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読書猿の検索結果81 - 120 件 / 609件

  • 無料で米国の有識者にリサーチしてもらう方法

    知りたいことの「検索」には限界がある。 問いが漠然としていたり、不案内な分野だったりすると、そもそもキーワードを何にするか分からない。膨大な結果をどうやって絞り込めば良いか分からない。 日本語圏の場合 そういう時は、品川図書館のレファレンスサービスを利用している。メールで問い合わせすると、2週間くらいで返事がくる(大量の参考文献つきで)。無料だし、品川に住んでなくても大丈夫。ちなみに私は、こんな質問をしたぞ。 「最近の若者は……」という愚痴は、いつから? 沢山の翻訳書があるが、高校の現代国語には無いの? 女子大は男性差別であり、男女平等に反する? 得られた回答を元に記事にしたのがこれ。 プラトンは「最近の若者は…」と言ったが…… 男子医大は憲法違反か 英語圏の場合 では、知りたいことが英語圏なら? Google検索の設定画面で、言語を英語にしたり、検索の際のパラメータに「?gl=us&hl

      無料で米国の有識者にリサーチしてもらう方法
    • 「小説・評論から実用文にシフトする国語教育」というデマについて

      こういう内容の記事への反応がツイートされ続けている。 「高校で文学の勉強をせずに、もっぱら実用文に重きを置いた教育をすることになった」という記事だ。 「本が読めない人」を育てる日本、2022年度から始まる衝撃の国語教育 | 教育現場は困ってる | ダイヤモンド・オンライン あまりにも間違いが多いので、どこかでデマとして中和されるだろうと思っていたが、一向に中和されず、インフルエンサーまでツイートしはじめる始末なので、無駄かもしれないが、間違いを指摘しておきたい(一部については、心ある人の指摘によって途中で記事が修正されている。ありがとうありがとう。) デマに対処するのは面倒だが、整理しつつ述べていきたい。なお、この文章は今回の改訂の方針に賛成・反対という立場を採らずに書く。 大学入試で「実用文」だけが出題されるようになるわけではない 「2021年から「大学入学共通テスト」が実施され、それに

        「小説・評論から実用文にシフトする国語教育」というデマについて
      • 全788ページの大著が11万部突破! 『独学大全』担当編集者に訊く、”高くても分厚い本”が売れるワケ

        今年9月の発売以来、驚異的な売れ行きを記録している『独学大全』は、正体不明、博覧強記の読書家であり、独学の達人である読書猿が書いた「勉強法の百科事典」だ。 総ページ数は全788に上り厚さは約5cmと、とにかく分厚い本書が、12月23日現在、発行部数11万部を記録し大ベストセラーとなっている。「リアルサウンド ブック」では『独学大全』の編集を手掛けた、ダイヤモンド社・田中怜子氏にインタビュー。『独学大全』誕生のきっかけから、本書がヒットした理由、さらには同社独自の編集方針など、多岐にわたり話を訊いた。(編集部) コンプレックスから生まれた「独学」というテーマ ――『独学大全』誕生の背景を教えてください。 田中:私は経済学部卒業でもなく、MBAも取得していない。教養もありません。たまたまこの道に進んだけれど、ビジネス書の編集者の中で本流ではないという気持ちが常にありました。ビジネスのことがわか

          全788ページの大著が11万部突破! 『独学大全』担当編集者に訊く、”高くても分厚い本”が売れるワケ 
        • 「勉強ができる人とできない人の差はどこにあるのか」への納得の答え

          ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

            「勉強ができる人とできない人の差はどこにあるのか」への納得の答え
          • 「わかっているのに勉強のやる気が起きない」を一発解決するスゴ技【5月病におすすめの記事】

            ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

              「わかっているのに勉強のやる気が起きない」を一発解決するスゴ技【5月病におすすめの記事】
            • 『アイデア大全』の書かれなかった後書き/フォレスト出版編集石黒氏への返歌(アンサーソング)

