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さくらインターネットではITエンジニアに役立つ情報を提供しています。「やりたいこと」を「できる」に変えるため、筆者陣が日々の業務を通じて得たナレッジ(知識やノウハウ)を、広く世間に共有し、インターネットのさらなる発展に貢献することを目的としています。
さくらインターネット株式会社 技術推進統括担当 執行役員 兼 CISO 兼 CIO。1991年、大阪府生まれ。洛星中学・高校のロボット研究部創立メンバー。ロボカップジュニアジャパンなどのロボコンに出場。その後、大阪大学工学部電気電子情報工学科に進学。NHK大学ロボコンに出場。学生時代より個人事業としてシステム開発を行う。2014年10月、さくらインターネットに入社。2016年7月より執行役員に就任しさくらインターネット全体の技術推進を統括。ネットワーク、データベース、情報セキュリティスペシャリスト。
自己紹介 さくらインターネットではシニアフロントエンドエンジニアをやっています。代表作は「NES.css」というファミコン風CSSフレームワークで、エイプリルフールには「さくらのINFRA WARS」というゲームの企画開発をしていました。 話さないこと 本記事ではソフトウェア設計ということで、以下の設計・アーキテクチャに関しては話す予定はありません。コンポーネント設計や CSS 設計に関しては過去に記事やスライドを公開していますので、気になる方はそちらを参考にしていただければと思います。 コンポーネント設計 加速するコンポーネント設計入門 / Component Design as an Accelerator コンポーネント指向時代のmargin戦略 / Rethinking the relationship between Components and Margins CSS設計 OO
ビットスターの小岩です。 ビットスターは札幌に本社がある会社で、僕はそこでインフラストラクチャ、サーバとかネットワークとかその辺のテックリードをやっています。あとは一般社団法人LOCALの運営委員をやっていて、札幌とか北海道を中心にITコミュニティ活動の支援などをやっています。 今回の発表はJANOG53に応募したものなんですが見事に落選したので、さくらの夕べで皆に聞いてもらうことで供養というかお焚き上げというか、そんな感じで発表します。よろしくお願いします。 最近のエンジニアリング 最近のエンジニアリング、特にネットワークとかサーバとか、そういうインフラ系のエンジニアリングの実情として、物理的な物を触らないことが多くなってると思います。ネットワーク機器はまだしも、サーバは特に物理の物を触らなくなっていて、下手するとそこにサーバもないっていうこともあります。サーバレスであったりとか、コンテ
はじめに 小椋と申します。半年前に入社したので、さくらの夕べで話すのは初めてになります。プラットフォーム部のネットワークユニットに所属してまして、バックボーンネットワークなどの管理をしています。これからやっていきたいというものも含めて、バックボーンの設計や構築、それから自動化やSSoTなどをやっていければいいなと思っています。 今日は何を話そうかと考えていたんですが、まずトラフィックの傾向が最近どんな感じだったのかっていうのを調べてみたので共有させていただきたいなと思います。それに伴ってDDoSがどんな感じで来てるのっていうのが個人的に気になったので、そこも調べてみたのでこの場で話してみたいと思います。 さくらのバックボーンネットワークについて 本題に入る前段として、いったんバックボーンの話を簡単にさせていただこうかなと思います。 ご覧になったことがある方もいるかと思うんですけど、基本的に
Fiigma は、ウェブサイトやアプリのデザインを作成するためのツールであり、デジタル庁のデザインシステムもFigmaで構築されています。今回は、大まかなデザインフローをさくらのVPSのコントロールパネルを例に説明します。 デザイン作業を開始する場合、最初にブランチ機能を使用してメインファイルからブランチを切ります。次に、要件に基づいてデザインを作成します。デザインが完成したら、Figmaのレビュー機能とSlackを活用して、チームメンバーにレビューを依頼します。 Figmaだけでなく、Slackでもレビュー依頼をする理由は、Figmaのレビュー機能だけではメンバーが気づかない場合があるためです。基本的には全員のapproveをもらったらマージします。ただし、長期休暇中のメンバーがいる場合等は、そのメンバーを除いてapproveを得たらマージし、デザイン部分で滞りがないようにしています。
