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今回はすでに実践されている方もいるかも知れませんが、「テザー撮影」についてのお話です。それでついでなのでワークフロー(私の場合)なども少し解説します。むしろご質問いただくのはワークフローのほうが多いように思いますが、別に隠すようなことじゃないので書いてしまいます。 まず、テザー撮影ですが、何かというと撮影した写真をその場でPCに取り込み確認する撮影方法で、最近では一眼レフデジカメを買ったときについてくるメーカーの付属ソフトでもできるようです。はっきり言ってしまえばさほど難しくも特別なものでもなく、カメラとPCあればどなたでもチャレンジできるんじゃないでしょうかね。 それでは何が必要かというところから始めますと; ・カメラ(テザー撮影の可否はカメラの機種によって異なるので、どんなカメラでもできるわけではないです) ・PC(デスクトップ、ノート関係ないです) ・テザー撮影に対応しているソフトウ
さて、前編では撮影機材を使った例を紹介しました。 今回はバウンスを活用した例をご紹介します(P-82、P-132参照)。 狭い場所で撮影するときに、撮影機材が設置できない、もしくは大きな光源(P-66)を使いたいと言ったときに「壁」を使います。今回撮影したスペースで大きなアンブレラやソフトボックスを設置するスペースはありません。そういうときは壁を使って光源を作ります。 ●天井バウンス まずは天井バウンスから。 写真では分かりづらいですがこちらのお店の照明は暗めです。飲食店(特にお酒出すようなお店)の場合暗いことが多いです。そりゃ写真撮るためにお店をデザインしませんので当たり前です。でも、そうした環境でも撮らないとならないわけで、しかも狭いとなると使えそうな物はなんでも使います。光源のサイズも重要ですが、とにかく明るさを確保しないとなりません。 そこでこうした天井バウンスだと大きな光源を作り
さて、かなり久しぶりの更新です<(_ _)> それで本日はライティングのセッティングのお話です。先日、日本橋のラヂマルさんの料理写真の撮影をする機会がありましたのでそのときのライティングの話です。 早速ですが料理写真の撮影のセオリーとして「被写体(料理)の向こう側からあてる」というのがあります。これはこれでここ数年のトレンドですし、料理の場合は概ね被写体の向こう側から光を当てるライティングが主流のように思います。当然、それに対して異論を唱えるわけではありませんが、そんな都合の良い撮影環境ばかりではないと思いますので今回はあえて「真横」で撮ってみました。 セッティングは一種類です。 大きなソフトボックスと、その向かい側に大きめのレフ板です。大きなソフトボックスは大きな光源であるとともに、「疑似窓」としての役目、大き目なレフ板は影付きを和らげるためです。むろん、レフ板も大きければそれだけ「大き
今回は「ライティングの写り込み」について考えてみます。「考えてみます」と言うのはそこに正解は無いからなんですが、時折「光沢物にライティングの写り込みを無くす方法」を聞かれます。ただ、実際には「無くす」と言うのは物理的に無理な場合も多いのでいつでも写り込みを無くせる訳ではないということです(私の知る限り)。 そこで今回は逆にライティングを「写り込ませる」というコロンブスの卵の発想で撮影した例を紹介します。 被写体は光沢ありつつ透明といういささか難易度高めのシャンプーのボトルです。 ●基本パターン 私の場合ですが、まず最初にポップアップタイプのソフトボックスを真上から当てるライティングを試します。 これで撮るとどうなるかというとこうなります。 ソフトボックスがガッツリ写り込んでます。また、下の方は台の「白」が写り込んでいるのですが被写体が歪曲しつつ光沢があるので写り込み方があまり綺麗じゃないで
今回は久しぶりにお勧め書籍のご紹介です。私はさほど本読まないのですが、本日ご紹介する二冊はお勧めです。 それでは早速; ●静物写真のルールブック/飯田 英里 (著), 石井 命子 (著) こちらはワークショップの卒業生でもある石井さんが共著で、料理関連部分を担当されているそうです。石井さんはもともと料理専門のカメラマンというのはお聞きしていましたが、けっこう料理写真関連のノウハウが充実していて「お!」みたいなことも書いてありす。 それで個人的には「ルールブック」というか「こうしろ!」みたいな本は好きじゃないんですが、こちらの本は確かに「ルール押しつけ」的ではあるものの、辞書的に使えると言いますか、1ページに1テーマにまとまっているので手元においておくと便利かも知れません。また、機材の準備からレンズの解説などもしてあってご自身の撮影技術の「引き出し増やす」には良いと思いますし、そういう意味で
