九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
太宰府市の太宰府天満宮は28日、臨時アルバイトの巫女(み・こ)さんへの着付け指導や門松の設置といった迎春準備に追われた。 アルバイトの巫女さんは高校生以上の約80人。本職の巫女さんから白衣や緋袴(ひ・ばかま)の着付けやたたみ方を習った。同市の福岡女子大4年、元村文香さん(22)は「来年卒業するので、市民として最後の機会かもしれないと応募した。初めて着たが難しかった」と話した。(吉良隆夫)
記者会見で金銀荘大刀のX線写真を見せ、象眼を説明する元興寺文化財研究所の所員ら=奈良市水門町の東大寺金鐘会館 歴史的な大発見だ――。東大寺の大仏の足元から見つかっていた金銀荘大刀(きんぎんそうたち)が、正倉院から取り出されて行方不明になっていた宝物だったことがわかり、専門家や正倉院関係者から驚きの声があがった。同寺は今後、大仏の足元を再調査する予定といい、新たな発見にも期待がかかる。 調査にあたった元興寺文化財研究所によると、8月に大刀の修理をはじめ、X線撮影をしていた9月30日に刀身に象眼があるのを発見した。 肉眼では表面の様子が全くわからない中、突然浮かび上がった「陰劔」「陽劔」の文字に、同研究所の坪井清足所長は「文書記録と出土遺物が、これほど見事に一致するとは予想もしなかった。この調査に立ち会えたことに、非常に感激している」と興奮気味に話した。 宮内庁正倉院事務所の杉本一樹所長も「す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く