はじめに JANOG53ネットワークチームの鬼塚です。本日は「JANOG53 NOC BAKUCHIKU 〜10分でわかるJ53 NOC〜」というタイトルで発表します。今回さくらの夕べで話すにあたり、本番3時間前ぐらいからNOCの各チームに作っていただいた、心のこもったスライドをもとにお話しします。 NOCチーム設立の経緯 JANOG53のNOCが始まったきっかけをお話しします。 自分は長崎県立大学の岡田研究室に所属してるんですけども、本番の約1か月前ぐらいに、JANOGの運営委員でもある岡田先生から「急な話ですが、JANOG53のNOCを私と佐々木健さんでやることになりました。1か月でJANOGの会場ネットワークを作ります」という連絡がありました。「参加できる方はリアクションください。月曜日にはキックオフやります。1週間後には会場下見をやります。2,3週間後にはホットステージ(※)です」
2023年10月27日(木)-28日(金)に開催されたPyCon APAC 2023にて「自作パケット処理系の性能測定と可視化&改善のPDCAを回して最強のパケット処理系の作り方を学ぼう」と題して発表しました。 今日では自作パケット処理系に関しての情報が世の中に多くなり開発の敷居が低くなってきていますが、開発したモノを更により良くするためのカイゼンに関する情報はまだまだ少ないと感じています。そこで自作したPGW-Uと呼ばれるパケット処理系の開発とカイゼンを通じて得た知見を元に登壇発表することにしました。 この発表を通じて自作パケット処理系を行う人・行った人が開発の第二段階であるチューニング等のカイゼン方法を得ることが出来たら嬉しいです。 事前知識としてモバイルのコンテキストの説明をします。 基本的なLTEアーキテクチャは下図のとおりです。パケットはUEから基地局やMMEを通りSIMに含まれ
はじめに 2023年10月5日(木)にTrino / Presto Conference Tokyo 2023 (Online)が開催されました。本記事はイベントにて発表した内容をご紹介します。 社内の監視サーバについて さくらインターネットでは現在社内の各チームでPrometheus, Elastic Stack, Lokiなどの監視基盤を個別に運用しています。この状態では運用負荷が大きいためSRE室でログ基盤を提供することにより、運用の手間を減らすことや運用レベルを底上げしてコスト削減ができるのではないかと検討しています。既存のOSSでの運用も行ってみたものの、マルチテナント提供・ライセンス体系の問題など課題があったことからTrinoとIcebergでの開発を始めました。 Icebergとは Icebergはビッグデータ・データレイクを構築するためのストレージフォーマットです。データの
こんにちは、テリーです。11月にアップデートされたChatGPTの新機能はもう試しましたか? ChatGPT Builder、GPTsなど、カスタムのChatGPTを作成して共有できるようになりました。毎月のように新機能が追加、公開されているOpenAIの快進撃はしばらく続きそうです。 さて、ChatGPTのたくさんの新機能の紹介は公式サイトと各種YouTubeを見ていただくとして、個人的に一番興味があるのがアクションという機能です。これは自然言語でChatGPTとチャットしつつ、外部のWebAPIを正しいフォーマットで呼び出してくれる機能です。日本語で文字を打ってWebAPIを呼べるのってすごくないですか? そこで本記事では、ChatGPTから外部WebAPIを呼ぶために必要なステップをご紹介します。 ChatGPT関連は進化が激しく、まだバグも多いので、本記事執筆時点から数ヶ月経つとサ
編集部より さくらインターネットでは、データセンターの物理セキュリティーを強化し、データセンターの無人化を進める取り組みを進めています。その端緒として、ラックの鍵を電子的に開閉できるコントローラを東京エレクトロン デバイス長崎株式会社(TED長崎)と共同開発し、当社の一部データセンターにて運用を開始しました。開発した製品はTED長崎から「RMS-EL128」として発売されています。 この記事は、2023年7月5日(水)に開催した「さくらの夕べ in 長崎」において、TED長崎の西村拓郎さんに「ラック電子錠コントローラ『RMS-EL128』開発物語」と題してご発表いただいた内容を記事化したものです。 参考資料 東京エレクトロン デバイス長崎とさくらインターネットが共同開発した サーバーラック・セキュリティーシステム電子錠コントローラ「RMS-EL128」が発売 〜大規模工事なく既存データセン
はじめに 本連載は、システム開発に必要な知識を得るために、一通りの流れを学ぶことを目指しています。 前回から、実際の業務を想定したメモアプリを例に、開発の流れを解説しています。今回からはサーバーの構築について解説します。 […]
