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滋賀県甲賀市信楽のお茶の産地、朝宮を訪れているミモロ。「ここすごく大きな岩がゴロゴロしてる~」と、里の古刹「岩谷山 仙禅寺」にやってきました。 巨石の苔むした岩肌に、ここの長い歳月を感じます。 「岩谷山 仙禅寺」は、養老7年(723)に創建されたと伝えられます。 巨石の山につくられたお堂は、懸崖造り。 岩に寄り添うように建てられています。このお堂の中には、秘仏のご本尊の十一面観音像が祀られているそう。 長い歴史の波に晒され、南北朝時代には、2回兵火で焼失。 「ということは、ここは、戦いに巻き込まれるほど、重要な場所だったってことだよね~」と想像するミモロです。 そもそもここは、京都府の和束町にある役行者を開祖とする鷲峰山金胎寺の別院。 南北朝の動乱の折、後醍醐天皇が都から逃げ延びる際に「金胎寺」に立ち寄り、そのため焼き討ちされたそう。 その別院のこの寺も、その戦火を浴びたと思われます。 「
「なんか風情ある石になったね~」とミモロが持ってきた石は「関守石」へ変身。 これは、茶室の路地や神社仏閣のお庭で目にすることがある縄を掛けられた石。 「これが置かれた先には、進んじゃいけないっていうストップサインなんだよね」とミモロ。 さて、滋賀県信楽の茶の産地である朝宮で茶摘み作業をしたミモロ達は、茶畑を望む場所にある古民家に宿泊しました。 ここのオーナーの平金さんは、大手企業を早期退職し、以前から強く心惹かれていた作陶に専念するために、この地に窯を作り、移り住まわれた方。 若い頃から嗜んでいらっしゃった茶の湯を暮らしの中で実践し、自ら作られた井戸茶碗などで、心鎮まる時を過ごされています。 自ら手入れをされた庭には、平金さんが作った器の無人販売所が… そこにさりげなく器が並んでいます。 縁あって、朝宮の里に長年放置された古民家を見つけた平金さん。大規模な修繕を行い、心地よいスペースに蘇っ
「ワ~広いね~ここで茶摘みするんだって~頑張らないと~」と、お日様が燦々と降り注ぐ五月の茶園にやって来たミモロ。 ここは、滋賀県甲賀市信楽町朝宮という茶園が広がるエリアです。 日本茶の産地というと、京都の宇治を思い浮かべる方が多いはず…でも、実は、日本茶の歴史はここ近江の朝宮から始まったという説も…。 滋賀県南部の信楽町は、陶芸の町として有名ですが、良質の茶葉の生産地でもあるのです。 その起源は、約1200年前、延暦24年(805)に最澄が、留学先の中国から茶の種を持ち帰り、比叡山山麓およびここ朝宮に植えたことからとも…。 「え?栄西がお茶を伝えたんじゃないの?」とミモロ。そう、それより約400年前に、すでにこの地に茶が伝わっていたことに。 茶畑が広がる朝宮地区は、信楽盆地に位置し、標高300~400mの高地で、温度差が激しく、霧が発生したり、茶づくりに適した場所なのだそう。恵まれた土地で
GWの後半5月2日~5日に、「京都市武道センター旧武徳殿」で、「第120回全日本剣道演武大会」が開催されました。 この大会は、全国の剣道愛好家がその修練の成果を披露すると共に、参加者同士の友好親睦を図る場であり、明治28年以来、武徳祭大演武会として行われた伝統的な大会を、全日本剣道連盟が継承し、今日にいたるものです。 日本全国だけでなく、世界中から、武術の愛好家がここに集結するのです。 「すごい先生たちの演武を拝見できるんだって~」と、居合道の居合道のお稽古をしているミモロも訪れました。 「平安神宮」の西側に位置する「旧武徳殿」。 重要文化財の建物は、武道を志す人にとっての憧れの場所でもあるのです。 緊張した空気にあふれる場内…公開演武では、剣道をはじめ、居合道、杖道などそれぞれ選ばれた先生方がその技を披露され、それをじっと見つめるミモロです。 「なんかいつもと違う空気感だね~」と、ミモロ
