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野口悠紀雄の検索結果121 - 160 件 / 572件

  • 3度目の緊急事態宣言でも経済回復の見通しがつかない「絶望的な理由」

    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

      3度目の緊急事態宣言でも経済回復の見通しがつかない「絶望的な理由」
    • 「大企業の零細企業化」が賃金下落や経済停滞の“真の原因”

      1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

        「大企業の零細企業化」が賃金下落や経済停滞の“真の原因”
      • 日本「技術劣化」の貿易赤字、サービス収支“赤字5.6兆円”の8割がデジタル関連

        1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

          日本「技術劣化」の貿易赤字、サービス収支“赤字5.6兆円”の8割がデジタル関連
        • 社会人の勉強「あるあるお悩み7選」解決策はこれ! つい怠けちゃうなら○○すればいい - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

          「仕事をしながらだと、忙しくて勉強が思うように手につかない......」 「仕事で疲れていて、どうしても勉強をする気になれない……」 「勉強したいことがありすぎて、休日だけでは足りない……」 学生の頃とは異なり、社会人になると勉強を始めるにもさまざまなハードルが生じてくるものですよね。 そこでこの記事では、「社会人によくある勉強の悩み」を7つご紹介し、それらの対策について詳しく解説します。 あるあるお悩み【1】勉強する時間がない 社会人にとって、勉強のために充分な時間を確保することはなかなか難しいもの。トレスペクト教育研究所代表の宇都出雅巳氏は、必ずしもまとまった時間をとる必要はなく、「5分や10分といったスキマ時間を有効に活用すること」がポイントだと説明しています。 たとえば、通勤時間にポッドキャストを聴いたり、お風呂に入っている時間を利用して動画を観たりするだけでも勉強は進むでしょう。

            社会人の勉強「あるあるお悩み7選」解決策はこれ! つい怠けちゃうなら○○すればいい - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
          • 「過剰投資」は金融緩和のせいではない、企業の金余りが原因

            1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

              「過剰投資」は金融緩和のせいではない、企業の金余りが原因
            • 日本のビッグマックはタイより安い…日本が急激に貧しくなったのは「アベノミクス」の責任である(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

              なぜ日本の経済は低迷を続けているのか。野口悠紀雄・一橋大学名誉教授は「異常な円安を誘導したアベノミクスが原因だ。日本円の購買力は低下し、円安で利益を増やした企業は、技術革新を怠り国際競争力を失ってしまった」という――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、野口悠紀雄『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 ■アメリカ人にとって「日本のビッグマック」はかなり安い 英誌『The Economist』が、各国のマクドナルドで販売されているビッグマックの価格を調査し、公表している。2021年6月のデータを見ると、つぎのとおりだ。 日本のビッグマックは390円。これを、1ドル=110円という6月時点の為替レートで換算すると、3.55ドルになる。 他方で、アメリカのビッグマックは5.65ドルだ。日本円にして621.5円。したがって、日本のビッグマックはアメリカの価格

                日本のビッグマックはタイより安い…日本が急激に貧しくなったのは「アベノミクス」の責任である(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
              • iPhoneを「ずいぶん高い」と感じるのは日本人だけ…日本が「G7の最貧国」になった根本原因(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                なぜ私たちは新型のiPhoneを「ずいぶん高い」と感じるのか。一橋大学名誉教授の野口悠紀雄さんは「アベノミクスによる影響が大きい。異次元金融緩和が導入されたことによって、日本の購買力が低下してしまった。すでに実質賃金は韓国に抜かれており、このままでは一人あたりGDPでも抜かれることになる」という――。(第1回/全3回) 【図表をみる】一人あたりGDP ※本稿は、野口悠紀雄『どうすれば日本人の賃金は上がるのか』(日経プレミアシリーズ)の一部を再編集したものです。 ■日本の平均賃金は先進国の5割から8割程度 アメリカの賃金が著しい高さになっている。では、他の国はどうか?  OECDが加盟国の平均賃金(Average annual wages)を公表している。いくつかの国について2020年の数字を示すと、つぎのとおりだ(2021年基準実質値、2021年基準実質ドル・レート)。 日本3万8194、

