■日本の25倍の面積となるアメリカには3億人以上の様々な人種が住んでいるが、地域や人種によって収入や寿命が大きく異なる調査結果が先ごろ発表された。 アメリカン・ヒューマン・デベロップメント・プロジェクトが発表した「センチュリー・アパート」によると、アメリカで最も長い寿命なのはアジア系の86.6歳、次に南米系(ヒスパニック系)の82.2歳、そして白人の78.5歳、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の74.2歳、黒人の73.4歳の順となっている。収入面ではアジア系の平均年収34,169ドルと白人の32,656ドルが最も高く、次に黒人の24,866ドル、南米系の22,279ドル、インディアンの21,852ドルとなっている。 さらに地域別にみると同じ人種でも違いが生じている。例えば、ニュージャージー州に住む南米系は、アラバマ州に住む同じ人種の人より平均で8年も長生きし、年収も7,000ドルも上