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DEEokinawaの検索結果1 - 40 件 / 78件

DEEokinawaに関するエントリは78件あります。 沖縄デイリーポータルZ などが関連タグです。 人気エントリには 『【実録】ヤシガニ逃走中 〜家のどこかにヤシガニがいる恐怖〜 - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)』などがあります。
  • 【実録】ヤシガニ逃走中 〜家のどこかにヤシガニがいる恐怖〜 - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)

    陸上で生活する節足動物全体の中で最大の生物ヤシガニ。大きさもさながら、ハサミに指を挟まれたらちぎれてしまうぐらいの力の持ち主。そんなヤシガニが我が家で逃げたのです インド洋と西太平洋に生息しており、日本では主に宮古・八重山諸島に生息しているヤシガニ。一時期、沖縄本島のヤシガニは絶滅したとも言われていましたが、近年では生息が確認されています。 食用にもされていますが、レッドデータブック絶滅危惧II類に分類されている貴重な生物です。宮古島や多良間島では捕獲する地域と期間を定めるなどの保護活動もされているとか。 そして最大の特徴が甲殻類最強とも称される圧倒的な力! DEEokinawaでは以前【ドリームマッチ】ヤシガニvsいちゃがりがりという記事でヤシガニがいちゃがりがりを瞬殺で切るようすをお伝えしました。 この後、あっさりいちゃがりがりが輪切りになるよ 研究結果では海外で見つかった最大クラスの

      【実録】ヤシガニ逃走中 〜家のどこかにヤシガニがいる恐怖〜 - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)
    • 沖縄の食堂でポークたまご定食を食べ比べてみた

      ポークたまごとは、缶詰のポークランチョンミートに卵焼きを添えた沖縄の大衆的な料理だ。沖縄県外ではポークといえば「スパム」が有名だが、沖縄ではスーパーに行けば様々なメーカーの商品が売られていることもあり総じて「ポーク」と呼ばれている。 沖縄の食堂ではポークたまごにごはんと味噌汁などの汁物を添えた「ポークたまご定食」があるのだが、ポークと卵焼きの形状、またサラダなど添えられているものが店によってそれぞれ異なる。そこで今回、沖縄県民以外にはあまり馴染みのない「ポークたまご定食」をご紹介すべく、5店舗を食べ歩いてみた。 食堂で注文するポークたまごは美味い ちなみにこのポークたまご、基本的に切って焼くだけという簡単な調理法ということもあって朝食などに家庭で食べることが多く、わざわざ食堂で注文する人はどちらかというと少ない。しかしながら多くの食堂のメニューに存在しているということは、きっと沖縄県民には

        沖縄の食堂でポークたまご定食を食べ比べてみた
      • ドラゴンフルーツの皮が想像以上にマグロすぎる :: デイリーポータルZ

        南国の果物であるドラゴンフルーツ。ここ沖縄では夏前から11月ぐらいにかけてスーパーで売られていたり、知り合いにもらったりと定期的に食べる果物である。 果肉が赤と白のものが主流で、どちらもキウイのようなさっぱりとした味で暑い夏にはよくあう。 そんなドラゴンフルーツ。実を食べたら、皮は当たり前に捨てていたが、どうやら皮も食べられるらしい。 しかもマグロのような味と食感だという。嘘だろ?と思っていたが、やってみたら本当だった。 ドラゴンフルーツ ドラゴンフルーツとはサボテン科の果実で、皮の棘が竜のうろこのように見えることからこの名前で呼ばれている。 沖縄で作られるようになったのが2000年頃だが、最近では全国的に栽培されているらしい。 「ごま塩ごはん専用の茶碗を作った」より 以前茶碗を作ったこともあるあの果物である。 おじさんの隣がドラゴンフルーツ畑。生命力を感じる。 茎はサボテンそのもの。 6

          ドラゴンフルーツの皮が想像以上にマグロすぎる :: デイリーポータルZ
        • 豚脂(ラード)で作る沖縄伝統菓子ちんすこうを牛脂で作りたい

          DEEの事務所にWebを勉強するためにインターンに来たが、なぜか記事を更新する羽目に。ぼっちゃり系にあこがれて23kg増加したが、体調に異変を感じ只今ダイエット中。 > 個人サイト DEEokinawa 飛騨牛専門店に聞いてみる ちんすこうの作り方を調べてみると、小麦粉、砂糖、ラードを混ぜ合わせてオーブンで焼くだけ。思っていた以上に簡単そうである。ラードはショートニングや食用動物性油脂で代用可能ということなので、おそらく牛脂でも問題ないはずだ。 そして牛脂として目をつけている飛騨牛であるが、飛騨牛とは岐阜県飛騨地方で肥育される黒毛和牛で肉質等級3以上、歩留等級がAまたはBを満たす牛のことらしい。 めっちゃ高そうじゃないか、、、 そもそも飛騨牛の牛脂を手に入れることはできるのか? まずは、飛騨地方にある飛騨牛専門店に問い合わせてみることに。 私「飛騨牛の牛脂だけ売ってください、、、」 店主「

            豚脂(ラード)で作る沖縄伝統菓子ちんすこうを牛脂で作りたい
          • トッピングがでかすぎる沖縄そば

            沖縄県民のソウルフードといえば、沖縄そば。麺の上にはソーキや三枚肉、かまぼこなどのトッピングがのっているが、ちょっとそのトッピングの大きさが尋常ではない店があるのだ。 沖縄県民のソウルフード、沖縄そば 去る10月17日は「沖縄そばの日」であった。 ご存じの方も多いとは思うのだが、沖縄そばとは「そば」と名付けられているものの、蕎麦粉ではなく小麦粉で作られた麺を使用している。 なぜこの日が「沖縄そばの日」になったかというと、1972年の日本復帰後、蕎麦粉を使用していないのに「そば」と呼ぶのは表示違反であると公正取引委員会からの指摘があり、「沖縄そば」という名称の存続の危機が訪れた。 そのときにこれまで親しんできた名称を守ろうと立ち上がったのが、沖縄製麺共同組合。組合メンバーの数々の努力が実り、「沖縄そば」という名称の使用を正式に継続できることになったのが1978年10月17日のことだったので、