                  iPhoneを「ずいぶん高い」と感じるのは日本人だけ…日本が「G7の最貧国」になった根本原因(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                • AIの進歩で、消えていく職業、人間の手に残る職業(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                  介護分野におけるロボットの導入も進むでしょう。人手不足に対処するために、導入せざるをえなくなります。 また、自動運転が可能になれば、トラック、バス、タクシーなどの運転手が必要なくなります。 ホワイトカラーにも影響が及ぶ 機械による人間労働の代替は、産業革命以来続いてきた動向です。それと同じ過程が、今後はAIによって進むことになります。AIの場合には、人間との代替がもっと広範に進む可能性があります。 ホワイトカラーであっても、特殊な技能を持つわけでなく、単なる仲介の役割しか果たしていない人々は多くいます。こうした人々は、AIによって代替されるでしょう。これは、業種のいかんを問わず起こるでしょう。とりわけ、50歳台の人々が整理される可能性があります。 では、経営者は大丈夫でしょうか? これらの人々が行なっているのは、経営戦略決定などの高度知的作業なので、AIには任せられないような気がします。

                    AIの進歩で、消えていく職業、人間の手に残る職業(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                  • 海外紙「戦車は絶望的に時代遅れの兵器になった」「価格100分の1のウクラ軍携行弾やドローンの餌食に」 - コリア・エコノミクス - KOREA ECONOMICS

                    タグ 1人当たりGDP成長率戦車戦犯旗戦犯企業戦争犯罪戦争我慢懲役技術開発憎悪犯罪慶尚南道徴用工徴兵制征韓論強制労働戦闘機投げっと建設機械放射能文化財文化整形教育教科書放射能検査支援金投資支持率摘発携帯電話揮発性物質提訴掘削機抗日義士弁当建設文学安重根富士フィルム密輸出密輸入容器家計負債実質賃金安全保障富嶽安保宇宙開発宇宙孫正義学校孔子富岳富裕者広報差し押さえ広告年金平昌五輪平均賃金干潟差別工業生産対外債務崩壊事故崔在亨尿素尹錫悦少子化少女時代少女像文在寅斗山インフラコア嫌韓村田製作所柑橘松下村塾東海東方神起東京五輪東レ李洛淵株価李在鎔李在明朴正煕朴槿恵未払朝鮮銀行株主保護株取引朝鮮戦争構造改革残留農薬歴史武器輸出正義党正極材横領榴弾核植物植民地梨梁啓超核融合実験施設核兵器核保有朝鮮紀行朝鮮人斗山重工業日本車日進製鋼日米韓日米台日米日産日本軍日本製鉄日韓n日本海日本日朝日中韓日中新疆ウイグ

                      海外紙「戦車は絶望的に時代遅れの兵器になった」「価格100分の1のウクラ軍携行弾やドローンの餌食に」 - コリア・エコノミクス - KOREA ECONOMICS
                    • 「コロナで仕事失う人」と「何ともない人」に映る格差:野口 悠紀雄 氏による投稿 ~東洋経済オンライン~

                      リンク 東洋経済オンライン コロナで仕事失う人と何ともない人に映る格差 | 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済情勢の変化が人々の所得に与える影響は、人によって大きな差があります。ほとんど影響を受けていない人がいる反面で、甚大な影響を受けている人がいます。これまでもあった… 20 users 216 -- 一部を抜粋して引用 -- >法人企業統計調査をみても、賃金はあまり大きく下がっていません。 >2.30%減少しているだけ >利益が極めて大きく減少している宿泊業、飲食業、娯楽業においてさえ、減少率は全体と同程度 >つまり、雇われ続けている限り、生活はそれほど大きな影響を受けていないといえます。 >もちろん、現状に問題がないというわけではありません。「雇われ続けていれば安全」ということであって、解雇されれば収入がなくなります。 >つまり、問題は、雇われ

