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ソニーミュージック・グループは、マイケル・ジャクソンの音楽著作権とカタログ原盤権の半分を買収することに合意したとBillboardが報じました。 今回の契約は、アーティストの音楽資産取引では過去最大で、ソニーは最低でも6億ドル (約900億円)を支払うこととなります。 マイケル・ジャクソンの音楽権利の評価額は、12億ドル以上 (約1800億円)とも15億ドル (約2240億円)とも見積もられています。 ソニーミュージックが買収する権利には、マイケル・ジャクソンのMijac Musicの著作権も含まれます。 Mijac Musicは、マイケル・ジャクソンが作曲した全楽曲の権利に加えて、同氏が取得した他アーティストや作曲家によるカタログの権利も保有しており、その中には、エルヴィス・プレスリー、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、カーティス・メイフィールド、
ロサンゼルスを拠点にする、音楽ディストリビューターで、音楽フィンテック企業の「Stem」は、音楽業界に特化した現代的な財務管理プラットフォームを開発する新規ビジネス「Tone」(トーン)を立ち上げました。 stem.is image: Stem tone.com Toneをローンチした背景に、Stemは音楽業界全体に蔓延る「壊れた財務プロセスを修正」することを目指していると述べます。 同社によれば、Toneは「アーティストがどのレーベルやディストリビューターを利用するかに関わらず、アーティスト自身が自ら財務状況を把握し、ビジネスを成長させるための意思決定を可能にします」と説明しています。 Toneで提供する最初のサービスは、レーベルやディストリビューターが、アーティストにストリーミングからの支払いを分配する際に発生する、複雑なロイヤリティ料計算及び分配処理を簡単に行うための支援です。 使用
音楽ライセンス交渉団体のMerlin、中国動画アプリの快手 とインディーレーベルの配信ライセンス契約で合意 インディーレーベルのデジタル音楽プラットフォームとのライセンス契約交渉を行うデジタルエージェンシーのMerlinは、中国のショート動画アプリ大手「快手Kuaishou」とライセンス契約で合意したことを発表しました。 TikTokに次いで中国2番手の動画アプリである快手は、2022年8月にワーナーミュージックと、今年9月にはワーナー・チャペル・ミュージックと、メジャーレコード会社の楽曲を配信するグローバル・ライセンス契約で合意していました。 快手のDAU(デイリーアクティブユーザー数)は3億5000万人以上、MAU(月間アクティブユーザー数)は5億9000万人以上と、中国内で成長が続いているアプリである一方、中国以外でもユーザーを伸ばしてきました。 中国外では南米市場向けに「Kwai」
コンサートやイベントの電子チケット販売や、ライブ配信プラットフォームを運営するイギリスのスタートアップ「DICE」は、ダンスミュージックやクラブミュージック専門の音楽動画チャンネル「Boiler Room」を買収したことを発表しました。 DICEは9月、ソフトバンク傘下のソフトバンク・ビジョンファンド2などから1億2200万ドル(約1395億円)をシリーズCラウンドで調達したばかりでした。 Boiler Roomは、2010年に動画配信を開始し、主にYouTubeを中心に、DJや音楽クリエイターのライブパフォーマンスを配信する動画チャンネルとコミュニティを運営しています。現在では当たり前になったアーティストやDJのライブ配信ですが、Boiler RoomはYouTubeと動画配信テクノロジーの可能性にいち早く着目してきました。 メインストリームでは日の目が当たりにくいアンダーグラウンドシー
人工知能(AI)を活用して音楽ストリーミングを分析しながら、無名アーティストを発掘するレコード会社、Snafu Records(スナフ・レコード)は、新たに600万ドル(約6.8億円)の資金を調達したことを発表しました。ロサンゼルスとストックホルムを拠点にするSnafu Recordsは、ストリーミングデータとアルゴリズムを使った「世界初AIベースの完全サービス型レコードレーベル」で、将来性あるアーティストやクリエイター、プロデューサーを他社よりも先に発掘するA&R専門のレーベルとして、2018年のローンチから現在まで45組以上のアーティストと契約を交わしてきました。 Snafu Records 新たな資金調達ラウンドはスウェーデンのエンタテインメント企業Pophouse Entertaimentの投資部門、Pophouse Venturesがリードし、The Venture Collec
