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円安とは
asukaze827.hatenablog.com
ふたり暮らし。ラーメン好きな夫とスイーツ好きな妻。 「何が食べたい?」という質問に必ず「ラーメン」と答える夫 うちの夫はラーメンが大好きだ。男性は麺好きな人が多い印象だけれど、それにしても「何食べたい?」と訊くたびに毎度毎度「ラーメン」と答えられると、内心「いいかげんにしろ。怒」と思ってしまう。 私もラーメンは嫌いじゃない。嫌いじゃないけれど小麦をなるべくひかえているので、食べる頻度はできるだけ少なくしたいのだ。そしてそれは夫も同じ意見なのである。 夫は、「小麦食が続くのは良くないよね。気をつけよう」と言っているのに、職場帰りにラーメンを食べて来たり、休日はラーメン屋の新規開拓にも勤しんでいる。 一緒の休日、「お昼何にしよっか?」と言うと必ず「ラーメン」と答える夫。「ラーメン以外は?」と訊くと「パスタもいいね」と言う。 うん、私もほんとはパスタが食べたいのよ?でもさ、あなた昨日もラーメン食
ふたり暮らし。厄介なもらいもの。 どんどんたまっていく試作品 先日実家に行ったら、見慣れないお茶碗やお皿がいくつもあった。母に「これどうしたの?」と訊いたら、「職場の人に貰った」と。趣味で陶芸を始めた人がいて、しょっちゅう試作品をくれるそうだ。それにしてもたくさんある。素人目にはどれも立派でちゃんとした器ばかりだけれど、ただでさえ食器の多い家なのに、こんなに貰ってどうするんだろうか。 「次は断ったら?」と言うと、「なんて言って?」と訊かれた。「そんなにたくさん使わないとか、置く場所がないとか」。「前にそう言ったら、毎日違う皿を使うのもいいもんだとか、一軒家にふたりしか住んでないんだから置く場所なんていくらでもあるだろって言われたの」。 昔、お菓子作りを始めたという知人が、「初めて作ったんだけどどうぞ♡」と言って、会うたびにゴムのような食感のスポンジケーキや固くて切れないロールケーキをくれた
ふたり暮らし。思い込みの魔法。 食事制限中のクリスマス 10代の頃、クリスマスの前後はバレエの発表会があった。それが終わると年明けすぐにコンクールが控えていたため、世間の人がおいしいものを食べている年末年始に、私たちはつねにお腹を空かせていた。泣 ある年のクリスマス、リハーサルを終えて帰宅する途中でショッピングモールに寄った。何の用があったのか忘れてしまったけれど、友達の誰かが何か買いたいと言って寄ったのだと思う。クリスマスのモール内は家族連れでにぎわっていて、どこもかしこも可愛い物やおいしそうなものであふれていた。 フードコートの前を通りがかった時、一緒にいた友達のひとりが、急に「ミスド食べたい!」と言い出した。でも誰も相手にしなかった。普段から飢えていた私たちは、誰かが唐突に「あーーー〇〇食べたい!!」と叫ぶことにも慣れていて、一種の発作症状なのでほっとく癖がついていたのだ。笑 でもそ
ふたり暮らし。生まれ持った役割。 すべての人が役に立っている スピ的には、人にはそれぞれ生まれ持った役割があるらしい。 こう聞くと、ついつい「自分も何かやらなくちゃ!」「何者かにならなくちゃ!」と焦ってしまうけれど、そういうことではなくて、日常生活で人から求められることをやるだけで、その役割をこなしていることになるそう。 毎日家族に求められるお世話をしている主婦も、毎日会社に求められる業務を行っている会社員も、はたまた近所の猫に求められるがままに膝を貸しているお年寄りも(笑)、誰もが例外なくそれぞれに自分の役割をこなしている。 じゃあニートはどうなんだ?どんな役割があるんだ?と思われるかもしれないが、彼らにもちゃんと役割がある。それが「自宅で好き勝手に過ごすこと」なのだという。 (なんだそれ!怒 という感情はいったんおいておく。笑) 昔、ニートのことを自宅警備員と呼んだりしていたけれど、自
