リクルーティングメディアで大企業の方が、「ウチに欲しいのは頭で無く地頭が良い子」と言っているのをよく見る。これを読むたびに「地頭」を定義しないと、現場の採用スペックに落とせないのでは、面接官に俺の地頭論が横行すると大変だなと思う。これが、もう少しやんちゃな会社になると、「Book Smartじゃなくて、Street Smartなのがいい」という様な表現になる。こっちの方が直感的な理解はしやすいが、ストリートから麻薬の売人のトップパフォーマーを集めてきたら、自社の商品も爆発的に売ってくれて皆ハッピー&ピース、等と人事部が文字通り解釈してしまうと困った事になるので、採用スペックにするには、もう少し噛み砕いた定義が必要である。要は、知性に「地」とか「Street」とか付けて、区別する意味合いである。 さて、年の後半から年始の休みにかけて、企業カルチャーやピープルアナリティクスに関する本を立て続け