音楽フィンテック・スタートアップの「beatBread」は、アーティストやクリエイターが直面してきたマネタイズや資金繰りの課題を改善しようとしています。beatBreadは音楽ストリーミングから分配される収益をインディーアーティストへ前払いするアドバンス・ペイメントの仕組みを、パートナー企業へ提供することを発表しました。 https://beatbread.com/ インディペンデント・アーティストや、レーベルと契約しない音楽クリエイターは、同社が開発する自動化システム「chordCashAI」を導入した音楽サービスを利用することでアドバンス(前払金)を受け取ることができるようになりますが、beatBreadの仕組みでは、メジャーレーベルのアドバンスの仕組みと異なり、アーティストが楽曲の権利を保有し続けられることにあります。 beatBreadと連携して前払いを提供するプラットフォームは、
SpotifyやApple Music、Amazon Musicなどストリーミングサービス大手が音楽業界に広く定着し、アーティストやクリエイター、レーベルやマネジメント会社は音楽配信で活動を続けるためにファンを獲得したり、収益を得ることができる時代になりました。 しかし、アーティストのブランド価値を最大化するため、ストリーミングで成長し続ける音楽マーケティング戦略の構築は、多くのレーベルやマネジメントの担当者にとって課題になっています。この企業課題を解決する上で重要な点の一つで、本記事でお伝えしたいのは、ストリーミングのデータの意味を深く理解することです。 例えば、Spotifyを伸ばしたいアーティストがいるとします。その場合、大前提として、目的に沿ってSpotify活用を優先事項にしたプラン設定が重要になってきますが、施策を構築するマーケティングやデジタル、アーティスト担当者に、ストリー
インディーアーティストに選ばれる音楽配信サービスDistroKid、企業価値13億ドルでユニコーン企業になる 世界各地のインディペンデントなアーティストの音楽ストリーミングへの配信を手がけるディストリビューション・プラットフォーム、DistroKidは、新たに資金調達を行なったことを発表しました。 注目は企業評価額です。DistroKidの企業価値は13億ドル(約1,427億円)へ押し上げられました。 これでDistroKidはユニコーン企業(評価額が10億ドルを超える企業)の仲間入りを果たしたこととなります。ニューヨークのInsight Partnersが出資しましたが、出資額は明らかにされていません。 DistroKidは主に世界中のDIYアーティストやトラックメイカー、レーベル契約をしないインディペンデントアーティストを対象に、SpotifyやApple Music、Amazon M
ドイツの音楽市場、サブスクリプションとアナログレコードが共存。2021年上半期に売上12.4%増で成長続く ドイツの音楽市場は、2021年上半期の売上高が前年同期比12.4%増の9億380万ユーロ(約1,172億円)に達し、市場が順調に成長していることが伺えます。 メジャーレーベルやインディーレーベルを取りまとめる業界団体、BVMI(ドイツ音楽産業連邦協会)が発表したレポートによれば、音楽ストリーミングサービスの売上が勢いを維持。2021年上半期の売上は前年比19.9%増加し、市場シェアは70.6%まで拡大してきました。 ストリーミング、ダウンロードを含むデジタル音楽売上全体の売上が、市場シェアの78.6%を占めるまで伸び続けており、近い将来80%を超えることも予想されます。 しかしながら、ダウンロード売上は前年比25.9%減少と、市場シェアでは3.3%に留まりました。多くの予想通り、ダウ
イギリスで突如成長する新世代インディー音楽。聴かれた音楽の25%以上を非メジャーレーベル作品が占める理由 イギリスの音楽業界団体、BPI (英国レコード産業連盟)と、同国のインディーズレーベルのビジネス活動を支援するNPO団体のAIM (Assosiation of Independent Music)が発表したレポートによると、2020年にイギリスで消費された音楽の26%が、インディーレーベルまたはインディペンデントアーティストの作品だったというデータを明らかにしました。BPIとAIMは、過去5年でインディーアーティストがイギリスで市場シェアを拡大し続けているとも説明しています。 26%はアルバム相当売上 (AES、Album Equivalent Sales)。 2020年の売上の内訳をフォーマット別に見てみると、インディーレーベル発の作品がアナログレコード市場では35%、CD売上では
