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railsの検索結果281 - 320 件 / 5179件

  • Rails8.0.0マイルストーンの現状 - おもしろwebサービス開発日記チラシの裏

    これはなに 8.0.0 Milestoneを見て気になったものをまとめています マイルストーンは先週くらいにできたのですがもうマージされているやつもたくさんあります DHHが年末年始にめっちゃ働いている 気になったものたち Ruby3.3以上のサポート DHHは最初3.3以上で、という気持ちだったんだけど流石にみんな大変やろ、という意見が出て結局リリース時(2024年の予定)にサポートされているRubyのバージョン、つまり3.1以上に落ち着いた PR: Bump the required Ruby version to 3.1.0 by byroot · Pull Request #50491 · rails/rails ↑のPRでは「メジャーバージョンアップ時にRubyのサポートを落とす」だとRails自体のメンテも大変だしアプリケーション開発者も大変なので、毎回マイナーバージョンアップ

      Rails8.0.0マイルストーンの現状 - おもしろwebサービス開発日記チラシの裏
    • 2023 の振り返り

      2024 年に書いてる時点で全然収まってないけど 2023 を振り返る。せっかくブログもオーバーホールしたので…。10 年ぶりとかなのでここしばらくの内容も含んでる。 仕事 引き続き同じ会社にいて 11 年目くらい。ここ 5 年くらいは Platform Engineering、Security、Corporate Engineering (情シスとか IT ともいう) のエリアに跨った仕事をして、各々のエリアへ貢献したり、はたまた全社に影響する成果を出したり。UK を本拠とするグローバル事業の組織、日本の組織ともに見ていて、今の仕事は 4 割くらい英語。 今年は波乱の 1 年だった。2 度にわたる退職勧奨やレイオフ、創業者が社長に戻る、オフィスを横浜から東京に戻すことが決まる、去年(全てが起こる前に)交代した CTO もいなくなることになる…など。 この影響で退職を決断したメンバーも多か

      • ssig33: "Fastladder の Rails を 4.2 => 7.1 までアップデートした ..."

        Fastladder の Rails を 4.2 => 7.1 までアップデートした Upgrade Rails 4.2 => 7.1 その他信頼性向上のためにテストをいくつか追加した Add ApplicationSystemTest Add E2E test across feed addition, crawling, and display このアップデートにともなって Dockerfile も追加してある。この Dockerfile は Rails 標準の Dockerfile からいくつかの最適化などを削ってより簡易にしたもの。 fastladder orgnization ではパッケージを配る権限がなかったので、とりあえずぼくのネームスペースでビルドした Docker イメージを配っている。 以下のような docker-compose.yml を使えば手元で一発で fastl

          ssig33: "Fastladder の Rails を 4.2 => 7.1 までアップデートした ..."
        • 2023年にやったこと - k0kubun's blog

          今年で30歳、社会人9年目、在米5年目になった。今年は 趣味でRJITを作り、仕事でYJITを超高速化した 初めて論文を国際会議に投稿し、採択された 子供とプリスクールに行き始めた という感じの一年だった。 仕事 大変ありがたいことに、自分が今一番興味のある仕事であるYJITの高速化に集中できた一年だった。 いろいろやったが、代表作は以下の三つかなと思う。 スタックオペランドのレジスタアロケータ 最適化未対応なメソッド呼び出しのフォールバック 例外ハンドラのコンパイル どれもベンチマークがかなり速くなった。 特に二つ目と三つ目は、自分で発案してかつ主に僕が重要性を訴えていた奴で、 それらで大きな成果が出たときはかなり達成感があった。 単独のPRでRailsベンチが7%速くなった時はこりゃ昇給するわと思ったが、実際めちゃくちゃ昇給した。 ベンチマークも速くしている一方、僕は本番アプリの最適化

            2023年にやったこと - k0kubun's blog
          • Ruby Parser開発日誌 (16) - 2023年を振り返って - かねこにっき

