マグニチュード5.3の地震があったクロアチアの首都ザグレブで、落ちてきたれんがに押しつぶされた車(2020年3月22日撮影)。(c)Damir SENCAR / AFP 【3月23日 AFP】クロアチアの首都ザグレブで22日、マグニチュード(M)5.3の地震があり、10代の少女が重体になっている。国営メディアが報じた。当局は避難する住民に対し、お互いの距離を保ち新型コロナウイルスの拡大を防止するよう呼び掛けた。 クロアチアのアンドレイ・プレンコビッチ(Andrej Plenkovic)首相によると、今回の規模の地震はおよそ140年ぶり。現地のAFP記者は、22日午前6時(日本時間同日午後2時)に地震が発生した際、住民がパニックになり屋外に避難したと伝えた。 この地震により、ザグレブを象徴する大聖堂の塔の一部が折れたり、建物の一部が崩れて下に止まっていた車がれんがで押しつぶされたりする被害が