ケンドリック・ラマー、Roddy Ricchらが100万ドル出資する、サウンドエンジニアの問題解決を目指すEngineEars DEREK ‘MIXEDBYALI’ ALI, FOUNDER/CEO OF EngineEars, A PLATFORM PROVIDING BUSINESS TOOLS TO MUSIC CREATIVES, ANNOUNCES FIRST ROUND OF FUNDING スキルあるミキシング・エンジニアと、楽曲を制作したいアーティストやレーベルとをマッチングさせ、楽曲制作プロセスを効率化する、音楽制作者専用のプラットフォーム「EngineEars」(エンジニアーズ)が、100万ドル(約1.1億円)の資金を調達しました。 出資者には多くのヒップホップアーティストや、プロデューサーが名を連ねています。 ケンドリック・ラマー、Roddy Ricch、Russ、D
ドイツの音楽業界団体、BVMI(ドイツ音楽産業連邦協会)は、同国の音楽業界の売上は、新型コロナウィルスに直面しても、前年比9%増加したことを発表しました。2020年は、世界4位の音楽市場のドイツでは過去10年で最高売上を記録しました。 BVMIによれば、ドイツの音楽市場は2020年の成長は、デジタル音楽領域の伸びによって牽引されました。 2020年でドイツ市場は売上が17億9000万ユーロ (約2333億円) に達しました (小売ベース)。デジタル音楽ビジネスはコロナ禍でさらに成長し前年比20.3%増加。一方、フィジカル音楽はCD売上の低迷が続いており、売上は前年比11.7%減少しました。好調なデジタル音楽が、旧来ドイツのCD市場に取って代わり市場の収益源を牽引しています。 ドイツの音楽業界では売上全体の71.5%をデジタル音楽が占めました。近年では、音楽ストリーミングがCDを売上で抜いて
ユニバーサルミュージックとTikTokは、UGC動画を生成する楽曲使用で、グローバル・ライセンス契約に合意したことを発表しました。 今回、ユニバーサルミュージックが交わした契約には、同社のレーベルと契約するアーティストの楽曲と、音楽出版のユニバーサルミュージック・パブリッシング・グループと契約する作曲・作詞家の楽曲が、全世界のTikTokでの利用対象に入ります。 日本を含むTikTokユーザーは、ユニバーサルミュージックとUMPGが持つ全カタログから、UGCコンテンツやカバー曲動画、オリジナル動画を作ることができるようになります。 またTikTokとの契約によって、ユニバーサルミュージックと契約するアーティストや作曲・作詞家が、より公平な報酬を得ることが可能になっていきます。 今回ユニバーサルミュージックとグローバル・ライセンス契約を結ぶ前、2020年にTikTokはソニーミュージックとワ
ドイツでは、2020年の音楽ストリーミング再生数が1390億再生以上を達成しました。この数字は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響下でも、ドイツでは引き続き、オンライン音楽消費の需要が拡大したトレンドを示しています。 年間1390億再生という数字は、ドイツで音楽ストリーミングが定着してきた市場の変化を引き続き示す数字です。2019年の1070億再生、2018年の795億再生と比較しても、わずか2年間で約75%の急成長を遂げたこととなります。 下は、過去4年間のドイツでのストリーミング再生数がいかに増加したかを示すチャートです。 via BVMI 今回、発表された最新の業界レポートは、ドイツの音楽業界団体BVMIと、GfK Entertainmentが発表したデータで、SpotifyやApple Musicなどサブスクリプションと、YouTubeなど広告型無料ストリーミングのデータ統計をまと
サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス最大手のSpotifyは、新しいプレイリストの実験を拡大させているようです。 Spotifyは、「Your Daily Drive」プレイリストを、イギリスとアイルランドで始めました。「Your Daily Drive」プレイリストはアメリカで2019年からすでに利用が始まっている比較的新しいプレイリストです。 プレイリストの特徴 「Your Daily Drive」プレイリストの特性は、名前の通り、運転や移動時間中の再生に最適化されたプレイリストになります。そして最大の特徴は、音楽だけでなく、ニュースメディアが制作したニュースポッドキャスト番組がプレイリストで配信されることです。 音楽やポッドキャストの選択には、Spotifyアルゴリズムが用いられます。Spotifyのアルゴリズムがリスナーに最適化した楽曲とニュースポッドキャストを選択し、パ