              トッピングがでかすぎる沖縄そば
            • コンビニの沖縄料理食べ比べ

              2019年7月11日、これまで空白地帯だった沖縄県についにセブンイレブンが新規参入。それにより、沖縄ファミリーマート、ローソン沖縄と並んで、沖縄のコンビニエンスストアが三つ巴状態となった。せっかくなのでこの機会に、各店から販売されている沖縄料理を食べ比べてみることにした。 沖縄県民待望のセブンイレブンがやってきた 2019年7月11日、ついに沖縄にもセブンイレブンが上陸。これは沖縄県民にとって長年の夢であり、エポックメイキングな出来事だったといっても良いだろう。オープン時にはめちゃめちゃ多くの人が集まり大行列ができていた。 さて、セブンイレブンのオープンにより、現在沖縄にある大手コンビニは3社となった。 沖縄ファミリーマート。地元企業の「リウボウ」とファミリマートの共同出資で1987年に沖縄に誕生。コンビニで刺身を売ったり、レジ横のホットフーズで沖縄天ぷらを売るなどチャレンジ精神がすごい。

                コンビニの沖縄料理食べ比べ
              • つぶれそうでつぶれない沖縄本島北部の小さな売店

                すごく失礼なタイトルですが、売店を切り盛りするおばあちゃん自身がこう言ったのです。沖縄本島北部の人口10人足らずの集落にある伊部(いぶ)売店は、つぶれそうでつぶれない愛すべき売店でした。 秘境の名店 今回紹介するお店は、細長い沖縄本島の最北端にあたる国頭村(くにがみそん)にある。那覇から遠い観光地として名高い美ら海水族館よりもさらに遠く、しかも東海岸側に位置するなかなかに行くのが億劫になる場所にある(西海岸は海と山を見ながらドライブできる道なので車で走っていても気持ちいいが、東海岸道路は山道なのだ)。 その国頭村の中の人口10人ほどの小さな小さな集落にあるのが「伊部売店」。 一見、地域の人だけに利用されているような田舎のお店だが、県外からも視察が来るとかなんとか。 いったいどんなお店かとずっと気になっていたが、先日近くを通ったので、行ってみることに。 こちがら伊部売店。目の前に自動販売機が

                  つぶれそうでつぶれない沖縄本島北部の小さな売店
                • 本土とはちょっと違う沖縄の旧盆の風景

                  お盆期間中にお墓参りをしない まず、本土のお盆ではお盆期間中に家族や親戚が揃ってお墓の掃除やお墓参りをすることが多いと思うのだが、沖縄では旧盆の約一週間前の旧暦7月7日(七夕)にお墓の掃除とお参りをし、もうすぐお盆が来ることをご先祖様に知らせるのが慣習となっている。そのためお盆期間中はお墓には行かず、本家に親戚が集まりそこでお仏壇に手を合わせるのだ。 一般的なお盆のスケジュールはこんな感じ。親戚周りはするが、お墓参りは含まれていない。 旧暦7/13 ウンケー(「お迎え」の意味) ご先祖様をお迎えする日。 旧暦7/14 ナカヌヒー(中の日) 主に親戚の家を廻って、仏前で挨拶などをする日。 旧暦7/15 ウークイ(「お送り」の意味) ご馳走や、あの世に持って行く品々、ウチカビを持たせてご先祖様を送り出す日。 ちなみに、よく「沖縄県民はお墓でピクニックをする」とテレビなどで取り上げられることがあ

                    本土とはちょっと違う沖縄の旧盆の風景
                  • 沖縄ではタピオカを天ぷらにしていた

                    たぶんインスタ映えはしない。ものすごい茶色だし。 今、巷でタピオカが空前のブームだ。タピオカドリンクを飲むために長蛇の列ができ、街にはタピオカ専門店があふれかえっている。ところでそんなタピオカ、沖縄では戦前から畑で育てられて食されていたのをご存じだろうか。とういわけで昔のレシピを元に沖縄のタピオカ料理を作りたい。 タピオカ第3次ブーム到来 今タピオカがアツい…そんな風に書くとすでに恥ずかしいくらいのタピオカ旋風が日本に吹いている。タピオカブームの波は東京だけでなく、沖縄でもヒシヒシと感じることができる。普段行列をあまり作らない県民がタピオカドリンクのお店に長蛇の列を作ったり、コンビニでも割とよくタピオカドリンクを見かける。 沖縄ファミリーマートではカフェラテなどに追いタピオカもできる そんなタピオ化がとまらない日本だが、今回のブームは「第3次タピオカブーム」だそうで、最初は1992年頃のコ

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                    • 沖縄的建築 ― ぶち抜き駐車場を愛でる

                      沖縄では建物の1階にあった店舗や居住スペースを後から駐車場に作り替えた「ぶち抜き駐車場」が多いように思う。 そうやって作られた駐車場はかつて店舗だったり、家屋だった痕跡が残っていてなかなか面白い。その魅力についてご紹介したいと思う。 ぶち抜き駐車場とは何なのか 皆さんは沖縄らしい建築といえば何を思い浮かべるだろうか?赤瓦の建物、屋根のシーサー…などなど日本本土では見かけないものが沢山あると思う。 今回紹介したいのは冒頭の写真のような駐車場なのだが、この駐車場何か違和感を感じないだろうか。 お酒の卸店だった といって分かる人はよっぽどの玄人だと思うが、実はこの駐車場は数年前まで店舗だったのだ。 数年前にその店舗が廃業した際に、工事が行われてあれよあれよと言う間に店舗の壁が取っ払われて駐車場になってしまった。 不自然な床の凸凹 唐突なドア 1階に店舗があったということに留意してよくよく観察して