「菖蒲の葉っぱが屋根に乗ってる!」五月晴れの5月4日、ミモロは、京都西陣の千両ヶ辻にやってきました。邪気払いの菖蒲の葉っぱ…それを飾る伝統を目にするのは、今や稀! 今出川通から、大宮通を南へ。そこには、趣ある町家が続く西陣の雰囲気が感じられるエリアです。 かつて西陣織をはじめ、様々な帯や反物で、大変賑わい、その商いが千両に及ぶと言われ、「千両が辻」と呼ばれるようになった場所。そこにある「町家写真館」で5月4,5日の2日間「端午の節句展」が行われます。 13年ぶりの端午の節句での特別公開です。 「こんにちは~」とお友達と一緒に訪れたミモロ。 「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~」と笑顔を迎えてくださったのは、写真家の水野克比古先生と秀比古さん。 「雛祭りの時は、お世話になりました~」とミモロはご挨拶。 そう、3月にこのエリアで開催された「千両が辻のひな祭り」に、ミモロは、雛装束のお着換えショー
「穀物を潤す春の雨の時期をイメージしたお料理なんだって~美味しそう~」 ミモロは、4月24日に「知恩院」そば東大路通沿いにある「大正大学京都アカデミア」で開催された「第1回京都の食文化を楽しむ会」に参加しました。 昨年10月にオープンしたここは、東山のエリアキャンパスとして、多目的ホールや宿泊施設などを備え、教員や学生が、フィールドワークの拠点として活用。また京都の文化に関するワークショップを開催する場所を目的に作られました。 モダンな建物の奥へ…そこのスペースが今回の会場です。 第1回京都の食文化を楽しむ会の講師は、精進料理、薬膳料理、また近年は、外国人観光客向けのヴィーガンメニューの開発など精力的に活動なさっている、出張料理人の三田清美さんです。 ミモロのお友達…「ごめんなさい~ギリギリになっちゃった~」と息を切らせて会場に滑り込んだミモロです。 「では、始めましょう~」と、三田さんの
「特別公開されてるお屋敷も拝見しなくちゃ~さすが立派な洋間だね~」と、五条問屋町にある「洛東遺芳館」に来ているミモロ。 「洛東遺芳館」は、京都の豪商柏屋を母体に、その当主である柏原家に江戸時代から伝われる婚礼調度や工芸品、絵画などを、春と秋の2回、特別公開している場所。 今年の春の特別公開は、5月5日まで、ミモロは、4月30日の午後、閉館1時間前に滑り込みました。 「江戸時代の婚礼調度展」を見学した後、急いで、公開されているお屋敷へ向かいます。 お玄関から中へ。 「お邪魔致します~」と挨拶しながらお行儀よく…(本来は、靴を脱ぐのですが、ミモロの場合特別にお許しいただいて…) 「うわ~広い~」玄関脇の洋間を過ぎて、奥に進むと、そこは広~いお座敷が… 展示館にあった屋敷の見取り図を見ても、お蔵がいくつもあり、お座敷が続き、その間にお庭が配置されています。 天災や火災などが多かった京都で、数百年
「すごい!本当に見事な蒔絵の品々…みんな大きい~」とミモロが感激しながら見つめるのは、江戸時代の婚礼調度です。 4月30日にミモロは、小雨の中向かったのは、京阪電車「五条駅」から五条通を渡り、川端通の一筋東側の問屋町通です。 そこをさらに南に進むと、大きなお屋敷が見えてきます。 ここは、江戸時代、京都の豪商 「柏屋」の柏原家の住まいだった場所。木綿、漆器、紙などさまざまな品を幅広く商った「柏屋」。後に江戸に店を構えていた漆器の「黒江屋」の経営権を譲り受け、現在も東京日本橋などに店を構える漆の「黒江屋」として、今も上質な漆器を製作しています。 ところで、漆器の「黒江屋」のルーツはというと…、紀伊の国の黒江村に…。 「もしかして、根来寺と関係あるの?」とミモロ。そう、4月に訪れた和歌山の「根來寺」は、根来塗発祥の地。秀吉の焼き討ちで離散した漆器づくりが得意な僧侶たちが、紀ノ川の下流の黒江村に住