はじめに 法務省が公開した地図XMLファイルを、アダプト・ア・パークのようにアダプト(里親)する「法務省地図XMLアダプトプロジェクト」です。 今回は、IPFS(InterPlanetary File System; 惑星間ファイルシステム)を用いた、地図データの効率的な共有とアクセスを実現する仕組みをご紹介します。 IPFSとは IPFSは、CID(Content ID; コンテンツID)を使用してデータセットやサイトを識別し、URLではなくCIDがコンテンツを特定する分散型ファイルシステムのプロトコルです。このハイパーメディアプロトコルは、HTTPプロトコルの代替として、ピアツーピアネットワーキングとコンテンツベースのアドレッシングの原則に基づいて構築され、分散型、かつ信頼性のあるデータストレージとデータ配信ネットワークを提供します。 IPFSでは、ユーザーはCIDを用いてコンテンツを
はじめに この記事では、サーバーのエラーログを自動的にSlackに送信する方法を紹介します。方法はいくつかありますが、以下の手順を参考にしてください。 SlackのWebhook URLを取得する まずは、エラーログを送信するSlackチャンネルに対応するWebhook URLを取得します。SlackのWebhook URLは、チャンネルに対して特定のアプリケーションやサービスがメッセージを投稿するためのURLです。 Webhook URLは、Slackの管理画面から作成することができます。以下の手順を実行してください。 Slackにログインします。 画面左側のメニューから「App」を選択し、アプリの管理画面に行きます。 画面上部の検索窓に「Incoming」と入力すると、「利用可能なアプリ」の候補に「Incoming Webhook」が現れます。 「Incoming Webhook」の「
さくらインターネットの西田です。私からは「7年間IoT事業に関わってきて思った、月額サービスで大事なこと」と題してお話しさせていただきたいと思います。ちなみに7月1日に所属部署名が変わりまして、それまでは「IoTプラットフォーム事業部」という名前だったのが「DX事業部」になりました。 自己紹介 西田有騎と申します。今はDX事業部のマネージャーという肩書ですが、具体的にはさくらのIoTサービスのプロダクトマーケティングマネージャーをしています。このあとお話しする「さくらのセキュアモバイルコネクト」というサービスや「さくらのモノプラットフォーム」というサービスについて、誰に向けたサービスを作るべきか、サービスにどんな機能を入れるべきか、できた機能を誰にどうやって伝えていくかという、いわゆるマーケティング全般を考える人として覚えていただければいいかなと思います。 今日伝えたいこと 今回の発表では
さくらインターネットの知名度向上のため、これまでのサービス形態と異なった形でユーザに提供してみようとなったわけです。そこでこれまでの会員IDでの利用形態に加え、会員登録なしで(事前準備なしで)利用可能なサービスとしてクラウドシェルをリリースしようと考えました。 また次のようなさくらインターネット側のニーズもありました。 さくらインターネットは社内でコンテナ技術を用いたサービスを何度か検討していましたが、なかなか正式運用まで至りませんでした。コンテナ技術やこれを利用するK8sといったオーケストレーションシステムの運用知見及び実績を積み、より良いサービス提供を目指したいと考えました。 さくらのクラウドシェル そして、これらのゴールをクラウドシェルで実現しようということになりました。 さくらのクラウドシェル(以降クラウドシェル)は、その名のとおりブラウザで利用可能なシェル環境です。手元の環境に不
Composerのインストール Laravelのインストールや管理にはComposerが必要なのでインストールを行います。 まず、SSHでさくらのレンタルサーバへログインします。 SSH を利用したい | さくらのサポート情報 ログインしたら「cd ~」でホームディレクトリに移動します。例えばユーザ名がabcなら/home/abcに移動します(pwdコマンドで確認できます)。そして「cd bin」でbinフォルダに移動します。 次にComposerをダウンロードします。以下のページからダウンロードに使用するコマンドを取得できます。 Download Composer Latest: v2.5.5 記事執筆時点では以下のようなスクリプトでした。 php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
前編のあらまし さくらインターネットの芦野です。 前編の記事では、さくらのクラウド高火力プランの概要や事例、それから大規模言語モデル(LLM)の概要や主な実装をご紹介しました。それに続く本記事では、さくらのクラウドでLLMを動かす方法の解説や、LLMを使って実装したチャットボットのデモなどをご紹介します。 さくらのクラウドで大規模言語モデルを動かすための手順 それでは、さくらのクラウドで大規模言語モデルを動かすための手順の説明に入っていきたいと思います。今回は先ほどもご紹介しました、サイバーエージェント社が公開しているOpenCALMを動かしてみます。OpenCALMは、私が知る限りでは数少ない日本語大規模言語モデルの一つで、公開されている中では唯一なのかなと思ってたりしております。Hugging Faceという、機械学習のモデルを公開・共有できるプラットフォームにて公開されております。