                        「コロナで仕事失う人」と「何ともない人」に映る格差:野口 悠紀雄 氏による投稿 ~東洋経済オンライン~
                      • 岸田総理へ提言、日本が「低賃金から脱却する」たった一つの方法

                        岸田自民党新総裁は、格差是正により中間層を復活させる「令和版所得倍増」を掲げた。日本国内では、大企業と零細企業の間で資本装備率に大きな差がある。これが日本の賃金が国際的に見て低い原因でもあり、国内賃金格差の原因でもある。しかし、資本装備率を平準化するためには膨大な投資が必要であり、不可能に近い。今回は、これを解決する方法について提言したい。 1940年、東京に生まれる。 1963年、東京大学工学部卒業。 1964年、大蔵省入省。 1972年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。 一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。 noteアカウント:https://note.com/yukionoguchi Twitterアカウント:@yukionoguchi10 野口ホームペー

                          岸田総理へ提言、日本が「低賃金から脱却する」たった一つの方法
                        • G7で最も貧乏にした「日本病」…間もなく“ある国”にも逆転される悲惨な未来とは

                          G7で最も貧しい国となってしまった日本。しばしば「日本病」とも言われるが、その日本病から脱却するには「なぜ日本病に陥ったか」の原因を明らかにすることが必要だ。間違った政策を続ければ、近い将来、G7諸国以外の“ある国々”にも豊かさで逆転されることになるだろう。 1940年、東京に生まれる。 1963年、東京大学工学部卒業。 1964年、大蔵省入省。 1972年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。 一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。 noteアカウント:https://note.com/yukionoguchi Twitterアカウント:@yukionoguchi10 野口ホームページ:https://www.noguchi.co.jp/ ★本連載が書籍化されました

                            G7で最も貧乏にした「日本病」…間もなく“ある国”にも逆転される悲惨な未来とは
                          • 日本は「技術進歩率」マイナスの異常事態に陥っている

                            1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                              日本は「技術進歩率」マイナスの異常事態に陥っている
                            • 「中国の工業化」を利用できず韓国に抜かれた日本の大失策

                              1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                「中国の工業化」を利用できず韓国に抜かれた日本の大失策
                              • 東大が19世紀の大学では、日本でIT革命が起こるはずはない(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                日本で農業のでシェアでは0.9%でしかない。しかし、東大では農学部が全学の7~8%を占める。その半面で、コンピュータサイエンスの学部学生は、農学部の4分の1しかいない。 IT革命を生み出したスタンフォード大学とあまりに違う。 異常に高い東大における農学部のウエイト 東京大学農学部の学生は257人だ。これは、後期課程学生3170人の8%にあたる。 大学院の学生だと、東大全体の1割近くになる。教授数で見ると、東大全体で1195人のうち農学部が85人であり、7%になる。このように、東大では、学生でみても教授数で見ても、農学部が大きな比率を占めている。 一方、日本の農業就業人口は、2019年には約168万人だ。これは、同年の就業者総数6724万人の2.5%でしかない。このうち基幹的農業従事者数は約140万人で、総就業者中の比率は、2.0%だ。また、国内総生産に占める農業の比率は、わずか0.9%でし

                                  東大が19世紀の大学では、日本でIT革命が起こるはずはない(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                • 広告業界に激震走る——グーグルの方向転換が、なぜ重大なのか?(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                  インターネットに「クッキー(cookie)」というものがある。グーグルはこれの利用について方向転換をしようとしている。広告業界に激震が走った。 GAFA+MSの時価総額が東証1部の総額を超える 「ビックデータ」、「プロファイリング」、「データ資本主義」などの言葉が連日のように新聞紙上を賑わしている。 GAFAとかBATと言う言葉も飛び交っている。これらは、アメリカや中国でインターネットサービスを提供する企業で、「プラットフォーム企業」とも呼ばれている。新しい経済活動の最先端にいる企業群だ。(「GAFA」とは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン。「BAT」とは、バイドゥ、アリババ、テンセント)。 GAFA企業の時価総額は1兆ドル程度になってきている。GAFAにマイクロソフトを加えた企業の時価総額の合計は、日本の東証1部上場企業の時価総額合計(2020年1月末で657兆円)を超えよう