                        沖縄的建築 ― ぶち抜き駐車場を愛でる
                      • 沖縄の年中行事シーミーの重箱おかずをまるごと食べる

                        大阪出身。美味しいものと猫には目がない永遠の離島トラベラー。泡盛好きが高じて泡盛マイスターの資格を習得。最近のお気に入りは『時雨』。 前の記事:沖縄の菊農家が作った超絶お洒落なイルミネーションスポットとは 重箱おかずを買いに弁当店へ 地元密着型の気取らない人気店 今回重箱おかずを買い求めたのは宜野湾市にあるこちらの大型弁当店。 朝早くから夜遅くまで営業しており、お弁当をはじめ天ぷらなどの揚げ物、おにぎり、100円沖縄そばなどが並ぶウチナーンチュ(沖縄の人)の胃袋を支えるオアシスのような存在だ。 オードブルや重箱に関しては基本的に注文製造なので本来ならば3日前に予約が必要なのだが、電話で問い合わせしてみたところ翌日の受け取りでも大丈夫とのことだった。ちょうどゴールデンウィーク前後がシーミーのピーク時期なので、多めに食材を仕込んでいるのであろう。注文を忘れがちな私のようなうっかりさんには大変あ

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                        • 米軍統治下に建築された沖縄の銀行

                          2020年12月、沖縄のオフィス街の中心である那覇市久茂地(くもじ)にあった琉球銀行本店ビルが老朽化に伴う建て替えのため営業を終えた。 地上5階、地下1階の建物で、建設されたのは1966年の沖縄が米軍統治下の最中。 米国民政府と沖縄米国陸軍工兵隊の監理の下でアメリカの設計事務所が設計し、地元の建設業者が施工。 当時のアメリカの先進技術が詰まった建造だった。取り壊し前に内覧会が催されたので参加してきた。 沖縄に伝わるアメリカ様式 沖縄といえば赤瓦の家に屋根の上にはシーサーという光景を思い浮かべがちだが、沖縄は1945年から1972年5月15日の沖縄本土復帰に至るまで27年間アメリカに統治されていた時代がある。 なので、街のあちこちにはまだ米軍基地関係の軍人やその家族のために建てられたアメリカ様式の外人住宅と呼ばれる建物が残っていたりもする。 これは外人住宅 今回の琉球銀行ビルも、昔に建てられ

                            米軍統治下に建築された沖縄の銀行
                          • 冷やし沖縄そば始めました

                            「沖縄そば」といえば温かいスープのそばを想像すると思うが、近年「冷やし沖縄そば」なるものが登場するようになった。そしてタイプがいろいろあるのである。ということでめくるめく冷やし沖縄そばを集めてみた。 沖縄県民にとってのソウルフード「沖縄そば」。 小麦粉を使った麺にカツオ出汁や豚骨ベースの温かいスープをあわせるものが一般的だが、いつの頃からか夏には「冷やし中華」ならぬ「冷やし沖縄そば」が登場するようになった。 最近だとローソンでやっていた沖縄フェアで冷やし沖縄そばがでていて、目にした方もいるかもしれない。 面白いのは、冷やし沖縄そばはざるそばのようにつゆにつけて食べるものや冷やし中華に寄せたものなどいくつかのタイプがあって、「これぞ冷やし沖縄そば」といったものが決まっていない状態なのだ。今回はそんなめくるめく冷やし沖縄そばの世界をご紹介したいと思う。 東江そば(浦添市) まずは冷やし沖縄そば

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                            • 沖縄の謎の缶詰を開ける

                              沖縄の缶詰が気になる 海外製品が多いのは終戦後のアメリカ統治下の影響なのかもしれない 沖縄に住んで20年近くになるのだけど、最近どうも沖縄の缶詰のラインナップはかなり独特なのではないかと思っている。もちろん、スパムなどのランチョンミートの種類が異様に多いのもそうなのだが、どこでも見かけないような海外製の缶詰が販売元のシールだけ貼り付けられて売られていたりもする。 しかし、僕だけかもしれないが、なかなか缶詰というものは食べる機会がない。これを機会に気になった缶詰を開けてみたいと思う。 「謎の缶詰」とかタイトルで言っておきながら、冒頭はタコライスの缶詰だ。タコライスと言ってもライスの上に乗せるタコスミートが入っているらしい。割と最近発売されたような気がするが、これまで買ったことはなかった。 中身はこんな感じ。タコライスと言えばだいたい合い挽き肉でタコスミートが作られているような気がするが、この

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                              • 沖縄の食堂にある「煮付け」とはどんなメニューなのか

                                沖縄の食堂にある謎メニューであり人気メニューのひとつ、煮付け。「魚の煮付け」とかではなく、ただ純粋に「煮付け(につけ)」として提供されるのが特徴だ。煮付けとは一体何なのか。沖縄県内8箇所の食堂やそば屋の煮付けを集めてみた。 煮付けとはなんぞや 沖縄の食堂でよく見かけるけど謎に包まれた「沖縄の食堂の不思議メニュー」というのがある。 たとえば冒頭のメニューの写真で言えば、「おかず」や「チャンポン」「ポークたまご」などだろうか。 チャンポンは麺の長崎ちゃんぽんだろうと思うかもしれないが、沖縄のちゃんぽんはごはんである。 謎メニューの詳しくはこのあたりを。 おかずの旅 Vol.1 おかずの旅 Vol.2 The みそ汁 沖縄ちゃんぽん うちなーカツ丼コレクション2016―具材が多いのはどこだ選手権― チャプスイとは何か 今回スポットライトを当てたいのは「煮付け」である。 煮付けというものも全国的に