さて、久しぶりですが今回は「ハイスピードシンクロ」のお話です。 この言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、誤解されている方も多い部分ですので解説します。 よくある誤解としては「シャッタースピードを上げてストロボ発光して撮影する方法」という誤解です。これに関しては「ハイスピードシンクロ」という名称に問題があるとも言えます。 そこでなぜ「誤解」かと言いますと、普通のストロボでシャッタースピードを上げて撮るとどうなるか?こうなります; シャッタースピードを1/320にしてかなり極端に撮ってますがこういう影が入ります。おそらく、前述した「シャッタースピード上げて撮る」という認識の方は実際に撮影してこうしたシャッターの影が入るのを目の当たりにして「???」となった経験をお持ちの方もいるかと思います。普通のストロボでこうした幕が写り込まないのは1/160~1/200程度じゃないかと思います(経験
今回はクリップオンストロボの内蔵機能である「光学スレーブ」の活用法について。 以前、「オフカメラストロボの種類を知る!~前編~」でスレーブの種類について解説してますのでその応用的な話になります。 さて、クリップオンストロボの内蔵機能に他のストロボの光に反応してストロボを発光させる機能があります。ちなみにこの機能はたいていのクリップオンストロボに付いている機能じゃなかろうか?と思います。特に中級モデル以上というかガイドナンバー40以上の製品には付いている機能だと思います(※お持ちのストロボの説明書をよく読んでくださいね。意外とこの機能については書かれてないというか「分かりづらく書かれている」場合がありますので。) 例えばYN560シリーズだとモード設定で「S1」がこの機能に該当します。 それでこの機能を使うと何ができるかというと、1組のラジオスレーブで複数のストロボを発光させられるのです。
(F5.6、ISO100、1/8000) 「露出決定の基本「露出トライアングル」の回で「シャッタースピードで環境光をコントロールする」と書きました。 それで、一般的にシャッタースピードの役割は光をコントロールするというよりは「手ぶれ」のほうを気にしている人は多く、ストロボを使って撮影する際にはこの認識だけではあっさり壁にぶつかります。 なぜならシャッタースピードとストロボの閃光には同期速度に限界があるからです。 今回はそれらがどういうことかを説明します。 まずはこちら↓の今どきGIFアニメショーンから; これは何をしているかというと、シャッタースピードだけを一段分ずつ遅くして撮影したサンプルです。シャッタースピードは1/8000から1/4まで12段変化させています(12枚の画像を使っているということです)。なお、すべてF5.6、ISO100です。 最初の1/8000ではストロボを発光させて
今回は「フロント紗幕(トレペ)」のテクニックです。 最近流行の、曇り空と言いますか、影の無い、柔らかいほわ~っとした感じの光質でちょっと暗いかな?、みたいな感じの広告写真を見るとことが多いと思います。ここで具体例を挙げるのは後々問題になると面倒なので避けますが、某飲料メーカーとか、某携帯電話の会社とかの広告の写真に近いライティングです。 これはどういう原理かというと「大きな光源」の「もっと大きな光源」と言った感じでしょうか。当スタジオには梁が出ており、そこに紗幕やらトレペだのを貼って大きな光源を作り出しているわけです。 ダイアグラムは; こんな感じで撮ってます。 実際に大きなスタジオなどですと幅6m以上とか、高さも5mくらいでやる場合もあり、セッティングはスタジオの大きさや機材で変わります。でも当スタジオくらいのスペースでもやろうと思えばできます。これだとソフトボックスとか要らないですし、
ストロボをカメラから離れた場所で発光させることを「オフカメラストロボ」とか「オフカメラフラッシュ」と言います。カメラメーカーによっては「リモートストロボ」と言ったりしていますがやっていることはすべて「同じ」です。 ただ、実際にやってみようとすると何が何だか分からない、どういうやり方があるのか分からない、というご質問を頂きます。そこで今回はこのオフカメラストロボの種類について説明します。 大まかにオフカメラストロボの仕組みには3方式6種類あります。 ・光学方式(光学スレーブ、オプティカルスレーブとか言ったりします) ├・赤外線 └・ストロボ同期(ストロボシンクロと言う場合もあります) ・コード方式 ├・オフカメラシューコード └・シンクロコード ・電波方式(ラジオスレーブ、ラジオトリガーとか言います) ├・ラジオスレーブ └・電波方式と光学式のミックス それで面倒なのはどうも「呼称が統一され
