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  • interview Simon Ratcliffe about Village of The Sun "ベースメントジャックスがビンカー&モーゼスとのコラボでスピリチュアルジャズ!?"|柳樂光隆 Mitsutaka Nagira|note

    ”ベースメントジャックスのメンバーがUKジャズの人気デュオと組んでスピリチュアルジャズのプロジェクトを立ち上げた” と聞くと、なんだか胡散臭くも感じてしまうが、Village of the Sunの音源を聴いてもらえば、その素晴らしさに驚くはずだ。 ベースメントジャックスのサイモン・ラトクリフがコラボレーションしたのはビンカー&モーゼス。2010年代末から盛り上がっているUKのジャズ・シーンの中でも特に人気と知名度があるデュオだ。そして、サックスのビンカー・ゴールディングス、ドラムのモーゼス・ボイドのふたりともUKを代表するプレイヤーだ。 ビンカー&モーゼスの二人は普段はハイブリッドなサウンドを中心に様々な文脈の音楽を演奏している。ただ、このVillage of The Sunでは普段の彼らとは異なる演奏を聴くことができる。 コルトレーン系譜のファラオ・サンダースからカマシ・ワシントン、ケ

      interview Simon Ratcliffe about Village of The Sun "ベースメントジャックスがビンカー&モーゼスとのコラボでスピリチュアルジャズ!?"|柳樂光隆 Mitsutaka Nagira|note
    • interview with Kassa Overall | ele-king

      一口に新世代のジャズ・ミュージシャンに括られる中でも、一際ユニークでほかにない個性を持つひとりがジャズ・ドラマーのカッサ・オーヴァーオールである。ジャズとヒップホップやエレクトロニック・ミュージックをミックスするミュージシャンはいまでは少なくないが、そうした中でもカッサのようにフリー・ジャズなど前衛的な手法を用いる者は異端で、言ってみればポップ・ミュージックと実験音楽を並列させてしまう稀有な存在でもある。そして、自身でラップもおこなうなど言葉に対しても鋭い感性を持つアーティストでもあり、自身の内面を赤裸々に綴る歌詞も彼の音楽を形作る重要な要素である。 2019年にリリースされた『ゴー・ゲット・アイス・クリーム・アンド・リッスン・トゥ・ジャズ』でカッサ・オーヴァーオールの名前は知られるようになり、ジャズの未来を切り開く新しいアーティストとして一躍注目を集める。ただ新しいだけではなく、女流ピア

        interview with Kassa Overall | ele-king
      • 『AA 五十年後のアルバート・アイラー』に寄稿したこと:フリージャズ通ではない僕が起用されている理由|柳樂光隆

        この本で柳樂は以下の2つの記事を担当しています。 ●アルバート・アイラー 主要ディスク・ガイド 柳樂光隆 細田成嗣 ▲鼎談 フリー・ジャズの再定義、あるいは個別の音楽に耳を傾けること 後藤雅洋 村井康司 柳樂光隆 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 「アルバート・アイラー 主要ディスク・ガイド」に関しては手が空いた時にInstagramでやっている”24時間で消えるディスクレビュー”として書いたものを転載したいと言われたので、少し修正して載せています。ディテールやデータを調べてまとめるのではなく、基本的には聴いて感じたことを書いてます(※データに関しては編集のほうでチェック済み)。 「鼎談 フリー・ジャズの再定義、あるいは個別の音楽に耳を傾けること」は後藤雅洋、村井康司と3時間とか4時間とか話したものをまとめた5万字越えの鼎談です。 この鼎談のための資料として作っていった「アルバート・アイ

          『AA 五十年後のアルバート・アイラー』に寄稿したこと:フリージャズ通ではない僕が起用されている理由|柳樂光隆
        • "ECM records : mellow, slow and melancholy" ( with playlist )|柳樂光隆

          "The Most Beautiful Sound Next To Silence"(沈黙の次に美しい音) とのコンセプトや ”クリスタル・サウンド” とも称される透明感のある独特のサウンドなどで知られています。 ジャズのディスクガイドには何かしらの作品が必ず掲載されているような名盤の多いレーベルで、その中には美しく、心地よい作品があることでも有名です。 そんなECMの静かで穏やかな曲を集めたプレイリスト”ECM records - mellow, Slow and melancholy”を作りました。

            "ECM records : mellow, slow and melancholy" ( with playlist )|柳樂光隆
          • Sons Of Kemet | ele-king

            昨年の春に世界中で起こったブラック・ライヴズ・マタ―の抗議活動で、もっとも反響を呼んだ映像のひとつが、イギリスのブリストルで、抗議者たちが17世紀の奴隷貿易商人エドワード・コルストンの像を引き倒し、港へと押して行った光景だった。その行為は一定の政治家から予想通りの非難を受けたが、象徴性は否定できないものだった。数世紀の時を経て、ようやく歴史が大西洋奴隷貿易の立役者たちに追いつこうとしていた。 詩人のジョシュア・アイデヘンが、サンズ・オブ・ケメットの『ブラック・トゥ・ザ・フューチャー』の扇情的なオープニング・トラックである“フィールド・ニーガス”で、「お前の記念碑をゴロゴロ転がして行く タバコを巻くみたいに/肖像は川に投げ込め 火葬の薪の価値もない」、と激しく非難する。低音で鳴くホルンと自由形式のドラミングに乗せて、アイデヘデンはプランテーション奴隷制の時代から現在に至るまで続いている、耐え