                                  沖縄の食堂にある「煮付け」とはどんなメニューなのか
                                • 沖縄最古の映画館がエロをやめて昭和にタイムスリップ

                                  沖縄に現存する最古の映画館である「首里劇場」。 長年首里城下の閑静な住宅街にありながら、沖縄唯一の成人映画館として営業していたが場所柄「青少年の健全な育成に悪影響」という問題を抱えていた。 なぜなら横の道を通ると、建物が古いから中の音がダダ漏れているのだ。住宅街なので小学生の通学路だし、中学生ともなれば音を聞きにわざと横を通る。そんな感じで、古く趣がある建物にファンも多いけど、実際は近寄り難い場所だった。 その首里劇場が2021年の1月に成人映画をやめてしばらく休館した。 休館前に公式Twitterには「永遠に不滅だぁ!」と投稿があったが、もしかしたらこのまま...ということも頭によぎった。 しかし、そのすぐあとに5月1日に復活すると宣言。 しかも今度は旧作映画を主体に上映する名画座になるという。 復活の数日前に首里劇場へ行き、館長の思いを聞かせてもらった。 首里劇場 まずは改めて首里劇場

                                    沖縄最古の映画館がエロをやめて昭和にタイムスリップ
                                  • 沖縄本島は40分で横断できる

                                    縦に細長い形をしている沖縄本島。読者の方からメールで情報をもらったのだが、実は40分くらいで横断できる場所があるらしい。では横断しようじゃないか!沖縄本島を! まずはルートを確認しよう © OpenStreetMap contributors というわけでまずは沖縄本島である。wikipediaによれば、沖縄本島の面積は1,207.00キロ平方メートル、周囲は476km、直線距離は南北端で約106.6kmだそうでそれなりの大きさはある。 ただ、形的にはものすごい縦長なので場所によってはそこまで時間をかけずとも横断することは可能だろうということは何となく予想がつくと思う。 読者の方にメールで教えて頂いたのは地図の赤丸付近になる。 うるま市側の海は太平洋、恩納村側の海は東シナ海(© OpenStreetMap contributors) 地図を拡大してみると、場所的にはうるま市石川から恩納村仲

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                                    • 沖縄本島デカい石敢當選手権

                                      沖縄には路地の至る所に「石敢當(いしがんとう)」という魔除けが置いてある。 石敢當にはホームセンターなどで売られている既製品を使ったものも多いのだが、中には手作りのものだったり、素材が変わったものだったりと個性的なものがある。今回はそんな石敢當の中から沖縄本島内で一番デカいサイズの石敢當を探してみた。 色々な石敢當がある さて石敢當について、まずは石敢當を見たことがないという方のためにも一般的なものを紹介しておこう。上の写真はよく見かけるタイプの石敢當である。 サイズ的には長さが20~30cm、幅は10cm前後のものが多く、だいたいはT字路の突き当たりや十字路の角などに配されていることが多い。これはマジムン(悪霊などの悪いもの)が直線的な動きしかできない、という風水的な理由かららしい。 この石敢當が面白いのは、個性的なものがあちこちにあることだ。 塀に貼り付けるのではなく、岩に埋め込まれて

                                        沖縄本島デカい石敢當選手権
                                      • 令和の時代にも沖縄の100円弁当は存在しているのか

                                        2014年撮影。こちらは100円丼ぶり。 まずは検索やSNSなどで情報収集しつつ、100円弁当を売ってそうな店を探してみる。が、なかなか無い。GoogleMapのクチコミで100円弁当の記述を見つけて一瞬喜ぶものの、それは7年も8年も前の書き込みで現在は値上がりしている店がほとんどのようだった。やはりもう沖縄の100円弁当は幻となってしまったのだろうか。 弁当の店 井筒屋(宜野湾市) 看板に「100円弁当」の文字を見つけて飛び込んだ宜野湾市の『弁当の店 井筒屋』。なんと24時間営業だ。 しかし、入口横に掲げられた垂れ幕のメニューからは100円弁当の文字が消えており130円からとなっていた。残念ながらこちらも数年前に値上げしたそうだ。 130円弁当はカレー弁当、カツ丼(小)、野菜炒め弁当の三種類。130円でも十分安いし、沖縄そばは現在も100円だ。 この時はカツ丼は無かったが、焼きそばやスパ

                                          令和の時代にも沖縄の100円弁当は存在しているのか
                                        • 沖縄県唯一の銭湯を紹介させてほしい

                                          沖縄の方言で「ゆーふるやー」と呼ばれる沖縄の銭湯。昭和40年のピーク時には沖縄に300軒あったそうだが、自宅風呂の普及によるお客の減少や建物や設備の建物老朽化、道路拡張による立ち退きで閉業が続き、現在は最後の1軒が営業するのみになった。 最後の1軒であり、本土の銭湯と比べてみるとひと味もふた味もちがう、これぞ沖縄ゆーふるやーである中乃湯(なかのゆ)が最高なのでぜひ紹介させてほしい。 中乃湯の顔シゲさん 沖縄本島中部の沖縄市にある中乃湯にやってきた。 壁に直接ペンキで店名を書くのも沖縄スタイルだろう。 一見すると普通の家のような佇まいだが、昔から沖縄の銭湯はこんなふうに小規模なものが多かったらしい。 中乃湯は入り口やベンチに塗られた水色のペンキとのコントラストがかわいらしい。 こちらが最後の銭湯を守っている店主の仲村シゲさん。シゲさんは先日90歳の誕生日を迎えたそう! もともとは旦那様が19