さくらインターネットの芦野と申します。 この記事では、いまChatGPTなどで話題となっている大規模言語モデルについて話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 自己紹介 軽く自己紹介をさせていただこうかと思います。さくらインターネット クラウド事業本部 クラウドサービス部で、さくらのクラウドのバックエンド開発やインフラ開発をやっています。また、弊社で衛星データプラットフォーム・Tellusというものもやっておりまして、そちらのバックエンドも作っています。Twitterもやっていますので、フォローしていただけるとうれしいです。 それから、経歴の紹介なんですけれども、10年くらい前に、地元である宮城県仙台市の専門学校で学んでおりました。この専門学校でOSC 2012 Sendaiというイベントが開催されて、偶然ではありますが自分はここで初めてOSCに参加して、OSSという素敵な世
はじめに こんにちは! パートナー企業の技術とさくらの技術を組み合わせたサービスを提供する取り組み「マーケットプレイス」でAcronis Cyber Protect Cloudを担当している河田と申します。 初期ランサムウェアの攻撃対象は主に一般ユーザーでしたが、2015年以降、効率よく身代金を得ることを期待できる大企業を対象とするように変化しており、攻撃手法も2019年後半からデータの暗号化と共に窃取した情報の公開を脅迫する二重恐喝と呼ばれる方法が普及し、ますます企業にとって被害と脅威を拡大しています。 今回は、長年セキュリティエンジニアとして、サイバー攻撃によるセキュリティ事故への対応を行う「インシデントレスポンス」や、コンピュータを調査し、セキュリティインシデントの原因や影響範囲を調査する「フォレンジック調査」を経験されてきた、さくらインターネット 情報システム統括室SIRT(Sec
はじめに 皆さんはハニーポットというのはご存知でしょうか。ハニーポットとは、悪意のある攻撃を受けるように設計された「罠」や「おとり」になるサーバーやネットワークのことです。最新のサイバー攻撃やマルウェアの動向を探ったり分析したりするために用いられるものです。 T-Potとは T-Potは主にDockerを用いて構成されているマルチハニーポットプラットフォームで、様々なツールや罠が用意されています。複雑な設定を必要としないにも関わらず様々な機能を利用できるのが特徴です。ただしその分、要求スペックが高いのもまた特徴です。 T-Potはあくまでマルチハニーポットプラットフォームであり、複数のハニーポットを集めたものになります。以下の画像を見るとどのようなハニーポットがどこのポートでListenされているかわかります。 今回はこのT-Potをさくらのクラウド上に設置してサイバー攻撃を観測してみたい
無料で利用できる「さくらのクラウドシェル」が2023年5月25日(木)にリリースされました。この機会に「シェルに触ってみようかな」と考えている方向けに、さくらのクラウドシェルの使い方を簡単に紹介します。 さくらのクラウドシェルとは さくらのクラウドシェルはブラウザから無料で利用できるオンラインの環境です。いくつかのツールが既に利用可能な状態であり、ブラウザからインターネットにアクセスできれば場所を問わず利用できます。仕様に関しては、ニュースリリースに記載があります。 それではさっそく使ってみましょう。 さくらのクラウドシェルを始める 利用するにあたって さくらのクラウドシェルは会員認証なしで利用できますが、外部のネットワークへ接続できないなどの制限が課されます。さくらインターネット会員登録をし、会員認証をして利用すれば、制限が緩和されます。 さくらのクラウドシェルではデータの永続保存ができ
こんにちは、テリーです。2023年1月に急速に認知度が高まったAI、ChatGPTは世界で瞬く間に広がっています。急激に変わっていく社会には期待と不安の両方を感じる人もいるでしょう。携帯電話が出た時も、スマートフォンが出た時もライフスタイルが変わるのはあっという間でした。このテクノロジーの流れは止められないので、人間がAI社会に適応する必要があります。 さて、今回はChatGPTをデータ生成機と位置づけ、出力されたデータの一部を字幕としてライブ配信中の画面に表示するサンプルを紹介します。VTuberがライブ配信で使うケースを想定して、三択クイズの作成を依頼し、クイズの質問、正解、誤答2つ、やや長めの解説、をChatGPTに無限に考えてもらいます。OBSで文字列を字幕表示する方法は前回の記事を参照してください。 動作確認環境 Windows 11 Python 3.10.11 OBS 29.
