コンテンツビジネスの最前線で活躍するリーダーたちから、これからの日本のエンタメコンテンツのヒントを得る『Contents Innovation Days』。第4回目の今回は、ポリゴン・ピクチュアズ塩田周三氏と、Netflix宮川遙氏が登壇し、世界で通用する品質を支える組織の在り方について語りました。本セッションでは、宮川氏の講演の模様を公開。世界各国で制作されるNetflixオリジナルコンテンツ。そこで浮き彫りとなる「日本の制作現場の課題」が語られました。 日本における、作品づくりに向けたNetflixの取り組み 宮川遙氏:みなさん、こんにちは。Netflixのプロダクション・テクノロジーというチームの宮川と申します。まず、簡単な自己紹介からさせていただきたいと思います。映像制作で使用する海外製品を、日本のみなさんに使っていただけるようなワークフローの提案や、技術トレーニングといった仕事に
「なぜ、4Kテレビをたくさん売ってしまったのか……」 首都圏某所に店舗を構える中小電器店の店主は悔悟の日々を送っている。昨年12月に高精細、高画質を標榜し鳴り物入りで始まった4K8K衛星放送。この店では4K放送が始まる前までに1台30万円ほどの「4Kテレビ」をなじみの客を中心として、数十台売った。 「4K放送の映像は別世界」「東京五輪はきれいなテレビで見たほうがいいよ」。昨秋、店主は顧客らに繰り返しこう勧めた。4K8K放送は2K(フルハイビジョン)よりも鮮明な映像が売り。テレビCMやパンフレットなどにうたわれていたフレーズを売り文句とした。 ところが、昨年の放送開始からほどなく、この店主は4Kテレビの販売をきっぱりやめてしまった。理由は放送を見た客の反応があまりに「想定外」だったからだ。 いざ4K放送が始まると、テレビの購入者から「画面が暗い」「暗すぎて鮮明かどうかもわからない」との苦情が
ハイエンドなグラフィックボードだけでなく、1万円以下のローエンドグラフィックボード「Radeon RX 550」も4K出力をサポートするなど、高解像度なディスプレイ環境はますます構築しやすくなっています。プログラマーのNikita Prokopov氏は、「今こそモニターをアップグレードする時だ」と、低解像度なモニターを使っている人に対し、高解像度モニターへの買い替えをすすめています。 Time to upgrade your monitor @ tonsky.me https://tonsky.me/blog/monitors/ Prokopov氏はプログラマーであるため、「きれいに文字を表示する」ことに特化したモニター環境の最適化を行っており、正確な色表現や色域はあまり気にしていないとのこと。Prokopov氏がTwitterでアンケートを行ったところ、およそ43%の回答者が150dpi
今回はTwitterでリクエストを頂いたBS4K・8K、いわゆるスーパーハイビジョンについてです。50代以上のNHK職員しか知らない話も多いと思いますので、若手の皆さんは「日本放送史」の基礎としてもご一読ください。 結論から言えば、4K・8Kのように無駄なものは即刻停波すべきだと私は考えています。カネも時間も莫大に掛かるにも関わらず、一般の方はもちろん、職員すらまともに見たことが無いような代物です。 私は制作もしてきたので、骨身に染みてその“不正経理”っぷりを理解していますが、協会幹部は誰も作ったことも見たことも無いのに、この波を“悪用”しています(まぁ、幹部は老眼だから協会内のモニターを見ても違いを認識出来ないのですが)。 NHKにおけるBS放送の歴史を振り返りながら、いかに巧妙に受信料収納の理屈づけにNHKがBSを“悪用”してきたのかを炙り出していきます。 BSアナログ放送で味をしめた
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 さて、皆さん年末の特番は何を見て年越しを迎えたでしょうか。ガキ使を見ながら記事を執筆し、孤独のグルメと紅白歌合戦を録画しました。 紅白歌合戦はBS4Kで放送しているとのことで、筆者もBS4Kで録画しました。「好きなアイドルやアーティストを4K高画質で見れる、いや~~録画見るの楽しみだな~~!」と思いながら年越しました。 ところが、楽しみにしていた紅白歌合戦BS4K放送に対して、オーディオビジュアルマニアでもある筆者は、強烈な違和感を覚えたのです。 紅白歌合戦BS4K放送に感じた違和感 年越しを終え、さて紅白を見るかと録画を再生しました。輝度が圧倒的に低いのです。長時間テレビを見ていたがために、有機ELパネルが輝度を抑えているのかな、と思い視聴を続けました。 見ているとやけにカメラがぶれている上、クレーンの絵が見切れているなど
2023年10月11日2023年12月15日 新デザインのPS5®をホリデーシーズンに向けて発表! ストレージは1TBに拡大し、Ultra HD Blu-rayディスクドライブが着脱可能に ◆2023年12月15日(金)更新 日本国内におけるPlayStation®5の新モデル向けのカバー「ディープ アース コレクション」の3色、「ヴォルカニック レッド」「スターリング シルバー」「コバルト ブルー」を、2024年1月26日(金)より希望小売価格7,980円(税込)にて発売します。本商品は、2023年11月10日(金)に販売を開始したPS5の新モデルに対応したカバーです。 ※本商品はCFI-2000 model group – slimのPS5およびPS5 デジタル・エディションに対応しています。CFI-1000 model groupのPS5(CFI-1000、CFI-1100、CFI-
セガ・龍が如くスタジオ技術責任者の伊東豊氏は12月5日、『龍が如く7外伝 名を消した男』(以下、龍が如く7外伝)の技術面に関する豆知識を投稿。その中で、同作のムービー容量の77%がキャバクラシーンであることを明らかにした。 『龍が如く7外伝』は『龍が如く』シリーズ新作だ。11月9日に発売され、対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。同作では、『龍が如く6 命の詩。』にて姿を消した桐生一馬が、『龍が如く7 光と闇の行方』の時間軸中何をしていたかが描かれる。主人公は桐生一馬で、『龍が如く6』まではおなじみだったアクションシステムが採用。蒼天堀を中心に、桐生がいかにして『龍が如く7』の“あのシーン”に至ったかの過程が描かれるわけだ。 伊東氏によると、『龍が如く』シリーズのムービーは長い間「フル
