サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブックレビュー
iroha-contents.com
社会で生きていくには「他者」の存在が不可欠です。他者と生きていくことは苦悩を伴うものですが、変えられない喜びを感じることもあります。 今回登場いただくのは、講談社『月刊アフタヌーン』にて『青野くんに触りたいから死にたい』を連載中の、漫画家・椎名うみさん。物語は、主人公・刈谷優里の初めてつき合った大好きな彼氏「青野くん」が、交通事故で死んでしまうところから始まります。絶望していた優里の前に、青野くんが幽霊となって現れますが、決して触れることはできない。そんなふたりは、試行錯誤し、ときに禁忌を犯しながらも交わろうとして……。 衝撃的な展開でありながら、漫画内でときおり登場する性描写は、心やカラダを超越した「特別なもの」として描かれています。作者の椎名さんは、「性愛」や「他人と交わること」についてどのように考えているのでしょうか。お話をうかがいました。 椎名うみ 2014年、『月刊アフタヌーン』
「セルフプレジャー」をテーマに、作家が思いをしたためる連載「作家が紡ぐセルフプレジャー」。第2回目は、自身の体験を綴ることで、性や生きることについて向き合い続けているこだまさん。 ※本文にはセンシティブな内容が含まれます。性被害のフラッシュバックなどの心配がある方は、ご自身の状態に注意してご覧ください。 二〇一七年に実体験を元にした『夫のちんぽが入らない』という本を出した。タイトル通り夫とだけ「できない」。性的な行為に限らず、まわりが難なくこなしているようなことが私には難しい。そういう話だ。 二十代半ばのある時期、出会い系サイトの男性と片っ端から会っていた。相手は誰でもよかった。特に日曜日。少しでも気を抜くと翌日の仕事が頭を過り、動悸が激しくなる。過呼吸になる。心身が少しずつおかしくなっていることに気付いていたけれど、立ち止まったら全てが崩れてしまいそうで、仕事、出会い系、仕事、出会い系で
※本記事では、春画や江戸時代の性具などを、画像を交えてご紹介しています。 はじめまして、春画ールと申します。 わたしは普段、SNSで日本の性文化や江戸期から明治期頃の春画の情報を発信しています。いま、わたしたちが当たり前のように受け入れている性の考えや文化は、決してある日突然現れたものではありません。長い年月の積み重ねと打破の繰り返しによりでき、進歩を続けています。 今回は女性の「セルフプレジャー」に焦点を当て、使われていた道具や女性の性器の呼称「玉門(ぎょくもん)」の由来などについてご紹介していきます。 鳥居清長《好色末摘花(こうしょくすえつむはな)》(1785年)国際日本文化研究センター所蔵 江戸時代の女性がセルフプレジャーを行う理由って? わたしの家には現代のセルフプレジャーアイテムと、およそ200年前につくられたセルフプレジャーアイテムがあります。 現代のセルフプレジャーアイテム「
『ハッピー・マニア』『ヘルタースケルター』『サプリ』『違国日記』など、数々のヒット作を生みだし、時代を生きる女性たちの姿を描いてきた女性向け漫画雑誌『FEEL YOUNG』。今回は、そんな同誌の編集者・梶川恵さんと神成明音さんのお二人に、「漫画をとおして見る女性の生き方」をテーマにお話をうかがいます。 漫画作品に編集者として携わることで、悩み、葛藤、生きづらさを考え続けてきたお二人。その言葉と歴代の作品から見えてきたのは、女性たちがもっと自由に、軽やかに生きるために切り拓いてきた道のりでした。 『FEEL YOUNG』 編集部・梶川恵 アルバイトを経て2007年シュークリーム入社。2010年にボーイズラブ誌『on BLUE』を立ち上げる。担当する漫画家は、阿弥陀しずく、岩岡ヒサエ、えすとえむ、おかざき真里、かわかみじゅんこ、雁須磨子、河内遙、西村しのぶ、町麻衣、松田環、ヤマシタトモコなど。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『iroha CONTENTS(イロハコンテンツ) | 女性のここちよさに寄り添う情報サイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く