いろいろな表情を持つ草木染の絹の布を使ったアクセサリー作り。「面白そう…」とミモロも挑戦。 5月6日まで武者人形の展示されている京都醒ヶ井仏光寺の町家「京空間mayuko」に、桃太郎君に会いに行ったミモロ。 武者人形を拝見した後… 「ミモロちゃん、あのね~今度、ワークショップとかしようかと思うんだけど、そのモニターやってくれる?」と、草木染作家の気谷さんに言われます。「いいよ~」というと、お座敷の奥にあるお蔵の座敷に移動します。 草木染作家の気谷さん…半襟をはじめ、着物や浴衣、帯などいろいろなものをお庭の植物や野菜などで染めて、素敵な作品を作っています。 「いろいろなものを作ると、ハギレ布が出るの…上質の絹の生地などを使っているから、捨てるのはもったいない…何かに活用したくて、アクセサリー作りなんかどうかな??と思って…」と。そう、なんでも大切に活用するのは、大事なこと。 机の上には、ハギ
「お久しぶり~また会いに来ました!」と、ミモロが毎年楽しみにしている桃太郎君との再会。 1年に1度しか会えない二人???です。 京都四条堀川から南へ、醒ヶ井仏光寺にある古い町家「京空間mayuko」 ここで、5月6日までお座敷に武者人形が展示されています。 10時から16時まで、事前に電話で連絡をして伺います(入場料1000円) ここの当主、友禅作家の黒田庄七郎さんの家に伝わる見事な武者人形たち。 京都の人形師「丸平」の貴重な人形もいろいろ。 「また会えたね~」と、ミモロは、大好きな桃太郎君と見つめ合います。 「ミモロちゃん、会いに来てくれてありがとう…」二人に言葉はいりません。ただ見つめ合うだけ… 「ちょっと馬で遊ぼう…」と桃太郎君は、愛馬に跨ります。 ミモロもそばの白馬にヒラリ… 二人は、草原を掛けるイメージの中に…。 しばらく一緒に遊んだミモロは、他の動物にも挨拶に… 「大丈夫~?」
「すごくキレイ~どうやって染めるんだろ?」とミモロが見惚れるのは、「辻が花染め」の着物。 京都の伝統工芸の京友禅…でも、これはその中でも「幻の染め」と言われる「辻が花染め」で作られたもの。 「辻が花染め」とは、安土桃山時代に最盛期を迎えた染色技法の1つ。図柄を筆で描く一般的な友禅とは異なり、絵柄のラインなどを絞り染めで表現する極めて高度な技術を有するもの。江戸時代、京友禅が多くの人に普及してから、あまりに手間のかかる技法ゆえか、自然に消滅…。それで幻の染めと言われます。 さて、4月27日にミモロが訪れたのは、京都の北「三宅八幡」のそばにある「絵絞庵」という辻が花染め工房です。 ここは、現代の「辻が花染め」作家である福村健さんの工房。4月29日まで、そこで作品の展示および販売などを開催。 「近くでゆっくり見たい~」というミモロです。 工房内には、福村さんの作品がいろいろ展示されています。 「
「5年ぶりだね~ここでツツジ見るの…」とミモロがGWの初日4月27日に訪れたのは、京都蹴上にある「京都市上下水道局」が管理する「蹴上浄水場」です。 滋賀県大津や山科を経て、京都の町へと続く国道143号線(三条通)沿いにあり、東山の山の斜面に植えられた約4600本のツツジが、4月下旬に見頃を迎え、27日まで一般公開されます。 ツツジの名所として知られる場所ですが、2020年以降、コロナ禍および市の財政難により、公開が中止され、今年、5年ぶりに一般の人が施設内に入れ、近くでツツジを見ることができるようになったのです。 琵琶湖から疏水を通じ引かれた水は、京都市民の暮らしを支えるもの。 明治45年に日本初の急速ろ過式浄水場として給水をスタート。その後、水需要の高まりで、施設を増設など行い、開業当初の給水量1日68100㎥から現在は198000㎥と、約3倍近くまで拡大しています。 京都市上下水道局は
「藤娘…」と、藤の花を頭のそばで、ちょっとおすまし顔のミモロ。 「着物着てくればよかったかな~もっとぴったりするのにね~」と。 「奈良国立博物館」での特別展「空海展」に行った後、「今、満開らしいよ~行ってみようよ~」とお友達を誘って訪れたのは、昨年も行った「春日大社 萬葉植物園」です。 「英語で表示すると、もっと外国人観光客がわかりやすいのにね~」と思うミモロ。園内には、奈良公園ほど外国人観光客で賑わってはいません。 500円の入園料を払い敷地内を探索します。 藤と共に、ツツジも池の周囲を彩り、とてもフォトジェニック。 「ミモロちゃん、もっと奥よ、藤の花は…」とお友達… 「うん、待って~」自然の中を歩くと、あちこちの植物を観察するので、進みが遅いミモロなのです。 「わ~キレイ~」 空を覆うように花の房がミモロの頭上に…。 「萬葉植物園」は、昭和7年に昭和天皇から御下賜金を頂き、約300種の