ふたり暮らし。【映画】サウンドオブミュージック。 童心に還る映画 先日、急に懐かしい映画が観たくなった。 子どもの頃、月1〜2くらいでTSUTAYAに行き、ビデオをレンタルして週末に家族で観る習慣があった。リピート好きな私は毎回のように「小公女」と「サウンドオブミュージック」をチョイスしていて、親に「またそれ観るの?」といつも呆れられていた。 親が飽きて一緒に観てくれなくなってからも、私は飽きずに一人で観ていた。何度観ても同じところで泣き、同じ場面で感動した。そのうちに父が知人のつてでビデオを手に入れてくれて、その後何年にも渡ってこの大好きな作品たちを観続けることができた。 大人になり、私は自分でDVDを買った。さすがに子どもの頃に観過ぎたせいで、せっかく買ったDVDも1回観たかどうかでしまいこんでいたのだけれど、ストレスのせいで童心に還りたくなったのか、久しぶりにサウンドオブミュージック
ふたり暮らし。お茶碗のない日々。 ペアの物を捨てる時のルール 先日、洗い物中にお茶碗を割ってしまった。我が家には物を捨てる時のルールというかこだわりがあって、ペアの物を捨てる時には、破損したのが片方だけであっても、必ずペアで捨てることにしている。 もったいないけれど、経験上、片割れになった物は使う頻度がガクッと下がるし、何よりペアだったものを、捨てる時に離れ離れにさせるのが嫌なのだ。 というわけで、今回割れたのは夫のお茶碗だったが、私のものも一緒に処分した。 とりあえず100均へ お茶碗と書いたが、我が家のはほぼどんぶりだ。ラーメンやうどんなども食べられる大きめサイズのものである。 割ってしまったその日は、タイミングの悪いことに鍋の〆にラーメンを食べようと計画していたため、急遽100均で調達することにした。 どんぶりならなんでもいいや、と思っていたものの、いざ100均に行くといいのがない。
ふたり暮らし。鏡は先に笑わない。 人に心を開けない私が職場で陥ったこと 私は子どもの頃から他人に心を開けない性格なので、人と上っ面の付き合いしかできない。私のことを「親友」と言ってくれている友達にすら、心を開けていないと自分で感じる。 とは言っても、その子はものすごくいい子なので、長い付き合いの中でトラブルになったこともないし、「こういうところが嫌だな…」と思ったこともない。その子が人の愚痴を言うのを聞いたことがないため、(上っ面でも本心でも)愚痴に共感する必要がなく、私にとってはもっとも無理せずに付き合える相手であり、尊敬できる友達でもある。 その子が私にすべてをさらけ出してくれているとは思っていないけれど、これだけ長い付き合いで人の愚痴が出てこないというのは、その子は他人に対してすごく許容範囲が広いのだと思う。私は真逆で、普段から心の内で愚痴を言いまくっているタイプなので、私がもしその
ふたり暮らし。丸いお顔。 愛子さまご卒業のニュース 普段テレビもネットニュースもほとんど見ないため、愛子さまが大学をご卒業されていたことをつい先日知った(非国民ですみません…)。遅ればせながら関連動画や記事を見て周り、全国民と同じことを感じた。 「愛子さまのお顔ってなんて美しいんだろう〜」 斉藤ひとりさんはよく、「丸い顔がいいんだよ。目尻が下がって口角が上がると、人の顔はま〜るくなるでしょ。そういう顔がいい顔なんだ」とおっしゃっている。 愛子さまのお顔はまさにま〜るいお顔だ。見ている人を幸せにしてくれる。一緒にしたらいけないのかもしれないけれど、浅田真央さんと同じだ。 第3の目 人には第3の目があると言われている。眉間の上、おでこの奥に。昔、といっても私の世代ではないけれど、「三つ目が通る」というアニメがあった。話の内容はまったく知らないが、昔から第3の目を題材にしたお話というのはたくさん
