高橋幸宏氏が亡くなってしまいました。脳腫瘍の手術後リハビリをしていたとは聞いていましたが、70歳なんて、あまりにも早すぎるでしょう。 www3.nhk.or.jp ボク自身はサディスティック・ミカバンドもYMOもそれほど興味ないし、彼のソロワークもCDを数枚持っているだけですが、高橋氏の独特な、機械のように叩いて尚且つ人間らしいグルーブ感を出すドラムは本当に大好きでした。NHKのドキュメンタリー番組で彼が『リズムマシンよりコンマ数秒だけタイミングを遅らせて叩いていた』と解説していたのを思い出します。 ムーンライダーズの35周年記念ライブで彼を見たときは、飄々とした佇まいはどこか仙人のように見えた。 ゴダールにしろ、デヴィッド・ボウイにしろ、自分が影響を受けた監督やミュージシャンが次々と亡くなっていきます。高橋幸弘氏のように同時代を過ごしてきた人まで亡くなると、人間はいつ死ぬか判らないもの、