            とにかくparserとparser generatorをやっている一年でした。世はまさに"大パーサー時代"!!! Ruby3.3 リリースが目前に迫りました! リリースに向けまつもとさんから 「大構文解析時代! Parser age」 のキーワードを頂きTシャツにアレンジしました。 多くの皆さんで Ruby3.3 リリースを祝し、関係各位に感謝しましょう。 当コレクションも、収益の一部を… pic.twitter.com/uTv3kxJ0Hz— OSS-Vision Official (@OssVision) December 14, 2023 その中でもとくに自分にとって大きな変化だったのは以下の出来事でした。 Lrama LALR (1) parser generatorを実装して、Rubyに取り込んだ。これによってRubyからGNU Bisonへの依存が消えた。 最初は一人で始めたR

              Ruby Parser開発日誌 (16) - 2023年を振り返って - かねこにっき
            • GitHub - rails/rubocop-rails-omakase: Omakase Ruby styling for Rails

              Ruby is a beautifully expressive language that not only tolerates many different dialects, but celebrates their diversity. It was never meant as a language to be written exclusively in a single style across all libraries, frameworks, or applications. If you or your team has developed a particular house style that brings you joy, you should cherish that. This collection of Rubocop styles is for tho

                GitHub - rails/rubocop-rails-omakase: Omakase Ruby styling for Rails
              • vscode-ruby-light開発日記 - Prismパーサー導入編

                vscode-ruby-lightの開発中に考えたことを書いていきます。今回は、内部で利用しているRuby用パーサーのtree-sitter-rubyからPrismへの移行について書きます。 @ruby/prismパッケージの概観 Prismは、JavaScriptからもその実装を利用できるよう、@ruby/prismという名前でnpmパッケージを公開しています。 何が含まれているパッケージなのかというと、まずWASMバイナリという形でコンパイルされたPrismの実装と、それを便利に使うためのJavaScriptの実装、それからTypeScript向けの型定義ファイルが含まれています。これらはESModuleという形式に従ってモジュール化されています。またruby/prismのリポジトリ内に、JavaScript向けの簡単なドキュメントも含まれています。 もちろん、本拡張でもこのnpmパッ

                • Ruby公式「Pythonとの違い」から学ぶ、Pythonの「Rubyとの違い」

                  はじめに 隔週で開催される社内勉強会で、Python の基本的な言語仕様を紹介するために Ruby 公式の「PythonからRubyへ」というドキュメントを用いた回が意外に盛り上がったので記事にします。 Ruby コミュニティのメンバーによって運営されている Ruby 公式サイトに掲載されているドキュメントで、Python 使いが Ruby と Python の言語仕様の違いを理解するのにぴったりな内容となっています。 今回、こちらのドキュメントの「Python との違い」の章を一部「Ruby との違い」に読み替えて、Ruby 使いに向けた Python との言語仕様の比較を行いたいと思います。 Rubyと違って、Pythonは… Pythonと違って、Rubyは… 引用: PythonからRubyへ 文字列は不変です。 文字列は可変です。 引用: PythonからRubyへ Python

                    Ruby公式「Pythonとの違い」から学ぶ、Pythonの「Rubyとの違い」
                  • Ruby 3.3.0: aarch64-linux環境でFiber.new{ }.resumeを呼ぶと落ちる問題|TechRacho by BPS株式会社

                    2023.12.28 Ruby 3.3.0: aarch64-linux環境でFiber.new{ }.resumeを呼ぶと落ちる問題 この記事の内容は現在進行中なので、今後状況が変わる可能性があります。 M1 Macbook Pro 2021, Sonoma 14.2.1 Ruby: 3.3.0 Rails: 7.2.1 Docker: 24.0.6, build ed223bc Docker Desktop for Mac: 4.25.2 (129061) Docker Hub: 3.3.0-slim-bookworm 経緯 Ruby 3.3.0リリースの翌日にDocker Hubでも公式のRubyコンテナが公開されました。 ちょうど某所で「M1 MacのDocker環境でRuby 3.3.0ベースのRailsを動かすと落ちる」という書き込みをたまたま見かけました(その後書き込みは削除

                      Ruby 3.3.0: aarch64-linux環境でFiber.new{ }.resumeを呼ぶと落ちる問題|TechRacho by BPS株式会社
                    • Ruby 3.3で大幅に強化されたIRBの解説(翻訳)|TechRacho by BPS株式会社