              Sons Of Kemet | ele-king
            • マイルス・デイビスのエクセル画をマウスで描いてみた - どかれふのExcel画廊

              今回は 「帝王」マイルス・デイビスを エクセルで描いた話。 Jazzの帝王登場 元はモノクロ写真 エクセル画のスペック 次の音楽モノ Jazzの帝王登場 今回も音楽もの。 昔は「Jazzは長尺で抽象的な音楽」で、 若造の俺には全く理解できなかったんだけど、 大学時代の友人に感化され 初めて買ったJazzレコードが マイルス・デイビスの 『カインド・オブ・ブルー』だった。 リンク "So What"や"All Blues"、"Blue In Green" といった名演奏の塊。 "Blue In Green"の ビル・エバンスのピアノがクールだねぇ。 元はモノクロ写真 で、この絵は多分 モード~エレクトロニック・ファンク に移行するころの 60年代中盤のモノクロ写真をもとに 描き起こしたもの。 こちらが元の写真 シャツは着ているけど地味目だし スーツないし髪はアフロじゃなから 『カインド・オブ

                マイルス・デイビスのエクセル画をマウスで描いてみた - どかれふのExcel画廊
              • 「日本のジャズ」この20年で何が起きたのか─ 定型に執着しない現代のミュージシャンたち | ARBAN

                投稿日 : 2021.09.02 更新日 : 2022.03.28 「日本のジャズ」この20年で何が起きたのか─ 定型に執着しない現代のミュージシャンたち “新世代”と呼ばれる、日本の若きジャズ・ミュージシャンたちが、かつてないほどユニークな作風で本邦ジャズ史を更新し続けている。 彼らは一体どんなマインドで創作をおこなっているのか。また、現在の日本のジャズ環境や、ミュージシャンの養成システムはどんな状況にあるのか。音楽大学のジャズコースで教員も務める、評論家の村井康司氏に話を聞いた。 挾間美帆のポテンシャル ――今回は「いま活躍している日本のジャズミュージシャン」についてお聞きしたいのですが、その前にひとつ。70〜80年代って、日本のジャズミュージシャンが今よりも “大衆的” な存在だったと思いませんか? 村井 そう思いますよ。たとえば渡辺貞夫や日野皓正といったジャズマンが、よくテレビCM

                  「日本のジャズ」この20年で何が起きたのか─ 定型に執着しない現代のミュージシャンたち | ARBAN
                • 良質なラージ・アンサンブルがニューヨークに集まる理由 | ARBAN

                  昨今、ジャズの作曲家がニューヨークに集まっているという。ニューヨークで今なにが起きているのか。現地を拠点に活躍する宮嶋みぎわ(作曲家/ピアニスト)がその状況を解説する。 続々と生まれる革新的な作曲家たち 現在の「ニューヨークのジャズ」を語るとき、もっとも活きのいいトピックのひとつが「ラージ・ジャズ・アンサンブル」だ。要するに「大編成で奏でるジャズ」のことで、ビッグバンド・ジャズや、ジャズ・オーケストラなどをまとめてそう呼んでいる(本稿では便宜上「ラージ・アンサンブル」とする)。 こうしたスタイルのジャズでよく知られているのは、スウィング・ジャズ隆盛期(1930年代前後)のカウント・ベイシーやデューク・エリントンの楽団だろう。当時の彼らの演奏にはダンス・ミュージックとしての機能性が求められていた。かつてはジャズに合わせて踊るのが最高にかっこいい娯楽だったのだ。 ところが1940年代に入ると、

                    良質なラージ・アンサンブルがニューヨークに集まる理由 | ARBAN
                  • スナーキー・パピーが語る原点回帰、21世紀のアメリカ音楽を塗り替えたダラスの重要性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                    「進化を示しつつも、あの頃のスナーキー・パピー(Snarky Puppy)が帰ってきた!」と言ったら本人たちに怒られるかもしれないが、僕はニューアルバム『Empire Central』を聴いてそう思った。 これまで13枚のアルバムを発表し、グラミー賞を4度獲得してきたスナーキー・パピー。彼らはずっと変化し続けながらチャレンジしてきたグループだ。 デビューから様々な試行錯誤を続け、最初に大きな評価を得たのが2013年の『Family Dinner Vol.1』。1曲ごとに異なるボーカリストをゲストに呼び、伴奏をスナーキー・パピーが担当するこのシリーズが画期的なのは、すべてがスタジオ・ライブ録音で、その模様が映像でも記録されていること。パフォーマンスの生々しさが視覚的に補完され、音源の魅力が何倍にも跳ね上がったのも成功の理由だった。レイラ・ハサウェイとコラボした「Something」はグラミー

