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世界禁煙デー
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2023年03月11日01:07 カテゴリ 木村貴宏さんインタビュー(発掘) アニメーターの木村貴宏さんが亡くなられました。あまりに早く、言葉もありません。僕は『コードギアス』の取材を通じて、折に触れてお話をうかがってきました。 下にあるリンクは、初めて木村さんにインタビューした時の記事です。『コードギアス』公式ブログ(既に閉鎖され、リンクはインターネットアーカイブです)に、放送前に6回にわたってキャリアについてお話をうかがったものです。 そこでも話題にしましたが「少年漫画的な記号性」というのは、木村さんの絵柄の特徴だと思っており、そういう意味で、後に取材後の雑談で『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』がおもしろかったと感想をお話したら、ご自身もやっていて楽しかったというようなリアクションをされていたのが印象的でした。 そういう少年漫画性でいうと『ギアス』のEDの鉄骨に腰掛けている後ろ姿
2023年02月03日09:37 カテゴリ 『あっ! キリンも象も凍結された!!』 タイトルからも連想できます通り、twitterの凍結祭りで、@fujitsuryota が凍結されました。 異議申したて中ではありますが、復帰までは数日かそれ以上はかかるのではないでしょうか。 一説にはマシュマロなどtwitterと連携したサービスが原因とも。 この間にやっておきたい主な告知は2つ。 ●朝日カルチャーセンター新宿教室「アニメを読む」 2/18, 3/18 土曜 18:00〜20:00 2月・3月は #京田知己 監督を迎え、絵コンテ講座を開催します。前編が座学と課題の提出。後編が提出された課題の講評になります。プロ志望でなくても、絵コンテを描く経験をすると映像のリテラシーがあがりますので、映像ファンは是非ご参加ください。 https://www.asahiculture.jp/course/s
2016年01月09日16:39 カテゴリ 『アニメの門場外乱闘編 総括2015』十大ニュース 2015年12月12日に開いたイベント『アニメの門場外乱闘編 総括2015』@ネイキッドロフトで「アニメ十大ニュース」を決めました。決めたといっても、ライターの小川びいさんと放談して、最後にざっくり順番を決めただけです。年間振り返り放談トークの内容は反映されたりされなかったりなので、話半分ぐらいで読んでみてください。 10、サザエさんよ、永遠に… キャストの交替が相次ぎました。 9、Netflix上陸 SVODへの流れは加速するのか。 8、4G+K(お待たせしました系) 2015年はいろいろお待たせされるアニメが多かったですね。 7、スリーG(ロボット) Gのつくあのロボットアニメがたくさん作られました。 6、クラウドファウンディング 盛んに活用されていますが、それぞれの狙いはそれぞれです。 5
2015年03月13日13:12 カテゴリ 『かぐや姫の物語』〜たけのこの「ふるさと」 『ユリイカ 2013年12月号 特集=高畑勲「かぐや姫の物語」の世界』に寄稿した「たけのこの「ふるさと」」という原稿です。〆切りの都合で試写で1回見ただけのわりには、しっかり読めている(後で映画を見直しても、あまり考えに違いがない)原稿だと思います。本日の『かぐや姫の物語』のおともにどうぞ。 たけのこの「ふるさと」 高畑勲監督は『かぐや姫の物語』の前に一度、かぐや姫を画面に登場させている。 前作『ホーホケキョとなりの山田くん』での1シーンだ。 『となりの山田くん』はアヴァンタイトルでキャラクターの紹介を済ませると早々に、父たかしと母まつ子の結婚式から始まる、通称“ボブスレー編”の開幕となる。 “ボブスレー編”は、いしいひさいちの原作に寄らず、ビジュアルのおもしろさを盛り込むことを主題にした一連のシーンの
2014年11月14日14:47 カテゴリ こちらがライターズ・バージョンの『SHIROBAKO』原稿です 15日(土)に発売される朝日夕刊に掲載される「茶話」の原稿です。 直したかった部分が直されないまま世に出てしまうとうことなので「ライターズ・バージョン」ということでここにあげておきますね。もともとゲラの段階で修正したいと思っていたのですが、ちょうどゲラが出た(15時ごろ)のが出先で、取材終わって一段落して連絡したころ(18時ごろ)には校了してしまったということでした。比べて読んでいただくのも一興かと。 (タイトル) 『SHIROBAKO』 (本文) 白箱とは、完成した作品を収録しスタッフなどに配布するために使われるビデオテープ(最近ではDVD)のこと。TOKYO MXなどで放送中の『SHIROBAKO』はそのタイトルの通り、新人制作進行・宮森あおいを主人公としたアニメ業界の内幕ものだ