                      概要 原著者の依頼を受けて翻訳・公開いたします。 英語記事: Unveiling the big leap in Ruby 3.3’s IRB | Rails at Scale 原文公開日: 2023/12/25 原著者: Stan Lo -- ruby/irb、ruby/reline、ruby/tracerのメンテナーです 本記事では、Ruby 3.3でIRBに導入された主な機能強化と、現時点で来年に導入が予定されている機能について詳しく解説いたします。 Ruby 3.3のIRB強化の要点: デバッグ機能強化 オートコンプリートの使用感を強化 全体的な使用感を改善 耳より情報: Ruby 2.7以降のプロジェクトであれば、Gemfileにgem "irb"を追加することで、Ruby 3.3に今すぐアップグレードしなくてもRuby 3.3と同じバージョンのIRB(v1.11.0)を利用でき

                        Ruby 3.3で大幅に強化されたIRBの解説(翻訳)|TechRacho by BPS株式会社
                      • Ruby 3.3でYJITを今すぐ有効にすべき理由 - k0kubun's blog

                        Ruby 3.3がリリースされた。YJITには非常に多くの改善が含まれたリリースだったが、 NEWS解説記事やリリースパーティーでは 2点しか触れられなかったので、この記事ではRuby 3.3でYJITがどう改善されたかについて解説する。 YJITは既に実用段階 YJITはRuby 3.1で導入されたが、Ruby 3.2の時点でexperimentalのマークが外れ、実用段階となった。 Ruby 3.2では、以下のような企業で性能改善が報告された。 DeNA: 40% 高速化 GMOペバボ: 18% 高速化 STORES: 6.5-7.5% 高速化 Timee: 10% 高速化 メドピア: 2.8% 高速化 BOOK☆WALKER: 20-30% 高速化 Discourse: 15.8-19.6% 高速化 Lobsters: 26% 高速化 CompanyCam: 20-40% 高速化 弊

                          Ruby 3.3でYJITを今すぐ有効にすべき理由 - k0kubun's blog
                        • 8.0.0 Milestone · rails/rails

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                          • 「Ruby 3.3.0」が正式リリース ~言語仕様に変更はないが、内部では大きな改良/「Prism」「Lrama」「RJIT」を導入

                              「Ruby 3.3.0」が正式リリース ~言語仕様に変更はないが、内部では大きな改良/「Prism」「Lrama」「RJIT」を導入
                            • Rubyが楽しくて良い言語になることが STORES の未来につながる【STORES.rb × Asakusa.rb 文字起こしレポート】 - STORES Product Blog

                              2023年9月26日に開催した『STORES.rb × Asakusa.rb』のトーク部分を文字起こし形式でお届けします。 hey.connpass.com STORES がRubyコミッターを迎えた理由 藤村:STORES.rb×Asakusa.rbにお越しいただきありがとうございます。よろしくお願いします。ご存知の方も多いと思うんですが、笹田さんと遠藤さんが STORES に入社されました!やったー!プレスリリースが9月1日に出たんですね。写真を撮りました。 www.st.inc 笹田:なんかプレスリリースに出る系エンジニアって言われました。 遠藤:入社時にプレスリリースを出すことを要求するエンジニアっていう。 一同:(笑) 藤村:こんな感じで記事も出しました、という感じで STORES に来ていただきました。 people.st.inc で、これはただの自慢なんですけど、遠藤さんが作

                                Rubyが楽しくて良い言語になることが STORES の未来につながる【STORES.rb × Asakusa.rb 文字起こしレポート】 - STORES Product Blog
                              • Ruby 3.3.0がリリースされました|TechRacho by BPS株式会社

                                Ruby 3.3.0がリリースされました。 A Christmas gift from the Ruby team: Ruby 3.3.0 is out! https://t.co/dtHjtr2C0X — Ruby on Rails (@rails) December 25, 2023 リリース情報: Ruby 3.3.0 リリース 詳しくはリリース情報をご覧ください。 ruby-buildでは、リリース直後から3.3.0が利用可能になっています。 なお、Docker HubのRuby公式の3.3.0イメージは現時点ではまだリリースされていません(追記2023/12/27: その後Docker Hubでも3.3.0イメージが公開されました)。 参考: ruby - Official Image | Docker Hub 🔗 主な更新 Ruby 3.3.0では本体および周辺機能のパフォー

                                  Ruby 3.3.0がリリースされました|TechRacho by BPS株式会社
                                • Ruby 3.3 リリースパーティー presented by STORES / アンドパッド (2023/12/26 19:00〜)

