もあった。 ビニーはまもなく野生に返される見通し。今後はカレーの皿に落
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