前回はアンブレラの話をしましたので今回はソフトボックスのお話を。 ソフトボックスって皆さん一度は聞いたことあると思いますが、これを避けて通ることはできないくらい大事です。世界のトレンドを見ても; アンブレラ<ソフトボックス です。これはアンブレラのように光がどこに飛んでいくのかわからないものよりも、より指向性があり、柔らかな光に人気があるということです。 それで、ソフトボックスにはザックリ分けて構造上2種類あります。 ・直射式 ・反射式 です。それで直射式はこういうタイプ。 一方、反射式というのはこういうタイプ; です。それでそれぞれの中身はこうなっています。 特徴的なのは、「直射式」にはインナーディフューザーが入っていることです。ぶっちゃけこれが無いならトレーシングペーパーでも、書道用の半紙でも何でも良いんです。このインナーディフューザーがあるからこそ「直射式」が活きるのです。 ●直射式
今回は意外と盲点な「ライトスタンドの選び方」です。 ライトスタンドはオフカメラストロボ撮影をする上で「絶対必要」です。用途はスピードライトやストロボ、アンブレラやソフトボックスを取り付けるだけですが、ストロボとラジオスレーブは持っているけどライトスタンドは持っていない、という人は多いです。 ・・・、と言いますか、皆さんライトスタンド持ってるんですかね?持っているなら今回のお題はさほど意味がないのですが。正直なところ疑問なんです。ライトスタンド無くてオフカメラストロボ撮影はかなり難しいですから。 余談はさておき。 それで三脚で代用する場合もありますが、私は三脚より重要な機材だと思っています。数万円のストロボやアンブレラ、ソフトボックスを取り付けることを考えると安ければ良いというものでもないし、ちゃんと選ぶべき機材だと思っています。 ●種類 通常のライトスタンドは2~4段のタイプが主流です。
ハニカムグリッドというライティングの機材があります。こういう奴です↓; それで構造としては単純で「グリッド状」であればいいわけで、似たような形状になるなら同様の効果のライティングが作れます。それで今回は100円ショップの材料で実際に作り方を説明します。 さて、材料ですが; (材料) ・100円ショップ(キャンドゥ)の仕切版:適量 ・ガムテープ:適量 ・段ボール:適量 ・黒いストロー:適量 材料としてはこんな感じです。最後の「黒いストロー」は最後に「ハニカム風」にするために使います。 ちなみにこのストローはダイソーで調達しました。基本的に材料の大半といいますか、仕切版とストロー以外は自宅にあるようなものしか使ってませんので実質200円程度です。 さて、作り方です。 ●手順1 仕切板を手持ちのストロボの発光部に合わせて「格子状」に組みます。 ザックリストロボヘッドのサイズを測り; 仕切板を切っ
今回はアンブレラのサイズのお話です。 この辺はライティングを決める上での「キモ」になる部分です。基本的にプロカメラマンでも感覚的に使い分けている方が多く、曖昧だったり、知らない人はいます。 ただ、そうは言っても難しくないです。 まず、散々クドクド言い続けている、「大きな光源、小さな光源」が前提になります。これはもうね、原理原則なので完全に理解していないとダメです。(読んだことのない人は必ず読んでください。) ・大きな光源、小さな光源 ・続・大きな光源、小さな光源 さて、アンブレラを買うときに、サイズが違いや照射面がホワイトやシルバーだったりと初めて買うときにどれを買えば良いのか悩むと思います。ただ、これは「どういう光質」が欲しいかによるので正解はありません。 それで今回は3種類のホワイトアンブレラを使ってサイズによる光の違いを説明します。用意したのはこの三種類。 日本国内でポピュラーなのは