                                  お知らせ connpassではさらなる価値のあるデータを提供するため、2024年5月23日(木)を以ちましてイベントサーチAPIの無料での提供の廃止を決定いたしました。 2024年5月23日(木)以降より開始予定の「connpass 有料API」の料金プランにつきましてはこちらをご覧ください。 お知らせ connpassをご利用いただく全ユーザーにおいて健全で円滑なイベントの開催や参加いただけるよう、イベント参加者向け・イベント管理者向けのガイドラインページを公開しました。内容をご理解の上、イベント内での違反行為に対応する参考としていただきますようお願いいたします。 12月 26 Ruby 3.3 リリースパーティー presented by STORES / アンドパッド 毎年恒例の Ruby 3.3 のリリパです! 今年もハイブリッド開催します!

                                    Ruby 3.3 リリースパーティー presented by STORES / アンドパッド (2023/12/26 19:00〜)
                                  • プロと読み解くRuby 3.3 NEWS - STORES Product Blog

                                    テクノロジー部門CTO室の笹田(ko1)と遠藤(mame)です。今年の 9 月から STORES 株式会社で Ruby (MRI: Matz Ruby Implementation、いわゆる ruby コマンド) の開発をしています(Rubyのこれからを STORES で作る。Rubyコミッター笹田さん、遠藤さんにCTOがきく「Fun」|STORES People )。お金をもらって Ruby を開発しているのでプロの Ruby コミッタです。 本日 12/25 に、恒例のクリスマスリリースとして、Ruby 3.3.0 がリリースされました(Ruby 3.3.0 リリース)。クックパッド開発者ブログで連載していたように、今年も STORES Product Blog にて Ruby 3.3 の NEWS.md ファイルの解説をします(ちなみに、STORES Advent Calendar

                                      プロと読み解くRuby 3.3 NEWS - STORES Product Blog
                                    • Ruby 3.3.0 リリース

                                      Ruby 3.3.0 が公開されました。Ruby 3.3ではPrismという新しいパーサーの追加、新しいパーサージェネレーターであるLramaによるBisonの置き換え、RJITという新たなJITの仕組みを追加、YJITの高速化など様々な改善が行われています。 Prism default gemとしてPrismパーサを導入しました。 Prismは、Ruby言語のためのポータブルで、エラートレラントで、保守可能な再帰下降パーサです。 Prismは本番環境で使用する準備が整っており、積極的にメンテナンスされています。Ripperの代わりに使用することができます。 Prismの使用方法については、詳細なドキュメンテーションがあります。 Prismは、CRubyに内部的に使用されるCライブラリと、Rubyコードを解析する必要がある任意のツールに使用できるRuby gemの2つのコンポーネントを持っ

                                      • 社内版 Rails アップグレードガイドを公開します - Timee Product Team Blog

                                        こちらはTimee Advent Calendar 2023 シリーズ1の25日目の記事になります。 昨日は @tomoyuki_HAYAKAWA による Swift Concurrency AsyncStreamを使ってみる #Swift - Qiita でした。 タイミーでバックエンドエンジニアをしている id:euglena1215 です。 メリークリスマス🎄 みなさんの手元にはプレゼントは届いているでしょうか。 Ruby の世界では Ruby コミッターサンタさんがクリスマスプレゼントとして新しい Ruby バージョンをリリースしてくれます。 今年は Ruby 3.3 ですね。個人的には 3.3 の YJIT がどれだけ速くなるのか楽しみです。 また、新しいバージョンのリリースにはアップグレードがつきものです。アップグレードせずには新しいバージョンの恩恵を受けることはできません。

                                          社内版 Rails アップグレードガイドを公開します - Timee Product Team Blog
                                        • 週刊Railsウォッチ: Ruby 3.4から暗黙の"it"ブロック変数が導入されるほか(20231222)|TechRacho by BPS株式会社

                                          週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙏 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Rails: 先週の改修(Rails公式ニュースより) 公式更新情報: Ruby on Rails — Allow object_id as a colu

                                            週刊Railsウォッチ: Ruby 3.4から暗黙の"it"ブロック変数が導入されるほか(20231222)|TechRacho by BPS株式会社
                                          • サンプルコードでわかる!Ruby 3.3の主な新機能と変更点 - Qiita