ふたり暮らし。車のバッテリー上がり。 夜桜を見に行こうとしたら… 先日、夜の11時頃に夫と夜桜を見に行こうとなった。いつもならお散歩にするのだけれど、その日は風が強くて気温が低かったので車で行くことにした。 ところが、車に乗り込み、キーを回すとエンジンがかからない。はじめはインテリジェントキーの電池切れかと思ったが、見慣れないアイコンが点灯していた。 「あ、これバッテリー上がりだよ!」と夫が気づき、ええーー!となった。 免許を取って15年。バッテリー上がりを経験したのは初だ。今のバッテリーは去年の夏前に替えたばかりなので原因はバッテリーの劣化ではなく、長期間乗っていなかったからに違いない。 今住んでいるところは車での移動が不便な場所で、なにか理由がない限りは基本的に徒歩で出歩く。でも車のことを考えて月に1度は乗るようにしていた(つもりだった)。 でもよくよく思い返してみたら、今年になってか
ふたり暮らし。【映画】パリの家族たち。 何度も観てしまうフランス映画 アマプラのお気に入り映画、「パリの家族たち」。フランス映画は好みがはっきり分かれると思うけれど、私は結構好きだ。フランス映画の特徴として、1回観ただけではあまり理解できず、お気に入りになるかどうかは関係なく、どの作品もだいたい複数回観ることになる。 この映画も初日にサラッと続けて2回観て、翌日にじっくりもう1回観た。その後も4〜5回観たと思う。回数を重ねるほどに味わいを増す、スルメのような映画だ。 多種多様な母と子の関係性 この映画は女性向けだ。たぶん男性が観てもまったく共感できないだろう。この世でもっとも複雑で難しいと言われている母と娘の関係性が、様々な登場人物の視点から描かれている。監督はもちろん女性。 【主な登場人物】 ナタリー 大学教授。三姉妹の三女。常識のない母親と小さな子どもを嫌う、マニッシュな女性。認知症に
ふたり暮らし。漫画と青春。 初めて読んだ漫画はちばてつや 私が人生で最初に読んだ漫画は、父の持っていたちばてつやの古い漫画だった。ちばてつやというと「明日のジョー」などの少年漫画のイメージがあるけれど、私が読んでいたのは少女漫画だった。「123と45ロク」「ユキの太陽」「みそっかす」「島っ子」という、どれも元気でお転婆な女の子が主人公の、笑いと涙と感動のハートフルストーリーだ。 どの作品も何十回読んだかわからない。ページの構成やセリフを暗記するほどくり返し読んだ。両親には「またそれ読んでる」と、何度呆れられたことか。大人になってからも父の部屋に行くたびに読み耽っている私を見ては、「パパが死んだら葉月にあげよう」と言われたりしている。 (父に言われなくてももちろんそのつもりだけれど。笑) 子どもの頃は漫画の登場人物になりきって1人寸劇を繰り広げたり、絵を模写したり、同じような漫画を描いたりし
ふたり暮らし。旅行の思い出。 現実逃避でしかなかった旅 私たち夫婦は2人とも超インドア派だ。休日は家で過ごすことを好む。家で好きな音楽と好きなお酒でだらだら過ごすのが一番のリフレッシュになるのだ。 そんな私たちだけれど、以前は毎年のように行っていた宿があった。 それが千葉県館山市にある「森羅」というホテルである。昔は24時間ステイというプランがあり、海の見える部屋付き露天風呂と、スタッフがサーブに来てくれる完全部屋食が売りのホテルで、チェックインしたら部屋から一歩も出ず、一日中ただただひたすら海を眺めて過ごすことができる。 私が仕事をしていた頃は、まだ断捨離前だったので、今思えば家にいても心から寛げていなかった。一年に一度、ストレスが限界に達した頃に森羅に「逃げて」いたのだ。 あの頃は、日々の仕事と散らかった家の中に、気づかぬうちに相当ストレスを溜めていたのだと思う。頭をからっぽにして海だ
