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発売予定『これから世界はどうなるか: 米国衰退と日本 』―抜粋1 第一章 情報革命と国際政治:新聞やテレビが日々報道しています。これに加えて、国際情勢を学ぶ必要があるのでしょうか。あるのです。残念ながら、今日の新聞やテレビは特定方向に誘導するため、虚偽と詭弁で満ちているのです(要旨) 原発事故を材料に新聞・テレビの報道を考えてみましょう。 私達は原子力発電所の危険について、あまりにも無知だったのです。 でも、福島原子力発電所の事故以前でも、我々が目を開けていれば、原子力発電所の危険を説く声は存在していたのです。 高い評価を受けた本に高木仁三郎著『原子力神話からの解放』(2000年出版)があります。それよりも、国の中心でも、議論されているのです。 2005年2月23日、石橋克彦神戸大学教授は、衆議院予算委員会公聴会で「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」という論を展開しました。 ・日本
■梵天編集部/ウェブメディア「bonet」企画・制作。すべてがポップカルチャー化した時代に即し、様々な文化情報を独自の観点から収集・発信していくことを目的としている。代表・村上裕一。運営・株式会社梵天。■村上裕一/批評家・編集者。2009年、講談社BOXの批評家育成プロジェクト「東浩紀のゼロアカ道場」で優勝し、2011年『ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力』を発表。商業・同人問わず、多くの媒体で活躍している。
「大のオトナが褒め続け褒められ続けた4ヶ月で得たこと。」(http://rucca-lusikka.com/blog/archives/4604)という記事を読んだ。非常におもしろい記事なので、ぜひ読んでみてほしい。お奨めである。 この記事では「手放しで褒めること」の効用が語られている。一切の批判のない全面的な肯定、称賛によって得られた関係には「毒」や「悪意」が混じらない。そういう関係はひとへの好意を生み、自然と長く続いてゆく、といった内容だ。 たしかにぼくたち日本人は普段、あまり面と向かってひとを褒めることをしないかもしれない。褒めるにしても、「でも、ここはもう少し努力したほうがいいよね」などと、いわずもがなの批判を付け加えてバランスを取ろうとする。
現在21歳の大学生です。今日のメルマガもおもしろかったです。 他の学生といかに差別化を図るかという部分で、 逆に面接官にお話を聞かせていただくというのはすごく有効だと思いました。 また、つい先日『身近な一般人にインタビューを行う』という、 意味のわからないブログ (http://blue-pheasant.hatenablog.com/) を 勝手に始めたところなんですが、 相手の話を聞かせて頂くという部分で、知らぬ間に就活の練習にもなっていて、うれしく思いました。 もう採用は決定である!、、、ほんとかよー(笑)って心のなかで笑いました。 しかしながら、言っていることはよくわかります。 ひと夏ですが、美大予備校の講師のバイトをしたことがあります。採用基準には浪人を経験したことのある人というのがありました。 なんの自信もなかったですが、講師として、生徒の前に立ったときの印象はよく覚えています
昨年の出版界は、1年を通してあまり良いできごとがなかった。 雑誌の発行部数は減り続け、廃刊も相次いだ。書籍もベストセラーが出ず、ミリオンは土壇場で大量に増刷した「聞く力」以外なかった。 理由ははっきりしている。インターネットだ。インターネットが出現したことによって、人々が本にお金を払うことでしか手に入れることのできなかった情報を、インターネットからほとんどただで手に入れられるようになったのだ。 その一方で、書籍の電子化には少なからず動きが見られた。楽天のKoboとAmazonのKindleがスタートして、多くの出版社が電子書籍の出版に前向きに乗り出した。 しかしながら、電子書籍の市場はいまだ大きなビジネスを生み出せずにいる。電子書籍を読むのは電子ガジェットに敏感な人々ばかりで、一般の人々にまでリーチするには至っていない。そのため、紙の書籍と比べると売り上げは桁違いに低い数字にとどまってしま
仕事始めから今日でやっと4日目。そろそろお正月モードから、普段の生活のリズムを取り戻す頃なのに、まだ体が思うようについてきてくれません……。 忙しさだけは戻ってきて、仕事のストレスを感じ始めていますが、この状態が長引くと、不眠症や精神的に不安定になりかねないのだそう。 そこで、フランスで流行中の、オフィスでできる簡単「禅」エクササイズがあると聞いて、さっそく実践してみました。その方法がこちら! <オフィスで簡単「禅」エクササイズ> Step1:床に足をぴたりとつけ、太ももに手をのせて、背筋を伸ばして椅子に座る。 Step2: 鼻からゆっくり息を吸い込み、ゆっくり5秒数えたら、同じテンポで5秒間息をとめ、再び5秒間かけてゆっくりと息を吐く。これを10回繰り返す。 Step3: かかとを床つけたまま、つま先部分を上げて、できるだけ体側に引き寄せる。 5秒数えたら、足を元に戻す。 Step4:
