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Fastly を退職して、Window Snyder が立ち上げた Thistle Technologies に入社しました。 Thistle では世の中に無数に存在するデバイスにおけるセキュリティの課題に取り組みます。 詳しくは TechCrunch の記事を見てもらえればと思います。生活拠点は引き続きサンフランシスコです。 前職の Fastly では自分の子どもたちに胸を張れる仕事をいくつもできました。 入社当時は小さかった Fastly も今やインターネットの大部分を支えるインフラとなりました。 QUIC と HTTP/3 の最前線で自由に働けるなど、技術者として夢のような環境でした。 辞める理由は特になかったのですが、なんとなく次はセキュリティやコンプラまわりの固い分野のソフトウェアを開発したいと妄想していました。 そんな中、縁あって立ち上げ直後の Thistle に入社する機会が
最近 gfx さんが h2olog の開発に参加してくれたおかげで、 良いペースで h2olog が進化しています。 具体的には H2O の QUIC 層がトレース可能になりました。 各 QUIC event の出力は Kazuho さんの要望で JSON 形式にしました。 その恩恵は好きな DW プラットフォームに出力を流しやすいことです。 ツールの使い方は README#tracing-quic-events を参照してください。 なるべくシンプルに使えるように努力しています。 まだまだ課題がいくつもありますが、自分ひとりで考える必要がなくなったのは本当に嬉しい。
H2O が処理する HTTP リクエストを BPF や DTrace でトレース可能になりました。 今回は Fastly での仕事の一貫として貢献させてもらいました (#2194 や #2182)。 Fastly は H2O を最前線で採用しているので、スタッフがトラブルシュートしやすくすることが目的です。 つい先日、ニューヨークで Kazuho さんと論議する機会があったおかげで、Logging に適した高レイヤの USDT Probe をスムーズに組み込めました。 背景技術や使い方はいずれ、公式チュートリアルなどで紹介します。 今すぐ試したい場合は下記の資料を参考にしてもらえればと思います。 https://torumk.com/h2o/tracing (概要) https://github.com/toru/h2olog (BPF Client 実装) あわせて読みたい
長年愛用してきた 1Password から Enpass に (ほぼ) 乗り換えました。 1Password は Dropbox の認証まわりの雑さ以外は不満のないソフトウェアでしたが、最近の運営企業の方向転換をきっかけに自分も別の道を模索することにしました。 乗り換え先の条件は実績 (とくに外部監査) をはじめ、ローカルのファイルシステムで完結することと、シンプルな買い切りライセンスの存在としました (価格や単位は特に気にしない)。 当初は巷で人気の Bitwarden (オープンソース) に心が揺らぎましたが、自分が求めているものは Client-Server アーキテクチャではないので、見送りました。 対して同僚経由で知った Enpass はクローズドソースなものの、自分の要件を見事に満たしていました。 Dropbox の扱いもちゃんとしているし、速くて気持ちの良い UI です。 ラ
上司から突然 The Rust Programming Language 本を頭に入れておいてくれとの打診があったので、ペーパーバックと電子書籍のセットを購入しました。 自分のチームは主に C 言語を扱っていますが、近場で日々 Rust の存在感が強まっています。 必然的に自分たちが開発しているソフトウェアとの連携が重要になってくるので、いつでも Rust のパッチを投げれるようにしておいてくれ、との趣旨です。 業務でプログラミング言語を習得できるのは幸せなことなので、忙しいけど時間をつくって頑張ってみよう。 あわせて読みたい
早いもので、Fastly に入社して 4 年たちました。 米国への移住、子どもが生まれる、会社が上場するなど、思い返すと波乱万丈な時間でした。 実務面は 1 年ほど前から Edge Protocols というチームに異動して、C 言語での開発をしています。 並行して HTTP/2 インフラのリリースマネージメントも任されていて、コンテキストスイッチに追われる日々です。 OSS 面は仕事を通して H2O, picotls, quicly などに貢献する機会がよくあって、それを楽しみにしています。 今後については、CDN や Edge Computing 界隈がどんどん熱くなってきているので、しばらくは現在たっている見晴らしの良い場所から頑張り続けるつもりです。 いっぽうで、キャリアを通して感じてきた pain-point に取り組みたいという起業的な気持ちも少なからずあり、困った性格です。
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