「ミモロちゃん、奈良に行かない?」とお友達に誘われたミモロ。 「いいよ~爽やかな季節だしね~」と、久しぶりに奈良に行くことに。 近鉄奈良駅には、奈良の公式マスコットの「セントクン」と鹿が訪れる人を迎えます。 お友達との待ち合わせ場所は、駅前の銅像のそば。 この銅像は、「東大寺」の大仏造営に力を尽くした高僧行基の姿です。 「今まで、何度もこの前とってたけど、この銅像が行基だって知らなかった~」というミモロ。 確かに、その周辺には、大勢の観光客はいますが、特別、この銅像に関心をもっていそうな人はいません。 大阪河内生まれと言われる行基は、日本における仏教の発展に大きな役割を果たしたお坊さん。 それまで、仏教は、身分の高い人を中心に学問的な色彩が強かったのですが、行基は、貧しい人など弱者をも救済する新たなスタイルを打ち立てます。民衆のために、水田の開墾、貯水池や橋の設置などの社会事業を行い、多く
「すごい!海外からの観光客が見学に来てる~」 京都左京区の最北端の山里久多で、「北山友禅菊」の苗植え作業のボランティアをしていたミモロ。 その途中で、次々に外国人観光客が訪れます。 「え~すごい!ここまで観光客来るんだ~」と驚くミモロです。日本人観光客でもなかなか訪れるのが大変…公共交通のバスも週に2便くらいしかなく、バス停から久多まで徒歩40分もかかります。 「なんでここまで来たんですか?」と尋ねるミモロ。 「古民家に興味があって~」と英国からの観光客の方。なんでも「古民家めぐりツアー」なのだそう。 通訳が同行する十名ほどのグループが、この日は、4回にわたり訪れ、その都度、久多の世話役の常本さんが、里の歴史や暮らし方などを説明します。 観光客の皆さんは、2台のレンタカーに分乗し、運転も観光客自身で行います。 「お寺や神社だけじゃなくて、日本の昔の暮らしなんかに興味あるんだね~」と思うミモ
「もう少し頑張ろう!」と、京都左京区の最北端の山里久多で行われた「北山友禅菊」の苗植え作業。 ミモロは、「同志社大学」のボランティアサークルのみなさんといっしょに作業を続けます。 午前中に畑1枚に、苗植え作業を行ったボランティアのみなさん。 「そろそろお昼だって~」と、楽しみな時間が訪れました。 ミモロ達を待っていたのは、この地区の世話役の常本さんの奥様がご用意くださったカレーライス。 「これ美味しいんだ~」と以前もおごちそうになったことがあるミモロ。 みんなで食べているときに、席を立って、「あの~お代わりください!」と台所に声を掛けます。 「え?お代わりありなの?」と、ミモロの行動を見ていた他のボランティアの方。 「うん…ありだよ~」と、前もお代わりしたことがあるミモロでした。「さすが経験者は違う…」と、他の方々もお代わりを。 「う~お腹いっぱい~眠くなっちゃった~」と危険な発言をするミ
7月下旬から8月初旬にかけて畑一面を覆う「北山友禅菊」 京都左京区の最北端の山里久多の夏の名物になっている景色です。 多くの観光客を魅了するこの景色は、自然にできるものではなく、1年をかけて、多くの人の手によって作られるのです。 毎月のように通っているミモロ…この日は、ボランティア活動で訪れました そのボランティアは、北山友禅菊の苗植え作業。朝10時から15時頃まで、畑で作業を行います。 4月20日は、晴天に恵まれ、まるで夏を思わせる陽気です。でも、やはり北に位置する山里には、まだ桜が… 北陸と京都を結ぶ「鯖街道」沿いにある山里久多は、両側から山が迫る谷間の集落です。 稲やいろいろな作物が稔る水田や畑…かつては多くの住民が暮らし、農作業を行っていましたが、近年急速に進む高齢化により、使われなくなった畑や水田などが増え、その有効利用が求められることに。 そこで、10年前くらいから、この場所に