天体ショーの当たり年と言われた昨2012年。みなさんにとってはワクワクの年だったと思います。 でも、宇宙の様相が垣間見える天体イベントは今年もたくさんありますよ~☆ 『せんだい宇宙館』のニュースから、2013年注目したい天体スケジュールをご案内します! 主な天文現象としては以下のようなものが。 【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】 《2013年注目の彗星》 ★3月11日:パンスターズ彗星が近日点(太陽にもっとも近づく位置)を通過 通過以降は、近年では最も明るく尾を引いたパンスターズ彗星が夕方の西の低空に見られる可能性が☆彡 ★8月12日:スピカの食 おとめ座の1等星、スピカが月に隠される食が発生(東北地方以南)。ちょうどこの日はペルセウス座流星群が極大に!! ★8月12、13日:ペルセウス座流星群極大 3大流星群の1つ、ペルセウス座流星群。2013年の極大は13日3時頃で、深夜よ
日常的に本を読まなくなってひさしい。昨年は二、三日に一冊も読んだかどうか。それも一時期に極端に読んだから平均するとそのくらいになるというだけで、じっさいにはもっと読んでいない。そのため、積読がたまる。 へやには角田光代『ひそやかな花園』だの、森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』だの、長谷敏司『BEATLESS』だのといった読みさしの小説が転がっている。そのほとんどはお金を出して購入しているわけで、大変もったいない。またへやも散らかる。 しかしまあ、それだけなら、いつものことである。いままでもずっとそうだった。ところが、昨年から少し状況が変わった。AmazonのKindleストアがオープンし、電子書籍というものを買うようになったからである。
ども。本日四本目の記事です。ここ半月ばかり、正月を挟んだこともあってだいぶ記事数が減っていたわけですが、ここらへんで再始動したいと思います。今回のお題は「変わりゆく日本語」。 何日か前にペトロニウスさん(@Gaius_Petronius)のオフで日本語文章の技巧について簡単に話したのですが、その際、いろいろ思うところがあったのでした。具体的に何を考えたのかといえば、ひとつには、文章の良し悪しの基準は永久不変ではないのだな、ということ。もうひとつはじっさいにいま、もの凄い勢いでその基準は変化しつづけているのだということです。 日本語に限らず、文章を書く際には、ほとんど不変と思われる法則があります。「饒舌を避け、簡潔を貫くべし」、「同じ単語をくり返すな」といったものです。これらの法則はおそらく1000年前から何も変わっていないはずで、たぶんこれから50年や100年では変わらないでしょう。
「小説家になろう」については過去何回か説明しているので、このブログを継続的に読まれているひとはご存知だと思う。初めてここを訪れた方のために説明しておくと、それは累計アクセス数、何億とも知れない巨大小説投稿サイトである。 その投稿作品数は実に何十万という数に登るわけだが、まあしょせんシロウトばかりであるわけで、あまり特別にうまいひとは見あたらない。もちろん、きっちり全体を眺め、それなりの文脈を押さえて読めれば、シロウトの作品といえどもおもしろいのだが、プロ作品のようなクオリティを期待することはお門違いというわけだ。 たしかになかには『魔法科高校の劣等生』の佐島勤や『ログ・ホライズン』の橙乃ままれといった、プロ並みの実力と才能のもち主が奇跡的に混ざっていたりもするのだが、そういうひとはやはりすぐにプロになってしまう。
RKB NEWS @ 福岡&佐賀 9月6日夕方ニュース~堀江貴文さんが「CROSS FM」の経営に参画、JR九州の落とし物LINE検索で保管駅や警察署を案内へ、唐津沖で水上バイク転覆2人行方不明 RKB毎日放送NEWS
こういう、色々な人の様々な考察があるのも、エヴァの面白さだと自分は思う。 「Q」は結構、意味深な場面が多いですよね。 それにしても、マリの立ち居地も思想も良く分からないな・・・。 「破」では「大人を巻き込むのは~」と言っていたし、「Q」では「ゲンドウ君」ってwwwww 「Q」を批判している人間も、「シン」を見たら「良かった」って手のひら返しもあるのかな? 「シン」の後にまだ続くとかだと、それもそれで悪くない。「シン」の「最初に戻る」の意味も、見終わったら、「序」に戻るっていう構成だ足りするのかな?
