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コーヒー沼
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モリモリスリムが届いたので口コミレビューします! モリモリスリムが届きました。 普段から便秘気味で市販のウィズワンやフォースコリンで対応していました。 しかし最近体が慣れて来たのか思うように出せなくなったのでこちらを試してみることにしました。 注文してから約3日で届きます。 メール便だからポストに入れてくれるので配達時間を気にしなくてもいいのが便利ですよね。 お試し5パック入りを購入! 送料込で380円は安いですよね。 だけど便秘に効果がないと意味なし! ということで早速飲んでみたいと思います~♪ 口コミでもあったように下痢や腹痛が出るといったことがあるようなのでちゃんと説明書を読みます。 私は4日くらい出ないのは当たり前なのでとりあえずはモリモリスリムが推奨している3分から始めたいと思います。 250ccのお湯に浸しました。 なんだかあんまり色が出ていないような…。 何か成分が下に沈んで
上の図は私が「快楽に溺れるタスク」の記録をたすくまで分析したものです。 「快楽に溺れる」が具体的に何を意味するのかは、ご想像にお任せします。 たすくまはポケットに持ち歩けるタスクシュートであり、私としてはこの上なく便利に使えているわけですが、タスクシュートとしては便利、そしてライフログアプリとして楽しいものでもあります。 その中でも思いっきり「ふれた」部分をお目にかけているわけですが、この内容を分析する中で、私の「快楽指向」を検討し、今後これはどうあるべきかを考えてみます。 ムダってほどはやってない まずこれを見てすぐ気づくのは、ムダというほどの時間はかけていないということです。ほぼ1年間で、133時間というのは、それほど大した時間ではありません。 それに、348日で230回ということは、毎日はやっていないことがわかります。個人的には2日に1回以下で良いと思っているので、多すぎるといえ
受話器を取って相手の声音を耳にしたとたん、明らかに相手は怒っているようだ、ということは大半の人が即座に察知します。 この「察知」を可能にしているのは『ファスト&スロー』の「システム1」です。システム1はとかくこのように、意識がのぼる前に何かを「察知」したり「直感」する能力に長けています。 逆に「熟慮」を要することや、「しっかりと分析」しなければならないことは、まずできません。やれたとしても、間違います。 タイトルで問題にしているのはいわゆる人間関係ですが、私はいかにもこれが苦手です。そして、どうして苦手なのかが最近わかってきました。 人は「みんなと仲良くなる」能力をほぼ生得的に備えている 私にはもしかしてそれすら欠けているのかもしれませんが、どうやら人間は生来「誰とでも仲良くなる」なら、そう難しくはないらしいです。 『人の心は読めるか?』(早川書房)はこのテーマを中心に沿えた珍しい心理学
ふたつめは、一般的な人間の性質を分析した上で、成功する性質というか、傾向を探り出し、その理論を語った本です。こちらは抽象レベルが高くなります。 大西洋漂流76日間という成功本 | 佐々木正悟のライフハック心理学 何を血迷ってこのテーマで3日も引っ張っているのかという声が内心からこみ上げてくるようになりましたので今日で終わりにしたいと思います。 「一般的な人間の性質を分析した上で、成功する性質というか、傾向を探り出し、その理論を語った本」というもう一つな文章を書いているときに頭にあったのは、次の2冊です。ここで以上、終わりとしたいところです。 ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) ダニエル・カーネマン 村井章子 早川書房 2014-06-20 売り上げランキング : 486 Amazonで詳しく見る by G-Tools マシュマ
R-style » 成功者の本というエントリを読んでみたらいかにも倉下先生らしく問題が並んでいたので、夏休みの最後ということもあって、がんばって取り組むことにしてみました。 問1:成功者の本を読んでも成功してない人が大量にいることを前提とし、なぜ成功者の本を読んでも成功しないのかを自由に検討しなさい。 成功者の定義を議論してしまいそうですが、それだと長くなりそうなわりに面白くならなさそうなので、ここでは簡単に定義してしまいます。 成功者というのは、一貫性があります。 その逆に、成功しないものというのは、寒苦鳥です。 インドのヒマラヤにすむという想像上の鳥。夜に雌は寒苦を嘆いて鳴き、雄は夜が明けたら巣を作ろうと鳴くが、太陽が出ると寒さを忘れて怠ける。仏教では、怠けて悟りの道を求めない人間にたとえる。かんくどり。 寒苦鳥(カンクチョウ)とは – コトバンク あたりまえのことですが「成功者の本
事例をいろいろ考えたのですが、やはりおなじみの「歯医者」にしましょう。 あなたは歯医者の治療を怖がっているとします。怖くないという人は何か別のストレスフルな状況を想定してください。 歯医者の治療が怖いのに、うけなくてはならないのですが、治療中、逐一何をするかを教えて欲しいですか? それとも、バラエティ番組でも見ながら気をそらせていたいですか? ちなみに私が通う歯医者さんでは、治療中、「アンパンマン」が見られるようにしてくれています。残念ながら私の役にはほとんどたちませんが。 高いレベルのストレスにさらされているとき、どうやってそれに適応するかの戦略は、人によってずいぶん違うようです。 つまり、やたらとそのストレス源について「知りたい」という人もいれば、「アンパンマン」で気をそらせたいという人に分かれるわけです。ちなみに私は、いろいろ教えてもらうほうが、ありがたいです。 もっと知りたい人は
