地震の影響で一部区間で運転できない状態が続いていた九州新幹線は、復旧作業や試験運転を終え、13日ぶりに博多と鹿児島中央の間の全線で運転を再開しました。 27日は、残る熊本と新水俣の区間で試験運転を行い、安全が確認できたとして、午後2時半すぎに博多駅を出発した列車から13日ぶりに博多と鹿児島中央の間の全線で運転を再開しました。 27日は運転本数を減らしていますが、28日からは山陽新幹線との乗り入れも再開して通常の9割程度の本数を確保するとしています。 九州新幹線は、年間でおよそ1300万人が利用する九州の交通網の大動脈で、全線での運転再開により、被災地の復興の後押しや、地震で落ち込んだ観光客の回復につながると期待されています。 博多駅を出発した鹿児島中央駅行きの最初の列車は午後3時40分すぎに予定どおり熊本駅に到着しました。車両のドアが開くと、30分以上前から待っていた人たちが次々と乗り込み