こんちゃ~~~ヾ(^∇^) 校長先生が新しい武器を入手しました。それがこちらです。 『ただのiPhoneとそのケースじゃん( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄; 』と思った方、甘いですね('-'*)フフ ただのiPhoneケースではありません。 【ジャキーン】変形します。 そしてなんと なんとヌンチャクになるiPhoneケースです。 商品名その名も「無駄にかっこいいヌンチャク系iPhoneケース」 ライブジャムに悪い輩が侵入してきても、校長先生のiPhoneがそれを撃退してくれるでしょう。 今はまだiPhoneを壊しかねない程、パカパカ音を鳴らしているだけですが、太極拳も習っているのでヌンチャクの習得も容易いことでしょう。(って関係ないか)と思った矢先、ケースに指をはさみ大声を上げておりました! がんばれ!校長! さて本日はコードの押さえ方を特集したいと思います。 初めてギターを触る方の中には「教本に書かれて
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お久しぶりです。踊り食いチャンネルです! 突然ですがあなたは、ネットニュースの記事、著名人のブログのコメント欄にコメントを書き込んだり、有名人などのTwitterでリプしたりRTしたりする人ですか? 今回は、ネットニュース編集者や記者に取材をし、それら「ネット上でコメントを入れる人たち」、特に批判的なコメントを入れる人々を分析した結果を、10のタイプ別に分けてご紹介します!! 1.責任感タイプ ■コメント例■ 「記事読みました。…(中略)…。以上、長々と失礼いたしました。」 「初めてコメントいたします。…(中略)…。以上、長々と失礼いたしました。これからもご活躍を祈っています。」 炎上したブログ記事などにおいてよく見られるタイプのコメント。上記コメント例の(中略)の部分で、丁寧な文章で論理的、もしくは感情的な批判を展開する。 書く人には、女性が多い印象。女性蔑視的な内容のブログだと特に、「
○ 対局日程・場所 2013年3月23日(土)、30日(土) 、4月6日(土) 、13日(土)、20日(土)。1日一局ずつ5局プロ棋士と将棋コンピュータソフトが対戦する。場所は東京・将棋会館「特別対局室」で行う。 ○ 対局者の持ち時間 10時対局開始。ストップウォッチ計測で各4時間の持ち時間。1分未満切り捨てとする。すなわち3時間59分を消費した後は、一手1分未満で指す一分将棋となる。 ○ 5対局の手番(先手を決める方式) 5局のうち最初の一局の振り駒を記者発表会見で行い、2局目以降は先手番・後手番が交互に入れ替わるように決定する。 ○ 立会人 棋士側を代表して日本将棋連盟の棋士1名、コンピュータ側を代表してコンピュータ将棋関係者から1名、合わせて2名を選出する。立会人は、対局全般(対局開始、終了、トラブルの判定、持将棋等のルール判定、ミスの判定を含む)をコントロールする権限を持つ。立会人
先日、いまさら『ぷよm@s』を見ているよ~という記事を書いたら、敷居さん(@sikii_j)にべつのアイマス架空戦記をオススメされたでござる。その名も『Romantic Sa. Ga』。 タイトル通りアイドルたちがテレビゲーム『ロマンシングサガ』の世界に入り込んで冒険する物語――ではありません。タイトルでこそオマージュを捧げてはいるけれど、『ロマンシングサガ』はほとんど関係ない。いくらか設定に似通ったところがあるのと、音楽が使用されているくらい。
宇野常寛責任編集「PLANETS vol.8」巻頭特集 「21世紀の〈原理〉―ソーシャルメディア・ゲーミフィケーション・拡張現実」所収 「3.11が生み出した “おしゃべり”の楽園」第2章より抜粋 ■PCとは隔絶したガラケーのメールの文化 ガラケー文化と一口に言っても、その姿は多岐に亘ります。ここでは、私たちにとって、かつて最も身近だったガラケーのサービス―メールサービスに絞り込んで、議論を進めていこうと思います。 と言っても、メールサービスがガラケー文化特有のものだったと言われても、あまりピンと来ない人が多いかも知れません。しかし、日本のケータイのメール文化は、実は世界的にも極めて特殊なものでした。もちろん欧米のケータイなどにも、SMSを搭載しているものはありましたが、その場合でさえも大抵は通話で済ませることが多かったと聞きます。それに対して日本の携帯電話では、わざわざ端末の狭い表面の中
