取り下げが決まった東京五輪のエンブレムについて、デザイナーの佐野さんがコメントを発表。「模倣や盗作は断じてない」と断言した上で、昼夜問わず取材が殺到し、誹謗中傷メールが届くなど「人間として耐えられない限界状況」と告白している。 アートディレクターの佐野研二郎さんがデザインした2020年東京オリンピックのエンブレムを、佐野さんからの申し出で大会組織委員会が取り下げたことについて、佐野さんが9月1日、コメントを発表した。 エンブレムのデザインについて「模倣や盗作は断じてない」と改めて断言した上で、デザイン以外で「不手際があった」と謝罪。佐野さんのもとには昼夜を問わず取材が殺到し、誹謗中傷メールが届いたり無関係な親族の写真がネットにさらされるなど「これ以上は人間として耐えられない限界状況」だと告白。家族やスタッフを守るためにも「取り下げを決断した」と説明している。 エンブレムをめぐっては、ベルギ