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「いとしのレイラ」を奏でた、エリック・クラプトンの1956年製ストラトキャスター“ブラウニー” 2024-04-03 Blues Legends Rock エリック・クラプトンとストラトキャスターとの蜜月の関係──その始まりとも言える1本が、2トーン・サンバーストの1956年製ストラトキャスター=“ブラウニー”だ。初のソロ・アルバムやデレク&ザ・ドミノスの不朽の名盤『いとしのレイラ』を彩った伝説のギターについて、その詳細をじっくりと見ていこう。 文=細川真平 Photo by Koh Hasebe/Getty Images エリック・クラプトンを魅了した“ソフトV”ネック エリック・クラプトンは、1967年5月7日にロンドンの楽器店、サウンド・シティ(Sound City)で56年製のサンバースト・フィニッシュ/メイプル・ワンピース・ネック指板のストラトキャスターを400ドルで購入する(イ
若き超絶ギタリスト=森 大翔が語る、ギターの楽しさを詰め込んだ1st作『69 Jewel Beetle』 2023-07-14 Pops Progressive Rock ポリフィアやCHON、Ichika Nitoやマテウス・アサトなど、新世代のテクニカル・ギタリストたちに影響を受けた森 大翔。10代にして世界レベルのテクニックを身につけた彼が、その技術やセンスを存分に発揮しながらも見事に“ポップス”へと昇華させた1stアルバム、『69 Jewel Beetle』を完成させた。今回は、その会心の作品で聴けるギターについて、森にたっぷりと語ってもらおう。 インタビュー=福崎敬太 写真=瀬能啓太 故郷を思い出しながらギターを弾く時間を確保しているんです デビュー・アルバム『69 Jewel Beetle』は歌モノのポップスとしてはかなりギター度が高い、我々としては大歓迎な1枚です。ギタリスト
ギブソンが“セオドア・スタンダード”を発売 テッド・マッカーティ考案のギターをレギュラー・ラインで製品化 2024-03-29 ギブソンより新製品“セオドア・スタンダード”(Theodore Standard)が発売された。 セオドア・スタンダード。中央の3本が完成品で、両側は塗装前のもの。 本モデルは、ギブソンの伝説的な元社長であるテッド・マッカーティが1957年にスケッチしたデザインを、現代の技術によって製品化したギターだ。 そのコンセプトは、2022年3月に限定モデルとして発売され、完売したギブソン・カスタムショップの“セオドア”と同様だが、今回の“セオドア・スタンダード”はギブソンUSA製で、なおかつレギュラー・ラインでの製品となる。 ちなみにスケッチが描かれた1957年の翌年には、ギブソンからフライングV、エクスプローラー、ES-335などの有名なモデルが発売されている。 では、
エリック・クラプトンにとって、フェンダー・ストラトキャスターとはどんな存在なのか 2024-03-26 Blues Legends Rock キャリアの初期には様々なギブソン・ギターを愛用したエリック・クラプトンだが、ソロ転向後の彼のそばには常にストラトキャスターがあった。今回はエリックがストラトキャスターを相棒として選んだ理由や、その切っても切り離せない関係性について深く考えてみたい。 文=細川真平 Photo by Ian Gavan/Getty Images なぜ初期にストラトキャスターを選ばなかったのか エリック・クラプトンは、ブルース・ブレイカーズ時代(1965〜66年)にギブソン・レス・ポール・スタンダードを使用し、ロック・ギター・サウンドの基礎を作り上げた。そして、その後のクリーム(1966〜68年)では、レス・ポール・スタンダード/カスタム以外にも、SGやES-335やファ
「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座 文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく *この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 小さな円、大きな円 音楽で最も大切なことはテンポとリズム、つまり時間です。時間は、譜面や図版で表わすには横に表示しますが、演奏時には、頭で“円”をイメージしましょう。小さなリズムの円をくり返すと共に、大きなリズムの円を回転させます。これが連動して、同時に回転しているわけです。ここにヒントがあります。 例を出すと“16ビートをプレイする際には1小節ごとの大きな円を意識する”、“4拍子をプレイするには16分音符の小さな円を意識する”ということです。簡単に言えば、小さな円と大きな円を同時に感じる、もしくは、プレイに対比する円を意識すれば