                                            沖縄県唯一の銭湯を紹介させてほしい
                                          • 取り壊し前のアーケードの上からは何が見えるのか

                                            沖縄市コザ銀天街 沖縄の中部地区にコザ銀天街という商店街がある。もともと戦後に自然発生した「十字路市場」と「本町通り」を合併する形で1978年にできたもので一時期は他の市町村からも買い物客が足を運ぶほどの賑わいだったらしい。 Yotubeに賑わっている当時の銀天街の様子があるのでご紹介しておきたい(4:15あたりからイケイケだった当時の写真がでてくる)。 しかし、近年は客足が遠のいてしまって、昼間開いているお店もまばら、人通りもほとんどなくなんだか薄暗い通りになってしまっていた。 そして、問題になったのは老朽化したアーケード。なんせ40年以上経っているので天井のあちこちに穴が空いてしまって雨漏りも酷いし、台風で屋根の一部が下に落ちてきたりして危険だったらしい。アーケードの維持については色々協議がなされていたようだけど、2014年にアーケードを所有、維持してきた市銀天街商店街振興組合が解散し

                                              取り壊し前のアーケードの上からは何が見えるのか
                                            • 沖縄のシーミーのオードブルを注文して食べてみる

                                              沖縄のシーミーは一大行事 4月の初めからゴールデンウィークあたりまで、沖縄では「清明祭(シーミー)」という行事が行われる。旧暦の二十四節気の「清明」の時期に合わせたお墓参りなのだが、沖縄ならではなのが親戚一同ご先祖様の墓前に集まりワイワイご飯を食べる光景で「お墓の前のピクニック」などと説明されることもある。 詳しくは「シーミーはお墓の前のピクニック」という記事でもご紹介しているのでご参照のほど。 もともとはその名の通り旧暦の清明に行われていたのだが、現代においては親戚一同の予定を調整しつつ4月から5月にかけての週末や祝日に行われることが多くなっている。 ご先祖様の墓前。シーミー用に日除けテントを張るための金具やポールが設置されているお墓もある みんながみんなオードブルを持ってくるのでよく分からなくなる 最近はコロナの影響で親戚一同が集まって...というのが難しくなってしまったのだが、それで

                                                沖縄のシーミーのオードブルを注文して食べてみる
                                              • 3缶パックじゃ足りない!?沖縄県民はツナ缶を箱で買う

                                                沖縄では昔からツナ缶の需要が高く、スーパーなどではバラ売りや3缶パックなどと並んで普通に1ダース(12缶)の箱入り商品が並んでいる。 なぜ沖縄県民はツナが好きなのか。ツナ缶の箱売りはいつ頃どのようにして始まったのか。その謎に迫る。 沖縄県民はツナ缶を箱で買う 長く保存ができ、栄養もあって美味しいツナ缶。台所の戸棚に常備しているという方も多いのではないだろうか。 ひとくちにツナ缶と言っても油漬けと水煮があったり、ソリッド、チャンク、フレークといった形状の違い、唐辛子やガーリックなどで味付けしたもの、コーンなど他の具材とミックスしたものなどそのバリエーションはたいへん豊富である。 まだまだ缶が主流だが最近はパウチの商品も増えてきた そんなツナ缶なのだが、購入する単位でいえばだいたいバラ売りの1缶か、せいぜい3缶または4缶のシュリンクパックだろう。しかし沖縄では、これが日常の風景としてある。 ツ

                                                  3缶パックじゃ足りない!?沖縄県民はツナ缶を箱で買う
                                                • 世界遺産に廃墟が!沖縄の中城城跡にあるホテルの謎を解く

                                                  約50年間廃虚のまま残されていたホテル。沖縄に観光に来たことがある人なら、もしかしたら目にしたことがあるかもしれない 琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産登録されている中城城(なかぐすくじょう)に隣接する場所にある廃ホテル「中城城跡高原ホテル」は別名チャイナタウンとも呼ばれ、沖縄県民ならば誰もが知っている廃墟である。 心霊スポットとしても有名で開業前に死亡事故が起きて結局開業しなかったとか、プールで子供が溺れたとかいう話がまことしやかに語られていたのだが、実際は1972年の沖縄の本土復帰前後に数ヶ月だけ営業していたそう。 約50年間廃虚のまま残されていた中城城跡高原ホテルだが、今年ついに取り壊しが決定した。 なぜホテルは2ヶ月で営業を辞めたのか。なぜ世界遺産にホテルが建って、廃墟のまま残されているのか。ホテルを建設した人はどんな人だったのか。歴史の蓋を開けたら沖縄の本土復帰前後の映

                                                    世界遺産に廃墟が!沖縄の中城城跡にあるホテルの謎を解く
                                                  • 魔除ができるか心配なシーサーコレクション

                                                    シーサーは沖縄では一般的な魔除けで、通常は建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられ、災厄をもたらす悪霊を追い払う役割をする。 しかし中には魔除けとしてちゃんと厄除できるのかなと心配になってしまうものも一定数いるのだ。 大変失礼ながらそんなシーサーを集めてみた。ただしすべて個人の感想です。 ダブルワーカーなシーサー まずは魔除け意外に何かやらされているシーサー。 滑り台 背中から入ってもらい両手部分を滑らせてあげるシーサー。 こんなに体の真ん中通られたら魔除どころではなさそう。 ウェイトリフティング 美ら島沖縄総体2010のウェイトリフティング競技開催記念として寄贈されたよう。 強そうだが力一杯リフティングをしているので魔除はできなさそう。 滑り台2 前後ではなく体の左半身から右半身に通り抜ける形の滑り台。 がっしりしていて怖そうな見た目だが、身体に穴が空いているので魔除ができるかは不明

                                                      魔除ができるか心配なシーサーコレクション
                                                    • 沖縄の自動販売機にはヤギ肉も売っている