              先日、読書猿の最初とその次の著作、アイデア大全と問題解決大全を担当していただいたフォレスト出版の編集者石黒氏から、先に次のような素晴らしいエールをいただいた。 祝『独学大全』出版記念 読書猿さんについて知っていることを私なりに伝えます。 https://note.com/forestpub/n/n6fdef7d27d74 そのおかげもあって、新著『独学大全』は思ってもなかったほどの順調な滑り出しである。 せめてもの返礼として、私の記憶する限りの『アイデア大全』の誕生秘話を書いてみたい。これは、いつか約束したことメイキングであるのと同時に、書けなかった『アイデア大全』の後書きでもある。 というのは、『アイデア大全』の成立に最初から最後まで、八面六臂の活躍をしていただいた石黒氏に対して、読書猿の最初の本の末尾で感謝の念を呈したいという申し出をしたところ彼はこう言って断ったのだ。 「そんなスペー

                『アイデア大全』の書かれなかった後書き/フォレスト出版編集石黒氏への返歌(アンサーソング)
              • 「あれもこれも勉強したいのに、どれも中途半端になる」と悩む人がやってみるべき3つのこと - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                「勉強したいことが多すぎて、何から始めればよいのかわからない」 「あれもこれも勉強したくて少しずつ手をつけるけれど、どれも中途半端になってしまう」 勉強したいという意欲があるのに、優先順位を決められなかったりどれも勉強しきれなかったりして、結局諦めてしまう――そんな状況になるのはもったいないもの。 そこで今回は、やりたい勉強を確実に実行するための法則を3つご紹介します。きっと、より多くの学びを得られるようになりますよ。 1. 勉強したいことを「モノ化」して表をつくる 2. 勉強したいことを「親子の関係」で管理する 3.「分割」して勉強する 1. 勉強したいことを「モノ化」して表をつくる マーケティングのことも勉強したいし、リーダーシップについても学びたい。最新のテクノロジーについてもインプットしたい。どれも大事な気がして、どこから手をつければよいのかわからない! このように優先順位をつけら

                  「あれもこれも勉強したいのに、どれも中途半端になる」と悩む人がやってみるべき3つのこと - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                • 本好きもうなる!「歴史の学び直し」に最強のスゴ本ベスト4

                  ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                    本好きもうなる!「歴史の学び直し」に最強のスゴ本ベスト4
                  • 「自己啓発の悪循環を断ち切れ」独学の達人・読書猿オススメの年末年始に読むべき1冊

                    年末年始を前に、じわじわと売れている本がある。788ページに及ぶ『独学大全』だ。 時間を確保する方法から、勉強のモチベーションを保つ方法、資料の探し方まで、独学に役立つ55の技法を網羅的に紹介している分厚い本で、2020年9月の発売から11万部を売り上げた。 著者の読書猿さんは、2008年から始めたブログで注目され『独学大全』を含めこれまでに3冊を出版。仕事の傍ら独学を続けてきた「独学の達人」として知られる人物だ。 そんな読書猿さんにとって、新型コロナウイルスに翻弄された2020年はどう映ったのだろうか。 不確実な時代だからこそ、2021年に読むべき本とはどんな本かなのか。オンラインでインタビューした。 読書猿:2008年から始めたブログ「読書猿classic」で注目され、これまでに『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)を出版した。昼間は「いち組織人」として働いているため、

                      「自己啓発の悪循環を断ち切れ」独学の達人・読書猿オススメの年末年始に読むべき1冊
                    • 『独学大全』はこう使う

                      独学の達人である読書猿が書いた、独学の百科事典。「読書猿って誰?」という人がいたら、[読書猿Classic]を見に行くべし。 787ページ、1kgは、ほぼ鈍器で、そこらの教養芸人を蹴散らすのにピッタリ。 だが、隅々まで読むのは時間がかかる。独学する人は何らかの「学びたいこと」を抱えており、それにまつわる様々な問題を解決したいが故に本書を手にするのだから、全読している時間が惜しいかもしれぬ。 そんな人のために本書の使い方を紹介するとともに、『独学大全』が、私をどのように変えたか、さらに、どのように使っていくかを書く。 『独学大全』で最初に読むところ 『独学大全』でどう変わるか 『独学大全』をこう使う 1. 『独学大全』で最初に読むところ もちろん始めから読むのが一番だが、てっとり早く掴みたい、という方のために、p.33~39に「本書の構成と取説」がある。この6ページを読むだけで使い方が分かる

                        『独学大全』はこう使う
                      • 9割の人が知らない「自己肯定感が低い思考のクセ」をなくすたった一つの習慣

                        ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                          9割の人が知らない「自己肯定感が低い思考のクセ」をなくすたった一つの習慣
                        • 「同じ本を2回読むのがめんどくさい」悩みへの意外だけど納得の回答