a flood of circleの新作『花降る空に不滅の歌を』に見る、 佐々木亮介&アオキテツの洗練されたロック・ギター哲学 2023-03-27 Rock Rock 'n' Roll 2006年の結成以来、無骨でストレートに響くロック・サウンドを武器に、精力的な活動を続ける実力派ロック・バンド、a flood of circle(AFOC)。彼らが最新アルバム『花降る空に不滅の歌を』を完成させた。フロントマンである佐々木亮介(vo,g)が、“歌っている人の唾が飛んできそうな生々しい作品にしたかった”と語るように、バンドマンとして死ぬまで音楽をやり続けていくという決意が込められた歌詞の世界観を、表情豊かなロック・サウンドで彩った快作に仕上がっている。注目の最新作について、佐々木とアオキテツ(g)に制作をふり返ってもらった。 取材・文:尾藤雅哉(ソウ・スウィート・パブリッシング) アルバム
レジェンドらを魅了したギルド・エレキの代表格 1960年に誕生以来、バディ・ガイやデイヴ・デイヴィス(ザ・キンクス)、トム・フォガティ(CCR)などを魅了してきたギルド・エレキ・ギターの代名詞的存在=スターファイアー・シリーズ。ダブル・カッタウェイのセミアコ仕様である本器は、ピックアップに自社製ハムバッカー2基をマウント。ビンテージ・ライクで芳醇なギルド・サウンドを味わえる。ネックは薄めのUシェイプ仕様で、オリジナルのビブラート・テイルピースもクールだ。 『The Kink Kontroversy』(ザ・キンクス/65年)のジャケットに写っていて、憧れたスターファイアー。これもまさに60年代のガレージ・サウンドが出ますよ。さらにニッチに言えば “1964~66年”の音に近いですね。 67年になるとジミヘンやクリーム、ジェフ・ベック・グループなどの時代になって歪みの質が変わりますけど、それ以
ストラトキャスター70周年の記念動画で10人のギタリストが「Voodoo Child」を熱演! 2024-03-15 フェンダーのストラトキャスターが、今年で生誕70周年を迎えた。 フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーションは、この2024年を「The Year of the Strat(ストラトキャスターの年)」と位置づけ、「Forever Ahead Of Its Time(いつも先駆け。これまでも、これからも。)」をテーマとした各種のキャンペーンを展開している。 今回はその中から、世界を対象としたグローバル・キャンペーンを2つ紹介しよう。 動画 「Voodoo Child: Forever Ahead of Its Time」 先頃YouTubeで公開された「Voodoo Child: Forever Ahead of Its Time」は、現代の音楽シーンを象徴
Echopark Instruments/Custom Guitar カスタム・モデルのメイン・ギター 今回の来日公演で最も登場した、トロイのメイン・ギター的存在。以前、Echoparkからシグネイチャー・モデルとして登場したDe Leonとも近いスタイルだが、本器はメイプル・ネックにローズウッドもしくはパーフェロー指板、アルダー・ボディというスペック。ボディ形状はレオ・フェンダーが製作したもののテンプレートとのこと(※先日公開のインタビュー記事を参照)。 フロント・ピックアップがArcane 3×3 Humbuckerなので、おそらくリアにはArcane 50EXPもしくは51 EXPが搭載されていると推測する。チューニングはおもに全弦2音下げ(F-A♯-D♯-G-C)で使用され、ジョシュ・オム(vo,g)のミッド・レンジの塊のようなサウンドに対して、キレのあるカウンター・トーンを加えて