                                                      一般的に自動販売機と言えば飲料水を売っているものだが、最近は自動販売機の幅が広がったのか、出汁だとかPCR検査キットだとかいろんなものが売っているらしい。 ここ沖縄ではヤギ肉が売っている自動販売機が最近登場した。 他にも沖縄っぽい自動販売機がないか、集めてみた。 ヤギ刺しの自動販売機 まずは冒頭でも紹介したヤギ刺しの自動販売機。 沖縄では山羊を食べる文化があるが、だいたい山羊汁かヤギ刺しとして食べる。 山羊汁はレトルトでもあるのでわりと食べたいときに食べられるが、ヤギ刺しはスーパーではほとんど売っていないし、食べるとしたらヤギ刺しがある居酒屋ぐらいか。 つまり自動販売機で24時間ヤギ刺しを買うことができるというのは、好きな人にとってはなかなかアツい…! こちらがヤギ刺しが売っている「お肉の自動販売機」。 那覇市の壷屋にあるお肉屋さんの店舗前にある。 他にもリブロースステーキや焼肉セットなど

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                                                      • 沖縄のファーストフードでは手巻き寿司感覚でバーガーが作れるセットが販売されていた

                                                        新型コロナウィルスで一気に飲食店のテイクアウトが増えたが、沖縄のファーストフード店A&Wでは手巻き寿司感覚でハンバーガーが作れるセットが販売されていた。 国際通り。ほとんどの店が臨時休業し、人も全然いない。 各酒造所から販売された高濃度の泡盛 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の発令で、色々なものが変わってしまった。沖縄でも普段は観光客でごった返す国際通りにはほとんど人が居なくなったし、軒並み飲食店はテイクアウトを始めたり、店頭から消えてしまった消毒液の代わりに県内の酒造所から高濃度の泡盛が発売されたりした。現在、徐々に日常が戻りつつあるがなんだか夢でも見ているような不思議な1ヶ月弱だった。 さて、全国的にテイクアウトが広がる中で、大手の回転寿司チェーンが軒並み「手巻き寿司セット」を販売していたのは印象的だった。確かに家族も自宅に居るだろうし、普通にお寿司のテイクアウトよりも盛り上がりそ

                                                          沖縄のファーストフードでは手巻き寿司感覚でバーガーが作れるセットが販売されていた
                                                        • 新しい沖縄そばのリーダーズ (1/2) :: デイリーポータルZ

                                                          今回紹介する沖縄そば! 納豆そば(てだこそば) 花レモンそば(花はな商店) 牛もやしそばパクチーまみれ(沖縄そば OKINAWA SOBA EIBUN) 特製冷やしジュレダレぶっかけまぜそば(沖縄そば OKINAWA SOBA EIBUN) 坦々そば(与那原家) チキンそば(与那原家) 8種の朝摘みハーブリーフそば(喫茶ジャーン) 納豆そば(てだこそば) まずは浦添市にある老舗沖縄そば屋「てだこそば」の「納豆そば」。 その名の通り、メイン具材は納豆。そこにネギが添えられただけのシンプルな構成だ。見た目のインパクトがかなりあるのだが、結構あっさりと食べられる不思議な沖縄そばだ。豚骨ベースのそばだしに納豆が合わさって不思議と食が進む。 冒頭でニューウェーブみたいな事を言ってしまったが、てだこそばは20年以上前からある老舗沖縄そば屋で割と昔からちょっと変わった沖縄そばを出している。納豆そばの他に

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                                                          • 夏の沖縄では、いつでもどこでも「ぜんざい」が食べられる

                                                            沖縄の夏といえば「ぜんざい」ではないだろうか。世間一般的に「ぜんざい」といえば、餅と粒あんが入った温かい汁物の事を指すが、沖縄の「ぜんざい」は全く違う。 黒糖で柔らかく煮込んだ金時豆にかき氷が乗った氷菓のことを沖縄では「ぜんざい」と呼んでいるのだ。店によって、押し麦や白玉だんごが入っていることもある。 この冷たいぜんざいは夏はもちろんほぼ年中販売されているし、専門店や街角の小さなパーラー、ショッピングモールのフードコート、そば屋のデザートなどありとあらゆるところで販売されていて本当にどこでも食べることができる。 そんな沖縄のソウルスイーツともいえるぜんざいをいろいろな場所で食べてみた。 まずはぜんざいの老舗有名店へ 那覇市にある「千日(せんにち)」は1952年創業で今年で70年になる老舗。 沖縄のぜんざいの発祥は不明とされているが、現存するぜんざい屋としてはここが最古の店だろう。 那覇市唯

                                                              夏の沖縄では、いつでもどこでも「ぜんざい」が食べられる
                                                            • 焼け落ちた首里城で漆喰をはがす

                                                              この記事は3月26日に行われた首里城赤瓦の漆喰はがしボランティアのレポートです。現在ボランティアは新型コロナウィルスの影響で受付を停止していますし、首里城公園も当面の間は全施設が臨時休館になっています。 火災で焼失してしまった首里城の建造物。その再建の中で建物に使われていた瓦から漆喰をはがすボランティアを募集しているらしい。さっそく行ってきた。 2019年10月31日。ふとスマホを見ていたら「首里城で火災」という衝撃的なニュースが目に飛び込んできた。慌てて自宅のベランダから撮った写真が上のやつだ。首里からはかなり離れた自宅からでも煙と炎が見える。 消火活動はその日のお昼くらいまで続いていたと思うのだが、結局首里城の正殿含む多くの建物が焼失してしまった。 いつでも行けるものだと思っていたのでまともな写真がない 正直、それまでは首里城なんて観光客が行く場所だと思っていた。でも、首里城が無くなっ