ビデオゲームが画面に描かれる際の解像度は、ハードウェアの進歩とともに向上の一途を辿ってきた。高精細な映像が求められ、近年では4K対応の機器も普及し、さらに高解像度な8Kの領域に踏み込む機器も登場してきている。「高い解像度には、どこまで恩恵があるのか」との疑問に応える分析を、海外メディアArs Technicaが取りまとめている。 Image Credit: Cafer Mert Ceyhan 解像度とはなにか 解像度とは、画面表示の細かさを示す度合いだ。たとえば、PC用では解像度1920×1080のモニターが一般的に普及している。この数字は、画面がどれだけのピクセル(画素)で構成されているかを表している。つまり、解像度1920×1080のモニターは、微細な点が横に1920個、縦に1080個並んで画面を表しているわけだ。そして、解像度および密度が高ければ高いほど、画面は高精細に見える。一方で
検証 4Kは暗いのか① 首都圏に住む60代の男性は、その日がくるのを楽しみに待っていた。 リビングには58インチの4Kテレビ。専用チューナーもそろえ、BSの4K放送がスタートした2018年12月1日を迎えた。 「別世界」という4K放送の番組はいったいどれほど美しく見えるのだろう? やがて番組が始まり、男性の期待は、すぐに困惑に変わった。 「あれ、暗いな……」 昨年末に始まったBSの4K放送が「暗く見える」との情報が朝日新聞に寄せられました。テレビの問題なのか、放送の問題なのか。原因と対策を追った取材の一部始終を6回のシリーズでお伝えします。ご意見や感想は(keizai@asahi.com)にお寄せください。 それまで見ていた地デジ(2K放送)に比べ、4K放送のほうが画面が暗いと感じた。 「別世界だから」 男性が4Kテレビを買ったのは、放送開始を2カ月後に控えた18年10月のことだ。長年付き
ソニーは10月16日、裸眼で3DCG映像の立体視ができる全く新しいディスプレイ「Spatial Reality Display (空間再現ディスプレイ)ELF-SR1」を発表した。15.6インチサイズで、解像度は3840×2160ピクセル。触れられそうな高精細の立体ディスプレイを実現した。発売は10月31日。映画やゲームや車、建築などコンテンツクリエーター向けに提供する。想定価格は50万円前後。 「Spatial Reality Display (空間再現ディスプレイ)ELF-SR1」。右はトップバー、サイドパネル、ボトムステージなど、オプションパーツとの組み合わせ。画像はイメージ 空間再現ディスプレイは、高速ビジョンセンサーにより視線位置を認識し、パネルの全画素を一人に占有描画することで、裸眼での立体視ができる「視線認識型マイクロオプティカルレンズ方式」を採用。ディスプレイの前に座ると、
「8Kと4Kの違いってわかるものなの?」専門家に聞いてみた2022.05.07 22:0085,921 Daniel Kolitz - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ ) 4Kの次に行くべきなのかどうなのか。 TVってハードウェアだけでも、この四半世紀で大きく変わりましたよね。巨大で重いブラウン管TVがほとんど絶滅して、画面はフラットになり、解像度もどんどん上がってきました。ちょっと前まで「4Kはまだ要らない」みたいな話があったのに、今じゃその2倍の8KのTVが普通に売られてます。 でも、4Kでもすごいキレイだな〜って思ってるのに、8KTVは4Kの2倍キレイってことなんでしょうか? それとも画質っていうのは、どこかで頭打ちになるんでしょうか? 専門家に聞いてみました(以下、太字は訳者)。 すごく大きいテレビに近づくなら見分けられるカリフォルニア大学バークレー校心理学教授で視覚
新「PS5」はスリムなサイズとなったことが最大の特徴で、サイズは約358×216×96mm(横置き時の幅×奥行×高さ)と従来モデルと比較して30%以上小型化。重量も約3.2kg(ディスクドライブ搭載モデル)と18%も軽量となっている。採用する技術や機能はそのままで、内蔵するSSDストレージは1TBだ。 希望小売価格はディスクドライブ搭載モデルの「CFI-2000A01」が66,980円(税込)、ディスクドライブなしのデジタル・エディション「CFI-2000B01」が59,980円(税込)。昨今の物価高騰などの影響もありSSDストレージが増量されているとはいえ、従来よりも価格が高くなっているのは少し残念。 ただし、ディスクドライブの着脱が可能になり、デジタル・エディションを購入した後でもディスクドライブを購入して増設できるようになっているなど、改善が図られた点もある。なお、1台付属するDua
マイクロソフトは、新たな次世代ゲーム機「Xbox Series S」を正式発表した。価格は299ドルでリリース時期は未定。 現在すでに同社は次世代機「Xbox Series X」(公式サイト)を公表しており、「Xbox Series S」はその廉価・小型版に当たると見られる。「これまででもっとも小さなXboxで次世代のパフォーマンスを」と銘打たれているが、詳細な性能やサイズの違い、またディスクに対応しているかどうかなどは明らかにされていない。 ? Let’s make it official! Xbox Series S | Next-gen performance in the ˢᵐᵃˡˡᵉˢᵗ Xbox ever. $299 (ERP). Looking forward to sharing more! Soon. Promise. pic.twitter.com/8wIEpLPVEq
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