2014年03月29日16:21 カテゴリ TV Bros.2014年3月29日号について 「TV Bros.」2014年3月29日号の深夜アニメ特集で藤津のインタビューが3ページにわたり掲載されていますが、これは藤津のチェックを経ずして掲載されたものです。こうした経緯で世に出てしまったものとしては、藤津としては責任を負いかねます。可能であれば、お知り合いなどにこの事実をお伝えいただけるとありがたいです。 まず最初に、原稿チェックについての藤津の考えを記しておきます。 取材原稿は大きく2種類あって「編集部(書き手)が複数の取材を行って、自分の意見としてそれら取材成果を編むもの」と「発言者の意見としてダイレクトに誌面に出るもの」があります。 前者の「言葉」は書き手のものなのでチェックがなくてもやむをえない側面があると考えます。特に公益に関する報道などにおいては。一方、後者の「言葉」は発言者の
2013年11月23日18:09 カテゴリ 『かぐや姫の物語』に震撼する理由 某雑誌のために書いたコラムですが、長すぎるのと、分量に対して内容が不適切ということで没になりましたので、『かぐや姫の物語』公開記念ということでこちらに置かせていただきますね。 (タイトル) 『かぐや姫の物語』に震撼する理由 (本文) 9月から早稲田エクステンションセンターというカルチャーセンターで『アニメ史―再入門―』という講座を連続5回行った。この講座は、ヒット作中心に語られがちなアニメの歴史を、「迫真性」の発展という観点で追い直すというコンセプトだったのだが、この講座の最終回で高畑勲監督の最新作『かぐや姫の物語』に触れた。まだ公開前だったが、アニメの歴史という観点からして、触れないわけにはいかない恐るべき作品だったからだ。 『かぐや姫の物語』のキャラクターは、ラフなタッチの線に水彩画調の塗りという、通常のアニ
2013年08月22日00:10 カテゴリ 『カウントダウン☆アニメロボット』の選曲解説など 20日夜にラジオ『カウントダウン☆アニメロボット』が放送されました。「歌とともに振り返るロボットアニメの50年」というコンセプトの番組で、歌と歴史の解説が連動することもあって、選曲もさせていただきました。 当初、20曲で選曲したのですが、構成の都合で最終的に18曲となりました。限られた中で、いかに歴史を感じてもらうのか、あれこれ考えたので、メモ的に選曲意図を書いておきます。 (有史以前) 「鉄腕アトム」/『鉄腕アトム』 「鉄人28号」/『鉄人28号』 ロボットアニメの歴史という以上、この2本はマストといわざるを得ないわけで。もちろん『エイトマン』も候補に入っていましたが、そこは数調整の過程で流さないことに。 (ロボットアニメの原点『マジンガーZ』) 「マジンガーZ」/『マジンガーZ』 作品的にもは
2012年12月26日03:07 カテゴリ 8日のイベント『アニメの門 場外乱闘編』、ご来場ありがとうございました 12月8日に開きましたイベント『アニメの門 場外乱闘編』にご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。イベント初めて数年になりますが、はじめて予約満席状態になりました。 以下、イベントで相方のライター・小川びいさんとフリートークしたあげくに決めた2012年アニメ十大ニュースです。コメントはブログ掲載用に僕がつけました。まあ、あまり深く詮索しないで「そういうものか」と思って見過ごしていただければ。 1、ヤマト・ガンダム・ヱヴァそろい踏み 日本よ、これが21世紀だ!(え?。 2、シャルロット姫のひめごと 映画『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』、クライマックスはシャルロット姫攻略だった。 3、マッドハウスの子供たち マッドハウス出身の監督さんたちの活躍。 4