今回は当事務所主催のワークショップで参考にしているテキストのご紹介です。実際にはこれだけではないのですが、この辺が参考になるのでは?ということでこの6冊を今回紹介します。 ワークショップ開催時にはスタジオ内に置いますし、参加された方たちは写真撮ったり実際に中身を見ています。それでは早速ご紹介します。 ●Light science & magic これがベースになります。大きな光源、小さな光源の解説が一番わかりやすいのかな?と思います。なぜ「かな?」と書いているかというと文章の量が多く、単語の意味というか解釈できないフレーズがときどきあるのです。 ただ、ライティングの基本というか、「光とは」というテーマについて詳しく書かれており、これは日本語訳があっても良いんじゃない?と思える本です。 ● Light and Shoot 50 Fashion Photos こちらはワークショップ参加者の中で
露出の決定要素には3つあります。F値(絞り)、シャッタースピード、ISO感度です。これは以前簡単に触れました(参考:みんなの嫌いな「段」の話)。 そのときにも少し書いたけど、それぞれが独立して覚えている方が意外と多く、そうじゃなくてその3つの組み合わせで露出は決まる(決める)のです。それでこの3つを図にしたものが最初の「露出トライアングル(英:Exposure Triangle)」と言うわけです。 露出を決めるときにはこの図が常に頭の中でイメージして決めます。しつこーいですが、写真撮影において、あらゆるハイテクな測光方式だろうが、なんだろうが最終的にこの3つの組み合わせで露出を決めているのです。 これは世界共通、普遍の真理です。 それではこの3つの要素それぞれにどのような役割があるのか?一覧にしたのが↓の図です。 まず、すべてに共通しているのは「光のコントロール」ということです。写真は光が
「黒いものを黒バックで撮る ~黒バック潰し 準備編~」を書きましたが今回はその続きです。 実践編と言っても完成写真はご覧にいれておりますので、どういう設定で撮っているかを解説します。 まずはストロボの位置と出力は; です。リングフラッシュがフルパワーなのは、このリングフラッシュは光量落ち強いのと、絞りでストロボ光をコントロールするためです。これは絞りでストロボ光をコントロールするのと、シャッタースピードだけで環境光をコントロールしきれないからです。要するにストロボ光量を上げつつ、絞りでも環境光をコントロールしているということです。撮影設定は; F8.0、1/160、ISO400 です。ポイントはシャッタースピードですが、これ以上早くするとストロボと同期しない(画面に黒い帯が出る)ためで、それ以上の環境光は絞りでコントロールしているということになります。ISO感度が400なのはこの絞りとシャ
いきなりむさ苦しくて申し訳ないですm(_ _)m 仕事柄、年に何度かセルフポートレートを撮る訳ですが、たまには背景を白く飛ばそうと思い、かつたまに聞かれるのでだったら一緒にブログのネタにも使おう!ということで撮りました。 それにSNSとかWebが全盛のご時世でこうしたセルフポートレートの需要は多く、Webショップなんかで洋服の販売されているような方、美容師さんなどこのライティングを覚えておくとクリエイティブのバリエーションが増えます。 というわけで本日は背景を白く飛ばす「白バック飛ばし」の解説を簡単に。 「解説」と言いますか、説明するほど難しくはないのですが、これがけっこう面倒なのですよね、準備が・・・。 使ったのは; ・YN-560×3台 ・RF-603×4台 ・33インチホワイトアンブレラ(ディフューザーとして)×1台 ・レフ板(110cm)×2ヶ です。これだけ色々使うとやる気が失せ
「スヌート」というライティング機材をご存じだろうか? スポット効果のあるライティング機材で、「スポットライト」ほどガッチリ集光するようなタイプではなく、どちらかというと大まかに狙った被写体をカバーするライティングで、小難しいことを言うとリフレクターの一種ということになる。 ただ、スピードライト用の機材としても売っているのだが、高い(しかもベラボーに)、か、そもそも入手が難しかったりもする。 それで売っていないなら作ってしまえということになるのだが、これがものすごく簡単に作れる。 しかも笑っちゃうくらい。 作り方や材料はいろいろあるのだが、一番「それっぽくて簡単な方法」をご紹介する。 まず、ご用意頂くものは100円ショップで売っている500mlペットボトル用の保冷ケースとハサミ。 これくらい・・・・。 補足すると材料に関しては「ポテチの空き容器(プリングルスやチップスター)」でも作れる。スト