                          ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                            「同じ本を2回読むのがめんどくさい」悩みへの意外だけど納得の回答
                          • コロナ騒動でますます悪化するネットの病気:「正解病」「ポジポジ病」「他人にポジ強制する病」 - 頭の上にミカンをのせる

                            ①不信や裏切りを理由に物事を変える人間は、基本的に信心を必要とする人である(陰謀論を愛する人たち) ②自分に合うもの、心の中のものにある程度共鳴する外界のものに出会ったときだけ、われわれは、強烈な印象をもつことができる。(党派性が異常に強い人たち) ③ある情熱から別の情熱への転移は、それがたとえまったく逆方向であろうと、困難ではない。罪人から聖者への変身は、好色家から禁欲主義者への変身に劣らず容易である。(はてなブックマークのみなさん) ④情熱的な精神状態は、多くの場合、技術、才能、力量の欠如の証拠である。さらにいえば、情熱的な激烈さは、熟練や力量から生まれる自信の代用品になりうる。自分の技能に自信のある職人は、ゆったりと仕事にとりかかり、まるで遊んでいるかのように働きながらも、確実に仕事をやり遂げる。一方、自信のない職人は、まるで全世界を救っているかのような勢いで仕事に打ち込み、そうする

                              コロナ騒動でますます悪化するネットの病気:「正解病」「ポジポジ病」「他人にポジ強制する病」 - 頭の上にミカンをのせる
                            • 【マンガ】仕事の時間を恐ろしいほど奪う「なんとなくツイッター」をやめるための決定打

                              独学大全 古代ギリシアから最新論文まで、ありとあらゆる「知」を全網羅。 著者が独自に収集・開発した技法「ベスト55」を厳選した『独学大全』から、勉強の具体的な悩みに答えます。 バックナンバー一覧 『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』が、17万部を突破。分厚い788ページ、価格は税込3000円超、著者は正体を明かしていない「読書猿」……発売直後は多くの書店で完売が続出するという、異例づくしのヒットとなった。なぜ、本書はこれほど多くの人をひきつけているのか。この本を推してくれたキーパーソンへのインタビューで、その裏側に迫る。 今回インタビューしたのは、イラストレーター・漫画家として活躍するネルノダイスキさん。『独学大全』に付箋をたくさんつけて愛読されていると聞き、インタビューを依頼。 「読むハードルが下がった」と大きな反響のあった前回に続き、今回は、第1部の

                                【マンガ】仕事の時間を恐ろしいほど奪う「なんとなくツイッター」をやめるための決定打
                              • 「勉強がつらくなって長続きしない」根本原因【5月病におすすめの記事】

                                ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                  「勉強がつらくなって長続きしない」根本原因【5月病におすすめの記事】
                                • 9割の人が知らない「人に親切にすると損をする」と思ったら知るべきたった一つの事実【新年度におすすめの記事】

                                  ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                    9割の人が知らない「人に親切にすると損をする」と思ったら知るべきたった一つの事実【新年度におすすめの記事】
                                  • 人生で落ち込んだときに読むといい本「一生使える一冊」

                                    [質問] 身内の不幸やそれに関する揉め事など何かと落ち込む出来事が数年続き、取り敢えず生きてはいるけれど今後も悪いことが続くのではないか、怖いことが起きるのではないかと考えるとどうしようもなく身動きの取れない気持ちになります。こういう気持ちの時に読むのにおすすめの本はありますでしょうか。 私も落ち込んだときによく使います [読書猿の回答] 『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』でしょうか。 認知療法のセルフヘルプ本で、最も有名なものです。一生使えます。下記は、私が邦訳第1版を読んで自分で作った索引です。ページ数はコンパクト版と違っていますが、中身の参考にどうぞ。 37,「耐えられない」は恐怖の拡大解釈 49,うつ病者は自分が評価に値するものを持っていないと信じ込む 49,貧困な自己イメージは欠点を拡大する 53,自己否定する時こそ自己認識を 54,自己否定する時に多いのが「全てか無か」

                                      人生で落ち込んだときに読むといい本「一生使える一冊」
                                    • 単なる「雑学好き」で終わる人と、本当の教養を手に入れる人の差