新型コロナウィルスの影響が、あらゆる音楽ジャンルのアーティスト活動に課題を突きつける中、クラシック音楽のジャンルが、若者を中心に人気が高まっている、という新しいレポートが発表されました。 「The Classical Revival in 2020」レポート イギリスの音楽ストリーミング利用者では、過去12カ月でクラシック音楽を聴いたリスナーの34%が18-25歳だったことが調査で明らかになっています。 同時期に、イギリスではクラシック音楽を再生した35歳以下は前年から17%も増加したことが分かっています。 コロナ禍でのクラシック音楽へのニーズの高まり またイギリスの音楽リスナー層で、ロックダウン(外出規制)期間にクラシック音楽を聴いた35歳以下は59%にものぼりました。 これはイギリスの平均的な音楽リスナーがクラシック音楽を視聴した比率(51%)を上回る数値だったことも、調査が明らかにし
音楽業界を変える、インディー音楽の新勢力とは?これからのアーティストと向き合う音楽企業一覧 2020年版 米国の音楽ビジネスメディア、ビルボードは先日、2020年版の「インディー・パワー・プレーヤーズ」リストを公開しました。このリストは、音楽業界で成功している、インディペンデント・アーティスト向けの音楽企業75社の実績を評価して作られています。日本ではなかなか紹介される機会もなく、話題にもならない会社が並んでいるので、インディペンデント・アーティストや、レーベル、音楽業界の方も今後のヒントになればと思いまとめてみました。 「インディー・パワー・プレーヤーズ」リストで紹介されるのは、アーティストではなく、インディー音楽企業の起業家や経営者です。選ばれているのは、インディーレーベルや、マネジメント、レーベルサービス、ディストリビューター、インディー音楽を支援する業界団体の75社が今回選出され、
ミュージシャンやレーベル、音楽業界向けのデータ共有ツールを開発する、カナダの音楽スタートアップ「Byta」(ビータ)は、シード投資ラウンドで1900万カナダ・ドル(約1.5億円)の資金を調達しました。 Byta Bytaへの出資ラウンドは、カナダ・メディア・ファンド(CMF)がリードして、個人投資家が参加しました。 投資家の中には、90年代のインディーロックバンド、Pavementのギタリストとして知られるスコット・カンバーグ (Scott Kannberg)が個人投資家として、投資を行いました。Bytaユーザーでもあるカンバーグは「Bytaを使えば、音楽をバンドメンバーやレーベル、プロモーター、音楽ジャーナリスト、DJにワンクリックで共有できる。ここまで簡単で安定したデジタルツールは見たことがなく、それがBytaに私が投資した理由です」と述べています。 Bytaを活用しているのは、メジャ
新型コロナウイルスは、音楽制作の考え方を変え始めています。レコーディングスタジオやリハーサルスタジオの運営が止まり、大人数で集まることが制限される中、デジタルへの移行が早かったアーティストやプロデューサーは、リモートコラボレーションやリモートセッションで新曲を作り方法に取り組み始めており、コロナウイルス影響下でも、新曲を配信し続け、音楽ストリーミングでのチャンスを掴んでいます。 この流れは、楽曲制作の領域に留まらず、作曲家向けサービスにも広がっています。コロナ以降、楽曲を作りたいプロの作曲家同士を繋ぐサービスから、ビジネスチャンスが生まれようとしています。 音楽テクノロジーに強いことで知られる、独立系音楽出版社の大手のBMGは、アーティストや作曲家、プロデューサーが、自身の楽曲やアイデアをピッチできる機能を、自社の作曲家用アプリ「myBMG」に追加しました。 ピッチ機能は「ウォッチリスト」