                                    広告業界に激震走る——グーグルの方向転換が、なぜ重大なのか?(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                  • 日本経済は「長期的な縮小過程」に入った可能性が高い理由

                                    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                      日本経済は「長期的な縮小過程」に入った可能性が高い理由
                                    • イェール大学助教 成田悠輔がおすすめする本まとめ - はーとぼいるどワンダフル。

                                      イェール大学助教、成田悠輔が認めておすすめする本をまとめてみた。 情報ソースはすべて明記しており、成田悠輔本人のおすすめコメントもできるだけ書き起こしています。 デジタル 『ゴースト・ワーク』(メアリー・L・グレイ (著)) 『デジタル空間とどう向き合うか』(鳥海不二夫・山本龍彦) 『コンピュータ科学者がめったに語らないこと』 社会 『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイアモンド) 『ウイルスの意味論』(山内一也) 『貧困の克服ーアジア発展の鍵は何か』(アマルティア・セン) 『狭山事件』 『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(森川 嘉一郎) 経済・資本主義 『21世紀の資本』(トマ・ピケティ) 『暴力と不平等の人類史』(ウォルター・シャイデル) 『組織の経済学』(ポール・ミルグロム) 『非対称情報の経済学』(藪下史郎) 民主主義 『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』(東浩紀) 『統治

                                        イェール大学助教 成田悠輔がおすすめする本まとめ - はーとぼいるどワンダフル。
                                      • 日本の「高度教育力」はアメリカの7分の1、韓国の半分以下 (野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                        世界大学ランキングでトップ100に入る大学数を用いて「高度教育力」という指標を計算してみると、日本は韓国の半分以下で、アメリカの7分の1でしかない。 経済活動での日本の停滞が問題とされているが、大学の立ち後れはさらに深刻だ。「高度教育力」指標は、その国の将来を決める。現状を放置することはできない。 世界大学ランキング20位までに日本の大学はゼロ 経済発展のためには技術開発が必要であり、そのためには人材の教育と基礎研究が不可欠だ。大学はその役割を担っている。したがって、大学の状況はその国の将来を表わす。だから、日本の将来を考えるためには 日本の大学が世界でどのような位置づけになっているかを正確に把握する必要がある。 様々な大学ランキングが作られている。しばしば引用されるのは、イギリスの『タイムズ』紙が毎年秋に発行している高等教育情報誌でのランキングだ。 その2022年版であるWorld Un

                                          日本の「高度教育力」はアメリカの7分の1、韓国の半分以下 (野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                        • 日本の賃金「長期停滞」の元凶、中国工業化の対応を間違えた失策

                                          1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                            日本の賃金「長期停滞」の元凶、中国工業化の対応を間違えた失策
                                          • 新型コロナウイルス「武漢研究所流出説」、たとえ立証されなくても「中国に不利」だ(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                            新型コロナウイルス「武漢研究所流出説」、たとえ立証されなくても「中国に不利」だ 米中対立は第3段階に入った 新型コロナウイルスが武漢の研究所から流出したとする説が、にわかに注目を集めている。バイデン米大統領は、90日以内に報告するよう情報機関に指示した。研究所流出説は、トランプ前大統領も主張していたが、主流メディアは、根拠のない「陰謀論」と一蹴していた。今回、それが変ったことの意味は大きい。 決定的な証拠が得られず、灰色のまま終わる可能性が高いが、それでも中国にとって大きなマイナスだ。これは、米中対立の新たな段階と解釈することができる。 ウォールストリート・ジャーナルの衝撃的な報道 新型コロナウイルスが武漢の研究所から流出したとする説が、にわかに注目を集めている。きっかけは、5月23 日の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道だ。 米諜報機関の未公開の報告書によると、2019年