                                      『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんは昨年「独学」「執筆」に加えて「復刊」をライフワークとしていくことをTwitterで宣言した。この連載「読書猿が推す『良書復刊』プロジェクト」では、読書猿さんが推す復刊本や、復刊に関係する話を紹介していく。 2022年5月19日より、国会図書館による「個人向けデジタル化資料送信サービス」がスタートする。ごく簡単に説明すると「国会図書館デジタルコレクション所蔵の絶版本や雑誌が、自宅で読み放題になる無料サービス」だ。読書猿さんは、このニュースは全国の独学者にとっても福音であると話す。今回は、元司書でレファレンス担当だった書物蔵さんを対談相手に迎え、同サービスの使いこなし方、楽しみ方を語ってもらった。(取材・執筆/藤田美菜子) 第1回 元司書が語る!国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい 膨大な資料を

                                        単なる「雑学好き」で終わる人と、本当の教養を手に入れる人の差
                                      • 独学の達人が教える「データ分析」の仕事で即戦力になるための新書3冊【書籍オンライン編集部セレクション】

                                        ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                          独学の達人が教える「データ分析」の仕事で即戦力になるための新書3冊【書籍オンライン編集部セレクション】
                                        • 経済学は「科学」なのか?『社会科学の哲学入門』

                                          経済学は「科学」だろうか? 頻繁に書き変わる教科書は、物理学のと好対照を成す。経済学の研究者は好きなことを勝手な方法で分析し、主張し、何やら数式モデルは出てくるけれど、再現性も説得力も無さそうに見える。 わたし自身、もう経済学の勉強はしていない。なぜなら、やればやるほど分からなくなるから。 現実を追いかける教科書 例えば、経済学の教科書は数年で書き変わる。 『クルーグマン国際経済学 理論と政策』が象徴的だ。3~4年で更新され続け、今冬12版が出る。更新のたび、理論が書き変わり、モデルが追加されてゆく。 世界金融危機やブレグジット、中国の台頭といった新しいトピックに対応していると言えば聞こえはいいが、その度に新しいモデルやパラメーターを導入し、既存の理論との整合性を(ムリヤリ?)取る。 そしてひとたび、想定外の事象が起きたら、「ブラック・スワン」などというカッコイイ名前を付けて説明できたこと

                                            経済学は「科学」なのか?『社会科学の哲学入門』
                                          • 日本最高峰の書評家が厳選「経済学ってなんかあやしい?」と思う人にすすめる5冊

                                            『独学大全』とあわせて読みたい5冊 私が経済学を「なんかあやしい」と感じてしまうのは、独学・独流でやってきた私のやり方に誤りがあるのかもしれません。今回紹介する5冊は、「私が考える経済学」をサポートするような本です。 (5冊の一覧) ・『入門経済思想史 世俗の思想家たち』(ロバート・ハイルブローナー、八木甫、ちくま文庫) ・『この世で一番おもしろいマクロ経済学』(ヨラム・バウマン、グレディ・クライン、山形浩生、ダイヤモンド社) ・『2052』(ヨルゲン・ランダース、野中香方子、日経BP) ・『戦争の経済学』(ポール・ポースト、山形浩生、バジリコ) ・『マネーの進化史』(ニーアル・ファーガソン、仙名紀、ハヤカワ文庫) 対談で読書猿さんと語り合った本です。 アダム・スミス、マルクス、ケインズ、シュンペーターなど、経済学の巨人たちの思想を紹介したものです。経済思想史を扱った書籍は沢山あるのですが

                                              日本最高峰の書評家が厳選「経済学ってなんかあやしい?」と思う人にすすめる5冊
                                            • 「生産性の低い人は生きていていいのか」という問いが、根本的に間違っている理由

                                              ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                                「生産性の低い人は生きていていいのか」という問いが、根本的に間違っている理由
                                              • 検索する情報と、咀嚼する知識『人文学概論』

                                                世の中には、情報を得る本と、知識を得る本があるが、これは後者だ。 情報と知識って、似たようなものに見えるが? 著者に言わせると、明確に区別する必要があるらしい。 情報は「判断を下したり起こしたりするために必要なもの」に過ぎないが、知識は「学問的な成果であって原理的に組織づけられた判断の体系」だという。情報は自分の外部にあるもので、体得され自己化されると知識になる、という構造だ。 本を読むことを「インプットする」と言う人がいるが、喩えるなら、インプットするのが情報で、インストールするのが知識になるとも言える。あるいは、検索するときのキーワードは情報なら、何をキーにするかは知識になる。知識がないと、そもそも何を検索すればよいかすら分からないから。 情報としての「無知の知」 具体例で考えてみる。 たとえば、ソクラテスの「無知の知」について。 検索すればヒットする。ギリシャの哲学者ソクラテスは、知

