ブックマーク / blog.jxck.io (11)

  • 令和時代の API 実装のベースプラクティスと CSRF 対策 | blog.jxck.io

    Intro CSRF という古の攻撃がある。この攻撃を「古(いにしえ)」のものにすることができたプラットフォームの進化の背景を、「Cookie が SameSite Lax by Default になったからだ」という解説を見ることがある。 確かに、現実的にそれによって攻撃の成立は難しくなり、救われているサービスもある。しかし、それはプラットフォームが用意した対策の質から言うと、解釈が少しずれていると言えるだろう。 今回は、「CSRF がどうして成立していたのか」を振り返ることで、当にプラットフォームに足りていなかったものと、それを補っていった経緯、当にすべき対策は何であるかを解説していく。 結果として見えてくるのは、今サービスを実装する上での「ベース」(not ベスト)となるプラクティスだと筆者は考えている。 CSRF 成立の条件 例えば、攻撃者が用意した attack.examp

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    side_tana 2024/04/26
  • OpenAI API を用いた文書校正(誤字脱字検出) | blog.jxck.io

    Intro OpenAIAPI を用いて、長年の課題だった文書校正を VSCode 上で実現するプラグインを修作したところ、思った以上の成果だった。 文章校正と誤字脱字検出 執筆を補助するツールは多々開発されているが、基形態素解析を用いた品詞分析の延長で行うものが多かった。 よくある「助詞の連続」、「漢字の開き閉じ」、「一文の長さ」などは、ある程度の精度で検出可能ではあるが、結局執筆時に一番検出して欲しいのは「誤字脱字」だ。 文体をどんなに揃えたところで、誤字脱字があるとやはりクオリティが低く感じるし、そこさえ抑えられていれば、他のスタイル統一は訓練である程度なんとかなる。 英語のスペルチェックはかなり進んでいるが、日語においてはそこまで革新的なものが見当たらない。あらゆるツールを試したが、結局満足のいく精度が出る誤字脱字検出は「Word の校正機能」しかなかった。 そこで筆者

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    side_tana 2023/03/24
    便利すぎる
  • Public Suffix List の用途と今起こっている問題について | blog.jxck.io

    Intro Public Suffix List (PSL) は、現在の Web プラットフォームの一端を支えている非常に重要な要素だ。 実はこれが、少数のボランティアにより GitHub でメンテナンスされた、単なるテキストリストであることは、あまり知られていないかもしれない。 最近、このリストへの追加リクエストがあとを絶たず、問題になっている。 そもそも PSL とは何であり、今どのような問題が起こっているのかについて解説する。 Public Suffix List とは何か PSL を解説するには、まず関連する用語について整理する。 Top Level Domain (TLD) 例えば、このブログのドメインは blog.jxck.io であり、これは筆者が取得したドメイン jxck.io のサブドメインだ。 jxck.io は、 .io という TLD のサブドメインを販売しているレ

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    side_tana 2021/04/21
    地獄と言える
  • Cache-Control: must-understand ディレクティブとは何か | blog.jxck.io

    Intro IETF が策定する HTTP の仕様が更新されようとしている。 ここには、 Cache の仕様も含まれており、そのなかで must-understand という Cache-Control のディレクティブが追加されている。 このディレクティブが追加された経緯と仕様について解説する。 Cache と Status Code RFC7234 では、新しいステータスコードを策定する際に、キャッシュに関して以下のように書かれている。 The definition of a new status code ought to specify whether or not it is cacheable. Note that all status codes can be cached if the response they occur in has explicit freshnes

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    side_tana 2021/02/13
  • Web 技術の調査方法 | blog.jxck.io

    Intro 「新しい API などを、どうやって調べているのか」「仕様などを調べる際に、どこから手をつければ良いのか」などといった質問をもらうことがある。 確かにどこかに明文化されていると言うよりは、普段からやっていて、ある程度慣れてきているだけなものであり、自分としても明文化していなかったため、これを機に解説してみる。 やり方は一つではない上に日々変わっていくだろうが、頻繁にこの記事を更新するつもりはない。また、筆者は実務で必要になるというよりは、ほとんどを趣味でやっているため、このやり方が合わない場面は多々有るだろう。 スコープとしては、ライブラリ、ツール、フレームワークなどではなく、 Web プラットフォーム関連の標準やブラウザの実装状況などに限定している。 Scope 従来からあり、広く認知された API については、情報も多く調査の敷居はそこまで高くないため、今回は議論が始まって

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    side_tana 2020/11/19
  • ローカル開発環境の https 化 | blog.jxck.io

    Intro Web の https 化が進み、それに伴って https を前提とする API も増えてきた。 そうした API を用いた開発をローカルで行う場合、 localhost という特別なホストを用いることもできるが、それだけでは間に合わないケースも少なからずある。 localhost を https にするという方法もあるが、そのように紹介されている方法には、いくつか注意すべき点もある。 この辺りの話を、直近 1 ヶ月で 3 回くらいしたので、筆者が普段使っている方法や注意点についてまとめる。 特に推奨するつもりはない。 Update chrome の --host-rules について追記 localhost での開発の注意点 例として https://example.com にデプロイする予定の ServiceWorker を用いたアプリがあったとする。 開発をローカルで行う