2012年12月26日01:58 カテゴリ 【遅くなって】第5回アニメレビュー勉強会結果発表!【ごめんなさい】 たいへん遅くなって申し訳ありませんでした。秋以降あまりに忙しくて、ちゃんと結果報告のタイミングを逸しておりました。1位〜3位のお三方&受講者の皆様大変申し訳ありませんでした。 というわけで第5回アニメレビュー勉強会の上位3位までの原稿を掲載します。第6回は来年春前ぐらいにできたらと思ってます。 第1位 原稿【20】/ズーシミ/想定媒体:映画雑誌読者投稿欄(雑誌『映画評論』(1925〜1975年、有限会社映画出版社)が2012年現在も続刊されているとするなら同誌に) (タイトル) 『映画 けいおん!』の見せたジャンル映画論的娯楽 (本文) ビートルズの四人が、ロンドンの街を駆け抜け、駅から列車に飛び込み、時に軽妙洒脱な演奏で、時には他愛もないおしゃべりで、イギリス中のファンの心を鷲
2012年08月26日02:13 カテゴリ 読書感想文の書き方【ロングバージョン】 なにやら2年前にアニマゲドンで取り上げられた読書感想文の書き方が、今頃tumblerに採取されて金曜日からずいぶんとRTされていました。というわけで改めて「読書感想文」の書き方をブログにアップしておこうと思います。 どうして読書感想文が書きづらいかというと、「感想文」という名前に理由があります。この感想文という名前のおかげで、「紹介」でも「批評」でもないという文章の性格がわかりにくくなっている。実は読書感想文というのは、感想を書く文章ではないのです。 じゃあ「読書感想文」とは何を書くかというと、「読書体験を書く文章」なんです。そういう意味では、生活体験文と同じ種類の文章なんです。生活体験文は、自分がどんな行動をしたかを書いた上で感想(感慨)を書き添えますよね。それと同じで、読書感想文も、自分がどんなふうに本
2012年08月04日00:22 カテゴリ 第4回アニメレビュー勉強会結果発表! 7月29日に行った第4回アニメレビュー勉強会の結果を掲載します。参加者は2コマ合わせて38人、原稿は52本集まりました。参加者は持ち点104点(52本×2点)をそれぞれの原稿に投票し、その総計の上位3位をここに掲載します。 今回のお題は『映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ虹色の花』。プログラムピクチャーとしてど真ん中の内容だけに参加者の(僕も含め)皆さんは苦労されたようで、「正面から作品に向き合って、その作品の固有の魅力を引き出す」ということができている原稿は少なかったのが実情でした。このあたりは次回以降の原稿執筆の反省材料としたいところですね。次回は想定媒体として「個人ブログ」「同人誌」をNGにしようかとも考えています。 年内にもう1回やりたいと考えていますので、興味もたれた方、
2012年03月24日00:01 カテゴリ 第3回アニメレビュー勉強会結果発表! すっかり遅くなってすみませんでした。第3回アニメレビュー勉強会の結果になります。 今回のお題は『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(芝山努監督)。ゲストは学研のアニメディア元編集長の中路靖さんでした。 投稿あった原稿は全部で43本。参加者32人は持ち点86点(43本×2点)を自由に割り振りました。 なお原稿に添えられた想定媒体は、あくまで読者層の想定をするための仕掛けでして、「文字数」「用字用語」「企画の方向性」などにまで準じたものではありませんのでご容赦を。 今回は語りどころが多い作品だったのか(まあ、だから選んだわけですが)レビューの域を越えて、評論ぽいアプローチをした原稿が多かったです。またゲストの中路さんからは、読者を考えるだけでなく、読む季節・時期、雑誌の中の位置(巻頭なのか巻末なのか)でも原稿は変わっ
2012年01月12日13:13 カテゴリ 第2回アニメレビュー勉強会/2位、3位 大変遅くなって申し訳ありません。年をまたいでしまいましたが、第二回アニメレビュー勉強会で高得点を集めた原稿3本をアップします。まずは2位と3位です。 お題は『MINDGAME』(湯浅政明監督)。ゲストはライターの廣田恵介さんと、上田繭子さんでした。 今回は投稿のあった原稿が40本あり、参加者32人は持ち点80点(40本×2点)を40本の原稿に自由に割り振りました。 前回も書きましたが、もちろん点が高いからといって絶賛されたわけではなく、点が低いからといって酷評ばかりではないのが、この勉強会。今回はいりんな意味で工夫を凝らした原稿が多くて、高得点と同時に「逆」(高得点ではないがある意味で印象に残った時などに1回だけ使える投票)を集める原稿が目立ちました。 なお原稿に添えられた想定媒体は、あくまで読者層の想定を
