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世界禁煙デー
kashikoyama.blog.jp
2024年05月17日 「 ナカヤマフェスタに会ってきた 」 北海道へ行ってきた。 遂にいよいよ、やってきたのは北海道。 ドリームファームの場長をしていた頃は、なにかしら毎年来ていたが、今は理由が無い。 6年ぶりの北海道で、しかも観光目的で来たのは初めてだ。 主たる目的は「ナカヤマフェスタに会うこと」。 引退して種牡馬になってからは、北海道へ来ても訪ねたことはなかった。 時間も無かったし、正直「会いに行く」とか、そんなセンチメンタルな感情は無かったからだ。 「落とし前つけに行く」とか「白黒つけに行く」のほうが当時の心情に合う。 僧侶だったら「引導を渡す」か。 ところが今は「会いたい」のだ。 色々な縁でそうなった。 人生とは不思議なものだと思いながら、北海道の2日目にいよいよアエルへ赴く。 アエルが宿泊もできる施設だということは知っていた。 しかし、予想をはるかに上回る立派さ。 行けば分かる
2022年10月14日 『プーちゃんことプレストシンボリという馬がいました』 少し寒すぎる秋の朝だった。 予報通りならば間もなく雨も降り始めるのだろう。 私はヒポトピアに向かっていた。 普段は、できることが限られる雨の日に行くことは、あまり無い。 何となく気の乗らないまま、それでもいつもより早めに向かったのは、きっと導かれたのだろうか。 風もだいぶ強い。 施設に到着すると、天気以上に浮かない顔でスタッフが教えてくれた。 「プーちゃんが朝から起き上がれなくなってます」 プーちゃんことプレストシンボリ。 このブログでも何度も登場している。 馬の扱いにちょっと自信があり、勘違いをしていた私に 「馬が人を受け入れてくれている」 という真実を教えてくれた仙人のような馬だ。 御年30歳。 現役時代にはラジオたんぱ賞(G3)を勝っている名馬。 現在はセラピーホースのエースとして、ヒポトピアの創成期から代
2021年07月20日 バンダムテスコという馬の話をちょっと聞いてもらいたいと思った。 バンダムテスコという馬がいる。全盲の馬だ。 競走馬時代、調教中に暴れて転倒。激しく頭部を打撲し光を失ってしまった。 その後、僕がお手伝いさせてもらっているホースセラピー施設ヒポトピアへやってきた。去年の四月のことだ。 バンダムテスコは競馬関係者の言うところのかなり「うるさい」馬だったのだろうと想像がつく。 競馬は結局未出走。走っていない。しかもデビュー前に去勢されている。 そして調教中の転倒。事故の原因となった頭部の打撲は運が悪かった部分もあるだろうが、それでも日常的に起立したり転倒していたりして生傷の絶えない馬だったのではないだろうか。 今でも馬房の中でぐるぐると歩き続ける「回転癖」や柵に噛みついてグイッと空気を飲み込む「さく癖」という、いわゆる「悪癖(あくへき)」がある。 特に回転癖がある馬は、相当
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