ふたり暮らし。厄介なお客さん。 ゆっくり飲み食いしたのは自分なのにレジで急かしてくる人 私が働いている飲食店はお客様の年齢層が高めである。遠方からわざわざ来てくださるお客様も多く、そのせいかお食事後はたいていの人がやたらと急いでいる。駐車料金を気にされている方も多い。 個室には「お会計はお席で承ります」と札を置いてあるのに、大きな荷物を持ってレジに直接来てしまい、こちらに「急いで!」と言う割に本人は財布を探すのに手間取っている。 急ぐとお互いろくなことにならない。店員は急かされると焦ってしまい凡ミスをやらかすし、お客様はレジに忘れ物をしていく。レジからは見えない位置にお財布や荷物を忘れていき、店員が気づくのが遅れるパターンも非常に多い ポイントやクーポンを自力で使いこなせない人 ここの駅には3つのデパートが直結しており、各デパートがせっせとクレジットカードの入会キャンペーンをしているのだろ
ふたり暮らし。ワードローブの今と昔。 服選びの条件 私は若い頃から可愛いワンピースが大好きで、大量にあった服の中でも大部分を占めていたのだけれど、断捨離をしてワンピースの有能さに気づいてからというもの、さらにワンピースが好きになり、今はニットを着る季節以外はほぼワンピースの生活になった。 最近は服に求める条件がさらに欲張りになっていて、たとえばワンピース1枚買うにしても、 ・最低3ヶ月、できれば2シーズン以上着られる。 (着潰すという意味ではなく。) ・普段着にもお出かけ着にもできる。 ・1年中ハンガーにかけておいても伸びない生地。 ・スタイルアップさせてくれるデザイン。 ・上からかぶらずに下から脱ぎ着できる。 ・静電気で脚にまとわりつかない。 ・着丈125〜128cm。 ・手持ちのバッグと靴に合わせられる。 ・15000円以下。 ・自分に似合う色。 と、いくつもチェックポイントがある。
ふたり暮らし。ずっと使い続けたいバッグ。 マザーハウスの「ソラ 2wayショルダーバッグ Sサイズ」 3年ほど、画像のバッグの色違いを愛用している。 今までいろいろなバッグを使ってきたけれど、たぶん今後はこれ一択になるんじゃないかと思うほど、私にとっては使いやすいバッグだ。 画像の女性が持っているのもiPhoneSEだと思うのだけれど、私もSEユーザーで、このバッグの外側ポケットにこのiPhoneが横向きにピタッと収まるのである。そのピタッと具合はとても絶妙で、取り出す時にはキツくなく、でも衝撃で飛び出してこないであろう、ちょうど良いホールド感なのだ。 (SEでも裸じゃないと収まらないので、ケースに入れている人やもっと大きいスマホを使っている人は、これのMサイズが同じような使用感だと思う。) バッグをこれにするまで、ポケットのない服を着ている時にスマホをバッグに入れていると、改札やレジで
ふたり暮らし。ぐうたらな私が自分に課していること。 後回しにする癖 私は子どもの頃からかなりぐうたらな性格だ。サボり魔で、やりたくないことはギリギリまで後回しにするタイプである。それでもずっと、まあいいかと思って生きてきた。実際今までギリギリでもどうにかなってきたし、困ったことはとくになかったから。 大人になると自分のことは自分でなんとかするしかないので、子どもの頃より多少はしっかりするようになった。でも根がぐうたらなので、面倒なことを後回しにするくせがなかなか直らない。 子どもの頃だって、本当は夏休みの宿題を7月中に終わらせたいと思っていたのだ。毎年親に言われていたけれど、「どうせ3日間でやり遂げるなら、最後の3日間じゃなくて最初の3日間で終わらせれば、残りの夏休みを心おきなく楽しめるのに」と、私も毎年そう思っていた。 モデルのローラさんはこんなことを言っている。 「お皿洗いとか、『あと
ふたり暮らし。花粉症疑惑。 アレルギーはなにもないはずなんです 私は食べ物でも動物でも花粉でも、アレルギーはひとつもない。青魚アレルギーの母とひどい花粉症持ちの父に、「葉月はなんのアレルギーもなくてよかったね」と言われて育った私は、なんでも食べられて、犬も猫も大好きで、春も秋も快適に過ごせる自分が誇らしい。 でもなぜか、おととしと去年と今年、この時期になると風邪をひいている。くしゃみと鼻水が止まらず、喉も痛い。熱を計ると微熱だ。ちなみに目は痒くない。 鼻をかむ私を見て、夫や職場の人には「花粉症じゃない?(仲間が増えたぞ♪)」と言われるが、私は「これ、春にひく風邪だから!」と断じて認めない。笑 実際、微熱とはいえ熱があるのだし、目はまったく痒くないのだから誰がなんと言おうと風邪なのだ。たとえ風が強い日に特にくしゃみが酷くなろうとも、普段は風邪なんかめったにひかない体だろうとも、鼻セレブを求め