                                              新型コロナウイルス「武漢研究所流出説」、たとえ立証されなくても「中国に不利」だ(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                            • 銀行や電力「低成長・独占」産業ばかり高賃金な日本の“貧困”

                                              1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                銀行や電力「低成長・独占」産業ばかり高賃金な日本の“貧困”
                                              • ChatGPTの成果を左右するプロンプトエンジニアリング、その活用のポイントと課題(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                生成系AIを巧みに使うための技術であるプロンプトエンジニアリングが、新しい専門分野として注目を浴びています。そのアドバイスは有用ですが、その前に必要なのは、「何に使ったらよいか?」を適切に把握することです。 「プロンプトエンジニアリング」の登場 「プロンプトエンジニアリング」という言葉が見られるようになりました。これはChatGPTに指示を出すプロンプトをどのように書いたらよいかをアドバイスするものです。

                                                  ChatGPTの成果を左右するプロンプトエンジニアリング、その活用のポイントと課題(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                • 日本の株価が32年前の水準に戻る間に、米企業の時価総額は12倍に(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                  日本株価の年末終値は、やっと32年前の水準を取り戻した。しかし、アメリカ企業の時価総額合計は、この間に12倍になっている。 日米間でこのように大きな違いが生じたのは、円安によって安易に利益が増加することから、日本企業が技術開発を怠ったからだ。アメリカ巨大IT企業5社だけで、時価総額が日本企業全体の1.5倍になっている。 年末株価が32年ぶりの水準に回復 2021年の大納会東京株式市場で、日経平均株価の終値が2万8791円となり、年末としては、1989年の3万8915円以来32年ぶりの水準となった。 時価総額で見るとどうだろうか。日本取引所グループの資料によると、1989年12月末の日本株の時価総額合計は611兆円だった。12月末の時価総額がこれを超えたのは、2017年のことである(701兆円)。なお、2021年11月末の合計は731兆円で、1989年11月末の時価総額596兆円より22.7

                                                    日本の株価が32年前の水準に戻る間に、米企業の時価総額は12倍に(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                  • 「円安政策」から一刻も早い脱却を、参院選の争点は物価に

                                                    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                      「円安政策」から一刻も早い脱却を、参院選の争点は物価に
                                                    • 「企業利益の回復」は見かけ上のもの、そのカラクリは雇用調整助成金にある

                                                      1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                        「企業利益の回復」は見かけ上のもの、そのカラクリは雇用調整助成金にある
                                                      • 「社会保障負担の4割増」が規定路線?政府見通しの数字に隠された真実

                                                        1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                          「社会保障負担の4割増」が規定路線?政府見通しの数字に隠された真実
                                                        • 日本のITが時代遅れになる根本原因はSIベンダーの言いなり体制(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                          日本のIT化が信じられないほど遅れていることを、コロナが暴露した。 なぜこうしたことになってしまうのか? その大きな理由として、政府や企業の情報システムが抱えた日本特有の問題がある。 発注側が評価能力をもたないため、SIベンダーのいいなりになり、古いシステムが温存されてしまうのだ。 日本ではSIerの役割が重要 日本のITシステムで重要な意味を持つのが、SIer(Systems Integrator)とよばれる業者だ。 この役割を知るには、コンピュータシステムの歴史を知っている必要がある。ごく簡単に要約しておこう。 1980年代までの日本では、メインフレームやオフィスコンピュータが主流だった。メインフレームとは、大組織の基幹業務用などに使用される大型コンピュータ。オフィスコンピュータとは、中小企業の財務会計や給与計算を行うための小型のコンピュータだ。 1990年代にIT革命が起り、PC(パ

                                                            日本のITが時代遅れになる根本原因はSIベンダーの言いなり体制(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                          • 就職氷河期世代への就職支援は「アリバイ作り」にすぎない

