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世界禁煙デー
ameblo.jp/chibikurumi
森達也監督の映画「福田村事件」鑑賞。 これはドキュメンタリーではないが、史実に基づいた虐殺事件を描いている。関東大震災直後には、当時占領下にあった「朝鮮人が井戸に毒を入れた」、「婦女子を強姦」、「爆弾テロ」という意味の「デマ」が噂話だけでなく新聞によっても流れ、朝鮮人が日本軍や警察、民間の自警団によって殺された。 この映画で(この村で実際に)虐殺されたのは朝鮮人ではない。言葉の訛りで朝鮮人と疑われた香川県から来た日本人の行商人たちである。彼ら自身が殺されそうになったとき、「この人たちは朝鮮人ではないから殺してはいけない」とかばう数少ない日本人に、行商人のリーダーである男が「朝鮮人なら殺されてもいいのか!」と憤る。この場面は、事実であるかどうかは分からない。 私の身の上に起きた出来事を話す。東日本大震災が起きて一週間も経たない頃、私は東北の漁村にいた。そこは津波と崖崩れで一週間以上道路が寸断
イスラエルにハマースが攻撃を仕掛けたのは、間違いなくテロであり、大量殺人であり、擁護のしようもない。亡くなったイスラエル側の人たちには追悼と悲しみしかない。 しかし、ハマース=ガザのパレスチナ人ではない。同時に、ハマース=ガザのパレスチナ人でもある。なぜなら、ハマースを選択するしかなかったパレスチナ人は、まともな人生なら「普通の暮らし」を望んだ人たちだからだ。70年以上、自由と権利、尊厳を奪われ続けたパレスチナ人。 死なない程度の貧困を一生続けなければいけない。ガザの失業率は公式には45%とか50%とか言われているが、仕事に就いている人も週に1日か2日しか働けず、そもそも無い仕事を無理やり分け合っているにすぎない。実質は80%を超える。2基あったガザ唯一の発電所は1基が壊されたままで(もちろんイスラエルに)、電気は1日4時間ほどしかこない。 国連や諸外国からの援助で誰も飢え死にはしない。し
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