ブライアン・メイが初めて手にしたギターの修復作業を、ビルダーのアンドリュー・ガイトンが語る 2024-03-05 Pops Rock クイーンのブライアン・メイにとって初めてのギターが、オランダのギター・メーカーであるエグモンド製の1本だった。友人との交換でブライアンは一度手放したのだが、のちに彼のもとに戻ってくることに。しかし彼が再び手にした時には、塗装が剥がされた状態であった。これを修復したのが、ビルダーのアンドリュー・ガイトン。今回はアンドリューに、その修復作業を振り返ってもらった。 質問作成=ashtei 翻訳=トミー・モリー 写真=本人提供 ギター・マガジン2024年3月号 『特集:ブライアン・メイ(クイーン)』 ギター・マガジン2024年3月号では、アンドリュー・ガイトンがレッド・スペシャルの実器を解析した際のことを回想したインタビュー記事を掲載。 貴重な体験談と、彼だからこそ
忌野清志郎(1951年 – 2009年)が愛用した1963年製のエスクワイヤーを再現したモデル“Kiyoshiro Imawano 1963 Esquire Journeyman Relic”が、フェンダー・カスタムショップより登場し、その受注販売が2024年3月5日(火)に開始された。 ▲Fender Custom Shop/Kiyoshiro Imawano 1963 Esquire Journeyman Relic 1963年製のフェンダー・エスクワイヤーは、清志郎が所有したギターの中でも最もアイコニックな1本だ。 ▲1963年製のフェンダー・エスクワイヤーを弾く忌野清志郎 このギターは、もとは春日博文(カルメン・マキ&OZ、RCサクセション、東京ビビンパクラブ)がロサンゼルスで入手したものだが、その後に清志郎が譲り受け、一時期は仲井戸”CHABO”麗市(古井戸、RCサクセション、麗
これからの羊文学のサウンドを彩る、新たなメイン・ギター 塩塚がフェンダー・アーティストとしてパートナー・シップを結んだ記念に購入した、カスタムショップ製のジャガー。ライブでは、激しさよりも奥行きが欲しい時に本器をチョイスするそうだ。メインのピックアップ・ポジションはセンター&フロントのミックス。なお、チューニングはレギュラーで、弦はエリクサーのOptiweb(.010-.046)を使用。 塩塚モエカのコメント 何本も試奏をして、“凄く良い音だ!”と一瞬で思いました。自分がカスタムショップ製のギターを持つとは思っていなかったので、身が引き締まります。 音色は、もう1本のジャガー(フェンダー/American Vintage ’65 Jaguar)と比べて上品な感じです。 お気に入りポイントは、ヘッドの部分もボディと同じように塗装されているところ(マッチング・ヘッド)。“チルめ”な音楽を演奏し
大澤敦史が語る、打首獄門同好会の新作『ぼちぼちベテラン』 プレイヤーとしての“遊び”と、“質”の追求 2024-02-28 Hard & Heavy Rock 2024年に結成20周年を迎えた打首獄門同好会が、新年早々にアルバム『ぼちぼちベテラン』を発表した。ヘヴィ・ロックを軸にしつつも、様々なジャンルの要素を散りばめた、バラエティ豊かな楽曲が並んでいる。 今回は、ギター・ボーカルを務める大澤敦史に、20年でのギタリストとしての変化や新作のギター・アレンジ、そして本サイトの読者であれば黙っちゃいられない「少年よ、君に伝えたい事がある」の歌詞について話を聞いた。 インタビュー=福崎敬太 俺たちが聴かせたいのは曲であり、音楽は伝わらないと意味がない 『ぼちぼちベテラン』は結成20周年を記念するアルバムです。この20年でギターはどう変化してきましたか? 20年を経て、考え方がだんだんと渋くなって
2024年に結成20周年を迎えた打首獄門同好会が、新年早々にアルバム『ぼちぼちベテラン』を発表した。そのレコーディングでギター・ボーカルの大澤敦史が使用したギターを含め、彼の所有器4本を紹介しよう。 文=福崎敬太 写真=星野俊 1ピックアップ&1ボリュームの“漢”仕様! 2023年11月に完成したばかりの新たなメイン・ギターは、後述する旧メイン同様、1ピックアップ&1ボリュームという潔い仕様。ボディがアルダーでネック&指板がメイプルという材構成だ。左手首に負担の掛からないグリップ角度と右手の演奏性を両立するため、ボディ裏のコンターをなくし表のエルボーカットを細かく調整したそう。 最大の特徴はEverTuneブリッジの搭載で、これによりピッチの正確さが向上。そのため、新作『ぼちぼちベテラン』に収録された、すでにレコーディングが終わったリリース済みの楽曲も、ギター・パートは本器によって再録音さ