                                            はじめに Rubyは毎年12月25日にアップデートされます。 Ruby 3.3は2023年12月25日に正式リリースされました。 この記事ではRuby 3.3で導入された変更点や新機能について、サンプルコード付きでできるだけわかりやすく紹介していきます。 ただし、すべての変更点を網羅しているわけではありません。個人的に「Railsアプリケーションの開発時に役立ちそうだな」と思った内容をピックアップしています。本記事で紹介していない変更点も多数ありますので、以下のような情報源もぜひチェックしてみてください。 動作確認したRubyのバージョン 本記事は以下の環境で実行した結果を記載しています。 フィードバックお待ちしています 本文の説明内容に間違いや不十分な点があった場合はコメント欄から指摘 or 修正をお願いします🙏 それでは以下が本編です! 言語仕様の変更→なし Ruby 3.3では言語

                                              サンプルコードでわかる!Ruby 3.3の主な新機能と変更点 - Qiita
                                            • Ruby構文解析器 開発日録#2

                                              こんにちはydahです。昨日に引き続き筆を執っています。今日はクリスマスイブですね。 さて、今回はANDPAD Advent Calendar 2023の24日目の記事として、今年Lramaの開発で手を動かしてきた内容の中で、これまで発表していないものを紹介します1。もうすぐ今年も終わりますので、いわゆる「今年の振り返り」的な内容です。 今年はどれくらい手を動かしたかというと大体140コミットほどでした。2 グラフを眺めているとKaigi on Rails 2023、RubyWorld Conference 2023辺りでKaigi Effectを受けていることが目に見える3ので、とてもおもしろいですね。それでは、振り返りをしていきましょう。 #includeを明示しなくていいようにする Change to automatically insert #include of header f

                                                Ruby構文解析器 開発日録#2
                                              • Pythonエンジニアが感じたRailsの戸惑いポイント - DIGGLE開発者ブログ

                                                この記事ははじめてのアドベントカレンダー Advent Calendar 2023 21日目の記事です。 初めまして。 2023年10月にDIGGLEにエンジニアとして入社したaki0344です。 DIGGLEではバックエンドにRuby on Railsを利用しています。 そこで今回は、小学生の娘に『ルビィのぼうけん』を買ったぐらいしかRubyとの関わりのなかった私が、Ruby on Rails(以下Rails)を学習する過程で感じた内容について書いてみたいと思います。 また、それだけだとただの感想文になってしまうので、Rails初心者をチームに受け入れるためにこんな用意をしておくとキャッチアップが早まるかもしれませんというポイントも書きたいと思います。 前提 Railsの便利な点 MVCモデル ディレクトリ構成に強力な制限がある 書くコード量が少ない Ruby/Railsの戸惑いポイント

                                                  Pythonエンジニアが感じたRailsの戸惑いポイント - DIGGLE開発者ブログ
                                                • Ruby Parser開発日誌 (15) - Ruby の NODE を Union から卒業させた - かねこにっき

                                                  まもなくRuby 3.3.0がリリースされますね。 LramaによるBisonの置き換え、named referencesによるparse.yのリファクタリングなど、parser本体の大きな改善が入ったバージョンになります。 今回はRuby 3.3向けに行った改善のうち「Rubyの抽象構文木のデータ構造の改善」という内部的な改善を紹介します。 問題の背景 RubyのNodeはかつてGCで管理されていました。そのころの名残で全ての種類のNodeがたった一つのRNode構造体を共有しています。 他のNodeへのポインタやメソッド名を表すIDなどはu1, u2, u3というunionで管理しています。 typedef struct RNode { VALUE flags; union { struct RNode *node; ID id; VALUE value; rb_ast_id_tabl

                                                    Ruby Parser開発日誌 (15) - Ruby の NODE を Union から卒業させた - かねこにっき
                                                  • Ruby構文解析器 開発日録#1

                                                    こんにちはydahです。最近はPure Ruby LALR parser generatorであるLramaにパッチを送っています。 気がつけば12月もあとわずかとなり、Ruby3.3.0のリリース日も近づいてきましたね。5月半ばに開催されたRubyKaigi 2023で金子さん(@spikeolaf)の「The future vision of Ruby Parser」を聞いてから、約半年が経ちました。あの時の自分はまさか半年後には自分がパーサージェネレーターの開発に関わっている人生を送っているとは思いもしなかったと思います。 今回のRuby3.3.0のリリースノートには、私が実装した機能が載っていてとても感慨深いです。 https://www.ruby-lang.org/en/news/2023/12/11/ruby-3-3-0-rc1-released/ Use Lrama inst

