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本当に穀つぶし?氷河期世代に光 ロストジェネレーション。ヘミングウェイの長編小説「日はまた昇る」のエピグラフに掲げられた言葉だ。定訳は「失われた世代」だが、本書の取材班が「今、25歳から35歳にあたる約2000万人」に名づけたロストジェネレーションの意味は「さまよう世代」である。言葉の由来を辿(たど)れば翻訳家の高見浩氏が、「日はまた昇る」の解説(新潮文庫)で示しているように「自堕落な世代」とか「だめな世代」が正解かもしれない。しかし、本書の取材班は、若い芸術家にパリの自宅をサロンとして開放していた女性作家スタインから「だめな世代」のレッテルを張られたヘミングウェイよりも、そう言われて「くそくらえ」と反発しノーベル文学賞を受賞するまでに変身した「さまよう世代」のヘミングウェイに光を当てる。 一握りのIT長者を除けば、本書に登場するロストジェネレーションの生活は総じて貧しい。それは、彼ら/彼
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『旧約聖書』(中沢洽樹訳)中公クラシックス、2004年(もともと『聖書』中公バックス・世界の名著13、1978年所収) 犬養道子『旧約聖書物語』(増補版)新潮社、1977年(もともと1969年) 旅先でアッシジを訪れた誰もが立ち寄る大聖堂で、駆け出しの大学院生だったわたしはジォットに見入っていた。声をかけてくれた日本人の神父さんは、たいへんにやさしい人だった。ローマに向かう道中をご一緒したこともあり、貧乏学生をテルミナ駅そばのピッツァリアに連れて行ってくれた。 けれどもいまにいたるまで最も鮮明に覚えているのは、フレンドリーな会話の間ただいっとき緊張した場面である。その神父さんは、「ところで君はキリスト者なの」と尋ねられた。わたしは、当時ベルギーの大学街にあって確かに道ばたで佇むマリア像に感じ入り、神学部の図書館で見たこともない巨大な蔵書を眺めては一人おののいていたものの、信者ではなかった。
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論文作成ガイドブック はじめに 大学でもっとも重要なのは論文・レポート(以下、論文)を作成するということである。 論文をきちんと書く能力を身につけずに社会に出ることは、大学卒の肩書きはあってもそ の能力に欠けているということを示すものに他ならない。というのも、論文を執筆すると 言う作業は、自らの思考を論理的に構築し、それを他者(読者)に伝達する「プレゼンテー ション能力」 「コミュニケーション能力」そのものであり、多少、口先がうまいという程度 ではなく、きちんとしたリサーチと分析・理解を踏まえた、論理的な思考の構築の過程を 表現することが求められるからである。 とはいえ、論文の書き方をきちんと学ぶ機会は必ずしも充分に与えられているわけでは なく、初めて自らリサーチし、論文を作成するという人も多いであろう。これまでのゼミ での指導を通じて得られた教訓や体験を踏まえ、学生が陥りやすいわな ..
中島岳志 大括りに左派というものを定義すると、人間の理性や努力によって平等社会を実現することは可能だと考え、それを実現していこうとする立場だと言えると思います。ただ、その平等社会を構築するための方法論として、国家をどうとらえるのかという点で差異があります。国家の再分配によって貧富の差を克服していこうとする立場としてはまず国家社会主義があったわけですが、それが崩れた後は、社会民主主義がその代表的立場となります。 これとは別に、国家以外の自立的な個人のほうから思考していく立場としてはアナーキズムがあり、柄谷さんがおっしゃっているようなアソシエーショニズム、あるいはリバタリアン社会主義・市民社会主義のような立場があります。この立場は、国家の権力を批判的に見る視点が強くなります。 そして日本において社会民主主義を代表しているのが山口二郎という人であり、アソシエーショニズムを代表しているのが柄谷行人
はじめに もし丸山が政権交代を見ていたら? ご紹介いただきました山口です。今日は大変由緒あるというか、晴れがましい場にお招きをいただきまして、話をする機会を得ましたことをお礼を申し上げます。 本題に入る前に、私と丸山先生に接点があったということを少しお話します。私は1958年生まれで、東京大学に入ったのは1977年です。したがって丸山先生はもうお辞めになっていまして直接講義を聴く機会はありませんでしたが、私どもの世代でも大学へ入ったら丸山眞男の『現代政治の思想と行動』という本は読むものだ、というような常識がありまして、私も大学一年生の時に読みました。高校の頃に『日本の思想』という岩波新書を読みましてさっぱり分からなかったんですけれど、ともかく『現代政治の思想と行動』を二度ぐらい読んでノートをとって、ということをやりまして、政治学というのは大変面白い学問であるということを感じました。私が政治
連絡先:〒060-0809 北海道札幌市北区北九条西七丁目 北海道大学公共政策大学院 研究室:法学部研究棟609号室 電話/FAX:011-706-3111 email: kazutos(at)juris.hokudai.ac.jp
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2008年度前期 <法哲学> 講義シラバス 教授 長谷川晃 1.講義の概要 ◆授業の性格 この法哲学講義は、学部学生のために、法実践の根底を成す哲学的諸問題についての概観を 与えようとするものである。ここでは特に、現代法哲学の理論的展開を講義によって整理しながら、 法的諸問題が抱える哲学的本性を体系的に明らかにして、法の深層構造の理解に努める。 ◆授業の内容 イントロダクションにおいて現代法哲学の問題や方法のあり方を瞥見し、講義における問題関心 やアプローチの視角を明確にした後、現代正義論の整理と検討に移る。 今回の講義では、法実践の基軸となる正義の問題を中心的に考察する。まず正義に関する法哲 学的問題の位置づけを図ったうえで、基本的には正義観念の歴史的展開を追いながら、特に現代 における規範的理論を整理・検討する。歴史的端緒として自然法的な正義論を押さえたうえで、現 代の代
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YOSHIDA Toru,2006-2012,All Right Reserved. ●Publications / Contributions ●Research Interests ●Curiculum Vitae English CV ●Biography ●Seminars ●Links ●Contact ●Twitter / Blog YOSHIDA Toru.com Political Science Comparative Politics European Politics
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