                      スナーキー・パピーが語る原点回帰、21世紀のアメリカ音楽を塗り替えたダラスの重要性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                    • otocoto | こだわりの映画エンタメサイト

                      otocoto(オトコト)は、こだわりのある"大人のための映画エンタメ"メディアです。制作陣や出演者のインタビューをはじめ、作品の深掘りコラムや海外情報、最新の予告編動画、最新映画ランキング、ニュース記事などをはじめとした、映画やドラマなどの最新情報をお届けします。

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                      • 石若駿はさらなる地平へ、新世代のリーダーを引き受ける覚悟と今思うこと | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                        ジャズ・ドラマーの石若駿が、新プロジェクト「Answer to Remember」の名を冠した1stアルバムを発表した。くるりの全国ツアーに参加し、常田大希(King Gnu)とは東京藝術大学の同級生。本作には黒田卓也、KID FRESINO、中村佳穂、君島大空など20名以上のミュージシャンが参加している。日本の次世代を担うキーパーソンに現在の心境を聞いた。聞き手は、本人とも交流のあるジャズ評論家の柳樂光隆。 石若駿は、誰もが一発で魅了されるであろう圧倒的なドラミングで知られている。しかし彼は、様々な名義を使い分けながら自身のリーダー作をいくつか発表しているが、そこではトレードマークを頑なに封印してきた(ように僕には映った)。 ここ日本でも、クリス・デイヴやマーク・ジュリアナといった海外のジャズドラマーはジャンルを超えて注目されてきたし、彼らに影響を受けた日本のアーティストが、海外のシーン

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                        • Milford Graves With Arthur Doyle & Hugh Glover | ele-king

                          Home > Reviews > Album Reviews > Milford Graves With Arthur Doyle & Hugh Glover- Children of the Forest 森は、不可知の風景であり、深い知識が集積した生態系の謎が散乱しているが、その謎は生態系そのもののみが知り得る。森は、森自体が脈動する惑星で、自らを養い、存在し、再生していくことができる。一方、人間は年齢に関係なく怖がりの赤ん坊であり、真の自由に戸惑い、未知なるものへの不安に尻込みしてしまう。ミルフォード・グレイヴスによるこの黄金の宝に、なぜ「森の子どもたち」というタイトルがつけられたのかを想像してみると、ライナーノーツに書かれているように、グレイヴス自身が所有していた音源のテープは“Pygmy”(ピグミー)とラベリングされ、アルバムの内容とは関係のないオーディオ・ドキュメンタリーが収録

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                          • マカヤ・マクレイヴンが語る、時空を超えたサウンドを生み出すための方法論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                            ジャズ・ミュージシャンはこの30年、ヒップホップやテクノ、ハウスやダブステップなど、様々な音楽が出てくるたびにそれを生演奏に置き換え、その技術を応用することで新たなサウンドを生み出してきた。ブレイクビーツやドラムンベースを人力で叩き、複雑なビートのニュアンスを生演奏で表現しつつ、即興演奏を盛り込んだセッションに取り込んでいく。プログラミングによって作られた音楽を乗り越えていくこと、それはつまりプレイヤー側による、プロデューサー側へのリアクションの歴史だったとも言えるかもしれない。 だからこそ、2015年にマカヤ・マクレイヴン(Makaya McCraven)が台頭したときは戸惑った。International Anthemというシカゴの新興レーベルからリリースされた1stアルバム『In The Moment』には、突出した演奏スキルと、それに引けを取らない高水準のプロダクションが同居してお

                              マカヤ・マクレイヴンが語る、時空を超えたサウンドを生み出すための方法論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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                              • イスラエルジャズ要注目作品!気鋭女性ピアニスト、ヌファル・フェイ新譜

                                イスラエルジャズ要注目作品!気鋭女性ピアニスト、ヌファル・フェイ新譜 2020-03-20 2021-01-11 Classical, Israeli Jazz, Jazz, Music 2020, イスラエル, イスラエルジャズ, ジャズ, ピアノ, ピアノトリオ Love0多様な文化に魅了された最新イスラエルジャズ創造力に溢れるイスラエルの女性ジャズピアニスト、ヌファル・フェイ(Nuphar Fey)の2020年新譜『Serenity Island』が素晴らしい。イスラエルの音楽文化もスペインのフラメンコも、西洋クラシック音楽も、南米のタンゴも、彼女の類稀な才能の礎となりこの世界に羽ばたくピアニストの最高傑作を生み出した。 本作に収録された全10曲は、母国イスラエルでのクラシックのソリストが出発点となり、その後ヨーロッパ各地を旅し様々な文化を肌で感じとり吸収してきた彼女が長い間書き溜め

                                  イスラエルジャズ要注目作品!気鋭女性ピアニスト、ヌファル・フェイ新譜
                                • interview with Sons Of Kemet | ele-king

