現在、私たちは福島原発事故になおも直面している。毎日テレビや新聞、インターネットから事故の様子が伝わってくる。その生々しさと、映像の代わり映えのしなさ、に少し気が滅入っているかもしれない。今回紹介するのは、アメリカの反原発運動のドキュメンタリー映画だ。核を初めて使用し、その後世界一の原発大国となり、冷戦下での水爆開発を行ったアメリカでは、反核運動はどのようなものだったのだろうか。核の保有国に住む人もまた、核の被害者だ。核実験や原発爆破実験を繰り返すからだ。フィルム独特の色彩と、素敵な音楽で、反原発活動を伝えるこの作品は。日頃、TVドキュメンタリー独特のおどろおどろしい演出に疲れている日本の私たちには、調度良いのです。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ※この動画は読者からの情報提供を頂きました。ありがとうございました。 Amazon「内部被ばく」関連書籍