                                                      Ruby構文解析器 開発日録#1
                                                    • ActionDispatch等をスタンドアローンで動かしてミニマムなRailsのような何かをDIYしたらRailsともっと仲良くなれた話 - Qiita

                                                      ActionDispatch等をスタンドアローンで動かしてミニマムなRailsのような何かをDIYしたらRailsともっと仲良くなれた話RubyRailsrackactioncontrollerActionDispatch 前置き Webアプリケーションエンジニアとして働き始めて4年といくらか、そこそこの浮気期間は挟みつつも長らく付き合い続けているRuby on Railsだが、たまに必要に迫られてコードを見るくらいでその中身に関しては正直まるで知らない。 Railsのことをもっと知りたい。いったいどうすれば良いだろう... もちろんRailsになっちまうのはDHHでもなければ無理なので、Railsのコンポーネント、今回の場合は特にActionPack(ActionDispatch, ActionController辺り)を使って、自作の超ミニマムなRailsっぽい何かを作りました。イメー

                                                        ActionDispatch等をスタンドアローンで動かしてミニマムなRailsのような何かをDIYしたらRailsともっと仲良くなれた話 - Qiita
                                                      • graphql-ruby 関連の CustomCop を作ってみる - やなぎにっき

                                                        この記事は 🎅GMOペパボエンジニア Advent Calendar 2023 - Adventar 11日目の記事です🎅🎄 adventar.org 私が所属しているminneのプロダクトではGraphQLを採用しています。 Ruby on Rails で開発するにあたり、以下のGemを使用しています。 graphql-ruby GraphQL - Welcome rubocop-graphql ( graphql-ruby用の拡張cop ) GitHub - DmitryTsepelev/rubocop-graphql: Rubocop extension for enforcing graphql-ruby best practices 普段開発している中で rubocop-graphql にあるcopだけでなく、「こういうcopがあればいいな」と思うことがしばしばあるので作っ

                                                          graphql-ruby 関連の CustomCop を作ってみる - やなぎにっき
                                                        • LSP ルーターを作った - tmtms のメモ

                                                          最近は Emacs の LSP クライアント機能である Eglot を使って Ruby を書いたり読んだりしてる。 ruby-mode では LSP サーバーはデフォルトで Solargraph が使われてる。 半年くらい前に rubocop に LSP サーバー機能が搭載されたらしいんで使ってみた。 (add-to-list 'eglot-server-programs '(ruby-mode . ("rubocop" "--lsp"))) rubocop の機能であるコードのチェックはちゃんと使えたんだけど、Solargraph で使えてたコードジャンプとかが使えなくなった。まあそれはそう。 Eglot はモードごとに LSP サーバーを指定することはできるけど、同じモードに複数の LSP サーバーを指定することはできなそう。Emacs Lisp はよくわからないんでちゃんと調べてない

                                                            LSP ルーターを作った - tmtms のメモ
                                                          • Railsの設定をアップグレードしていく技術 - おもしろwebサービス開発日記

                                                            このエントリは SmartHR Advent Calendar 2023の21日目の記事です。 Railsのバージョンを上げる作業は、単に新しいバージョンのgemをインストールするだけでは終わりません。Railsの新しいバージョンに沿った設定項目を確認し、適宜適用していく必要があります。もちろん必ずしもすべての設定を最新にしなければならないわけではありませんが、Railsの新しい設定というのは基本的にそうすることにメリットがあるから作られているわけで、特別な理由がなければ最新の状態にしておきたいものです。 みなさんのRailsアプリケーションのconfig/application.rb には次のような設定があるはずです。 config.load_defaults 6.1 このコードサンプルは引数が6.1なので、Rails6.1デフォルトの設定を適用していることを示しています。これを7.0に

                                                              Railsの設定をアップグレードしていく技術 - おもしろwebサービス開発日記
                                                            • rfコマンドの紹介: Rubyでテキスト処理を便利に - ぶていのログでぶログ