「うわ~デカイ!」とさすがのミモロも驚くサイズのハンバーガー。 4月15日にオープニングセレモニーを行った「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」。 ここの特徴のひとつが、到着したゲストをお迎えする焼き立てのチョコチップクッキー。 ウェルカムクッキーから、このホテルでのおもてなしが始まるのだそう。 「これ?美味しそう…」クンクン 香ばしいチョコチップクッキーは、ゲストの到着時に温かい状態が保たれるように、常に保温されているそう。 長旅の疲れを癒すほんのりした甘さ…「なかなかおしゃれなおもてなしだね~」と思うミモロです。 さて、この日、集まった関西エリアのプレス関係者は、セレモニーおよび館内の内覧に続き、最後にランチの試食を…。 「これが一番楽しみだったんだ~」とミモロ…あの~小さな声でね… ミモロ達は、1階のダイニング「オールディダイニング ハーベストキッチン」へ 収穫をテーマに、日本および京都
「新幹線、よく見える~。あ、また来たよ~」とミモロは目の前に次々に現れる新幹線に夢中。 新幹線好きには、たまらない景色です。さて、ここは… 京都駅の南側、八条口から徒歩5分ほどに2024年4月にオープンした「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」です。 4月15日に開催されたオープニングセレモニーにミモロは、プレスとして出席しました。 ヒルトンは、世界126の国と地域に7500軒以上のホテルを展開。日本でのグループのホテルは、「ヒルトン東京」をはじめ、大阪、名古屋、広島など25カ所に及び、ここ「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」は26軒目。京都市内では4軒目になります。 「え~そんなにたくさんのヒルトン系のホテルが、京都にあったんだ~」と改めて驚くミモロです。 さらに、この秋にも「ヒルトン京都」がオープンする予定だそう。 急増する海外からの旅行者…大阪・関西万博を意識して、関西エリアでは、ホテルの
「お花見ダンゴがあるよ~」と、ミモロがガラスケースの前から離れません。 京都には、有名な和菓子店がいろいろありますが、ミモロは、町を歩いていて、たまたま出会う和菓子屋さんも大好きです。 この日、「龍谷ミュージアム」での春季特別展「太陽神と弥勒信仰」のプレ発表会にやって来たミモロ。 2001年に破壊されたバーミヤン大仏と遺跡の様子をはじめ、貴重な仏像を拝見しました。 この特別展は、6月16日まで開催されます。 それを鑑賞した後、「お天気もいいし、ちょっと町歩きしよう~」と、そこから東方向へ、町中を気の向くままに進みました。 「なんか細い道が続いてる…」どこか懐かしい雰囲気が漂う通りは、タイルのような模様が続きます。 「京都タワー」の北側は、西本願寺・東本願寺という真宗の大きなお寺があり、その周辺には、仏具屋さんなどが多く集まるエリア。昔からの趣が残っています。どこをどう歩いたか不明ですが…
「咲いた咲いたチューリップの花が~」とピアノの弾き語りをするミモロ。 ここは、京都の「京都ハンディクラフトセンター」の7階にある「英語の絵本SAIKA」に併設されている「こどもの室内あそび場」です。 「聖護院門跡」を眼下に、京都の町が一望できる場所に…。 「どのおもちゃで遊んでもいいの?」靴を脱いでカーペットに上がり、そこで自由に遊べるのです。(ミモロは、靴を脱ぐと立てないので、そのままで…あしからず) このスペースは、1時間1歳以上の子供、そして大人もそれぞれ500円で利用でき、1時間ごとに500円が追加されます。 (子供だけの利用はできません。保護者同伴のみ) 小さな子供が遊べるお部屋や授乳できるスペースの用意も… 利用者は、そこにある飲み物が自由に頂けます。 「キャ~おもちゃいっぱい!」 もう夢中のミモロ…次々にいろいろなおもちゃで遊びます。 ここにあるおもちゃは、ほとんどがリユース
