日本が選択しているコロナへの対処法は、R=1持久戦略とよぶものです。これは、中国の封じ込め、英国の集団免疫(すでに撤回済みですが)とも違う、第3のアプローチです。 R=1持久作戦では、自粛を中心とした社会的距離を保つことにより、長期間にわたり、コロナの拡散を現状レベルで抑えることを目的とします。その間にワクチンの開発を待ちます。 現在の日本国民は、さまざまな自粛の制限のなか、苛立ちを覚えているひとが多いかとおもいます。これがいつまでつづくのかと。出口がみえなければ、我慢も限界になるというものです。 自粛策がどこまで必要なのか、何をやり、何をやらない選択ができるのか。いつまでやる必要があるのか。 こうした疑問に答えるための、議論の土台と、およその方向性について、このエントリでは解説します。 少々長いですが、シンプルに書いたので、最後まで読んで欲しいと思います。 ぼくらは、R=1を保つウイルス