                                  音楽を聴いて、音楽の力ゆえにどこか異世界に連れていかれることはままある。しかし、なかには魔力めいた音楽が稀にあり、それは幻想や幻覚ないしは音楽の麻酔的な効果などという生やさしいものではなく、リスナーに得も言われぬエクスペリエンス=経験をもたらす。サンズ・オブ・ケメットの新作が引き起こすそれは、ふだんのぼくには馴染みのないこの地球上の文化の断片が描く広大な空間──黒い宇宙のなかにおいて成就される。シャバカ・ハッチングスという、いまもっとも重要なジャズ・ミュージシャンがカリブ海の旋律とリズム──キューバからプエルト・リコ、トリニダードなど多様なその音楽の海──を調査し、同時にUKの移民文化から来ている猛烈なダンス・ミュージック=グライムの奥深くに連なるアクセントを吟味したうえで創造したその音楽は、先進国づらしながら難民の人権さえも軽視する国で暮らしているぼくにはなかなか出会うことのない輝きをお

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                                  • interview with Kamaal Williams | ele-king

                                    Profile MIDORI AOYAMA 東京生まれのDJ、プロデューサー。12年に自身がフロントマンを務めるパーティー「Eureka!」が始動。Detroit Swindle、Atjazz、Lay-Far、Mad Mats、Ge-Ology、Session Victimなど気鋭のアーティストの来日を手がけ東京のハウス・ミュージック・シーンにおいて確かな評価を得る。Fuji RockやElectric Daisy Carnival (EDC)などの大型フェスティヴァルでの出演経験もあり、活躍は日本だけに留まらず、ロンドン、ストックホルム、ソウルそしてパリなどの都市やアムステルダムのClaire、スペインはマジョルカのGarito Cafeなどのハウスシーンの名門クラブ、香港で開催されるShi Fu Miz Festivalでもプレイ。15年には〈Eureka!〉もレーベルとしてスタート。

                                      interview with Kamaal Williams | ele-king
                                    • 挾間美帆がニューヨークで創る、ジャズのサウンド。|インタビュー|Culture|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)

                                      第62回グラミー賞の最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門に、自身のグループm_unitとして3枚目のアルバム『Dancer in Nowhere』がノミネートされた挾間美帆(はざま・みほ)。国立音楽大学を卒業後、マンハッタン音楽院大学院へ留学し、卒業後もニューヨークで生活している。自身が結成したm_unit(エム・ユニット)での活動をはじめ、挾間美帆×アシュレイ・ボーダー ジャズ&ダンス プロジェクト(2020年秋には日本公演開催)、19年10月からデンマークラジオ・ビッグバンド(The Danish Radio Big Band / DR Big Band)の首席指揮者に就任するなど、その活躍は国際的だ。 ニューヨークを拠点として、国内外で活躍する挾間美帆。 ――グラミー賞にノミネートされた時の素直なお気持ちは? びっくりしたというのが最初の気持ちです。何も予想もしていなかっ

                                        挾間美帆がニューヨークで創る、ジャズのサウンド。|インタビュー|Culture|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)
                                      • パット・マルティーノの歩み【後編】記憶障害からの復帰劇〜 | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine

                                        パット・マルティーノのバイオグラフィ後編は、突如襲った記憶障害の話とともに幕を開ける。それを筆頭に彼の前にはいくつかの困難が立ちはだかるが、ギター、音楽へのさらなる探求が止まることはなかった。そして第二の絶頂期を迎え、キャリアは最終章へ。 文=久保木靖 再起に向けての並々ならぬ努力 麻酔が切れると、マルティーノは自分の顔を不安げな表情で見下ろす人たちを見渡し、何が起こったのか懸命に思い出そうとした。しかし、そこにいる両親や医師、それどころか自分が何者であるのかもわからない状態となっていた。のちにマルティーノは、“冷たく空っぽ、ニュートラルで、浄化されて……裸になったように感じた”と当時の気持ちを思い返している。 少しずつ記憶は蘇ってきたものの、退院直後は両親がかけるレコードが自分の演奏だと認識できないほどの状態。辛いリハビリ生活の中で、当時の妻は去ってしまった。そんな中、ギターを弾くことで

                                          パット・マルティーノの歩み【後編】記憶障害からの復帰劇〜 | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine
                                        • コリー・ヘンリー来日記念特集 ~ジャズとファンクの現在進行形 (Text by 柳樂光隆) | Special | Billboard JAPAN

                                          ファンクとゴスペルをルーツに持ち、更新され続けるジャズ・シーンに登場したハモンド・オルガン奏者のコリー・ヘンリー。スナーキー・パピーの鍵盤奏者として注目され、現在はThe Funk Apostlesを率いて活躍中の32歳。まさに、2019年最注目アーティストであり、10月に[BBL]に初登場を果たす彼の魅力を最先端のジャズ・シーンを追い続ける柳樂光隆さんが解き明かします。 ゴスペルで育ち、ジャズを変革する。コリー・ヘンリーの強烈なグルーヴ感。 スナーキー・パピー「Lingus(We Like It Here)」のPVでのコリー・ヘンリーによるキーボード・ソロを観れば、誰もが彼に魅了されるだろう。ドラマーに煽られ、徐々に手数を増やしながら、短い時間に2台のシンセサイザーを駆使し、自在にハーモニーを変えながら短い時間の中に多彩なスタイルを詰め込んだ演奏のあまりの凄さに、隣にいたショーン・マーテ