「この子知ってるよ~」とミモロが一緒にいるのは、ご存じ「ミャクミャク」。 2025年に開催される「大阪・関西万博」の公式キャラクターです。 なんでも万博関係の公式ホームページによると… 「ミャクミャク」は、細胞と水がひとつになったことで生まれた不思議な生き物だそう。 生まれたのは、関西のどこかの小さな湧水地。人懐っこい性格で、あらゆる生き物などと触れ合うのが好きなんだそう。いろいろな形に姿が変えられるとか。少しおっちょこちょいの性格も…。 このキャラクターの作者は、デザイナーで絵本作家の山下浩平さん。 2022年に多数の応募から決定された最優秀作品ということです。 また、名前は、人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化など脈々と受け継がれてきたことを、さらに未来へとつなげたいという思いから名付けられたそうです。 「へぇ~知らなかった~」とミモロ。みなさんはご存じでしたか? さて、開催を1年後に
「気持ちいい~」と深呼吸するミモロ。 今年になって初めて訪れた京都左京区最北端の山里久多も山に入りました。 お友達の車に同乗させてもらって、桜並木が続く道をひたすら北上します。 ミモロの住む下鴨エリアから、大原などを経て、約1時間。 久多の山里でミモロがメンバーの「ビーバーの山の会」の自然観察と保全活動を毎月1回行っています。 ミモロが参加する前から、ずっと地道に活動したことから、昨年京都市の環境省を受賞しました。 「今年もいろいろな活動をしましょうね~」と代表の栗原さん。いつも頼りになるメンバーの栗林さん。 この日、まず向かったのは、下鴨警察署久多駐在所です。4月に転属になった警察官。「すごく自然豊かでいい場所ですね~」と。「でも、夜なんて寂しくない?」とミモロ。「う~まぁ、いまのところは大丈夫です」と。 以前は、ご家族で駐在していらっしゃたのですが、今回は、かっこいい独身者です。「お嫁
「あ、ここだ~」ある日ミモロは、京都の町中、四条通から富小路通を南に向かった路地にあるお店を訪れました。 「こんなところにお店ができたんだ~」と、飲食店が並ぶ富小路通から、居酒屋さんの路地を見つけて、そこを進みます。 「ちょっと分かりにくいかも…」と、ミモロも一度通り過ぎてしまいました。 古い町家が並ぶ路地に見つけた看板…それが目印。 ここが、今注目の金継ぎアクセサリーのお店「香凛」です。 金継ぎアクセサリーは、陶器の小さな破片を金粉を混ぜた新漆の接着剤で、縁をカバーしたり、破片を繋ぎ合わせ、普通は捨ててしまわれるものを新たな姿と活用方法で蘇らせる、まさに資源活用の技。 「ミモロちゃん、お久しぶり~」と、ここのオーナーで金継ぎアクセサリー作家の木村さん。 以前、ミモロが企画したワークショップで、金継ぎアクセサリーをご指導くださったことがあり、昨年から、より多くの人が気軽に体験できるように、
満開の桜が山を彩る「金戒光明寺」。 4月9日…ちょっと肌寒い天候ながら、ミモロは、勢いよく石段を上ります。 目指すは、山頂にある内藤高治先生のお墓です。 毎年、命日に行われる法要…それを主催するのは、「剣聖内藤高治先生を顕彰する会」の方々です。 内藤高治先生は、以前もお話したことがありますが、新政府の明治時代になり、剣術が衰退する時代へと大きな時代の変化を迎えます。 しかし、剣術は、身心を鍛える大切な日本の文化であると、多くの人がその存続を模索します。 そこで、剣道の存続に、内藤高治などが、その一役を担います。 東京に居た内藤高治は、「京都に来て欲しい!」との要望に応え、剣道のために、京都でその生涯を終えるまで過ごします。 多くの弟子を育てた内藤高治先生…その墓所を作るために、多くの弟子たちが、墓石を山の上まで運びました。 この写真を見るたびに「内藤先生って、本当に多くの人に尊敬されていた