                                                                焼け落ちた首里城で漆喰をはがす
                                                              • 揚げたてを頬張れ!沖縄のスイーツ、ターンムパイ

                                                                沖縄のスイーツといえばお土産としてもお馴染みの「ちんすこう」や「紅芋タルト」などが思い浮かぶが、沖縄県民にとってより身近なスイーツのひとつに「ターンムパイ」がある。 ターンムパイとは、里芋の一種である沖縄の伝統野菜「田芋(たいも、沖縄方言でターンム)」を使ったパイのことで、沖縄県内にいくつか専門店があったり、スーパーで個包装されたものが売られていたりする気軽なスイーツだ。 芋界の花形の紅芋を使ったお菓子と比べると名前も色あいも地味だが、実はこれがめちゃくちゃ美味しいのである。 外はサックリ、中はねっとり!子どももおばあも大好きな味 揚げ餃子じゃないぞ!ターンムパイだ​​​ ひとくちにターンムパイといっても店によって様々な形状があるのだが、サクッとしたパイ生地の中にねっとりとした食感のほんのり甘い田芋ペーストが包まれているのがスタンダード。 田芋の風味が感じられるシンプルかつ素朴な味わいで、

                                                                  揚げたてを頬張れ!沖縄のスイーツ、ターンムパイ
                                                                • 沖縄の編み物作家は毛糸で沖縄そばを編む

                                                                  デイリーポータルZの編み物の人といえばさくらいみかさんだが、沖縄にもかぎ針1本でさくらいさんと同じようになんでも編めちゃう人がいる。なんでも編めるのに、作るものはなんだか沖縄っぽくなってしまうらしい。どういうことだ。 かぎ針編みの世界 友人にかぎ針1本でなんでも作ってしまう編み物作家さんがいる。 その名を植月沙織さん。作家名はZAORIC(ザオリク)さん。名前がドラクエの復活の呪文なのだが、そこはあまり気にしなくていいらしい。 ZAORIC(ザオリク)さんは出会った時は若いママだったのに、いつの間にか変な編み物作家になっていた。 思わず変って言ってしまったが、こんな作品である。変って言ってもいいと思う。 いったいなぜこんなことになっているのか。ちゃんと膝を付き合わせて聞いたことのないいろんな話を聞いてみた。 編み物作家への道 ZAORICさん - いまさらな質問だけど、編み物を始めたのはい

                                                                    沖縄の編み物作家は毛糸で沖縄そばを編む
                                                                  • 沖縄発祥のレースたわしは何者なのか

                                                                    沖縄のファーマーズマーケットなどではよく、リボンを丸く縫い付けたような「レースたわし」なるものが売られている。本当にあちこちで見るので人気はありそうなのだが、実はこのレースたわしは沖縄発祥のものらしい。いったいどういう経緯で沖縄が関係しているのか、調べてみた。 レースたわしって何だ? 皆さんは「レースたわし」なるものをご存じだろうか。上の花のような形状のたわしのことである。 これはイベントで物産系のイベントで販売されていたもの 皿あらや~(=皿を洗うもの)、ド直球なネーミング レースたわしは主に県内のファーマーズマーケットで売られているのを見ることができるが、ネットで調べてみると専門で売っているサイトもあるし、ふるさと納税の返礼品としてあったりもする。 これは美容室のカウンターで販売されていたもの この前は娘の髪の毛を切りに行った美容室のカウンターでも販売されていた。県内だと結構そこら中で

                                                                      沖縄発祥のレースたわしは何者なのか
                                                                    • よい肉で、すっげぇポークを作りたい

                                                                      沖縄県民に愛されているポークランチョンミート、通称「ポーク」は自作できるらしい。すごく良い肉でポークを作ったら「すっげぇポーク」ができるんじゃないだろうか。 沖縄県民のポーク使いはすごい 食肉を原料とした缶詰ランチョンミート。他県ではあまり見かけない食材だが、沖縄県では無くてはならないものとして県民の間で広く、そして深く浸透している(ランチョンミートはすべてひっくるめて「ポーク」と言われている)。 スーパーで見かける種類も圧倒的に多い もともと豚食文化があった沖縄県では戦後のアメリカ軍の統治時代にポークが広まったらしいのだが、おにぎりに、そして味噌汁の具に、はたまた大衆食堂にいけば「ポーク玉子」定食なるメニューもある。 食堂のポーク玉子定食 一度食堂で食べた「ポークカレー」の肉がポークだった時には笑ってしまった。 さて、そんなポークだがこの前ネットを検索していたら偶然自作のレシピを公開して

                                                                        よい肉で、すっげぇポークを作りたい
                                                                      • 1.8kgのすげえでかいポーク缶がある生活

                                                                        味付けされた加工豚肉の缶詰、ポークランチョンミートこと「ポーク」。 沖縄では様々なメーカーのものを総称して「ポーク」と呼んでいるが、本土では「スパム」の呼び方のほうが馴染みがあるだろうか。 一般的なポーク缶のサイズは300〜400g程度なのだが、先日訪れた業務スーパーで1.81kgというすげえでかいやつと目が合ってしまった。 ※この記事は「デイリーポータルZをはげます会」会員限定記事です。途中まで無料で読めますが、途中から有料です。会員の方はこちらから全文をどうぞ! ポークが、でかい 今では沖縄の味としてすっかり定着したポークだが、そもそもは太平洋戦争後のアメリカ統治時代に沖縄に広く普及したと考えられている。 もともと豚食文化のあった沖縄なので、豚肉の代用として使われるようになり一般家庭に浸透していったようだ。 スーパーなどで安価で手に入り長期保存が可能とあって、沖縄では常にストックしてい

                                                                          1.8kgのすげえでかいポーク缶がある生活
                                                                        • へちまタワシが食べたい