ふたり暮らし。楽天で買い物ができなくなった。 突然自動キャンセルされるようになった 去年、うちのマンション全体にネット回線が引かれたため、個人で使っていた回線を解約した。それとほぼ時期を同じくして、登録してあったクレジットカード情報を更新した。 回線が変わったことによる影響か、カード情報を変えたことによる影響か、それとも同時期にその両方を変えたのがいけなかったのか、未だはっきりとした原因は不明なのだけれど、突如楽天で買い物ができなくなってしまった。 何度注文しても、翌日に自動キャンセルメールが届く。ググってみると同じ状態になった人は多いらしく、しかし多い割に誰もがはっきりとした原因はわからないと言っている。「支払い方法を変えてみたらいけた」という情報を見て試してみたけれど、私の場合はそれでもダメだった。 ちなみに楽天のカスタマーは問い合わせるだけ時間と手間の無駄である。 原因不明なのが大変
ふたり暮らし。困った習慣。 放置された靴下に殺意 最近友人が言っていたことに思わず笑ってしまった。 「昔はね、靴下をその辺に脱ぎ捨ててる旦那に殺意が沸いてたのね。けど最近はね、放置されてる靴下そのものに殺意が沸くわけ。わかる?この違い。坊主憎けりゃ袈裟も憎いってやつよ」 彼女は私より少し年上で、結婚生活も長い。普段はあまり家庭の愚痴を言ったりせず、いつも自分の大ボケに家族が迷惑しているという自虐ネタを面白おかしく聞かせてくれる人だ。すごく広いお家に住んでいて、その話しぶりからも裕福な暮らしがうかがえる。おっとりとしていてどこか浮世離れした感じの人である。 でも靴下の愚痴を聞いて、「この人も普通の主婦なんだなぁ」と思った。笑 あの広いお家のどこかで靴下を脱ぎ捨てられてたら、そりゃ殺意も沸く。脱ぎ捨てている夫への文句はもう出尽くして、靴下そのものに「自分で洗濯機のとこまで行きなさいよ!」と言い
ふたり暮らし。帰属意識。 八方美人 子どもの頃、八方美人という言葉は「どこから見ても美人」という褒め言葉だと思っていた。それが「誰にでもいい顔をして信用できない」という意味だと知ったのはいつだっただろう。 私にとって、八方美人という言葉は一番言われたくない言葉である。 高校の時、とても仲の良かった友達から「葉月ってほんとに八方美人だよね」と睨まれながら言われたことが、今でもトラウマになっている。その友達とは大人になってからもわりと親しくしていて、まるで私の八方美人さを受け入れてくれているかのようにも感じてしまうけれど、それはたぶん、高校時代と違って今が表面的な付き合いになっているからだろうと思っている。 八方美人は、表面的な付き合いには便利だ。大人なら誰しも少なからず八方美人なところがある。大人の世界で波風たてずにやっていくためには、必要な能力ともいえる。 でも時々、職場の大学生を見ている
ふたり暮らし。妄想が現実になったお話【仕事】 なりきりごっこ バレエ教師をしていた時、よく親御さんにこう言われた。 「うちの子、いつも家で葉月先生の真似ばっかりしてるんですよ〜」 私も子どもの頃はバレエの先生ごっこばかりしていた。ひとりっ子だったのでひとり二役とかで(笑)。バレエを習っていて、これをやったことない子はいないんじゃないかと思う。バレエの先生にしろ、幼稚園の先生にしろ、小さな子にとって身近な存在の先生は憧れの対象になりやすいものだ。 ところが、小さい頃からバレエの先生になった自分を妄想していた私は、中学生になっても高校生になっても同じことをしていた。さすがにごっこ遊びはしなかったけれど(してたら怖い。笑)、レッスン中に先生の言わんとしていることが伝わっていない子を見ては、「自分だったらどうやって教えるかな?」とか、下級生の未熟な動きを見ては、「あの子の軸足、直してあげたいな」と
