この本はカルフォルニア大学バークレー校教授のマシュー・ウォーカーが書いたもので、要旨を一言でいえば「つべこべ言わずに黙って毎日8時間寝ろ」となる。 こう聞くと「正直、全然面白そうには聞こえないのだけど…」と食指が動かない人も多いだろうが、この本はそんなあなたの想定を完全に覆すだろう。 僕もこれまで数多の睡眠本を読んできたが、この本はそれらの本を軽々と駆逐し、ものの見事に僕の本棚のバイブル枠を獲得した。 僕は一度読んだ本をほぼ読み返す事はないが、この本は今後、何度も何度も読み返すこと間違いない。それぐらいに凄い。 まず間違いなく僕の本年度におけるブック・オブ・ザ・イヤー候補なので、サクッと買って読んでみて欲しい。 以下、この本の読みどころや読んで得た着想について書き綴っていく。 映画マーガレット・サッチャーの哀愁 マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙という映画がある。 サッチャーは言うまでも