                                                  検索する情報と、咀嚼する知識『人文学概論』
                                                • 英語の勉強にどれだけ挫折した人でも、「絶対に身につく」驚きの独学法(読書猿) @gendai_biz

                                                  博覧強記の読書家、読書猿。古今東西の名著で蓄えた膨大な知識を生かし、これまで『アイデア大全』『問題解決大全』などのヒット作を世に出してきた。そんな彼の新刊『独学大全』は、これまで自力で学んできた彼の考え方のエッセンスが詰まっている。独学にとどまらず、日常生活やビジネスなど様々な場面で応用可能なライフハックを、『独学大全』から紹介する。 「ペン1本でできる速読法」を伝授した、前回の記事はこちら 効率よく学ぶための技法 「混沌に順応することはむずかしいけれども、それはできる。このわたしが生きた証拠だ――やればできる」 アメリカの小説家カート・ヴォネガット・ジュニアの作品『チャンピオンたちの朝食』の一節だ。 独学者とは孤独な存在である。誰かに学ぶことを強要されたわけではなく、自ら主体的に「独学」を選択して、学びの中に身を置いている。定期テストの点数など学びの結果を求められない代わりに、自分で行動

                                                    英語の勉強にどれだけ挫折した人でも、「絶対に身につく」驚きの独学法(読書猿) @gendai_biz
                                                  • 読書猿「大人のためのBESTマンガ36」から3つ選んだ

                                                    これまで、敵陣を貫くキラーパスや、神技のようなボールコントロール、突き刺さるようなロングシュートなど、ボールを扱うプレイヤーを中心に観ていた。 だが、『アオアシ』を読んだら、ボールの周りにいない選手の方が気になるようになった。ボールを持っていない選手がどこに居て、何を見て、何をしようとしているかを見たいと感じるようになった。 主人公は、サッカー大好き中学3年の青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら特異な才能を秘めており、努力と根性でJリーグのユースをのし上がっていく王道マンガ……と思いきや、180度違ってた。 もちろん努力と根性もある。サッカーが好きな田舎の少年が、エリート養成のユースチームで技術的に通用するはずがない。それこそ寝る間も惜しんで練習する。 でも、当たり前だけど、みんな練習してきたんだ、積み上げてきた質と量が違う。そんな単純に、努力と根性でクリアできるはずがない。 だから葦人

                                                      読書猿「大人のためのBESTマンガ36」から3つ選んだ
                                                    • ヒトに意識は必要か? 稲葉振一郎『銀河帝国は必要か?』読書会【闇の自己啓発会】|江永泉

                                                      闇の自己啓発会は2月8日、都内某所で稲葉振一郎『銀河帝国は必要か?』読書会を行いました(都合により、予定していた課題本を変更しました。楽しみにしていた方には申し訳ありません…)。調子の悪い人が多く、いつも以上に具合の悪い話が多くなった気もしますが、その模様をお伝えしていきます。 ※これまでの活動についてはこちらをご覧ください。 https://note.com/imuziagane/m/mbd28cf65025b ※【闇の自己啓発会】は読書会記事を募集しています。 https://note.com/imuziagane/n/n9123acc09bec ◇参加者一覧 【ひで】シス 目黒から新宿に引っ越しました。今回の引っ越しで10回目です。無職になりました。 役所【暁】 今までに8回引っ越しています。転職に向けて動き始めました。好きな異世界召喚系ゲームは、Xuse『永遠のアセリア』。 【江永

                                                        ヒトに意識は必要か? 稲葉振一郎『銀河帝国は必要か?』読書会【闇の自己啓発会】|江永泉
                                                      • はじめて管理職になる人に今すぐ役立つ学問知「ものすごい4冊」

                                                        ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                                          はじめて管理職になる人に今すぐ役立つ学問知「ものすごい4冊」
                                                        • 【マンガ】仕事が詰まっているのになぜかゲームをしてしまう…全てのフリーランスが読むべき1冊