(F4.0、1/100、ISO100) 今回は「料理写真のライティングのツボ」について。 今、レシピサイトやブログなんかでも料理写真を公開している方たちが非常に多いです。ただ、ちょっと残念な写真や、ほんのちょっとしたコツを押さえるだけで全然変わるのに・・・、という写真は多いです。 それで一口に「料理写真」と言ってもこれといった撮り方があるわけでもなく、もっと言ってしまえば「時代」によって流行が変わるものです。10年ほど前ならパンフォーカス(被写界深度が深い撮り方)だったりしたのですが、最近はカフェブームも手伝ってかボカした感じの写真が多いように思います(なんでも「ボカす風潮」はいささか疑問ではありますが)。 さて、そこで最近の料理写真のライティングですが、奥から手前に光を当てるライティングが主流だと思います。また光の質も「窓際の光」といった柔らか~い感じの光の写真が多いです。なんと言います
マニュアルで露出を決めるとき、上級者の人が「一段絞って」とか「一段開けて」とか言うのを聞いたことがあると思います。それで残念なことにここでマニュアル撮影を挫折する人たちが多数だと思います。 みんな「段」が嫌いなんです(笑) 面倒な概念であることは確かですが、そんなことを言っていても仕方ないのでまずは「ザックリ理解する」というのが今回の主旨です。 さて、露出を決めるときに必要な設定項目は、絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度の三つが基本ですが、「段」という概念はそれぞれにあります。 それでそもそも「段」とは何かというと; 「EV値の変化量」で写真業界の慣例でそれを「段」と呼んでいるだけです。 さらに、wikipediaにその辺の解説が詳しいのでそちらに解説を譲りますが、それでも「???」となると思います。 言ってしまえば「段」というのはカメラに取り込む光の量を調整するのに使うパラメー
ストロボ撮影のための「スピードライト」といういささかおかしなタイトルですが、当サイトではスピードライト(いわゆるクリップオンストロボ)を中心に解説していますので一度整理しておこうと思います。なお、「クリップオンストロボと大型ストロボの違い」と重複する部分がありますがまぁ、その点はご容赦を。 今回は「基礎編」ということでごくごく一般的なことについて触れます。 ■呼称 意外とこの呼称が複雑と言いますか、曖昧です。 日本では「ストロボ」と言うとクリップオンストロボも大型ストロボも含めた意味で使われます。また、「フラッシュ」も同じ意味で使われます。海外でもこの状況にさほど差はありません。 ストロボ=フラッシュ=クリップオンストロボ=スピードライト モノブロックストロボ(電源内蔵)やジェネレータータイプ(電源外付け)は「大型ストロボ」とかやはり「ストロボ」とか言います。 ただ、「ストロボ」は登録商標
今回は「フラッシュエクスポージャー」のお話です。聞き慣れない言葉かもしれませんがこの概念はストロボ撮影する上で避けて通れません。英語で; Flash Exposure (「ストロボ露出」?) と書きます。これは欧米では正式な撮影用語としてありますが日本語では「ストロボ露出」と言った感じの意味です。意図していることは; ストロボの光量(フラッシュパワー)調整によって露出を決める ということです。「露出トライアングル」の話で、「絞り」、「シャッタースピード」、「ISO感度」について簡単に説明しましたがこのストロボの光量は「4番目の露出決定要素」ということになります。 この4つの露出決定要素を「露出トライアングル(Exposure Triangle)」に対して「Exposure Square(エクスポージャースクエア)」と言ったりします。要するにトライアングルは三角形なので「3つ」、Square
久しぶりの投稿です。 今回のお題はカメラの保険について調べ、実際に加入までした経緯などをご紹介します。 最初にネットで検索したところ最初に下記のサイトが出てきました。 カメラにかける保険を探してみた(損害保険・動産保険・クレジットカード付帯など)(外部サイト) 概ねこちらのサイトで紹介されている保険が代表的なものだと思いますし、個人向けで探してもこのサイトで紹介されていた以上の情報は見つかりませんでした。強いて言うなら火災保険に「携行品特約」という特約が付けられる場合もあります。特に賃貸住宅にお住まいの場合、火災保険は賃貸契約時に強制加入させられると思いますので更新の際に見直すという方法もあります。 ただ、職業カメラマンにとって、10万円とか20万円の保証で足りるのか?という疑問が残ります。そもそもカメラのボディやレンズが20万円以上するなんてザラです。 ●「動産保険」という保険があるらし
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