こちらもネックとボディ・バックはステイン仕上げで、メタリックなトップとは対照的だ。 ネック材はメイプルで、シェイプは薄めの“U”。 ピックアップは、クリーム色のインサートを持つP-90Eシングルコイルを2基搭載。 テイルピースにはBigsby B70ビブラート・テイルピースが採用されている。 指板の仕様、ハードウェアのカラー、コントロールの構成は先の“Jet Single-Cut”と共通で、こちらもまたエレガントな外観のギターに仕上げられている。 GRETSCH Electromatic Pristine LTD Jet Single-Cut with Bigsby 【スペック】 ●Body Material: Mahogany ●Body Finish: Gloss ●Neck: Mahogany, Thin “U” ●Neck Finish: Gloss ●Fingerboard: L
「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座 文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく *この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 ギターを選ぶ場合、最終的には“気に入ったギターが最高”なわけです。 “高額ギターは良い音がする”、“安いギターは作りが悪い”という可能性が多少ありつつ、“高額ギターが良い音がするとは限らない”、“安いギターだが自分の好きな音が出る”、“昔から憧れていたギターを入手したので愛着がわき練習する時間が増えた”、“安いギターを買ったらチューニングが合わないので弾く気が起きない”、“弘法は筆を選ばず”などの考え方が出てきます。 この本を読んでくれているあなたは、すでに1本は持っているでしょう。そこで、2本目以降は慎重に選びたいものです。 個
2023年10月に東京ドーム・シティ・ホールで行なわれたテデスキ・トラックス・バンドの来日公演で、デレク・トラックスのサウンドを生み出した、アンプとエフェクターを紹介しよう。話題となったBOSSのルーパーの用途についても解説! 文=福崎敬太 撮影=小原啓樹 協力=トミー・モリー Derek’s Amplifiers デレク・トラックスのアンプや足下のセッティングは、以下の写真のとおり。アンプごとにそれぞれ紹介していこう。 ①Alessandro/AZZ(Prototype) メイン・アンプはお馴染み、アレッサンドロのAZZ(プロトタイプ)。ほぼすべての楽曲が本機によるサウンドでプレイされた。ツマミのセッティングは以下のとおり。 チャンネル:VIBRATO 1BRIGHTスイッチ:ONVOLUME:7TREBLE:8MIDDLE:4BASS:3REVERB:3.5SPEED:0INTENSI
ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! 2024-02-16 Jazz 本書は、ギター・マガジン2017年3月号『進撃のジャズファンク』と、ギター・マガジンWEBの連載『進撃のジャズファンク外伝』を1冊にまとめ、さらに新たな記事を追加したムック本だ。 登場するのは、グラント・グリーンやメルヴィン・スパークス、ブーガルー・ジョー・ジョーンズ、ジョージ・ベンソンといったジャズファンクの顔役ギタリストから、フレディ・ロビンソン、カル・グリーンのようなややマニアックな隠れ名手まで、総勢11人のゴキゲン・ギタリストたち。 それぞれ一人一人のバイオグラフィ、使用ギター、名盤、プレイスタイルなどを徹底解説している。 新規コンテンツの目玉の1つとなるのが、70年代ファンク/レアグルーヴを象徴するバンドの1つであるFunk Inc.のギ
「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座 文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく *この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 ギターは、手だけで弾いていると考えていては、なかなか上達しません。リラックスしたプレイをするには、体全体をストレッチすることも重要です。ギターに触る前に、肩を回す、首を左右に曲げたり半回しする、あるいは深呼吸するなど、肉体をリラックスさせてから練習し始めるというのも効果的です。 なお、上達したいという思いに年齢は関係ありません。あなたが今20歳だとして、20年後の40歳になっても、きっとギターをプレイしているでしょう。実際、現在40歳の人も“上達したい”と思っています。そうした長い目で考えると“ヨガ”、“ウォーキング”、“ジム通い
