イギリスで昨年7月、パイロットの卵として訓練飛行のため欧州各地に飛んでいた当時21歳の女性が、帰国後に体調を崩し入院先の病院で死亡した。その原因がなんと「蚊」であったことを、『The Independent』『Mail Online』などが伝えている。 ■民間パイロットを目指す 死亡した女性は、サフォーク州ベリー・セント・エドマンズ出身のオリアナ・ペッパーさん。イージージェット(easyJet)社が行ったパイロット採用の筆記試験に合格し、飛行訓練も最終段階まできていた。 オリアナさんは健康状態には何ら問題がなく、飛行時間と経験を積み重ねるため昨年5月にベルギーのアントワープに飛んだなか、蚊に刺されるトラブルに見舞われていた。 関連記事:操縦経験なしの乗客がセスナ機を無事着陸させる パイロットが突然の体調不良で… ■患部の皮膚と背中が痛む オリアナさんはアントワープで蚊に額を何回も刺され、そ