                                            コリー・ヘンリー来日記念特集 ~ジャズとファンクの現在進行形 (Text by 柳樂光隆) | Special | Billboard JAPAN
                                          • インパルス!レコーズと『A Day In The Life: Impressions Of Pepper』 with PLAYLIST|柳樂光隆

                                            インパルス!レコーズと『A Day In The Life: Impressions Of Pepper』 with PLAYLIST 1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Antonio Sanchez) 2. With A Little Help From My Friends (Mary Halvorson) 3. Lucy In The Sky With Diamonds (Makaya McCrave) 4. Getting Better (Wildflower) 5. Fixing A Hole (Cameron Graves) 6. She's Leaving Home (Keyon Harrold) 7. Being For The Benefit Of Mr. Kite! (Brandee Younger) 8. Within

                                              インパルス!レコーズと『A Day In The Life: Impressions Of Pepper』 with PLAYLIST|柳樂光隆
                                            • 【JAZZ新譜】世界のナベサダ、音楽活動70周年記念ライヴ ジャズ&ボッサ ライヴ・アット・サントリーホール / 渡辺貞夫 (2021) - おとのほそみち

                                              ジャズ&ボッサ~ライヴ・アット・サントリーホール アーティスト:渡辺貞夫 ビクターエンタテインメント Amazon 音楽活動70周年を迎えた渡辺貞夫が、2021年6月、サントリーホールにて行ったアニヴァーサリー・ライヴを収録。 ピアノ、ベース、ドラム、ギターに、ストリングスを加えた編成で、スタンダードやブラジリアンテストのオリジナルまでを、語りかけるかのように、丁寧に柔らかに伸びやかに吹いている。 こうしたアニヴァーサリーでは、おめでた感を出そうとしてか、ストリングスが過度にゴージャスになったりしがちだが、ここでのアレンジは控えめなのがいい。 そして、いまさらいうのも何だが、渡辺貞夫のアルトの音色は本当に素晴らしい。 サントリーホールの音の響きは日本屈指とされ、クラシックの演奏会で用いられる事が多いが、今回は、そのホールの特性を活かすため、また、サックスの生音を観客に届けるため、サックスに

                                                【JAZZ新譜】世界のナベサダ、音楽活動70周年記念ライヴ ジャズ&ボッサ ライヴ・アット・サントリーホール / 渡辺貞夫 (2021) - おとのほそみち
                                              • Review:Robert Glasper - Black Radio 3:前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性|柳樂光隆

                                                Review:Robert Glasper - Black Radio 3:前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性 本作はロバート・グラスパーの大ヒット・シリーズ『Black Radio』の3作目。これまで2作の延長にありながら、同時にこれまでの2作とは決定的に異なる作品でもある。 なぜなら過去2作はロバート・グラスパー・エクスペリメントのメンバーのケイシー・ベンジャミン、デリック・ホッジ、クリス・デイヴ or マーク・コレンバーグの四人とともにスタジオにこもって“バンド”で作っていた。『Black Radio』が1週間くらいで一気に作られたことはよく知られている。 本作は過去の2作とは異なり、コロナ禍にLAにあるグラスパーの自宅スタジオを中心にデータを送り合って、それを編集する形で、つまりリモートを駆使して制作されている。制作プロセスは過去2作と大きく異なっている。

                                                  Review:Robert Glasper - Black Radio 3:前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性|柳樂光隆
                                                • interview Mark Guiliana:自分なりの“サイレンス”を見つけた先にあった音|柳樂光隆

                                                  マーク・ジュリアナの新作『The sound of listening』はクリス・モリッシー、ジェイソン・リグビー、シャイ・マエストロとのカルテット。「お!いつものアコースティックのジャズかー」と思っていたら、はっきり言って、これまでのマーク・ジュリアナのジャズ・アルバムとは全く違う。アルバムにはシンセが入っていて、自分でビートをプログラミングした曲もある。ただ、その違いはそこではない。アコースティックのセッション曲でも曲の構造からムードまでまるっきり違うのだ。 これまではどちらかというと高度なコンテンポラリー・ジャズ。マークが共演してきたダニー・マッキャスリンやアヴィシャイ・コーエン、ブラッド・メルドーらのサウンドとも通じるサウンドを、マークなりの美学で演奏しているといった印象だった。 しかし、新作は全然違う。そのコンテンポラリー・ジャズ的な複雑さや徹底的に構築されたクールな手触りなどが

                                                    interview Mark Guiliana:自分なりの“サイレンス”を見つけた先にあった音|柳樂光隆
                                                  • interview Yussef Dayes - ユセフ・デイズ:『What Kinda Music』お互いが奏でる音楽に耳を傾けて、それを補ったり、より発展させようと思った|柳樂光隆