シャーベルより、レリック加工を採用したSan Dimas Style 1が3カラーで登場 2024-02-15 シャーベル(Charvel)のPro-Modシリーズのラインナップに、レリック加工を採用したモデル“Pro-Mod Relic San Dimas Style 1 HH FR PF”が加わった。 カラーはWeathered Black、Weathered Orange、Weathered Whiteの3色。
新年を間近にした2023年12月末、ジョン・メイヤーがブルーノート東京でソロ・ライブを開催した。2024年2月13日に発売となるギター・マガジン3月号では、ジョンがステージに用意したすべての機材を紹介している。ギタマガWEBでは、特別にその中から一部を抜粋してお届けしよう。今回は超人気曲「Neon」で使用された、マーティンのOM-28JMをピックアップ! 取材・文:田中雄大 機材写真:星野俊 ※本記事はギター・マガジン2024年3月号に掲載された『ジョン・メイヤー来日ソロ公演の全機材 at ブルーノート東京(12月29日-12月31日)』から抜粋したものです。 マーティンによるジョン・メイヤー・シグネチャーの第1弾として2003年に登場したOM-28JM。ボディ・サイズが000と同様、そしてスケールはドレッドノートと同様の645.2mmという特徴を持ったOM-28をもとにしたモデルである。
美麗かつ暴力的なジェント・サウンドを奏でる トシン・アバシ(アニマルズ・アズ・リーダーズ)の愛用機材を解説! 2023-06-01 Hard & Heavy Instrumental Progressive Rock 米ワシントンD.C.を拠点に活躍する世界最先端のプログレッシブ・メタル・インスト・バンド=アニマルズ・アズ・リーダーズが、新作『PARRHESIA』を引っ提げた来日ツアーを2023年4月に開催。今回は、4月13日(木)@渋谷 Spotify O-EASTで行なわれたワンマン公演でトシン・アバシ(g)が使用した機材を撮影させてもらった。超重厚なのにどこまでもクリアなサウンドを生むギアの数々をご紹介しよう。 取材/文=伊藤雅景 機材写真=小原啓樹 Guitars Abasi Concepts/Larada 8 来日公演で最も活躍した、トシン・アバシのメイン・ギター 今回の来日公演
フェンダー・ストラトキャスターの70周年を記念 したオフィシャル・ウオッチが1954点の数量限定で発売 2024-02-01 インペリアル・エンタープライズ株式会社が、「フェンダー ストラトキャスター70周年記念 オフィシャルウオッチ」の販売を、2024年1月29日(月)よりPREMICOオンラインショップにて開始した。 本製品は、エレクトリック・ギターの歴史的傑作であるフェンダー・ストラトキャスターのデビュー70周年を記念し、日本を代表する腕時計メーカーのセイコーとのコラボレーションによって誕生したアニバーサリー・ウオッチだ。 販売数は、ストラトキャスターのデビュー年にちなみ、1954点のみ。ストラトキャスターの絵と70周年記念のロゴが入った裏蓋には、そのエディション・ナンバーも刻印される。 文字盤のカラーは1954年のストラトキャスターに敬意を表したサンバーストで、ストップウオッチの秒
2024年2月4日からスタートするクイーン+アダム・ランバートによるドーム・ツアーから、10日(土)の札幌ドーム公演のスペシャル・ゲストとしてGLAYの出演が決定! 札幌でのライブは実に42年ぶりとなるクイーンと、北海道が生んだモンスター・バンドGLAYを一夜のうちに観ることができる、二度とはない貴重な機会となるだろう。
