だめだめの自分 おろかな自分 しか みえてこないお片付け 時間ばっかり手間ばっかりかかって 結局は捨ててしまおう ってなったり 風や 通りの音をきいて お片付けしている 春は どきどき 嵐のような風が吹く お家どこも壊れないように… って祈っていた 風の音 こわくて 四弘誓願文 みたいっておもってた… ごうごう ひびいて お坊様の読経みたいだった 時間 いのちなんだなあ シーちゃん 煩悩無尽誓願断 何度 お誓いして いつまで 迷うんだろう いつまで逃げるんだろう… 床 どこのお部屋も ぜんぶ床が見えるように たったそれだけでもかなわないものか 祈って ねがって誓って お片付けしてた 途中 きもちを こころを 自分を はげまそうと すっきり床があらわれたお部屋の 床きれいにした ほら できてるよ… すすんでるよ… って 床掃除した 申し訳なさ いたたまれなさ どうしようもなく 身動きとれない