「ミモロ、ここの景色好きなんだ~なんかホッとするの…観光客もいなくて、のんびりできるの」 毎年、桜が咲くと、必ず自転車で訪れるのが、京都の北を流れる「白川疏水」です。 出町柳駅のそばで、合流する鞍馬方向から流れる賀茂川と大原方向からの高野川。 その高野川沿いは、桜並木が続く場所。「ここの桜並木スゴイよね~」 ミモロの住む下鴨エリアから、川沿いに上流に向けて進みます。 左京区の北の山々を背景に、その前に続くピンク色の桜並木の帯。 そして、さらに奥には、比叡山の姿が… ミモロは、高野川にかかる車が通れない細い橋を渡り、さらにその先へ。 「ここ…」と自転車を止めたのは、水の流れが見える場所。 住宅地の中を通る「白川疏水」は、「哲学の道」を流れる水が、銀閣寺そばで分流し、そのひとつがこの流れです。 「哲学の道」のように遊歩道などは整備されていない住宅地の中を流れる水。 土手には、緑の草や1月は水仙
春爛漫の京都…ミモロは、お友達の手描き友禅作家の上仲正茂さんの作品展に出かけました。 「手描き友禅の技法を使って、布だけじゃなくて、革の素材を使った作品もあるんだ~」 作品展が開催されているのは、紫野の「大徳寺」のそば、猪熊通という大宮通から2筋東の道沿いにある「町家ギャラリー龍」です。 「なんか風情ある建物だね~」と奥まった町家の中へと進みます。 坪庭に面し、明るい光が注ぐギャラリー。そこに上仲正茂さんの作品が並んでいます。 元禄時代に扇絵師の宮崎友禅斎が描いた画風を、きもののデザインに取り入れ模様染めの分野を飛躍的に広げた友禅。 四季折々の花々などを巧みに描いたきものは、多くの女性たちの憧れの品に…。 多くの職人さんの手を経て完成される友禅は、まさに京都の伝統工芸を代表する一品です。 「ミモロちゃん、来てくれたんだ~」と上仲正茂さん。 「はい、素敵なもの見るの大好きだから…」と笑顔で答
「いいね~春って…」 ソメイヨシノが満開を迎える京都岡崎の琵琶湖疏水を歩いたミモロが、次に訪れたのは、「平安神宮」です。 お友達と待ち合わせして境内へ ポカポカの春の陽ざし…白砂が敷き詰められた境内は、レフ版の上にいるように眩しく目を開けているのが大変。 「ここ、真夏に来ると、日焼けしちゃうんだよね~」そう、日陰がないので、これからのシーズンは、帽子とサングラスなど紫外線対策が必須です。 本殿に参拝後、ミモロはお友達と一緒に「平安神宮」の北側に広がる「神苑」の桜めぐりへ出発! 「平安神宮」は、平安京を作った第50代桓武天皇と平安京にいらした最後の第121代孝明天皇をご祭神に、明治28年に「平安遷都1100年」を記念し、創建された、京都では新しい?神社です。 平安京の政庁などを当時の8分の5のサイズで再現。平安時代の景色を感じることができる京都を代表する観光スポットでもあります。 さてミモロ
「いいなぁ~また、乗りたくなっちゃう…」とミモロがじっと見つめるのは、京都岡崎の琵琶湖疏水の遊覧船。 4月になって、一機に桜が咲き始めた京都岡崎エリア。その桜を楽しめるのが、琵琶湖疏水の遊覧船です。 肌寒さが、戻った京都…でも、桜を楽しむ時期が少し長くなったのかも… 「見て~こんなにいっぱい桜が咲いてる~」 今年は、開花が遅かったため、短期間に満開になったような気がします。 この日、ミモロは、「平安神宮」のそばの岡崎公園にやってきました。そこのしだれ桜も、ほぼ満開の状態… 平日で、寒かったためか、思ったより観光客の姿がありません。 だから、ミモロは、のんびりと思う存分桜を楽しむことができました。 すでに散り始めた桜もあり、地面一面に桜の花びらが…「わ~キレイ!」と、その上を歩き回るミモロです。 そして時々、木登りも… このエリアには、彼岸桜、山桜、ソメイヨシノ、しだれ桜といろいろな種類の桜
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