唯一無二の個性を放つエディ・ヴァン・ヘイレンの“フランケンシュタイン”。様々なパーツを自らの手で組み合わせ、数多の改造が施されてきた1本だ。あのエディ本人の手による象徴的なストライプ柄のデザインは、あなたの記憶に今も強く刻み込まれていることだろう。今回はこの伝説のギターについて、改めておさらいしておこう。 文=細川真平 Photo by Ross Marino/Getty “フランケンシュタイン”と呼ばれる名器 ロック・ギターの歴史を、誤解を恐れずに、大ざっぱに、やや誇張して言うならば、ジミ・ヘンドリックス前と後に分けられると思う。そして、ジミ・ヘンドリックス後の歴史をさらに分割するならば、エディ・ヴァン・ヘイレン前と後に分けられる。 その彼の象徴が“フランケンシュタイン”ギターだ(“フランケン・ストラト”、“フランキー”とも呼ばれる。また、エディ自身は“マイ・ベイビー”と呼んでいた)。
E Ink社のディスプレイを採用し、優れたデジタル・ペン技術によって紙のような書き心地を実現した電子ペーパー端末の富士通QUADERNO(クアデルノ)。 初代は2018年にリリースされ、様々な資料の読み書きを行なうビジネスマンや学生だけでなく、多くの譜面を扱う音楽家にも支持されてきた。2021年には書きやすさと読みやすさを向上させた第2世代が登場し、より多くのユーザーがペーパーレスの生活に欠かせないツールとしてQUADERNOを活用するようになっている。 そして今年2月、楽譜がさらに使いやすくなる新たなアップデートが行なわれ、“音楽家のためのツール”としての機能性が高まった。ここでは、QUADERNOの性能を紹介すると共に、ギタリスト弓木英梨乃によるレビューをお届けする。 取材・文:今井悠介 写真:八島崇 デザイン:須藤廣高 【PR】問い合わせ:富士通クライアントコンピューティング QUA
2023年10月に東京ドーム・シティ・ホールで行なわれたテデスキ・トラックス・バンドの来日公演で、デレク・トラックスがステージに用意した3本のギターを紹介! メインSGの最新情報を確認しよう。 文=福崎敬太 撮影=小原啓樹 協力=トミー・モリー ステッカー・ナンバードを搭載した愛器 ディッキー・ベッツがデュアン・オールマンに贈った1961〜62年製SGを再現した、ギブソン・カスタムのDickey Betts “From One Brother to Another” SG。デレクがメインとして使用する個体──“Artist Proof #4”は、デュアンの娘であるカラドリエルから贈られた1本だ。2023年10月の来日公演も、ほぼすべての楽曲が本器によって演奏された。 2019年にピックアップが純正のCustombuckerからクリームTピックアップスのSpot Replica Pickup
Bacchusより、トラッドな仕様とアーチトップ・ボディを組み合わせたエレクトリック・ギター“BARON”が登場 2024-02-02 Bacchus(バッカス)のGlobalシリーズより、トラッドな仕様と流線型のアーチトップ・ボディを組み合わせたエレクトリック・ギター“BARON”(バロン)が登場した。 左からBARON-FM、BARON-JAZZ、BARON-CTM。 BARONのラインナップはBARON-FM、BARON-JAZZ、BARON-CTMの3モデルで、これらに共通する特徴は次のとおり。 トップ材の杢目やカラーを引き立てるアーチ形状のボディ・トップ。立って演奏する際にもバランス感の良さを発揮する、適度な重量を備えたナトー・ボディナトー・ネックローズウッド指板ボルトオン方式のジョイント628ミリのミディアム・スケールスムーズなポジション・チェンジに貢献するネック裏のマット・フ
ジミ・ヘンドリックスが使った“スパゲティ・ロゴ”のストラトキャスターに迫る連載企画。最終回は当然、ジミがステージで使用した“最後のスパロゴ”ストラトキャスター。当時“型落ちモデル”とみなされていた1本の結末とは? 文=fuzzface66 Photo by Eric Harlow/Daily Mirror/Mirrorpix via Getty Images ※文中のギターの年式表記は、各スペックから推測される最も近い年式を採用している。 1963 Fender Stratocaster Black フィニッシュ:3トーン・サンバースト指板:ラウンド貼りローズウッド使用期間 : 1968年8月頃 ラウンド貼りのローズウッド指板で12フレットのポジション・マークの間隔が狭く、ピックガード・ビスがセンターPU寄りに位置していることから、スパロゴ最終期の1964年製とみられる3トーン・サンバース
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