2012年01月12日13:15 カテゴリ 第2回アニメレビュー勉強会/第1位 第二回アニメレビュー勉強会で高得点を集めた原稿の第1位になります。 お題は『MINDGAME』(湯浅政明監督)。ゲストはライターの廣田恵介さんと、上田繭子さんでした。 今回は投稿のあった原稿が40本あり、参加者32人は持ち点80点(40本×2点)を40本の原稿に自由に割り振りました。 第1位の方には「アニメレビューマイスター」の名前が贈られます。パチパチパチ。 第1位 原稿【27】/柿崎俊道/想定媒体:小学2年生 (タイトル) 『マインドゲーム』は7才の君たちに見てほしいけど、見てほしくないアニメ映画 (本文) 毎月、僕がおすすめのアニメを紹介しているこのコーナーだけど、今回はおこられるかもしれない。『マインドゲーム』はもしかしたらお父さん、お母さんが一番きらうアニメなんじゃないかな、と思うから。 このアニメに
2011年10月03日11:46 カテゴリアニメレビュー勉強会 アニメレビュー勉強会原稿/第1位 第一回アニメレビュー勉強会で高得点を集めた原稿を紹介します。当初は某サイトに掲載をお願いしていたのですが、そちらでは継続的な掲載は難しいかも……というムードになってきたので、僕のブログに掲載させていただくことにしました。 こちらが第1位の原稿になります。 採点は、投稿のあった28本の原稿に対して、参加者26人が持ち点50点で自由に点を割り振る、という方法で行われました。 もちろん点が高いからといって絶賛されたわけではなく、点が低いからといって酷評ばかりではないのが、この勉強会ですが、それでもやはり、点が集まったレビューには全体の中でも目立った特徴・魅力があると思います。 なお想定媒体は、あくまで読者層の想定をするための仕掛けでして、「文字数」「用字用語」「企画の方向性」などにまで準じたものでは
2011年10月03日11:41 カテゴリアニメレビュー勉強会 アニメレビュー勉強会原稿/第2位・第3位 第一回アニメレビュー勉強会で高得点を集めた原稿を紹介します。当初は某サイトに掲載をお願いしていたのですが、継続的な掲載は難しいかも……というムードになってきたので、僕のブログに掲載させていただくことにしました。 まずは3位と2位の原稿を。 採点は、投稿のあった28本の原稿に対して、参加者26人が持ち点50点で自由に点を割り振る、という方法で行われました。 もちろん点が高いからといって絶賛されたわけではなく、点が低いからといって酷評ばかりではないのが、この勉強会ですが、それでもやはり、点が集まったレビューには全体の中でも目立った特徴・魅力があると思います。 なお想定媒体は、あくまで読者層の想定をするための仕掛けでして、「文字数」「用字用語」「企画の方向性」などにまで準じたものではありませ
2011年08月29日01:36 カテゴリ アニメレビュー勉強会 FAQ 前回エントリで上げた「アニメレビュー勉強会」ですが、 順調にお申し込みいただいております。 現状についてFAQ的にお答えしますと―― 1、参加者は今のところアマチュアの方が多いです。 アマチュアの方は気後れせずにお申し込みいただければ。 プロの方は、自分の原稿を客観的に見るには、いい機会と 思いますので、商業原稿から離れて、アニメと文章について 考えたいと思っている方は是非どうぞ。 2、31日までに定員一杯になることはありません。 今のところ10人ほどの方からお申し込みいただいて おりますが、まだ会場には余裕あります。 迷われている方は、是非お申し込みください。 3、当日はゲストでライターの宮昌太朗さんにも来ていただきます。 「アニメレビュー勉強会」は、別に藤津の考えが絶対である場所 ではありません。 藤津以外の視線
2011年08月24日00:02 カテゴリ アニメレビュー勉強会を始めます。参加募集 アニメレビューを書くための勉強会を開きます。まずは1回開いてみて、できれば今後、定期的に開いてみたいと考えています。 僕は職業として日常的に原稿を書いて暮らしていますが、もうちょっとうまく書けるようになりたい、という気持ちがあります。それは仕事の中で磨くこともできるけれど、仕事の中だけではできないこともある。たぶん日常的にブログなどでアニメの感想を書いている人もこんなふうにもどかしい思いをしているんじゃないか。だったら、そんな「上達したい」という思いを持っているメンバーで集まって、勉強会をしようというわけです。 システムは後述しますが、僕が縁あって1年通った「豊崎由美の書評の愉悦」(いわゆる「書評講座」@池袋コミュニティカレッジ)のやりかたをお借りすることになりました。Twitter上で、豊崎さんご本人か