おはようございます。 本日もとても興味深いお話でした。 この記事と先程の岩崎さんのツイートを読み、先日のニコ生選挙特番を少し見直しました。 ある政治家の方が言っていた「(日本経済に関して、国民は)他の国とは比べてなくて、それが当たり前だと思っている」という言葉が全てを表しているのだと思います。 どちらが先かはコロンブスの卵のような話ですが、結局は政治家達も景気回復が国民の望む事と思い込み、またそういう政策を打ち出そうとする政府を見て、国民も景気回復こそが今果たさなければいけない課題と思い込んでいる。 この、ある意味では負のスパイラルと言える循環を変えるには、より多くの人達が自分が本当に望むもの、生きる事の本質を見つける事が大事になってくるのだと思います。 またこれは常々、岩崎さんが仰っている「本質の時代」という事にも繋がるのですね。 本日も勉強になりました。
ども。動かざることひきこもりのごとし、布団から出ずに生きつづける男、海燕です。いいかげんひきこもりにも飽きてきて、もっとひとに逢いたいと思うのですが、そこは地方在住の哀しさ、近くに住んでいる友達がいません。仕方がないので無聊を慰めるためニコニコ動画を見る日々です。 というわけで、いつか記事にしようと思っていた『ぷよm@s』を第一話から見なおしています。『ぷよm@s』とは、介党鱈Pによる『アイドルマスタ-』動画で、765プロのアイドルたちのあいだで初代『ぷよぷよ』が流行り、しだいに熱く熾烈な戦いがくり広げられるようになっていくさまを描いた物語です。 最近、更新速度が遅くなっていますが、それでも更新されつづけてはいるようです。どうかゆっくりとでもいいから完結までたどり着いてほしいところ。ぼくはまだ最新話まで追いつけていませんが、続くかぎり追いかけていきたいと思ってはいます。
>>2 コメントありがとうございます。 生徒に信じさせる、というのは教師にとって重要な役割だと思います。そうしないと、教師もなかなか教えることが捗らないですものね。 いつも興味深く拝見しております。 特に今日のコラムは読んでいて勇気づけられました。 最近ようやく就職が決まり、毎日先輩に注意されながら仕事を教わっています。 その中でたまに、「この仕事は自分の能力や理解力をはるかに超えたものなのではないのか」 「本当にこの仕事を選んでよかったのか」と不安に思うこともあります。 私自身は自分の事を頭のいい人間だと思っていないので、どちらかというと人に言われた事に影響され易い所がありました。 学生時代など、他の方は学校の先生の言う事をそのまま鵜呑みにせず、要領よくこなしていく様子を見て「賢いなぁ〜」と思い、言われた事をそのままやろうとする自分に引け目を感じていました。(批判精神が足りない?) ネガ
株式会社ドワンゴ代表取締役会長、川上量生氏は2012年12月3日、ニコニコ動画で生放送された番組「ホリエモンの満漢全席」に出演して、長野県に収監されている堀江貴文に昨年11月、面会したときの様子を語った。その際に、川上氏が面会のお土産として持参した2冊の本のテーマは、“ヤンキー”。そこからスタジオの話は、「ヤンキー」と「オタク」の違いについて急展、川上氏は、「ヤンキー」と「オタク」の違いについて自身の見解を披露した。 川上氏によると、コミュニケーション能力に脳の領域をどの程度割いているかで、ヤンキーかオタクかに分かれるという。「学校のなかだとカースト制の上位に属し、話がおもしろくて女にモテる」、そんなコミュニケーションに多くの領域を使ったヤンキーに対して、 「コミュニケーションに使っている脳の領域を、ほかの思考に使っているのがオタクの定義」 と堀江と自身がオタクであることを踏まえ、持論を展
2012年12月11日、朝日新聞デジタルに経済アナリストの森永卓郎さんの「イケメン税で恋愛の格差是正を」というインタビューが掲載された。 「ニッポンのもう一つの形や新しい姿を考え、語り合う」というFacebookを利用した朝日新聞の新年企画「オルタナティブ・ニッポン」で、森永さんは「少子化の原因である非婚化を解消するため、イケメン税導入を」と提案している。 森永さんはインタビューに対し「所得の格差がよく注目されるが、もっと深刻なのは容姿の格差。見た目がよい男性はとんでもない数の女性を獲得している。同時に100人以上の女性と関係している男性もいる。その結果、女性が一部の男性に集中するという問題が起きている」と指摘。「イケメン」の所得税は倍にする一方、容姿のすぐれていない男性の所得税は1~2割減額を、と主張している。
最近、どうも永野護『ファイブスター物語』やら冨樫義博『HUNTER×HUNTER』やら、同じ作家や作品の記事が続くなー。 まあ、べつに同じ作品について複数回取り上げてはならないなどという決まりはないのですが、どうもワンパターンに陥っているようで気分が良くない。なるべくバラエティに富んだ記事を書いていきたいものです。一応、記事の内容は毎回きちんと変えているつもりなのですが(あたりまえですね)。 そういうわけで今回も冨樫義博の記事。この作家の遅筆は有名で、何度となく掲載誌の『ジャンプ』に下描きの原稿を載せています。最近ではしばらく連載を続けたあとには何ヶ月か連載を休載することが習慣化していて、それに対する批判も少なくなってきているように思えます。圧倒的な作品のクオリティが読者心理をねじ伏せてしまったのです。 ほとんどだれもが「冨樫は特別」「あいつだけは仕方ない」と考え始めているということでしょ
小林立『咲』を第4巻まで読んだ。ぼくは麻雀を知らないので具体的にどういう勝負をしているのかよくわからないのだが、それでも十分におもしろい作品だった。登場人物はほぼ全員女の子ばかりながら、方法論は王道の少年漫画のそれ。ほとんど車田正美かというくらいハッタリの効いた作品に仕上がっている。いやー、ぼくはこういう漫画好きですね。 それにしても小林立が描くキャラクターたちは皆、恐ろしく「可愛い」。萌える。抱きしめたい。ハァハァ。この「可愛さ」はいったい何なのだろう。何がこういう印象を形づくっているのだろう。 比較するのもばかばかしいかもしれないが、永野護『ファイブスター物語』に出てくるファティマたちは皆、『咲』のキャラクターに比べると「可愛くない」。異形ながら美しいことは間違いないし、可憐という言葉もよく似合うのだが、ふしぎと可愛いとは思えないのだ。 『咲』のキャラクターに感じる「萌え」とか「可愛さ
昨夜、敷居さん(@sikii_j )やレスター伯(@LeicesterP)たちとUstreamで話したことが凄くおもしろかったので忘れないうちにまとめておく。つまり『咲』二次創作の話で、『咲』二次創作小説(SS)の世界においては、「神」である作者小林立の下す作品をどこまでも貪り尽くすという方向で進歩が進んでいるという話だった。 伯爵によると、たとえば『アイドルマスター』の二次創作世界と『咲』のそれとではまったく違っているのだという。つまり、『アイマス』二次創作ではあまり原作のイメージからかけ離れたキャラクターに対しては、たとえば「これは雪歩ではない」といった批判が出てくる。
以前、Twitterで流れてきた『エヴァQ』にふれた感想で、「マリアスはBL、カヲシンは百合」というものがあって、ちょっと笑ってしまった。簡単に解説すると、マリ×アスカのカップリングはボーイズラブを思わせ、カヲル×シンジのほうは百合を思わせるという意味だと思う。 これはボーイズラブと百合という言葉を性差ではなくその内実によって捉えたいい方だ。つまり、何だかんだと口喧嘩しつつも強い絆で結ばれているように見えるマリとアスカはボーイズラブ的な関係性であり、たがいに甘やかしあい依存しあっているように見えるカヲルとシンジは百合的な関係性であるということ。 こういうずれた言葉の使い方はちょっとおもしろい。たとえば「男前」を女性に使ったり、「女子力」を男性に使ったりするのに近いやり方で、言葉の意味をずらすことによってジェンダーの呪縛を解き放っていくという方法論なのだろう。
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