“それ”が発表されたのは、2015年3月17日のことだった。 (映像はYouTube | 任天堂株式会社 株式会社ディー・エヌ・エー 業務・資本提携 共同記者発表会より) 予告なくこの日に公表された、任天堂とディー・エヌ・エーの業務資本提携、任天堂の人気IPを使ったスマートフォン向けゲームアプリの開発。 当時スマートフォンゲームの国内市場規模は8000億円台(2014年度 矢野経済研究所調べ)に急成長を果たしており、両社の提携発表はそれに追従した動きを予感させるものだった。 たとえばこの会見の直後、ロイターの記事に登場したCLSAキャピタルパートナーズのアナリストJay Defibaugh氏は、「任天堂はゲーム専用機から3~5年以内に撤退するだろう」と予測。 この予測がどのような計算のもとはじきだされたのかには疑問が残るが、任天堂のスマホゲーム参入表明にはこのような大胆な発言が飛び出すほど
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