音楽業界では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による経済的打撃を予測し、コロナ以降の再生に向けたシミュレーションが始まっています。 多くのレコード会社や、ライブビジネスのプロモーター、アーティストやクリエイターを支援する立場の音楽業界団体などは、不安定な社会状況の後に生まれる「ニューノーマル」の世界に最適化するべく、2020年とそれ以降に向けた、新しい戦略作りに取り組み始めました。 COVID-19の影響で、収益回復は長期戦になるでしょう。というのが、音楽業界に共通する認識です。 制限が課された社会で、音楽活動を再開するこの期間に、音楽業界では今、アーティストや音楽企業、従業員、あらゆるレベルの関係者たちの活動と成長を回復するためのシナリオを作ることにフォーカスしています。 2020年に音楽業界の売上は30%以上減少 「エンタテインメントの消費の仕方は一変した」と警告するのは、
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で、様々な産業への影響が危惧される中、音楽ストリーミングを収入源の主軸とする大手レコード会社は、少なくとも3月のロックダウン(都市封鎖)や外出制限では、大きなダメージを受けていなかったことが、分かってきました。 先日発表された、ユニバーサルミュージック・グループの2020年度Q1(1〜3月期)の業績では、売上高は前年同期比12.7%増で17億6900万ユーロ(約2076億円)。音楽事業の売上高(録音原盤売上)は、13.15%増で14億3200万ユーロ(約1680億円)。3月のコロナ危機を経ても、好調な伸びを達成しました。 ユニバーサルミュージックの主軸収益源が、音楽サブスクリプション/ストリーミングに転換できていたことが、コロナ禍での売上増加の要因と云えます。 ストリーミングの売上高は、16.5%増の9億800万ユーロ(約1066億円)。スト
「ライブは2021年に本格回復」ライブ・ネイション、新型コロナ以降に売上大幅減少。チケット払い戻し開始、無観客ライブでの再開も 世界的なコロナウイルスの感染拡大で、コンサートやツアー、フェスが中断してしまった、ライブビジネス業界。世界各地でライブを企画する大手企業も大きな打撃を残しています。 ライブプロモーション世界最大手のライブ・ネイションが1-3月期の業績を発表しました。コロナウイルスによって、ライブ・ネイション運営のライブやフェスは8000本以上が影響を受け、その内の80%の6500本は延期、1500本が開催中止となりました。 チケットを取り扱う傘下のチケットマスターでは50000本以上のイベントに影響が出ています。 2月末の時点で前年比10%増の3800万枚以上のチケットが購入されていたいたことからも、失った収入の大きさを示しています。 コロナの感染拡大が始まる前には、2020年は
全世界の音楽産業、売上200億ドル突破の攻勢、IFPI報告。音楽ストリーミングが市場シェア1位を越えた、海外の音楽事情 世界の音楽業界団体IFPI(国際レコード産業連盟)IFPI(国際レコード産業連盟)が、2019年の全世界での音楽市場売上レポートを発表しました。IFPIによれば、音楽市場は前年から8.2%成長し、売上規模は202億ドル(約2兆1530億円)まで増加しました。 これで世界の音楽市場は5年連続プラス成長が続いています。世界の音楽市場の売上規模が最後に200億ドルを越えたのは、2004年でした。 例年の通り、音楽ストリーミングが世界各地の音楽市場の成長を牽引しています。音楽ストリーミングの売上は22.9%増の114億ドル(約1兆2150億円)。音楽ストリーミングは、全世界の音楽売上全体の56.1%を占め、音楽史上初めて売上シェア50%を越えました。 音楽ストリーミングでは、Sp
今こそアーティストの活動支援。音楽ストリーミングのデータ分析スタートアップChartmetric、無償でツール提供 コロナウイルス感染被害による音楽活動への影響が懸念される中、SpotifyやApple Musicなど音楽ストリーミングや、プレイリスト、SNSのデータを分析できるツール「Chartmetric」が、インディペンデント・アーティストに向けて、通常有料のChartmetricの機能を、無料で提供し始めました。 登録はこちらから。(登録期間は終了致しました) https://bit.ly/2K34P9l Chartmetricの利用に興味あるレコード会社の方や、マネジメント会社の方、レコード契約・ディストリビューター契約のあるアーティストの方がいらしたら、筆者までご連絡ください。 Chartmetricで広がるストリーミングの活用 Chartmetricは、世界中で音楽レーベルや