                                                    トム・ミッシュの2020年の新作『What Kinda Music』は2018年の『Geography』とは全く別のトム・ミッシュが聴ける作品だ。以下のインタビューでトム・ミッシュはその変化について、 「これまではトム・ミッシュのサウンドを築くことに専念してきたんだ。だから今回のアルバムは違うことを試す絶好の機会だった。自分の中にあって、追求したいけど、これまで自分の名義ではできなかった色々なサウンドを試すことができた。」 と語っている。この『What Kinda Music』はトム・ミッシュにとって実験であり、チャレンジだったのだろう。 そのチャレンジに欠かせなかったのが、コラボレーターとなったドラマーのユセフ・デイズ(Yussef Dayes)。 ユセフ・デイズはユセフ・カマール(Yussef Kamaal)名義で発表した『Black Focus』で昨今のUKジャズ・ムーブメントに火を

                                                      interview Yussef Dayes - ユセフ・デイズ:『What Kinda Music』お互いが奏でる音楽に耳を傾けて、それを補ったり、より発展させようと思った|柳樂光隆
                                                    • 【今週のお題】お薦めのフリージャズ・ドラマー - TOEIC900点を達成したオレの雑録゛

                                                      今週のお題「お薦めのフリージャズ・ドラマー」 へ? 【今週のお題】お気に入りのフリージャズ・ドラマーは? って、また随分とニッチなお題ですな、はてなブログさんw 「お気に入りのジャズ・ドラマーは?」ですら、相当ニッチだと思うけど。 フリージャズで、さらに、その中でもドラマーのお気に入りですか。 ま、でも、これは私の場合、即答です。 ハン・ベニンク! こっち見んなw 結構な回数、来日してるけど、んーと、1回の来日で2回見に行ったこともあるので、都合、4回だな、見たのは。 まぁ、ガッカリしたことは1回も無いですね! どんな人かと言うと、時は1995年、パソコン通信(死語)の頃、ニフティのフォーラムに書いた私の発言を時空を超えて再掲載。(省エネw) 其の壱:セットが凄い(^^; 普通ドラムセットは3点セット(スネア、バスドラ、ハイハット)を中心にタム、フロアタム、トップ&クラッシュシンバル等々付

                                                        【今週のお題】お薦めのフリージャズ・ドラマー - TOEIC900点を達成したオレの雑録゛
                                                      • ロバート・グラスパー相関図が完成 『BLACK RADIO III』本日リリース | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                        ロバート・グラスパーによる待望のニューアルバム『BLACK RADIO III』が本日2月25日にリリースされた。 ジャズ/ヒップホップ/R&Bの垣根を飛び越え、その後のブラック・ミュージックの可能性を大きく拡げた大ヒット・アルバム『BLACK RADIO III』のリリースから10年、待望のシリーズ3作目となる本作でも、社会の変化によって破壊された世界のフラストレーションとチャンスを力強く、革新的に、そして美しく音楽で表現している。 有能なミュージシャンと共に、豪華ヴォーカリスト/詩人/ラッパーを多数フィーチャーしているのも聴きどころのひとつである『BLACK RADIO』シリーズ。今作でも、Qティップ、ジェニファー・ハドソン、H.E.R.、イェバ、タイ・ダラー・サイン、ビッグ・クリット、エスペランサ、アント・クレモンズ、インディア・アリー、グレゴリー・ポーターなど多種多様な面々が参加し

                                                          ロバート・グラスパー相関図が完成 『BLACK RADIO III』本日リリース | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                        • Lisa Wilhelm Quartett - But They Don't Know Yet (Serenade) - YouTube

                                                          A little song with a simple, calm melody that leaves you with a warm and peaceful feeling. Like looking out of a train window while you let your mind wander, not knowing what's coming next. Melancholic and anticipatory at the same time.

                                                            Lisa Wilhelm Quartett - But They Don't Know Yet (Serenade) - YouTube
                                                          • 『BLUE GIANT』を描く漫画家、石塚真一が語る、創作表現とジャズへの想い - TOKION

                                                            投稿日 2021-02-26 更新日 2022-11-14 Author Tommy MANGA / ANIME 冒険する 主人公・大のサックスプレーヤーとしての成長を通して、ジャズを熱く激しく、漫画で表現する人気作『BLUE GIANT』シリーズ。その作者である石塚真一が語る、作品に込めた想いと今後の話。 漫画という手法を使い、ジャズという音楽のパワー、そして人間の成長を描く『BLUE GIANT』。仙台、そして東京を舞台とした第1部『BLUE GIANT』、ヨーロッパに舞台を移した第2部『BLUE GIANT SUPREME』、アメリカを舞台とした第3部『BLUE GIANT EXPLORER』と、シリーズは舞台を変えながら、今なお継続中。シリーズ累計680万部突破の超人気作である。作者の石塚真一は、そもそもなぜジャズを漫画にしようと思ったのか、そして聴こえるはずのない音をどのように表

                                                              『BLUE GIANT』を描く漫画家、石塚真一が語る、創作表現とジャズへの想い - TOKION
                                                            • 今や日本のジャズシーンは、若き才能の宝庫。秩父英里、石川紅奈らスタイルを貫く新星たち | ブルータス| BRUTUS.jp