                                                          独学大全 古代ギリシアから最新論文まで、ありとあらゆる「知」を全網羅。 著者が独自に収集・開発した技法「ベスト55」を厳選した『独学大全』から、勉強の具体的な悩みに答えます。 バックナンバー一覧 『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』が、16万部を突破。分厚い788ページ、価格は税込3000円超、著者は正体を明かしていない「読書猿」……発売直後は多くの書店で完売が続出するという、異例づくしのヒットとなった。なぜ、本書はこれほど多くの人をひきつけているのか。この本を推してくれたキーパーソンへのインタビューで、その裏側に迫る。 今回インタビューしたのは、イラストレーター・漫画家として活躍するネルノダイスキさん。『独学大全』に付箋をたくさんつけて愛読されていると聞き、インタビューを依頼。「フリーランス」「クリエイター」そして働く人々に有益な使い方を教えてもらいま

                                                            【マンガ】仕事が詰まっているのになぜかゲームをしてしまう…全てのフリーランスが読むべき1冊
                                                          • プロダクトマネジメントの王道と隠し味: PMおすすめ書籍メタサーチと個人的隠れ推し本|じょー

                                                            ◆ 誰へ何のための記事か? ○プロダクトマネジメントに興味がある方へ: 王道おすすめ書籍を明らかに ○PMの方へ: マイナーだけど役立った個人的推し書籍をご紹介 隠れた個人的推し本を紹介してもらうきっかけに サマリ1)PMがおすすめする本として紹介数が多い書籍はこれらだよ PMがおすすめするプロダクトマネジメント関連書籍の紹介数順ランキング2)PMの役回り×サブスキル別に紹介数が多かった書籍はこれらだよ 役回り×サブスキル別に紹介数が多かったプロダクトマネジメント関連書籍3)個人的隠れ推し本はこれらだよ プロダクトマネジメント関連の個人的推し本 by @jouykw執筆モチベ: 知識の体系化が進んでいる領域 / いない領域はどこか?皆さんこんにちは、toC Fintech スタートアップでプロダクトマネージャーとして日々奮闘しております「じょー(@jouykw)」です。 プロダクトづくりに

                                                              プロダクトマネジメントの王道と隠し味: PMおすすめ書籍メタサーチと個人的隠れ推し本|じょー
                                                            • はてブ非表示タイトルと非表示ドメイン

                                                              興味無い物・見たくないもの手あたり次第に突っ込んでる 非表示タイトル[Vtuber増田] 「そろそろ本当に何も通用しなくなったって感じ」 「義務教育ってムダじゃないですか?」中学生で月収1000万円 「義務教育を無駄にするのは人間失格」 0万円のお小遣いもらったにもかかわらず安倍叩き 1日外出録ハンチョウ 23歳で大学進学。遅すぎるのでしょうか? Alice Sakura DaiGo Dr.ナイフ FANBOXの合わせ技で月10万の不 Fate/Grand Order GACKT HIKAKIN iDeCo イケハヤ ウメハラ エヴァンゲリオン エヴァ考察 おねロリキメセク天皇 おフェミ様 オリンピックではてブ民が嫌い お米に虫が湧いたけどもへじさんはそのお米を洗って カメムシ カンニング竹山 ガースー自民党が勝ちそ クレジットカード会社から不正使用では?と連 ゲーミングお嬢様 ゴキブリ

                                                                はてブ非表示タイトルと非表示ドメイン
                                                              • 「これは100年に1冊の究極のスゴ本」日本最高峰の書評ブロガー“スゴ本の中の人”が断言した理由

                                                                独学大全 古代ギリシアから最新論文まで、ありとあらゆる「知」を全網羅。 著者が独自に収集・開発した技法「ベスト55」を厳選した『独学大全』から、勉強の具体的な悩みに答えます。 バックナンバー一覧 『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』が、16万部を突破。分厚い788ページ、価格は税込3000円超、著者は正体を明かしていない「読書猿」……発売直後は多くの書店で完売が続出するという、異例づくしのヒットとなった。なぜ、本書はこれほど多くの人をひきつけているのか。この本を推してくれたキーパーソンへのインタビューで、その裏側に迫る。 今回インタビューしたのは、古今東西のスゴ本(すごい本)の探求をライフワークとする、カリスマ書評ブロガーのDain氏。「『独学大全』こそ、正真正銘のスゴ本である」と断言するDain氏に、本書の読みどころを聞いた。(取材・構成/谷古宇浩司、

                                                                  「これは100年に1冊の究極のスゴ本」日本最高峰の書評ブロガー“スゴ本の中の人”が断言した理由
                                                                • オデュッセイアを読むと何が起きるのか具体的に述べる

