長野県に住む増田穂高さん(高校3年)は「大正ロマン」をはじめとする、戦前の文化を愛する高校生。背広と着物を普段着とし、明治から昭和初期の文化に囲まれて生活している。まるでタイムスリップしたような、レトロな暮らしを送っている。(文・黒澤真紀、写真・本人提供) 大正ロマンに魅せられて 「背広と着物しか着ません」 そう話す増田さんは、まるで大正時代からタイムスリップしてきたような風貌の持ち主。「大正ロマン」を始めとする明治から昭和初期にかけての文化の魅力に心を奪われ、リアルな「戦前スタイル」を全身で表現する。