ふたり暮らし。妄想が現実になったお話【結婚指輪】 シルバーとプラチナの違いも知らなかった若い頃 母がアクセサリーをあまりつけない人だったせいか、私もそういうものに興味が出ないまま大人になった。高校の時にピアスを開けたので、チタンは安くてゴールドは高いということは覚えたけれど、シルバーとプラチナの違いはずっと知らず、プラチナの結婚指輪という言葉をどこかで見聞きして、「結婚指輪はプラチナがいいのか〜」と漠然と思っているだけだった。 でも、結婚指輪には憧れがあった。父の指にはまる結婚指輪がとても素敵に見えていたことと、「一生身につけるたったひとつのアクセサリー」というのがすごくいいなと思っていたのだ。 (ちなみに母は太ってしまい、指輪が入らなくなったそう。笑) まだ夫と結婚のけの字も出ていなかった時から、私は「結婚指輪はこんなのがいいな」と勝手に妄想していた。世の中にはピンクゴールドなるものがあ
ふたり暮らし。体質改善プログラムと断捨離。 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断食に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 これまでの記事はこちら。↓ 体質改善記録その① お通じの変化 体質改善記録その② 生理の変化 体質改善記録その③ 朝食は取るべきか否か? ミニマリストが少食な理由 こちらの記事(↓)でも少し触れたけれど、有名ミニマリストには少食の方が多い。 asukaze827.hatenablog.com ミニマリズムや断捨離について学んでいると、これらとスピリチュアルは密接な関係にあることに気づく。そして、断食(不食)とスピリチュアルにも密接な関係がある。ということはつまり、ミニマリズムと断食(不食)は、切っても切り離せない関係だといえる。 持ち物を減らして身軽に
ふたり暮らし。体質改善プログラムで学んだこと。【朝食】 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断食に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 前回の記事はこちら。↓ asukaze827.hatenablog.com 朝ごはんのイメージ 朝食は大事だと様々なところで見聞きする。朝に限らず、一日3食しっかり食べることが健康の秘訣であり、ダイエット中などで食事の回数を減らしたいなら「夜を抜いて朝しっかり食べること」が推奨されている。 でも、「朝ごはんをしっかり食べることが健康の秘訣である」。これって本当だろうか? 私が行った体質改善プログラムは、「体質を改善する」という目標よりも、「その人やその家族の生き方を変えていくこと」を目的としているため、プログラム中もプログラム終了後も、たくさん
ふたり暮らし。体質改善プログラムで学んだこと。【生理】 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断食に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 前回の記事はこちら。↓ asukaze827.hatenablog.com 今回は、カウンセリングで私が「えっ?」と思った質問の2つ目、「生理痛はありますか?」という項目について書いていく。 生理ということを忘れていた友人 友人から初めてプログラムの話を聞いた日から数日後、もっとくわしい話を聞くために、私は友人とともにトレーナーさんに会いに行った。たしかどこかのファミレスでお茶を飲みながらお話を聞いていたのだけれど、その途中で友人がトイレに立った。 ところが、トイレに行った友人がしばらくして「ナプキン忘れた」と言って戻ってきて、鞄の中からポーチ