                                                                  100年前、米国で刊行された世界文学全集で、「モテるための古典」「1日15分であなたも教養人に!」と謳っている(※1)。 「人生を豊かにする教養」とか「必読の名著」といった教養を売り物にする本があるが、びっくりすほど何にもない。 書店でパラ見してみるがいい。どこからか引き写した簡単なまとめだけで、その名著とやらを読んで、本人の何がどう変わったのか、ほとんど書いていないから。せいぜい、アイスブレイクのネタになったとか、「多面的な視点」みたいなふわっとした言い回しが関の山だ。 『オデュッセイア』を読んで起きたこと ここでは、反例として、わたしが古典を読んで、何がどう変わったかを述べる。できるだけ具体的に、ホメロス『オデュッセイア』を読んで起きたことを書く。 英雄オデュッセウスが故郷に帰る冒険譚で、行く手を阻む怪物や魔法使いを、知恵と勇気と女神様で乗り切る。ラストの、ライバルたちとの対決は、虐殺

                                                                    オデュッセイアを読むと何が起きるのか具体的に述べる
                                                                  • 調べる技術――国会図書館秘伝のレファレンス・チップス | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース

                                                                    《この本が紹介されました》 ・週刊新潮 2022年12月29日号 ・東京新聞 2023年1月21日 ・讀賣新聞 2023年1月29日 ・朝日新聞 2023年2月18日 ・週刊文春 2023年2月23日号 ・週刊プレイボーイ 2023年2月27日号 ・日本経済新聞 2023年3月4日 ・工場管理 2023年4月号 ・聖教新聞 2023年3月14日 ・産経新聞 2023年4月1日 ・週刊東洋経済 2023年4月15日号 ・日刊ゲンダイ 2023年5月11日 ・佛教タイムス 2023年5月25日 ・測量 2023年6月号 ・学校図書館速報版 2023年6月1日号 ・讀賣新聞 2023年6月5日夕刊 ・Communication Seed 2023年6月号 ・図書館界 2023年9月号 ・図書館雑誌 2023年11月号 ・日本図書館情報学会誌 2023年11月号 「私が私淑する「探しものの魔法使い

                                                                      調べる技術――国会図書館秘伝のレファレンス・チップス | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース
                                                                    • 学びだけでなく行動すること、挑戦することをあきらめたくない人へ──『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』 - 基本読書

                                                                      独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 作者:読書猿発売日: 2020/09/29メディア: 単行本(ソフトカバー)『独学大全』は、ネット上の書き手として、そして『アイデア大全』、『問題解決大全』で大きく話題になった読書猿による三作目の著作である。大全が続いているように、ワン・テーマ、ワン・イシューをおいてそこについて非常に幅の広い知識・知見・歴史を投入して、情報量で読者を圧倒してくるタイプの本、書き手といえる。 で、三作目のテーマは「独学」だ。これまでの作品の中でも最も分厚い圧巻の750ページ本(30ページ以上の注釈を入れると800ページ近い)。ページ数をみて、分厚いと思っても手に取るまで実感がなかったのだが、実際に届いて手にとってみると、ヒクぐらい厚い。500ページを超えるような本の場合上下になるものだけど、この場合は「大全」であり、「事典」であるから、あえ

                                                                        学びだけでなく行動すること、挑戦することをあきらめたくない人へ──『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』 - 基本読書
                                                                      • 元司書が語る国立国会図書館を「調べる技術」で最高に役立てる方法

                                                                        ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                                                          元司書が語る国立国会図書館を「調べる技術」で最高に役立てる方法
                                                                        • 私をつくった中公新書/読書猿

                                                                          森毅/竹内啓『数学の世界 それは現代人に何を意味するか』 安西祐一郎『問題解決の心理学 人間の時代への発想』 稲垣佳世子/波多野誼余夫『人はいかに学ぶか 日常的認知の世界』 中公新書について書く機会をいただいた。私は新書と文庫で育った人間なので(若い頃、高い学術書はいろんな意味で手が届かなかった)、思い出す中公新書は数え切れないほどある。しかし3冊を選ぶ、という約束なので、ここでは、自分が書いたり考えたりしているもののきっかけとなることで、今の読書猿をつくってくれた中公新書たちを取り上げたい。 『数学の世界』(通巻番号317)は、性向も文体も読者層もまるで異なると思われる二人、森毅と竹内啓を会わせる(合わせる)企画が愉快である。 対談、座談の多い印象のある森だが、この本はその中でも出色の一品。大抵の場合、森毅のキャラクターが場の空気を制圧して、対談全体がゆるくホニャララなものになってしまう