Apple Music、コロナ被害のインディーレーベル支援に、5000万ドルの音楽基金を設立。ロイヤリティの前払いで、アーティストに分配へ Apple Musicは、新型コロナウイルス感染拡大で収入減少の被害を受けたインディー音楽シーンを救済するため、5000万ドル(約54億円)の支援金をインディーレーベルとディストリビューターに用意したことが明らかになりました。 音楽メディアのMusic Business WorldwideとRolling Stoneが入手した情報では、Apple Musicはインディーレーベルとディストリビューターに対して、5000万ドルの基金から、将来のロイヤリティ分配料を一括で前払いします。 支援を受けるには、インディーレーベルまたはディストリビューターは4半期に最低1万ドル (約100万円)の収入をApple Musicから得ていること、Apple Musicと
ユニバーサルミュージック、コロナ被害の音楽業界への支援を発表。社会不安を和らげるアーティストの活動も応援すると表明 ユニバーサルミュージック・グループ (UMG)は、新型コロナウイルスの感染拡大で被害を受ける音楽業界に向けた具体的な支援策を、公式サイトで公開しました。海外では、感染拡大危機に直面している業界を、民間企業が支援する活動が広がっています。メジャーレコード会社で具体策を公に発表したのはユニバーサルミュージックが初めてです。 メッセージではユニバーサルミュージックは、従業員、契約アーティストや作曲家、音楽コミュニティの3つの領域で、経済的な損失や音楽活動に打撃を受けている人に対する支援の内容を明記しました。 特にUMGでは、レーベルや音楽出版などグループ会社を含めてグループとして、契約するアーティストと作曲家、インディーレーベルを支援することを表明しています。支援の内容では、アドバ
ライブ・ネイション、新型コロナで収入を失ったライブ業界のスタッフを救済するため、10億円規模の資金援助を発表 All Digital Musicでは、新型コロナウイルスの影響を受けたアーティストや音楽業界の方で、ビジネスやマネタイズ、ツールの活用、情報提供などあらゆる形式でご支援致します。サポートをご希望される方はTwitter (@jaykogami)までご連絡ください。 ついに世界最大のライブプロモーション会社のライブ・ネイションが、コンサート中止やツアー延期で、仕事を失ったり、収入を無くしたイベントスタッフの危機救済に乗り出しました。 ライブ・ネイションは、新型コロナウイルスで被害にあったイベントやコンサート、ライブツアーの裏方スタッフを経済支援する世界規模の基金「クルー・ネイション」(Crew Nation)の設立を発表、1,000万ドル(10億円)の緊急資金援助を行います。今後、
新型コロナ対策でアーティストを経済支援。21億円の楽曲ロイヤリティ前払いを始めた、音楽の金融機関Sound Royalties All Digital Musicでは、新型コロナウイルスの影響を受けたアーティストや音楽業界の方で、ビジネスやマネタイズ、ツールの活用、情報提供などあらゆる形式でご支援致します。サポートをご希望される方はTwitterでご連絡ください。 アーティストや作曲家の資金繰りを専門的に支援する、音楽業界に特化した米国の金融機関、Sound Royalties (サウンド・ロイヤリティズ)は、新型コロナウイルスの感染拡大で音楽活動に被害を被ったアーティストや作曲家を支援するために2000万ドル(約21億円)の緊急ファンドを新たに設立して、現金を前払いするプログラムを立ち上げた。 Sound Royalties Sound Royaltiesの緊急資金援助プログラムでは、審
All Digital Musicでは、新型コロナウイルスの影響を受けたアーティストや音楽業界の方で、ビジネスやマネタイズ、ツールの活用、情報提供などあらゆる形式でご支援致します。サポートをご希望される方はTwitterでご連絡ください。 新型コロナウイルス感染拡大の被害で、自宅待機や自主隔離する人が増える中、アーティストやクリエイターコミュニティ、音楽業界は、ライブやイベント、ツアーでの収入をはじめ、あらゆる収益源が急減するという、アーティスト活動と経済活動の双方で大きな影響を受けている。 世界各地では、強制外出禁止令で不必要な外出以外で都市を封鎖する対策を講じる行政も増えたことによって、自宅で過ごす時間が増えるアーティストたちが、新たな収入源として活用が伸びているサービスがある。アーティストやクリエイターがファン向けに月額定額のサブスクリプションサービスを構築して“パトロン”を増やし、
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