こんにちは、テリーです。ChatGPTに並んで進化の激しい「画像生成AI」を使ってみたことはありますか?ほしい画像を文章で指定すると、それに沿った画像を出力するAIです。かなりの計算量を必要とするため、画像1枚を出力するのに10~60秒かかりますが、世界中の技術者たちがより速く出力する方法を模索して、今まさに日進月歩の進化の最中です。 画像生成AIにもたくさんの種類があり、「Midjourney(ミッドジャーニー)」「DALL・E2(ダリツー)」「Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)」「Adobe Firefly(ファイアフライ)」の4つが特に有名です。この中で「Stable Diffusion」はオープンソースかつ商用利用可能なため、できたばかりのホットな関連技術を取り入れた使い方や、学習済みモデルの差し替え、自作モデルの生成など、自分好みの調整とカスタマイズの
はじめに 法務省が公開した地図XMLファイルを、アダプト・ア・パークのようにアダプト(里親)する「法務省地図XMLアダプトプロジェクト」です。 今回は、我々の活動の概要を紹介します。 「法務省地図XMLアダプトプロジェクト」とは プロジェクト立ち上げの経緯 2023年1月23日、法務省登記簿備付地図XMLデータが公開されました。これを知った私たちは、このデータを使ってオープンなウェブ地図アプリケーションを作成することができると考え、非常に興奮しました。しかし、個人で完了するには時間がかかりすぎるし、個人ではアプリケーションの幅が拡がりにくいものです。また、作業が重複するのはもったいないと思いました。そこで、インターネット上の友人と協力して、一緒に取り組むことを考えました。 まず、このプロジェクトについてのアイデアを共有しました。すでに手を動かし始めている多くの人とつながることができ、Git
はじめに さくらインターネットでは、ITコミュニティや学生の活動にサーバなどを提供する支援活動を行っています。今回はその中から、京都を拠点に活動するIT系の学生コミュニティ「CAMPHOR-」(カンファー)の活動を紹介します。CAMPHOR-の代表を務めている額見怜央さん(京都大学修士2年)と、副代表の上田蒼一朗さん(京都大学4年)に話をうかがいました。 CAMPHOR-の成り立ち ―― まず、コミュニティの成り立ちからお聞きしたいと思います。事前に調べたところではFacebookのページがあって、2011年ぐらいから投稿があるように見受けられます。たぶん皆さんが大学に入る前からあるんだと思うのですが、いつ頃からからあるんですか? 額見:僕は一応13期ということになってるんですけど、創始者の代の数え方はちょっと謎な部分があって、はっきりしたことはわかっていません。でも2011年にはすでに何
概要 こんにちは。 さくらインターネット株式会社 クラウド事業本部 SRE室の菅原大和(@drumato)です。 本記事では、先日「さくらのクラウド Labプロダクト」としてリリースされた、「エンハンスドデータベース」のMariaDB版について、その背景や目的、設計や仕組みについてかんたんに紹介します。また後半では、SREsの私が現段階の運用をどう改善し、どう今後の方針を組み立てているのかについて共有します。 リリース内容についてはこちらのニュースページをご覧ください。 https://cloud-news.sakura.ad.jp/2023/05/18/enhanceddb-mariadb-lab-release/ 本記事全体を通して、MariaDB版エンハンスドデータベースの利用方法等については解説しません。よろしければ以下の公式マニュアルをご覧ください。 https://manual
たたみ/223nさん(以下223n): 姫路IT系勉強会では事務・会計などを担当しています。数年前に愛知県に移り住み、勉強会にはDiscordでのリモートで参加しています。普段はNPO法人の社内SEをしていて、組織内のIT関連を全般的に見ている感じです。さくらさんはよく利用しています。 ――(植木):ありがとうございます。私は2015年にさくらにジョインしました。その前は金融系システムのB2Bヘルプデスク、PC保守などのCE(カスタマーエンジニア)、ルータのリプレイスやActive Directory構築などのインフラ周り、あと製造業の社内SEなどをやっていました。現在は主にセールスの活動を行っています。 ――(前佛):私はデータセンター関連の仕事をメインにやってきまして、2016年にさくらにジョインしました。エバンジェリストとしての活動を主に、最近は社内の非エンジニア層に向けたDX化など
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