レジ袋に続いてスプーン有料化や、「瀬戸内海のごみで国産スニーカーを製造したらどうか」コメントで波紋を広げている小泉進次郎環境相。動きを活発化させ、積極的に環境にまつわる発言をする小泉氏だが、一方で「国民のことを無視している」など批判の声があがっている。 積極的に環境問題に取り組み始めた小泉環境相 環境省の有識者検討会は19日、日本の生物多様性を評価した報告書「生物多様性及び生態系サービスの総合評価」をとりまとめた。この中で、生物の多様性が失われる傾向が続いており、対策として社会や経済活動の変革が重要だと指摘している。 小泉氏はこれを踏まえ、同日の閣議後の記者会見で、菓子類や洗剤などの食料品や日用品の生産過程で、生態系の破壊が進んでいる可能性があると指摘し、「生物多様性に配慮した商品が選ばれる社会に再構築する必要がある」と述べた。日本経済新聞が報じた。 報告された内容は、2021年度にも策定