2011年04月18日12:15 カテゴリ OVA『ブラック・ジャック』KARTE10「しずむ女」/出崎統監督、死去 出崎統監督が亡くなられました。取材で数回した会ったことのない僕には語るなにもありませんが、初単行本『「アニメ評論家」宣言』(絶版)にOVA『ブラック・ジャック』のKARTE10「しずむ女」という傑作について書き下ろしの評論を載せましたので、それをここに再掲します。 「あしたのジョー」「ベルばら」アニメ監督の出崎統さんが死去 67歳、肺がん - MSN産経ニュース http://htn.to/MBV4Y1 月子という少女 OVA版『ブラック・ジャック』 職業柄いろいろアニメを見ていると、どうも馴れが生じるというか、耐性ができてしまって少々のことでは驚かなくなくなってくる。スレてしまう、と言ってもいいかもしれない。しかし、このOVA版『ブラック・ジャック』のKARTE10「しず
2010年09月07日02:04 カテゴリ 「お試し原稿」をアップしてみます ■9月22日に発売になる『チャンネルはいつもアニメ ゼロ年代アニメ時評』(NTT出版、2200円)の宣伝を兼ねて、過去の原稿をいくつかまとめた「お試し小冊子」をpdfで作ってみました。以下のURLからDLできます。ひと月ぐらいは置いておきますので。藤津亮太にご興味のある方は是非。 (ダウンロードは終了しました) カテゴリなしの他の記事
2010年01月12日01:50 カテゴリイベント仕事 オタク大賞あれこれ 『オタク大賞2009』無事終わりました。ご来場いたいた皆様、どうもありがとうございました。結果については早速、マイコミジャーナルさんがレポートをアップしてくれています(http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/01/10/otaku/index.html)。 いわれるまですっかり気がつかなかったのですが、今回が第9回、来年は第10回だそうです。僕は途中参加組ですが、ずいぶん長くやっているなーと思ったので、ちょっとあれこれ振り返ってみようと思います。 まず参考までにこれまでの「大賞」をマイコミジャーナルの記事からコピペして並べてみます。 第1回 (01年12月1日) 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』 第2回 (02年12月2日) 海洋堂 第3回
2009年11月16日01:12 カテゴリ 「アニメーターに不躾ながら色々聞いてきた。」についてアレコレ 「瞼がゴロつく一日(ライトにサブカル)」の「アニメーターに不躾ながら色々聞いてきた。」(http://d.hatena.ne.jp/yoko-sen/20090919/1253386370)がいろいろ話題を集めているようです。はてなブックマークでは良エントリー扱いのコメントも多いのですが、僕の目から見るといろいろ疑問が多い内容でした。どのへんが疑問が多いのか。twitterでの発言をまとめて、さらに増補してみました。 ひとことで言うと、ずいぶんヘンなエントリーです。アニメーターの仕事回りについてはある種のリアリティが感じられないこともないですが、製作まわりはかなりハテナがつく内容です。このエントリは、アニメーターさんが喋ったものを別の人がまとめた、という体裁なんですが、「発言者があやふ
2009年06月25日10:02 カテゴリニュース 国立メディア芸術総合センターの件とか 珍しく時事ネタでも書きましょうか。書き始めてからバタバタしていて、3週間ぐらい寝かしてしまった、時期はずれエントリですが。 ■『鉄腕バーディー DECODE02』第7話の件の続き アニメ誌のインタビューで既に赤根監督がコメントしていた通り、第7話の作画がDVDではリテイクされているようですね。基本的にフローであるTVと、ストックであるDVDではその性格が異なることを理由とした改変というふうに僕は理解しています。 前に「いまさらながら『DECODE02』第7話の件で恐縮です。」というエントリーで書いた通り、僕はTV放送版を一つの所信表明と受け取り、そういう“やんちゃ”を「擁護したい」(評価したい、ではなく)とする姿勢なので、やってしまった“やんちゃ”をどうソフトランディングさせるか、ということについては
