テヘランで磯崎さんに会ってご馳走してもらう、という不純な動機もあって、一気に移動のスピードが上がる第4巻。 パキスタンもアフガニスタンもイランも縁遠く、私は一切脚を踏み入れたことがないので、風景描写が新鮮だ。 アフガニスタンからイランのテヘランまで、旅のテーマである路線バスでない貸切バスに乗るんだなあ、と意外に思っていたら、結局はとんでもない珍道中になってるのが面白い。監視人のイラン警察官が結局情が移って支援側に回っているのも何かわかる気がする。 イスファハンを始め、世界史で習った大昔の大都市が普通に(観光地としてだが)登場するのも何か嬉しい感じがした。いつかは行ってみたいものだ。