                                                              この記事はRuby Advent Calendar 2023の21日目の記事です。 Rubyでワンライナーでテキストの処理をしたいと思ったことはありませんか?ありますよね! そういったときに便利に使えるCLIツールのrfを作ったので紹介します。 モチベーション 具体例 インストール方法 rfの仕様 フィルタ レコードとフィールド コマンドと評価結果 特殊変数 定義済みメソッド match / match? メソッド at_exitメソッド 言語拡張 StringとInteger/Floatを直接計算、比較できる Hashのキーをメソッド名として扱える 未定義の変数にInteger/Float/String、Arrayへの要素追加ができる おわりに モチベーション 普段のオペレーションの中で、ファイルの特定の文字列を含む行を出力するにはgrepを使うと思います。 grepより複雑なことをやら

                                                                rfコマンドの紹介: Rubyでテキスト処理を便利に - ぶていのログでぶログ
                                                              • gemfile.directory

                                                                A directory of Rails Gemfiles for inspiration and learning!

                                                                  gemfile.directory
                                                                • 外部キー制約が使えない場合のRailsの実装方法 - エニグモ開発者ブログ

                                                                  こんにちは、エンジニアの川本です。 主にBUYMAの決済・配送を担当しているチームでバックエンドの開発をしています。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2023 の 20 日目の記事です。 個人開発でPlanetScaleというMySQL互換のサーバーレスデータベースを使用しているのですが、特筆すべき仕様として外部キーのサポートがありません。 planetscale.com 外部キー制約はDBレベルで強い整合性を担保できる便利な手段ですが、PlanetScaleではその機能が利用できないので、アプリケーションレベルで整合性を担保する必要があります。 MySQLの外部キーのオプションにはいくつか種類がありますが、これらが使えない場合にアプリケーション側ではどのように担保すればよいのでしょうか? 今回は、Railsを例にしてアプリケーション側でMySQLの外部キーに相当

                                                                    外部キー制約が使えない場合のRailsの実装方法 - エニグモ開発者ブログ
                                                                  • Ruby フルタイムコミッタの仕事報告 2023年Q4 - ANDPAD Tech Blog

                                                                    こんにちは hsbt です。RubyConf Taiwan 2023 の登壇から帰国して後はバルダーズ・ゲート3をプレイして年を越すのみ...! とは行かず、Ruby 3.3.0 のリリースに向けて最後の準備作業をしている真っ最中です。 さて、今回はANDPAD Advent Calendar 2023の20日目として、今年1年私がプログラミング言語 Ruby の開発のために手を動かしてきた内容の中からテックブログやカンファレンスで発表していない内容をまとめてご紹介します。 default gems から bundled gems への変更の目的 私は数年前から Ruby に元々添付されていたライブラリ(標準添付ライブラリ)を default gems と呼ばれる gem としてもインストールやアップデートができる状態にし、そこからさらに bundled gems と呼ばれる Ruby 本

                                                                      Ruby フルタイムコミッタの仕事報告 2023年Q4 - ANDPAD Tech Blog
                                                                    • 【RailsサービスのMySQL5.7 -> 8移行: 前編】MySQLのcollation周りの話 - hacomono TECH BLOG

                                                                      この記事は、hacomono Advent Calender 2023の20日目の記事です。 はじめに こんにちは、プラットフォームチーム所属のまこたすです。 この記事は主にMySQL5.7,MySQL8.0のcollation周りの挙動の違いについて書いています。AWS RDS MySQL5.7がEOLを迎える今、一番話したい内容はRails x MySQL5.7環境からRails x MySQL8.0環境へ移行する際にハマった話とそこからみる気をつけるべき観点という話題ではあるのですが、前提の話が長いので記事を2つに分けてお伝えします。今回はRailsの話は触れず、MySQLのcollation周りの話のみをします。 この記事で書くこと MySQL5.7, MySQL8.0でのサーバー, データベース, テーブルのcollationの決まり方とSHOW CREATE (TABLE|DA

                                                                        【RailsサービスのMySQL5.7 -> 8移行: 前編】MySQLのcollation周りの話 - hacomono TECH BLOG
                                                                      • Ruby の JSON ライブラリ Oj のパフォーマンス改善を行いました - Repro Tech Blog