                                                            1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                              就職氷河期世代への就職支援は「アリバイ作り」にすぎない
                                                            • コロナ禍「失業率2.9%」の裏に、職を失って救済されない100万人が存在

                                                              1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                                コロナ禍「失業率2.9%」の裏に、職を失って救済されない100万人が存在
                                                              • 「コロナ自粛」は日本経済の最も弱い部門を直撃している

                                                                1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                                  「コロナ自粛」は日本経済の最も弱い部門を直撃している
                                                                • 「Go To」見切り発車、観光は支援しても通院の交通費を補助しない理不尽

                                                                  1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                                    「Go To」見切り発車、観光は支援しても通院の交通費を補助しない理不尽
                                                                  • ワクチンの“予約地獄”を解消するため「早い者勝ち」方式をやめよ(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                                    ワクチン予約が多くの自治体で始まったが、ネットも電話も繋がらず、混乱が起きている。高齢者だけを対象にする予約でもこうなるのだから、対象者を広げた場合には、想像もつかない大混乱が起きるだろう。 予約申し込みが集中するのは、「早い者勝ち」だからだ。そこで、「まず申し込みだけさせて、後から結果を通知する」という方式に改めるべきだ。 「繋がりにくい」のでなく、「全く繋がらない」 5月9日公開の「『ワクチン3重敗戦』で⽇本⼈は国際社会から締め出される」で、日本は、「開発できず、獲得できず、接種できず」の3重敗戦を喫したと書いた。 しかし、「敗戦が3つだけ」というのは、私の認識不足だったようだ。もう1つの敗戦が、いま進みつつある。 それは、「接種の予約ができない」ことだ。 正確に言うと、「予約センターまで辿り着けず、混乱が起きている」のである。報道では、「各地で予約センターにつながりにくい状態」と表現

                                                                      ワクチンの“予約地獄”を解消するため「早い者勝ち」方式をやめよ(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                                    • 日本人は国際的に低い給料の本質をわかってない(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                      日本の賃金は、OECDの中で最下位グループにある。アメリカの約半分で、韓国より低い。同様の傾向がビッグマック指数でも見られる。 ところが、アベノミクス以前、日本の賃金は世界第5位だった。その後、日本で技術革新が進まず、実質賃金が上がらなかった。そして円安になったために、現在のような事態になったのだ。円安で賃金の購買力を低下させ、それによって株価を引き上げたことが、アベノミクスの本質だ。 昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕する──。野口悠紀雄氏による連載第53回。 生涯給料「全国トップ500社」ランキング最新版 ■日本の賃金はアメリカの約半分で、韓国より低い OECDが加盟諸国の年間平均賃金額のデータを公表している。 2020年について実際のデータを見ると、つぎのとおりだ。 日本は3万8515ドルだ。他方でアメリカは6万9391ドル。したがって、日

                                                                        日本人は国際的に低い給料の本質をわかってない(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                      • 何が「電子政府」だ? 日本政府のITはなぜこうもダメダメなのか(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                                        コロナをめぐるさまざまな対策で、日本政府のITの実力のなさが暴露されている。 日本の生産性が低い基本的な理由は、日本政府のオンライン化が、この20年間まったく進まなかったことだ。 行政のトップや政治家が正しいIT感覚を持たない限り、現状を変えることはできない。 接触確認アプリが初日から躓く 接触確認アプリは、うまく機能すれば、コロナと共存する社会での強力な武器になる。ただし、使われるかどうか疑問だ。6月21日公開の「コロナ長期戦の切り札『接触確認アプリ』は機能するのか?」でこのように書いた。 しかし、実際には、私が心配していたことが起こる以前のトラブルが生じてしまった。 このアプリは6月19日に運用が始まったのだが、早くも初日に不具合が生じて、運用停止になってしまったのだ。