    ローカル開発環境の https 化 | blog.jxck.io
    side_tana
    side_tana 2020/06/30
    サブドメインにテナントid埋めて提供する奴も似たような苦労あった気がする。その時は hosts で解決してたけど、同じようにしても良かったかも
  • prefers-color-scheme を用いた Dark Mode 対応と User Preference Media Features | blog.jxck.io

    Intro macOS Mojava は OS レベルで Dark Mode に対応した。 しかし、 Web コンテンツは依然として白背景黒文字ベースのデザインが多く、結果ブラウザの中だけ眩しいという問題がある。 Safari TP69 では、これにメディアクエリで対応するための prefers-color-scheme が実装された。 これを用いた DarkMode 対応と、ブログの DarkMode 対応、および策定中の User Preference Media Features について解説する。 Update 画像の対応について追記した Code Block の対応について追記した 2019/1 に Chrome の Intents が出された。 Intent to Implement: Media Queries: prefers-color-scheme feature I

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    side_tana 2019/01/30
    知らなかった
  • 次世代 Web カンファレンス 2019 開催告知 | blog.jxck.io

    Motivation 「Web について話す場」 というか「Web そのものをテーマにした場」というのが、意外と少ないなとずっと思っていました。 (もちろん、結果として Web について話しているカンファレンスや勉強会はたくさんありますが。) そして、スライドなどを用いて何かを「発表する」ニュアンスではなく、進化の早い Web で「今何が起こっているか?」と「これからどうなっていくのか?」という、答えの無いもの、でもみんなが気になり考えていること、今だからこそ考えないといけないことを真っ向から議論する場というのが、もっとあっても良いのではないかと考えていました。 今回開催するカンファレンスは、この「議論」だけからなるものです、それ以外のことはしません。 この趣旨に賛同してくださった、各分野のプロフェッショナルに協力頂き、「次世代 Web カンファレンス」として、開催させていただくことになり

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    side_tana 2018/09/15
    面白そう
  • Fetch での Stream を用いたプログレス取得とキャンセル | blog.jxck.io

    Intro WHATWG が定義する Fetch API は、出たばかりの仕様では、途中でのキャンセルや、プログレスイベントの取得が含まれていなかった。 しかし、後の更新で fetch 結果の Response Body が WHATWG Stream API を実装することになったため、現在の仕様ではプログレスを取ることもキャンセルをすることも可能となっている。 今回は、こうした API のアップデートについて記す。 Update 最初の公開時には、以下のように書いていた。 「XHR ではできるが Fetch ではできない」ことが、仕様上は無くなったことを意味する。 しかし、現時点で仕様としてまだ出来ないことがあることが判明した。 Upload の Progress これに伴い、記事の一部を修正した。 Fetch 最新の Fetch の仕様は以下で確認できる。 Fetch Spec 仕様

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    side_tana
    side_tana 2018/03/21
  • 予約済みドメイン (.example, .localhost, .test) について | blog.jxck.io

    Intro 特別なドメインとして予約され、特定の用途で使用可能なドメインとして、 .example .localhost .test などがある。 localhost の Draft や、 gTLD である .dev が Chrome で Preload HSTS になったなどの動きを踏まえ、これらの意味や用途を解説する。 ドメインを利用する上での注意 ドメインは、レジストラなどを通じて取得するため、インターネット上では好き勝手に取得することはできない。 しかし、自分で設定可能な DNS や hosts ファイルなどを使えば、任意のドメインを任意のアドレスに解決させることができる。 例えば、自分が適当にリクエストのテストを行うためのドメインを hosts ファイルに設定し、ループバックアドレスに解決して流していたとする。 このドメインがたまたま実在するものだった場合、そのテストを他のユーザ

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    side_tana
    side_tana 2017/10/01
    はい
  • Node v7 で入った WHATWG URL 実装について | blog.jxck.io

    Intro Node v7.0.0 が公開され、今回のリリースで WHATWG URL の実装が Experimental として入った。 既に標準で含まれていた url module との違いや、 URL API などについて解説する。 WHATWG URL URL は非常によく使われる、 Web において重要なフォーマットの一つだ。 ものによっては一見シンプルに見えるかもしれないが、その仕様はそれなりに大きい。 しかし、これまで DOM/JS はこれをパースする専用の API を持っていなかったため、例えば <input type=text> に入力された URL 文字列のパースは、片手間な正規表現で行われることも少なくなかった。 同様に、動的生成されるクエリやハッシュなどを URL に含める場面でも、やはり文字列操作による構築が行われてきた。 片手間な正規表現や文字列処理が、 URL

    Node v7 で入った WHATWG URL 実装について | blog.jxck.io
    side_tana
    side_tana 2016/11/09
    おっまじか(過去の話は正規表現よりa要素作ってDOM APIで取り出すの方が多い気がするけどどうなんだろ) URLSearchParamsは良さそう
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