                                                                            私をつくった中公新書/読書猿
                                                                          • 「理屈っぽいけど実は考えが浅い人」がよく使う、2つの口ぐせ

                                                                            1978年埼玉県に生まれる。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術、2011年)。現在、関西大学総合情報学部教授。専門は科学哲学だが、理論的な考察だけでなく、それを応用した教育実践や著述活動にも積極的に取り組んでいる。 主な著書に『思考力改善ドリル』(勁草書房、2020年)、『自然主義入門』(勁草書房、2017年)、『実在論と知識の自然化』(勁草書房、2013年)、『生命倫理と医療倫理 第3版』(共著、金芳堂、2014年)、『道徳の神経哲学』(共著、新曜社、2012年)、『脳神経科学リテラシー』(共著、勁草書房、2010年)、『脳神経倫理学の展望』(共著、勁草書房、2008年)など。訳書にT・クレイン『心の哲学』(勁草書房、2010年)、P・S・チャーチランド『脳がつくる倫理』(共訳、化学同人、2013年)などがある。 遅考術 頭のいい人は、「遅く考える」。

                                                                              「理屈っぽいけど実は考えが浅い人」がよく使う、2つの口ぐせ
                                                                            • 「おかしな文章を書いてしまう人」と「文章がうまい人」の決定的な差

                                                                              ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                                                                「おかしな文章を書いてしまう人」と「文章がうまい人」の決定的な差
                                                                              • 脳に直接電気刺激を与える実験の先駆者を追う『闇の脳科学』から新しい技術によって蔓延する虚構のプロパガンダを暴き出す『操作される現実』まで色々紹介!(本の雑誌掲載) - 基本読書

                                                                                はじめに 本の雑誌2021年1月号に載った原稿を転載します。毎回、連載ではある程度取り上げる本の間に話題的なつながりだったり連続性があったらいいな〜と思いながら選んでいるんだけど今回は見事に一切何の繋がりもない本ばかりである。虚構のプロパガンダに色覚本に独学にスケールに……驚くほどにばらばらだ。でも一冊一冊はどれもそのテーマの中で興味深いものばかりなおんでぜひ手にとって見てね。原稿はちなみに天才にあたってかなり手を入れています。 本の雑誌原稿 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる (文春e-book) 作者:ローン・フランク,仲野 徹・解説発売日: 2020/10/14メディア: Kindle版ローン・フランク『闇の脳科学 「完全な人間」をつくる』(赤根洋子訳/文藝春秋)は、脳に直接電気刺激を与えて、うつや統合失調症を治し、同性愛者を異性愛者に変えようとして、世間から批判を喰らった科学者ロバ

                                                                                  脳に直接電気刺激を与える実験の先駆者を追う『闇の脳科学』から新しい技術によって蔓延する虚構のプロパガンダを暴き出す『操作される現実』まで色々紹介!(本の雑誌掲載) - 基本読書
                                                                                • 【書籍】独学・読書初心者のための独学大全(読書猿)おすすめポイント5選 - StudioNeko

                                                                                  社会人になると、途端に勉強や読書をしなくなるという方って実はかなり多いのではないでしょうか。 総務省統計局によると、平成28年の社会人の1日当たりの平均勉強時間はたったの6分であり、他社のアンケート調査では、1か月で本を1冊も読まない人が、全体の約40%を占めている、ということが分かっています。 例にもれず私もその一人で、勉強も読書もほとんどしていません。 そのため、いざやろうと思っても、 資格の勉強を始めたものの、毎日継続することが出来ない 読書をしても 1冊読み切るまでに時間がかかる そもそも本を読み切れずに途中で飽きてしまう このようにうまくいかず、挫折してしまっていました。 この記事では、独学・読書初心者の私が、独学大全(著者:読書猿)を実際に読んで参考になったポイントを5つ選出し、同じ境遇や考えの方に向けて、解説していきます。 書籍のタイトルを見ると独学に限ったことのように思えま

                                                                                    【書籍】独学・読書初心者のための独学大全(読書猿)おすすめポイント5選 - StudioNeko