                                                                          最近はエコな視点から注目を集めているという昔ながらの天然スポンジ「へちまタワシ」。 しかしへちまは沖縄ではタワシではなく食べ物なのだ。 もともと食べられるなら、タワシになったへちまだって料理したら美味しいのではないか。 へちまは食べ物である へちま。沖縄や南九州以外では、主な目的はタワシとして使われるウリ科の野菜。 しかし沖縄の人にとってはへちまは方言で「ナーベーラー」といい、夏に食べる定番の野菜のひとつである。 夏になると、スーパーや農産物直売所などへちまが野菜コーナーに並ぶ きゅうりのお化けみたいなのがへちま 主な料理方法はナーベーラーンブシー(へちまの味噌煮)。 他にもお味噌汁に入れたり、天ぷらなども美味しい。 さてそんな沖縄の人にとっては食材、県外の人にとっては乾燥させてタワシとして使われるへちま。 乾燥させていたとしても、もともと食べられるならば、タワシからの原点回帰もできるので

                                                                            へちまタワシが食べたい
                                                                          • 沖縄のローカルアイス食べ比べ

                                                                            そろそろアイスが美味しい季節。沖縄県内のコンビニやスーパーに並んでいるアイスクリームには、実は沖縄限定のものも多いのだ。いかにも沖縄っぽいものから、全然沖縄っぽくないものまで。いろいろ食べ比べてみた。 御菓子御殿 紅いもタルトアイス 沖縄を訪れた人は誰もがいちどはお土産に買ったことがあるであろう、沖縄土産の定番中の定番、御菓子御殿の紅いもタルトのアイス。紅いもタルトがそのままアイスに混ぜ込まれているのかと思いきや、パッケージにはくだいたクッキーが入ったカスタード味のアイスに紅いも味のアイスをのせた、紅いもタルト風のアイスとある。 ふたを開けると淡い紫色か薄ピンク色のアイスが登場。パッケージのイメージから、もっと鮮やかで濃い紫色を想像していたので少し意外だ。 上の紅いも風味アイスはふわふわのムース状。下のカスタードアイスと一緒にすくって食べると、口の中がまろやかな甘みでいっぱいになった。後口

                                                                              沖縄のローカルアイス食べ比べ
                                                                            • ドラゴンフルーツの皮は本当にマグロになるのか - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)

                                                                              ドラゴンフルーツの皮を醤油で漬けたら、味も食感も完全にマグロなるという。嘘やん?と思ったらわりと本当でした。 ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は元は中南米の熱帯雨林原産ですが、2000年ぐらいから沖縄や奄美諸島などでも盛んに作られるようになった南国フルーツ。 沖縄では7月頃から出回り例年11月頃まで販売され、サッパリした甘さが人気です。 「ごま塩ごはん専用の茶碗を作った」より 以前、ドラゴンフルーツの皮みたいな茶碗にごま塩ごはんを入れたらドラゴンフルーツになるんじゃないかと思ってやってみましたが、めちゃくちゃ上出来(自画自賛型)で、これでドラゴンフルーツの最終局面は迎えたなと思っていたんですが、最近信じられないことを聞きました。 その話とはドラゴンフルーツの皮を醤油に漬けるとマグロになるというもの。 嘘だろ? というか、ドラゴンフルーツって皮も食べられるらしいのです。知らなかった! この皮が

                                                                                ドラゴンフルーツの皮は本当にマグロになるのか - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)
                                                                              • 沖縄の石獅子作家さんに黒糖の塊からシーサーを彫ってもらった

                                                                                石から彫り出したシーサー「石獅子(いしじし)」がかわいいので、黒糖で作った黒糖獅子があったら料理に使うときも楽しいなと思ったのだ。 でも自分で彫れる技術があるとは思えなかったので、プロに頼んだら想像以上にかわいいものに出会えた。 石獅子とは 石獅子とは、沖縄で昔から村を災いから守るために、村落の入り口などに置かれていた守り神のこと。 戦後、民間に広く普及したシーサーのルーツにもなっていると言われており、目の粗い琉球石灰岩などを手彫りして作られているので、それぞれに無骨ながらも愛らしい表情をしているのがたまらない。 こんなやつだ。​​​​​​村落シーサーとも呼ばれる そんな石獅子に魅了されすぎた夫婦がいる。 ご夫婦は那覇市の首里城の城下町でショップ兼工房「スタジオde-jin(でーじん)」を立ち上げ石獅子の魅力を発信している。 那覇市首里汀良町にある若山夫婦のショップ兼工房「スタジオde-j

                                                                                  沖縄の石獅子作家さんに黒糖の塊からシーサーを彫ってもらった
                                                                                • 沖縄のおばあちゃんにはAirPodsが島らっきょうに見える

                                                                                  沖縄のおばあが「今の若い子はなんで島らっきょうを耳に挿しているのか?」と聞いてきた、みたいな話が少し前に話題になった。 発売当時から他県ではうどんに見えると言われてきたAirPodsが沖縄のおばあちゃんには島らっきょうに見えるのか。こんなところで県民性が。 おばあちゃんには「あれは島らっきょうじゃなくAirPodsだよ」と言いたいけど、お年寄りは大事にしたいので島らっきょうのようなAirPodsを作りたい。 なぜ耳に島らっきょうを? 最初に書いたのがすべてなのだが、とあるおばあちゃんの 「いまの若者はなぜ耳に島らっきょうを挿すのか?」 という問いに真摯に向き合いたいというのが今回の工作である。 おそらく、だけど確実に、おばあちゃんが勘違いしたのはApple製のAirPods。 白いワイヤレスイヤフォンである。 そしてこれが島らっきょう。 島らっきょうは、沖縄県独自のラッキョウの品種。 本土

                                                                                    沖縄のおばあちゃんにはAirPodsが島らっきょうに見える

                                                                                  新着記事