                                                              日本のシーンでは、新鋭も次々に出てきている。パプアニューギニア出身でバークリー音楽院を経て、現在日本で活動しているアルトサックス奏者の松丸契は、日本を拠点にし始めてすぐに、さまざまな場所で名前を見るようになった。大友良英や、ヒップホップ・トリオのDos Monos、ロック畑のギタリストでプロデューサーの岡田拓郎や映画『ドライブ・マイ・カー』の音楽を手がけた石橋英子まで。世代もジャンルも超えた“尖った”音楽家が、松丸の演奏を求めている。 そんな松丸は、自身のソロアルバム『The Moon, Its Recollections Abstracted』で音響的なサウンドを聴かせたかと思えば、所属するSMTKではパンキッシュで暴力的な演奏を聴かせることもある。そして彼の周りには前述の高橋佑成やギタリストの細井徳太郎など、面白い存在が集まっている。 松丸契(まつまる・けい) ©Charlie Bar

                                                                今や日本のジャズシーンは、若き才能の宝庫。秩父英里、石川紅奈らスタイルを貫く新星たち | ブルータス| BRUTUS.jp
                                                              • Zazen Boys / Soil & Pimp Sessions - Kimochi / Cold Beat May,3 2021

                                                                Zazen Boys / Soil & Pimp Sessions - Kimochi / Cold Beat May,3 2021 打ち合わせなし一発録り

                                                                  Zazen Boys / Soil & Pimp Sessions - Kimochi / Cold Beat May,3 2021
                                                                • 'He Made the World Bigger': Inside John Zorn's Jazz-Metal Multiverse

                                                                  For decades, the New York composer John Zorn has blended elements of jazz and metal in a series of groundbreaking projects. Tim Hall/Redferns/Getty Images One day in the late Nineties, Dave Lombardo, the metal drumming powerhouse best known for bringing a tornado-like fury to Slayer‘s early thrash masterpieces, was driving from San Francisco to his home in Los Angeles. On the way, he threw on a re

                                                                    'He Made the World Bigger': Inside John Zorn's Jazz-Metal Multiverse
                                                                  • Floating Points, Pharoah Sanders & The London Symphony Orchestra | ele-king

                                                                    ファラオ・サンダースといえば後期コルトレーンの諸作で登場したその継承者であり、アリス・コルトレーン作品をはじめ、ドン・チェリーやサン・ラー作品などといったスピリチュアル・ジャズの王道を歩んだサックス奏者として広くは知られているだろうし、ぼくもまたその認識でレコードを買っては聴いてきたひとりだ。ぼくがもっとも好きなのは、政治の季節にリンクしたアルバム『Black Unity』。傑出した躍動感とこの切なる思いの即興は、BLM時代のいまもまた聴かれるべき作品だと思う。 だが、そこから先のサンダースの音楽についてはまったくの無知で、ジャー・ウォブルとやっていたことなんて今回reviewを書くにあたってdiscogsを眺めるまで知らなかったし、昔remixという雑誌をやっていたのでSleep Walkerの作品に参加したりとか、そんなことぐらいしか知識のない人間が書くreviewだと思って大目にみて

                                                                      Floating Points, Pharoah Sanders & The London Symphony Orchestra | ele-king
                                                                    • "Beyond Jazz" Artists You Need to Know:2020(1)〜キャメロン・グレイヴス | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

                                                                      >>"BEYOND JAZZ" ARTISTS YOU NEED TO KNOW:2020(2)〜カッサ・オーバーオール 異色の音楽性を見せる気鋭ピアニストが 現代ジャズをさらに進化させる スタンリー・クラーク、カマシ・ワシントンにも愛されるキャメロン・グレイヴス。独創性あふれるその音楽性の全貌がステージで明らかに! Text = Mitsutaka Nagira READ MORE カマシ・ワシントンの名盤『The Epic』は不思議なアルバムだ。このアルバムに漂うポスト・ジョン・コルトレーン系譜の要素からはホレス・タプスコットから受け継いだものが聴こえてくるのもあり、スピリチュアル・ジャズとして括られる部分もある。しかし、よくよく聴けば実に多様な要素を含んだアルバムであることに気づかされる。なかでも異質な存在として機能しているのが、ピアニストのキャメロン・グレイヴスだ。このアルバムで"

                                                                        "Beyond Jazz" Artists You Need to Know:2020(1)〜キャメロン・グレイヴス | News & Features | BLUE NOTE TOKYO
                                                                      • ジャズ喫茶いーぐるの現代ジャズ入門

                                                                        シーンの最先端を行く「現代ジャズ」の魅力を、ジャズ喫茶のオヤジが徹底解説! こんなに面白い音楽を聴かないなんて、もったいない! そもそもジャズとは何なのか、その特徴や魅力とは──まずはそこを踏まえつつ、丁寧、明快かつシンプルに「現代ジャズ」の面白さを解き明かす新たな試み。一見異質でハードルが高そうな「現代ジャズ」も、伝統的・正統的な「ジャズ」の延長線上にあるのだ。四谷の人気ジャズ喫茶「いーぐる」の店主である後藤雅洋が、すべてのジャズ・ファンに現在進行形のジャズに触れて欲しいと、論評とアルバム解説200枚(すぐに聴けるQRコード付き)で読者の背中をグッと押す。 【CONTENTS】 まえがぎ 序章 第1章 現代ジャズ紹介──伝統的ジャズと連続性を持つ現代ジャズの特徴 ①「ポピュラリティの復権」〜ヴォーカル、コーラスの多用〜楽曲の重視 ②「混合・融合音楽としてのジャズ」〜“サウンド”の復権 a

