コロナ禍も2年目に突入し、多くの人々に自粛疲れが見られる。そんな中、アイドルやキャラクターなどの“推し”を心ゆくまで応援する“推し活”にも異変が起こっているようだ。リアルでのイベントやライブが延期・中止され続け、それまで夢中だったものにモチベーションを保てなくなっている人たちも増えている。 声優を中心に、アニメやゲームが好きだという30代のアパレル店員・Aさん(男性)は、「最初の頃は、またイベントに行ける日が来ることを願って、応援し続けていました。でも、もう疲れました……」と語る。コロナ以前は声優の写真集やCDを購入し、リアルイベントやライブに足繁く通うなどしていたが、次第に情熱が薄れていく。 「リアルイベントやライブがなくなり、有料でのオンライン配信が始まりました。最初のうちは熱心に視聴していましたが、だんだんと気持ちが薄れて……。今年に入ってとうとう、これまで月額3000円ほど使ってい
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