ふたり暮らし。体質改善プログラムで学んだこと。【お通じ】 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断食に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 関連記事はこちら。↓ asukaze827.hatenablog.com asukaze827.hatenablog.com 断食の効能については賛否あるらしいけれど、少なくとも私たちはやってみてよかったと思っている。最初のプログラムがとてもよかったため、じつは、そのプログラムから2年後に、身体のメンテナンスを兼ねてべつの短いプログラムにも取り組んでいる。 プログラムの詳しい内容ややり方については、興味がない人にとっては余計な情報になるのでここには書かない。それよりも、プログラムを通して学んだことのほうが重要だ。上手くまとめられるかわからない
ふたり暮らし。習い事を辞める意外な理由。 人前で踊るのが嫌だった子 バレエ教師をしていた頃、ある年の発表会直後にバレエを辞めると言いにきた子がいた。多くの子が発表会の高揚感のまま、レッスンにやる気をみなぎらせている時期だ。この時期に自分の意思で辞める子は珍しい。 (受験期の子は発表会を区切りにして辞める子もいたけれど、この子はまだ小学2年生で、2回目の発表会だった。) お母様は続けさせたがっていたけれど、とにかく本人の意思が固く、説得できるような様子じゃなかった。いつも楽しそうにレッスンしていただけに、残念でもあり、意外でもあった。 「理由を言わないんです」とお母様がおっしゃるので、何か言いにくいことがあるのかな?もしかしてクラスの誰かに意地悪されたりしてる?といろいろ訊いてみたが、どれも違うと言う。その子がぽつりぽつりと言うには、「バレエは好き」。「友達も好き」。「先生も好き」。だけど「
ふたり暮らし。妄想が現実になったお話【愛車】 CMでひとめぼれした車 私がまだ車の免許を取るずっと前、テレビで日産マーチのCMを観て、そのお洒落で可愛らしい姿にひとめぼれしてしまった。恋とマシンガンの曲に乗せて流れる「フレンドリー♪ NEWマーチ♪」というフレーズのCMを、覚えている方も多いのではないだろうか。 免許を取る予定はまったくなかったけれど、いつか絶対にあの車に乗りたい!と憧れていた。 お手頃な価格とその見た目の可愛さで、マーチは当時とっても人気があった。私が注目していたから余計にそう感じただけかもしれないけれど、街中でマーチを見かけない日は1日もなかったように思う。あっちにもマーチ、こっちにもマーチ、なんなら当時の旧型マーチもまだちらほら見かけるくらい、道路はマーチだらけだった。 私があまりにもマーチの話をするものだから、両親はうるさがり、「さっさと免許を取って、自分で買いなさ
ふたり暮らし。捨てて良かったもの、捨てなくて良かったもの。 捨てて良かったもの 7年ほど前まで超マキシマリストだった私は、過去に数回の断捨離をしてシンプリスト程度にまでなった。わが家は転勤族なのだけれど、今の家に来る前にすでに「もう捨てるものはない」という状態だと自分では思っていて、今の家に引っ越してくる時は断捨離はとくに必要ないと考えていた。 ところが、今の私から見れば、あの家に住んでいた時はまだまだ無駄なものに囲まれていた。そのうちのひとつがベッドである。正確にいうとベッドのフレームだ。結婚する時に買ったベッドで、枕元に棚とコンセントがあり、下に大きな引き出し収納のついた、よく見かけるタイプのものである。 とても便利に使っていたベッドだったけれど、フレームを捨てようと言い出したのは夫だった。というのも、夫の会社は辞令から2週間後に引っ越ししなければならず、いつもゆっくり物件を吟味してい
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