                                                                          何が「電子政府」だ? 日本政府のITはなぜこうもダメダメなのか(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                                        • ジャック・マー氏の雲隠れとデジタル人民元の深い関係(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                                          アントの上場中止は、突発的に起こったことでなく、それまでも進められてきた巨大IT企業規制の延長線上にある事件だ。 これは、デジタル人民元の導入と一体になって進められている。民間電子マネーを排除して、デジタル人民元の利用を進めれば、マネーの取引情報が民間IT企業から国に移る。それによって、史上最強の「デジタル・レーニン主義」が可能になる。 姿を消したマー氏 10月下旬に予定されていた中国のIT企業アントフィナンシャルの上場が突然中止になり、それ以降、アントの親会社であるアリババの創始者ジャック・マー氏が公的な場から姿を消した。 これは中国における共産党と巨大IT企業の関係が大きく変わった現れだと、「巨大IT産業時代の終焉なのか―中国で重大な地殻変動が起きつつある」で述べた。 マー氏は、1月の20日になってやっと姿を現したが、これまでのような積極的・挑戦的な発言は影を潜めている。 アントの上場

                                                                            ジャック・マー氏の雲隠れとデジタル人民元の深い関係(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                                          • ドル円相場再び145円台、「異常な円安」が止まらない“本当の犯人”

                                                                            1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                                              ドル円相場再び145円台、「異常な円安」が止まらない“本当の犯人”
                                                                            • ついに来た! 1ドル135円で日本は韓国・イタリアより貧しい国に(野口 悠紀雄) @gendai_biz

                                                                              急激な円安のため、日本の国際的地位が急低下している。それだけでなく、輸入物価高騰を増幅し、国民生活と企業を圧迫している。円安に対する評価が変ってきたいまこそ、金融政策を基本から転換しなければならない。 1人あたりGDPで韓国に抜かれる? 急激な円安が進んでいる。しかも、他国通貨に比べて下落率が大きい。最近では、ロシアのルーブルより下落率が大きい(日本経済新聞4月8日)。4月20日には一時、1ドル129円台を付けた。 こうなっているのは、アメリカが金融緩和政策からの脱却を急ぎ、各国もそれに対して必死で利上げを行っているにもかかわらず、日本銀行は金利を抑えているからだ。 急激な円安のため、日本の国際的地位が大きく低下している。このまま進んで、1ドル=130円台になると、重大な局面が訪れそうだ。日本の一人あたりGDPが、韓国やイタリアに抜かれる可能性が高いのである。 まず韓国との関係を見よう。2

                                                                                ついに来た! 1ドル135円で日本は韓国・イタリアより貧しい国に(野口 悠紀雄) @gendai_biz
                                                                              • 4-6月期GDP、戦後最大の落ち込みで見えない「より深刻な事態」

                                                                                1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                                                  4-6月期GDP、戦後最大の落ち込みで見えない「より深刻な事態」
                                                                                • 後悔しない本の買い方・選び方 - 俺の遺言を聴いてほしい

                                                                                  先月から1年以上読まなかった本を大量に処分しています。 先月は段ボール4箱分、今月の初めにまた段ボール2箱分、そして今週また、段ボール3箱分の本を詰め込んでいます。 本棚は3つ、カラーボックスは4つ捨てました。 それでもまだ本棚が4つ残っていて、まだそれなりの量の本が部屋にあります。 Amazonの注文履歴を眺めると、自分がどれだけ多くの本を買い漁ってきたのかがよくわかります。 どれだけの本を読まずに放置してきたのかも。 一度本棚から本を取り出して床に並べてみると、3年以上前に買って1ページも読んでいない本や、今年の初めに買ったはずなのに存在を忘れていた本が何冊も見つかりました。 ツイッターで誰かが本をおすすめしているのを見るたびに 「本は最高の自己投資!気になった本は迷わず買え!」 を信念に、一切迷うことなく本を買い続けてきました。 そんな風に何かを期待して買った本で、最後まで読み切るこ

                                                                                    後悔しない本の買い方・選び方 - 俺の遺言を聴いてほしい