2009年06月18日01:29 カテゴリ 唐突ですが『機巧奇傅ヒヲウ戦記』の原稿です ■最近の仕事の告知とかしなくちゃいけないんですが、〆切の合間の気分転換に、その前に古い原稿をアップしておきます。『機巧奇傅ヒヲウ戦記』の原稿です。例のごとく、「グレートメカニック」に掲載したものです(このブログにのせているのは、たいがい「グレメカ」掲載原稿です)。頭に『天保異聞 妖奇士』の話題があるのは、編集部から「『ヒヲウ』は放送から時間が経っているので、フックだけはつけてくれ」といわれたからなんですが、まさかその後、本当に若き日のマスラヲが『妖奇士』に登場するとは思わなかったです。まあ、こうしてみると、自分はつくづく「変わった作品」にひっかかることが多いなぁと思いますね。 ■放送終了後、アニメージュに企画を持ちかけて、會川昇さんインタビューを行い、もし全体が4クールだったらどんな内容になっていたかを
2009年03月17日04:23 カテゴリ仕事 近況と「内なる受け手」のこと ■今回は、頭に近況っぽいことでも書きましょうか。 ■先週の土曜日は、「日本アニメーション学会 理論・歴史研究部会主催 公開研究会」に足を運びました。 1)「越境するアニメーション--ソユズムリトフィルムを中心に」(土居伸彰(東京大学大学院)) 2)「魔法少女TVアニメーションの「フェミニスト・テレビ学」的読みの可能性」(須川亜紀子(青山学院大学)) 3)「アニメブーム論」の試み 出演:原田央男(霜月たかなか)ほか という三つの内容があり、僕自身の関心である3)はもちろん、1)も2)も興味深い内容でした。商業ライターだと、どうしてもトーク=イベントという方向になりがちなんですが、こういう形でもアニメを語る言葉が養われていくと楽しいなぁと思いました。 余談ですが1)で紹介されたロシア版「クマのプーさん」がめちゃくちゃ
2009年03月14日06:12 カテゴリ いまさらながら「DECODE02」第7話の件で恐縮です。 ■もとになる原稿を書いたのも遅かったんですが、それを遂行する時間がなくて今になってしまいました。まあ周回遅れはもはなはだしいですが。で、話題にするのは『鉄腕バーディーDECODE02』第7話の件です。それはさておき『DECODE02』って『ミュンヘン』だったんですね。それがわかると、前作より確かに野心作と思ったり。 ■世間では「作画崩壊だ」「いや、演出がOKしたのだから、そこを考えるべき」みたいな牧歌的な意見が踊っているわけですが、なんか大事なことを見落としてるんじゃないかなぁと思うわけです。(とりあえずここでは、ホントにスケジュールの悪さとかで、画面が体をなさなくなったものは除外して考えてます。あくまでも今回のようなケースについて) ■まず意識しなくちゃならないのは、、現場というか業界の
2009年03月01日04:37 カテゴリ仕事 アニメ夜話の「アニペディア」とかそれにまつわるエトセトラ 「BSアニメ夜話」第12弾も無事終わったようですね。僕はまだ放送は見ていませんが。このエントリではちょっと僕のコーナーである「アニペディア」について少々雑談をしたいと思います。 「アニメ夜話」第8弾から始まったアニペディアですが、当然ながら企画段階ではああいうコーナーではありませんでした。 記憶を頼りに書きますが、「『アニメ夜話』も長くなったので、一部リニューアルをしたい」という趣旨で連絡をもらい、こちらからコーナーのアイデアを二つ出しました。 一つは、そのアニメが放送された年の前後を紹介して、その作品のアニメ史的なポジションを語るというもの。もう一つは、制作者のインタビューなどを引いて、解説するというもの。 個人的には前者は本命、後者は当て馬(笑)でした。というのも、やはりインタビュ
2009年01月20日01:17 カテゴリイベント 『アニメの門〜場外乱闘編〜総括2008』、無事終了しました。 17日、ネイキッドロフトで行いました『アニメの門〜場外乱闘編〜総括2008』 無事終了しました。おかげさまで過去最高の動員で、会場は満員となりました。 ご来場、どうもありがとうございました。 というわけで、第一部で決めた2008年アニメ十大ニュースです。 今回は藤津に小川びい、宮昌太朗の3人が4つずつニュースを挙げて、 そこから絞り込むというスタイルで10位までを決めました。 ■2008年アニメ十大ニュース 1、『ポニョ』は大変なものを盗んでいきました (ラジカルな内容に話題沸騰) 2、早稲田マジッククラブ、アニメ界席巻 (『コードギアス』『マクロスF』の大河内・吉野両氏は同クラブの出身) 3、OAD 気になるその行方 (講談社発の新しいアニメの流通手段) 4、岡田(麿里)・釘
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