                                                                        Development Division/Repro Team/Feature 1 Unit の Watsonです。Feature 1 Unit は Repro Tool の機能開発と保守を担っています。 弊社でも利用している Oj gem のパフォーマンス改善 PR を送った話と、その PR の内容について共有します。 ことのはじまり 以前、同僚が Ruby on Rails で JSON を返す REST API を作成した際、JSON のエンコード部分のパフォーマンス計測をしていました。JSON のエンコード方法は JSON.generate、ActiveSupport::JSON.encode、Oj gem を利用する方法など色々ありますが、私としては Oj gemの ほうがパフォーマンス的にいいだろうからそちらを利用したほうが良いのではと思っておりました。 計測結果を拝見したら確

                                                                          Ruby の JSON ライブラリ Oj のパフォーマンス改善を行いました - Repro Tech Blog
                                                                        • GitHub - rails/solid_queue: Database-backed Active Job backend

                                                                          Solid Queue is a DB-based queuing backend for Active Job, designed with simplicity and performance in mind. Besides regular job enqueuing and processing, Solid Queue supports delayed jobs, concurrency controls, pausing queues, numeric priorities per job, priorities by queue order, and bulk enqueuing (enqueue_all for Active Job's perform_all_later). Improvements to logging and instrumentation, a be

                                                                            GitHub - rails/solid_queue: Database-backed Active Job backend
                                                                          • Ruby 3.3’s YJIT: Faster While Using Less Memory

                                                                            This year, the YJIT team has been working hard to improve and optimize YJIT. We’re proud to say that the version of YJIT to be included with Ruby 3.3 is leaps and bounds ahead of Ruby 3.2’s. It provides better performance across the board, while also warming up faster and using less memory. The 3.3 release is also more robust, including a number of bug fixes along with an improved test suite. In t

                                                                              Ruby 3.3’s YJIT: Faster While Using Less Memory
                                                                            • Introducing Solid Queue

                                                                              We’ve just open-sourced Solid Queue, a new backend for Active Job that we use in HEY to run about 1/3 of our roughly 18 million jobs per day. We’ll be moving more jobs in the coming days until we run HEY exclusively using Solid Queue. Besides regular job enqueuing and processing, Solid Queue supports delayed jobs, concurrency controls, pausing queues, numeric priorities per job, and priorities by

                                                                                Introducing Solid Queue
                                                                              • Railsでモジュラモノリスを実現する3つの代表的パターン 5つの基準で見たそれぞれの評価

                                                                                「【ハイブリッド開催】Rubyで追求するモジュラモノリスの可能性」は、バックエンドにRubyを採用している株式会社タイミー、hacomono社、ワンキャリア社が、Rubyにおけるモジュラモノリスの可能性や良い点、悪い点を共有する勉強会です。ここで株式会社タイミーの須貝氏が登壇。まずは、Railsでモジュラモノリスを実現する3つの代表的パターンと、各パターンの評価について話します。 須貝氏の自己紹介 須貝俊 氏:では、「RailsでModular Monolithを選択された御社に質問したいN個の疑問」というタイトルで発表をしたいと思います。 (スライドを示して)まずは自己紹介をしたいと思います。須貝と申します。タイミーには、2022年1月からジョインしています。スポットワークシステム領域というところで、チーム名がIronBank Squadという、企業さま向けの請求や、ワーカーさまへの給与

                                                                                  Railsでモジュラモノリスを実現する3つの代表的パターン 5つの基準で見たそれぞれの評価
                                                                                • Kaigi on Rails 2023に運営メンバーとして参加してきました! - Pepabo Tech Portal

                                                                                  記事の概要 Kaigi on Rails とは何か? 運営メンバーとして参加した理由 運営として参加してどうだったか まとめ 記事の概要 この記事では、2023.10.27 ~ 2023.10.28に行われたKaigi on Rails 2023にGMOペパボのパートナー4名が運営メンバーとして参加した理由と感想を紹介します。 Kaigi on Rails とは何か? Kaigi on Rails(以下、KoR)のコンセプトは「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」です。その名前の通り、Ruby on Railsが中心のカンファレンスですが、それに限らず、広範にWebに関する話題も取り扱います。例えば、フロントエンド技術やプロトコル、設計手法、決済をテーマにしたトークなども行われています。 初回の2020年を皮切りに、2021年、2022年はオンラインで開催されてきま

                                                                                    Kaigi on Rails 2023に運営メンバーとして参加してきました! - Pepabo Tech Portal