                                                                          ジャズ喫茶いーぐるの現代ジャズ入門
                                                                        • REVIEWS : 025 ジャズ(2021年6月)──柳樂光隆(Jazz The New Chapter)

                                                                          毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回は、『Jazz The New Chapter』監修、各方面で活躍の柳樂光隆が登場です。今回は大容量の14枚をセレクト、ジャズのエッセンシャルな「いま」に迫ります。 OTOTOY REVIEWS 25 『ジャズ(2021年6月)』 文 : 柳樂光隆(Jazz The New Chapter) Jihye Lee Orchestra 『Darling Mind』 何年か前に挾間美帆に注目のNYの若手ジャズ作曲家についてきいたときに、あげてくれた何人かのなかにジヘイ・リーの名前があったのが彼女を知ったきっかけだった。近年のビッグバンド~ラージ・アンサンブルはかなり個性的な曲を書く作曲家が増えてきたが、そのなかでもアナ・ウェーバーと並ぶ現在のシーンの注目株と言っていいかもしれない。どこまで自覚

                                                                            REVIEWS : 025 ジャズ(2021年6月)──柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
                                                                          • サマラ・ジョイが語る「歌声の秘密」 ジャズボーカルの新星が夢を叶えても学び続ける理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                            ショウケース・イベント「SAMARA JOY Special Showcase」より(Photo by Eiji Miyaji) グラミー賞の最優秀新人賞、最優秀ジャズ・ボーカル・アルバムの2部門を受賞したことで一躍注目を集めることになったサマラ・ジョイ(Samara Joy)。2021年のデビュー作の時点でジャズ界隈では話題になっていたが、グラミーにより一気に知名度は跳ね上がった。そんな彼女が3月にプロモーション来日、恵比寿BLUE NOTE PLACEでショウケース・イベントを行った。 「トラディショナルなジャズを復活させた」「ヴェルヴェットのような歌声」「TikTokで人気」といった言葉で語られる彼女の音源や動画はもちろんチェックしていたので、それなりに魅力をわかっているつもりだった。それなのに、実際にその声を初めて生で聴いたとき、あまりの凄さに圧倒されてしまった。はっきり言って「上

                                                                              サマラ・ジョイが語る「歌声の秘密」 ジャズボーカルの新星が夢を叶えても学び続ける理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                            • 米ニューヨーク・タイムズ紙 「2023年の年間ベスト・ジャズ・アルバム TOP10」発表 - amass

                                                                              Chief Xian aTunde Adjuah / Bark Out Thunder Roar Out Lightning

                                                                                米ニューヨーク・タイムズ紙 「2023年の年間ベスト・ジャズ・アルバム TOP10」発表 - amass
                                                                              • ジャズ・アルトサックスの名手リー・コニッツ 新型コロナウイルス感染後に死去 - amass

                                                                                米ラジオ局WBGOなどによると、ジャズ・アルトサックスの名手、リー・コニッツ(Lee Konitz)が4月15日、ニューヨークのレノックス・ヒル病院で死去。息子のジョシュ・コニッツは、父親の死因は新型コロナウイルスに関連した肺炎と話しています。リー・コニッツは92歳でした。 リー・コニッツは米イリノイ州シカゴ生まれ。クラリネットを演奏していた時期もあったが、アルトサックス奏者に転向し、クラウド・ソーンヒル楽団のソリストとして注目された。孤高のピアニスト、レニー・トリスターノに師事し、即興演奏に対する考え方やそれへのアプローチについて大きな影響を受ける。マイルス・デイヴィスとも活動を共にした。リー・コニッツは独自のサウンドを開拓して1950年代のジャズ黄金期に活躍、その後も一貫して誰の真似でもない自前の音楽を追求した真のジャズ・インプロヴァイザーとして第一線で活動を続けた

                                                                                  ジャズ・アルトサックスの名手リー・コニッツ 新型コロナウイルス感染後に死去 - amass
                                                                                • 「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは

                                                                                  WHAT’S NEW 「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは 2021 年 6 月 4 日 (C)Shervin Lainez アメリカのヒューストンにHigh School for the Performing and Visual Arts (通称HSPVA)という高校がある。1971年設立のこの学校は音楽からダンス、演劇、絵画や彫刻、映像、執筆など、総合的なアート系の教育を行っている。ここからR&Bシンガーのビヨンセをはじめ、ジャズ・ピアニストのロバート・グラスパー、ジェイソン・モラン、ドラマーのクリス・デイヴ、ジャマイア・ウィリアムスといったミュージシャンが輩出されたことで、大きな注目を集めた。他にもケンドリック・スコット、ウォルター・スミスⅢ、マイク・モレノなど、2010年代のジャズシーンを代表する数多くの才能が輩出され、ヒュー

                                                                                    「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは