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北朝鮮外務省の宋日昊(ソン・イルホ)日朝国交正常化担当大使は7日、日本の安倍晋三首相を名指しで非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。 安倍氏はタイのバンコクで開かれた東アジア首脳会議(EAS)に出席。北朝鮮が10月31日に発射した「超大型多連装ロケット砲」について弾道ミサイルであるとの認識を示し、「国連安全保障理事会決議の明白な違反だ」と非難した。 談話はこれに対し、「われわれの超大型ロケット砲試射に対して日本領土に核爆弾でも落ちたかのように騒ぎ立てている日本首相の安倍がまさに、人間としての値打ちもないそのような白痴、ならず者である」と述べた。 また、「ロケット砲とミサイルも区別できない分際で、軍事大国化の竜の夢を見ている天下にまたといない無知な男、その貧困な頭で『挑発』や『暴挙』『違反』『拉致』や『圧迫』という粗悪な単語しか言えない低能児がまさに安倍である」と強調した。 (参考記
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は27日、同国による拉致の疑いがあるとされていた男性が日本国内で発見されたことを受けて、「日本は他国に言い掛かりをつける汚らわしい悪習を捨てるべきだ」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 (参考記事:「安倍は軍国主義」金正恩氏、会談呼びかけにカウンター連打) 論評は「この事実は行方不明者を捜しがたいたびに日本の反動層が口をそろえて唱えたりする拉致うんぬんがどんなに荒唐無稽な詭弁であり、意地悪いねつ造説であるのかをはっきり実証している」と指摘。続けて「日本は他国に言い掛かりをつける汚らわしい悪習を捨てて過去清算をはっきりすべきであり、朝鮮の尊厳をき損させようとしたことに対しても当然、謝罪すべき」と主張した。 千葉県警は20日、「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない」とされる特定失踪者883人のうち、1992年に失踪した50代の男性を先月、国内で無事
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、金正恩党委員長が故金日成主席の誕生から107周年に際し、在日同胞子女の民主主義民族教育のために日本円で2億2400万円の教育援助費と奨学金を在日本朝鮮人総連合会に送ったと伝えた。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は17日、日本の安倍政権が憲法改正を推進していることについて「軍国主義野望の発露」であると非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 (参考記事:日韓の「旭日旗掲揚」問題に北朝鮮が参戦!日本の対抗策はこれだ) 論評は「現行憲法を掲げて形式上にでも「平和国家」と自称していた日本が、今やそのベールまで完全に脱ぎ捨てて世界侵略のための危険極まりない戦争国家をつくる道に本格的に乗り出した」と指摘。 日本は「過去の犯罪に対しては少しも認めず、否認、わい曲、正当化し、敗北の復しゅうだけを狙っている危険な国家」だと決めつけ、諸外国に「日本反動層の海外膨張策動に警戒心を高めるべき」と呼びかけた。 (参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開) 同通信の報道全文は次のとおり。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は8日、朝日新聞と同紙ソウル支局長を名指しし、北朝鮮と金正恩党委員長のイメージを傷つける報道に対しては「必ず高価な代償を払わせる」とする論評を配信した。 朝日新聞のソウル支局長は、北朝鮮問題で「特ダネ」を連発していることで知られる。最近では、北朝鮮国内で4月、金正恩氏が涙を流す場面を収めた記録映像が上映されたとする記事が同紙5月30日付朝刊の1面トップで掲載された。(参考記事:【写真アリ】自分の「泣き顔」も公開する金正恩氏のねらい) 論評は、同支局長が「われわれの最高の尊厳をあえて冒とくし、朝鮮を悪らつに誹謗、中傷した謀略記事を書いた」としながら、具体的にどの記事が「謀略記事」に当たるか明示していないが、金正恩氏に直接言及した内容が北朝鮮当局を刺激した可能性がある。 同通信は、この機会に「日本の対朝鮮謀略家と『朝日新聞』に厳重に警告する」として、「わが国家の尊厳ある
北朝鮮は24日、咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場を爆破した。北朝鮮政府のある幹部はこの実験場について、「すでに廃棄されていたもの」だと指摘。爆破については「金正恩時代の核戦略システムの完成を宣言するイベントでしかない」と述べた。(丹東=カン・ナレ記者) 司令部に小型原子炉 これは中国から連絡が取れた北朝鮮の幹部が20日、語ったものだ。 この幹部は「金正恩党委員長は豊渓里の核実験場の廃棄を宣言したが、その際に『朝鮮民主主義人民共和国の核実験場』ではなく『北部核実験場』と述べたことについて世界は注目すべき」だと主張した。 この幹部によれば、北朝鮮は当初、豊渓里の核実験場について「北部核実験場」ではなく、「東海(東海岸)地区の核実験場」という名称を使う方針だったが、「北部核実験場」に変えることで、南部のどこかに別の核実験場が存在することを示唆したの
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、日本の安倍政権が「われわれの『脅威』にかこつけて、日本社会に恐怖の雰囲気を醸成している」と非難する論評を配信した。 論評は、「長距離ミサイルの導入」や「危機管理対応指針書の学校での利用」など、日本で日本で行われている安全保障関連の議論に言及。また、国際政治学者・三浦瑠麗氏の「スリーパーセル」発言について、次のように指摘している。 「安倍一味は国際政治学者ミウラをはじめ保守専門家らを推し立てて、北朝鮮の『暗殺部隊』が東京や大阪に隠れているかも知れない、朝米間に戦争が起きる場合、日本の大都市がこのようなテロの目標になるという世論を流すと共に、反総聯(朝鮮総聯)弾圧をよりヒステリックに強行している」 論評は続けて、「安倍一味」を「日本の反動層」と位置づけ、「朝鮮半島に和解と平和の気流が流れることを一番快く思わない存在」だとした。 その上で、「日本の反動層こそ、わ
北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は4日、日本の安倍晋三首相や菅義偉官房長官らを名指しで糾弾する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。 北朝鮮が昨年11月に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型を発射したことを受けて国連安全保障理事会は新たな制裁決議を採択。これに対して、安倍氏は高く評価すると述べた。 論評は、「日本反動層の反共和国対決狂気が前例なく悪らつになっている」とし、安倍氏が「徹底的な履行によって北が政策を変えるようにすべきだと気炎を吐いた」と非難した。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央常任委員会は22日、金正恩党委員長が朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長名義で同日に発表した声明を受けて、「金正恩委員長を決死の覚悟で擁護し、母なる祖国を最後まで防衛する」と強調する声明を発表した。朝鮮中央通信が23日、伝えた。 朝鮮総連は声明で、「すべての総聯の活動家と在日同胞が不倶戴天の敵である米帝にチュチェの鉄槌を無慈悲に下し、断固と痛打を与えた白頭山の天が賜った偉人の不敗の気概と無比の胆力、人類史に類例のない正義の意志にこみ上げる激情を禁じえずにいる」と主張した。 また、「総聯の活動家と在日同胞は米国に諸大国さえ反対の意見一つはっきり出せず、国連までも自分の使命を投げ捨てた中で米国が想像もできない超強硬の断固たる措置で立ち向かう不世出の偉人はこの世にただ一人、金正恩委員長しかいないと激賞している」と述べた。
北朝鮮は3日、咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡にある豊渓里(プンゲリ)の核実験場で、6回目の核実験を行った。その翌日から中国は、北朝鮮との国境にある一部の税関を閉鎖する構えを見せていると、中国のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。 情報筋は、中国吉林省延辺朝鮮族自治州琿春市の圏河通商区の関係者の話として、4日から税関を閉鎖する準備を行っており、北朝鮮に滞在中の中国のビジネスマンや商人に帰国するよう連絡していると伝えた。 閉鎖は5日から実施されると情報筋は伝えているが、中国版Twitterの微博(ウェイボー)に関連したツイートは見られない。 9ヶ所ある中国と北朝鮮の間の税関のうち、圏河税関は規模が2番目に大きい。
北朝鮮が1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」の頃に、食糧増産のために全国に建設した複合微生物肥料工場のほとんどが、既に稼動を中断したとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。 この情報筋によると、1996〜1997年にかけて咸鏡北道(ハムギョンブクト)鏡城(キョンソン)郡に建設された複合微生物肥料工場は、わずか1年で生産を中断し、今は空き地となっている。 北朝鮮のメディアは「我が国は複合微生物技術の先進国」「複合微生物技術と自然農法で食糧危機を解決するだけでなく、生態環境を保護することに大きな意義を持つ」と宣伝している。
ロシアのプーチン大統領が11日、朝鮮の日本の統治からの解放の日に際し、北朝鮮の金正恩党委員長に祝電を送った。15日、朝鮮中央通信が報じた。 プーチン氏は祝電で「ロシアと朝鮮民主主義人民共和国間の親善関係と建設的な協力をいっそう強化するのがわれわれの共同の利益に合致し、朝鮮半島と北東アジア地域全般の平和と安定の保障に寄与すると確信する」と述べた。 朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央常任委員会が7月30日、金正恩党委員長に手紙を寄せた。朝鮮中央通信が1日、伝えた。 朝鮮総連は手紙で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型の第2次試射が成功裏に行われたとしながら、「われわれの胸には今、われわれの運命であり未来である金正恩委員長への熱い感謝の情が限りなく込み上げている」と強調した。 また、「総連と在日同胞はわが国の尊厳と生存権を抹殺しようと襲いかかる米国とその追随勢力が白旗を掲げて降伏書を捧げる時まで息づく間もない強打を加えながら必ず最後の勝利を収めるために疾走する無敵の白頭山強国の海外公民としてのこの上ない光栄を抱いて祖国と息づかいも歩幅も共にする」と主張した。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央常任委員会が4日、金正恩党委員長に手紙を寄せた。朝鮮中央通信が6日、伝えた。 朝鮮総連は手紙で、大陸間弾道ロケット「火星14」型の試射を一度で成功へと導いた金正恩氏に「最上、最大の栄光と心からの感謝」をささげた。 また、金正恩氏を「祖国と民族の運命の守護者であり、白頭山の政治大国、軍事強国の尊厳を全世界に宣揚し、世界政治を手玉に取る偉人の中の大偉人である」と称賛した。 朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。
韓国の上空に、正体不明の飛行体が出現したと韓国メディアが報じた。 韓国軍の合同参謀本部の発表によると、23日午後4時ごろ、江原道の鉄原で、軍事境界線を越えて南下してきた正体不明の飛行体を発見した。韓国軍はこれに対して警告放送を行った上で、北の方角にK-3機関銃90数発の警告射撃を行った。 飛行体の正体については現在調査中だが、北朝鮮から飛来したものと思われる。
連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/海上保安庁編(4) 金正恩が国家元首に“即位”して権力を継承した2012年初頭、外…
北朝鮮は連日、各メディアで興南(フンナム)肥料連合企業所(興南肥料工場)が多くの肥料を生産していると宣伝している。 朝鮮中央通信は先月26日、朴奉珠(パクポンジュ)総理が「最高指導者金正恩同志の今年の新年の辞で示された戦闘的課業を高く奉じ、自力自強の威力で5カ年戦略高地を占領するための全民総突撃戦を力強く繰り広げている興南肥料連合企業所、2・8ビナロン連合企業所、龍城(リョンソン)機械連合企業所の生産実態と生産能力拡張の状況を視察した」と報じている。 また、昨年11月27日の朝鮮中央通信も、朴総理が興南肥料工場を現地了解したと報じるなど、肥料生産に力を入れていると強調している。 「信じる方がバカ」 ところが、農民のもとには肝心の肥料がほとんど届いていない。
北朝鮮の国際問題研究院は21日に発表した告発状を通して、「日本は、人民に対する思想弾圧を権力機関の主要機能に付与し、違憲的な法律をつくり上げて言論と表現の自由を抑圧、蹂躙している」と非難した。 告発状は「日本は人種差別、他民族蔑視が根深い人権不毛の地である」としながら「現在、20万人ほどの不法滞在者のうち、大多数が遊興業に従事する女性であるが、人身売買を禁止する法律さえないうえに、政府機関と犯罪組織が結託していて外国人女性遊興業所は全国各地に公然と設けられている」と主張した。 また、「日本当局は日本法を尊重し、内政に干渉せずに合法的に活動する共和国の海外公民団体である総連(朝鮮総連)を『破壊活動防止法』の適用容疑団体に規定し、弾圧策動と誹謗・中傷、その傘下の各機関と団体、会員に対する日常的な監視と尾行、破壊謀略行為を働いている」と強調した。
韓国が大スキャンダルに揺れている。朴槿恵大統領が国の機密文書を、崔順実(チェ・スンシル)という民間人の女性に漏洩していたのだ。国防、外交など、決して流出してはならない文書が外部に漏れたことで、韓国の政治、外交などに極めて重大な影響を及ぼすことが懸念されている。 崔氏をめぐる疑惑は2014年頃から報じられていたが、今月24日に韓国JTBCが、崔氏のタブレットPCから、朴大統領の演説原稿や、外交関連の文書など国家機密文書などのファイルが多数発見されたと報じたことで、ようやく「裏が取れた」形となった。翌日、朴大統領は流出は事実だったと認め、謝罪した。 仏教→カトリック→プロテスタント それにしても、この「親友」崔順実氏とはどういう人物で、なぜ朴大統領は、何の権限も与えられていない彼女に機密文書を渡していたのだろうか。それを解き明かすには、まず彼女の父である崔太敏(チェ・テミン)氏のことから説明す
今年8月、北朝鮮北部の国境都市で起きた「スパムメッセージ」事件。「朝鮮労働党のイルクン(職員)は何をしている!」、「イルクンは賄賂をもらってばかり!」、「無実の者は捕まえるな!」などと、独裁政党を正面から批判する差出人不明のメッセージが10余名の携帯電話に届いたのだった。受け取った住民の一人が当局に通報したことで、事件が明るみに出た。 「被害者」まで処罰 防諜と思想統制を担当し、残虐な拷問でどんな人間にも真実を白状させる秘密警察・国家安全保衛部が、すぐさま捜査を開始。住民に対し異例の「自己申告」を呼びかけ、メッセージが届いた携帯電話を没収する騒ぎとなっていた。通常、体制批判につながる事件は秘密裡に処理する北朝鮮当局も、携帯電話への無差別的な「攻撃」には住民の協力を仰がずにはいられなかったようだ。 それから2か月。捜査の推移を現地の取材協力者がデイリーNKに伝えてきた。前回と同様、取材協力者
先月、中国浙江省で発生した「北朝鮮レストラン従業員集団脱北事件」の報復として、北朝鮮は相当規模の「拉致組」を中国に派遣した模様だ。 北朝鮮の内部事情に精通した情報筋はデイリーNKに対し、北朝鮮の金正恩党委員長が、「(脱北し韓国に亡命した)13人の従業員らの数倍の韓国人を拉致せよ」との指示を下したようだ、と語った。 情報筋によると、「拉致組」は北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)で「不満分子」の内偵などを行う反探要員や、軍の偵察総局の要員から成り、その数は300人以上と史上最大規模だという。 彼らの一番のターゲットは、中国国内で脱北者を対象に布教と支援活動を行っているキリスト教関係者やNGO関係者、北朝鮮当局が「裏切り者」と呼ぶ脱北者などだ。 ホテルでのぞき見 彼らはまず、瀋陽、延吉の空港で張り込み、韓国発の飛行機から降りてきた乗客をチェックし、狙いを定める作業を行っている。 人気記事:「女性
「北朝鮮にも腕っぷしが強くて徒党を組む愚連隊のような連中をはじめ、裏社会の人間はいる。実際、俺自身が裏社会の人を通じて北朝鮮を脱出できたわけだからね。ただ、日本のヤクザみたいに巨大で組織的じゃないね」 そう語るのは60代半ばの脱北者、崔勇男(チェ・ヨンナム)さん。1970年代に大阪から北朝鮮へ帰国した崔さんは、かの国の現実に絶望し、2008年に脱出。命がけの逃避行の末に、生まれ故郷の日本に生還した。 「北朝鮮のヤクザ」と言われても、にわかにイメージしづらい。なぜなら、北朝鮮には「人民保安部(警察)」「国家安全保衛部(秘密警察)」、そして「朝鮮人民軍」という3つの強大な治安機関があり、「ヤクザ」や「不満分子」など反社会的勢力に対する徹底的な監視体制を敷いているからだ。 軍隊も一目置く そもそも北朝鮮という国家自体が、麻薬や偽札などなど、ヤクザ顔負けの違法行為に手を染めている。さらには複数の国
日本のヤクザは6割が同和で3割が在日――。 ネットで検索すると、かつてある「識者」がほぼ無根拠に語ったこの言葉が、今も大量に電脳空間を漂っている。一方、これがいかに荒唐無稽な言説であるかを客観的に論破した主張も見かけるので、ここで屋上屋を架すことは敢えてしない。 ただ、1980年代に東京の朝鮮高校に通った私の同期男子(約200人)の中に、「本職」のヤクザとなった者が皆無であることは、本稿にとって意味のある事実なので念のため述べておこう。在日韓国・朝鮮人(以下、在日)のヤクザは、総数としてはかなりの少数派なのだ。 さて、私は決して、ヤクザの世界における在日の存在感の大きさを否定したいわけではない。逆に、それは客観的な事実だと思っている。 「親分の在日比率」 参考になるのが、警察庁発表の「平成26年の暴力団情勢」だ。山口組の分裂や極東会会長の引退が反映されていないデータではあるが、近年のすう勢
米国のウェンディ・シャーマン元国務次官は3日、米ワシントンDCで行われた朝鮮半島関連セミナーの昼食会で発言し、「北朝鮮で内部崩壊またはクーデターが起こる可能性を想定するのは不可欠であり、韓国と米国、中国、日本が速やかに協議を行うべきだ」と述べた。 オバマ政権でイランとの核交渉を担当した同次官は、現在はヒラリー・クリントン前国務長官の外交ブレーンを務めており、クリントン氏が大統領選で勝利した場合、外交・安保を統括する要職に起用されると見られる。 「同窓会」を血の粛清 では、彼女の語った「クーデターの可能性」は、どれほど現実味のある話なのか。
6日から始まる朝鮮労働党第7回大会に向け、北朝鮮では大増産運動「70日戦闘」が繰り広げられた。しかし、その内情はお寒い限りであると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、「70日運動」は「党大会を高い政治的熱意と輝く労力的成果で迎えよう」とのスローガンの下に繰り広げられたが、ノルマがほとんど達成されないまま終了した。 非現実的なほどに過大なノルマと、あまりの無計画さが招いた結果だという。 その例として情報筋は、対象建設(金正恩第1書記が指示した建築)に指定されている清津(チョンジン)市の稷下(チッカ)協同農場を挙げた。平壌郊外の万景台将泉(マンギョンデ・チャンチョン)協同農場をモデルに計画された農場だ。 資材の半分は地方政府が供給し、残りの半分は現場周辺でかき集めたものをリサイクルして使う計画だった。ところが地方政府から
北朝鮮で、「脱北の連鎖」が静かに進んでいる。今月8日に明らかになった中国浙江省の北朝鮮レストランの支配人と従業員13人が集団脱北した事件は、世界中に衝撃を与えた。合法的に海外に派遣される美貌のウェイトレスたちが、リスクを覚悟で脱北を選んだという事実は、金正恩体制の脆さを物語っていることは本欄でも指摘した。 (参考記事:北朝鮮レストラン「美貌のウェイトレス」が暴く金正恩体制の脆さ(1)) そして3月末、北朝鮮の秘密警察「国家安全保衛部(保衛部)」の要員と貿易関係者が集団脱北していたと米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。 貿易関係者の方は、5歳の男の子を含む2家族10人。旅行や親戚訪問を理由にして、まずは家族を中国に送り出した。
北朝鮮が、朝鮮労働党の各地方の組織に「中国は裏切り者である」と明示した文書を配布していたことが明らかになった。 関西大学の李英和教授は、今月10日に朝鮮労働党の中央委員会が各地方を総括する道党委員会に送った方針指示文をデイリーNKに公開した。 指示文では、朝鮮労働党中央委員会が中国に対して露骨に反発を示し「核暴風で抗い戦おう」と記されている。 「中国が敵国であることを宣言した形」 李教授は、今回の文書について次のように解説する。
リアルな北朝鮮をよりダイレクトに デイリーNKは、2004年に創刊された「世界初の北朝鮮専門ニュースサイト」です。私たちの目的は、北朝鮮の実情を伝えることによって、北朝鮮の未来を切り拓いていくことです。 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と聞けば、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか? 「拉致をする国」「国民が洗脳されている独裁国家」「危険な核兵器を開発する国」など、多くの人が、「何をするのかわからない不気味な国家」というイメージを持つでしょう。 確かに、メディアに出てくる北朝鮮だけを見れば「異常な独裁国家」にしか見えませんが、本当にそれが「リアルな北朝鮮」なのでしょうか。 北朝鮮にも、日々の生活を一生懸命営む人々がいます。 理不尽な国家に悪戦苦闘しながらも、必死で生き伸びようとする人々がいます。 国家の宣伝に、不満を感じる人々がいます。 そして、「自分たちの現実を知って欲しい!」と切に願
北朝鮮当局は2月22日に「戦闘動員態勢」を下し、全国の成人に「軍服着用命令」が下された。さらに、国連安保理で対北経済制裁案が可決され、米韓合同軍事演習も始まったことから、緊張状態に包まれている。 (参考記事:北朝鮮全土に「軍服着用命令」…広がる社会不安) 殺伐とした空気が広がるなか、「奇妙なデマ」が拡散していると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
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