Hershfield_Goldstein_et_al_Increasing_Saving_Behavior_Age_Progressed_Renderings_Future_Self.pdf これはある心理実験の被験者の「若いころ」と「老後」のアバターです。 被験者は、自分の若いころのアイコンか、老後のアバターの、どちらかだけを見ます。 すると、老後のアバターに注意を向けさせられた被験者は、若いころのアイコンを見ただけの人よりも、30%も多く貯金する意欲が高まった、という実験です。 もちろん、老後に備えて。 これは簡潔で良い実験です。 私は「別人問題」という造語を検討しているのですが、自分と老後の自分が「別人のように感じられる」人ほど、老後への備えは少なくなる傾向があるそうです。 タスクシュートを使っているとよく感じるのが、タスクシュートを開く前は、朝の自分と夜の自分が、遠く離れた別人の
かつて大学の同級生でもある友達が「神社などにお祈りしてばかりいる同僚」という話をしてくれました。 非常に興味深い話で、当時私はおおむねそれを「迷信行動の一種」と解釈しました。 断っておきますと「寺社に祈る」という行動が迷信的なのではありません。心理学で言う「迷信行動」とは行動科学の用語で、因果律によっていると言うよりは、ランダム強化によって強化されたものと理解したほうが理解しやすい、観察行動です。 時間の使い方についても人は迷信的になりやすい。ある種の儀式的な行動が、すばやく作業を終わらせるのに欠かせないと信じ込むのには、ただ1度インパクトのあるリワードが得られれば十分なのだろう。1度でもギリギリまで手をつけなかった課題を徹夜で終わらせたという実績を持つと、仕事を期限内に終わらせるにはギリギリまで待つ必要があると信じさえする。 時間に関する迷信 | 佐々木正悟のライフハック心理学 しかし私
久しぶりに、たすくまのライフハックなど。 たすくまでは、何らかのタスクの実行中、メインのタスクリスト画面上部の日時、終了予定時刻付近をタップすると、メモ入力画面が現れ、実行中タスクのメモとしてメモが保存されます。 ▼ たすくまにゅある 私はメモと言えばもっぱらこれを使っていましたが、最近は、メモしたくなったら何をしていようといきなり実行中タスク追加で空のタスクを新規で追加し、そのタスク詳細画面においてメモを入力してから、リピートリストに用意してある「リピートメモ」というタスクにメモを追加する形をとります。 こうすることで、メモと言えば「リピートメモ」というタスクに追加されていくことになります。こうしてメモを追加したら、極力、Evernoteに即座に飛ばします。すると、メモデータベースがEvernoteとたすくまの双方に残ることになります。 蛇足ながら、こうすることによってリピートタスク
「今日一日のイメージ」を書き出したら、その下位階層に今日やるべきこと、今日やりたいことを、(元々書き出してあったであろう)タスクリストからコピーしてぶら下げてみる。 そして「今日のイメージ」と見比べながらすりあわせていく。自分の意思による「今日のイメージ」に近くなるように、タスクリストを調整する。 もともとリストにあったタスクは、自分の意思や願望とは関係なく降りかかってきたものが多いはずだ。つまり自分の意思とは関係ないものが多いはずだ。タスクリストに「今日のイメージ」につながるタスクがなければ、追加する。 イメージに現実を、タスクリストに意思を:Word Piece >>by Tak.:So-netブログ ちょっとびっくりしました。 これは、タスクシュートなのです。 これでタスクシュートの全部ではありませんが、間違いなく大事な要素の1つです。 朝、目が覚めると、頭というのは驚くほど、よ
スキナーはライフハッカーだとしても、何も驚くことでもなんでもありませんが、いわゆるクリエイティブな仕事をしている人が、どのくらい「仕事の仕方を工夫」していたのかは気になるところです。 モートン・フェルドマン – Wikipediaは、そこまで有名な作曲家というわけではありませんが、まぎれもなく音楽で食べていた音楽家です。 そして本人の言葉にウソがなければ、この人は明らかにライフハッカーです。 彼が言ったなかでもふるっているのが「良い椅子が見つかっていたら、私はモーツァルトに匹敵する音楽家になれていた」というものです。 たしかに椅子は大事。彼がモーツァルト並みになれたかどうかは、ひとえに椅子の出来にかかっていたのですね。 とにかく仕事の環境にはこだわっていたようで、筆記用具についてのエッセイなども書いていたりします。 そういうフェルドマンの、好んで用いていた仕事術に「書き写す」というのが
ライフハックという言葉が登場するずっと前から、ものすごくライフハック的な発想で心理学を一変させた人が、B・F・スキナーです。世間一般における知名度は、フロイトに及ばないかもしれませんが、心理学会ではあるいは、今までのところもっとも有名な学者かもしれません。 彼の名前を万一知らない人でも、スキナーのスキナーボックスは知っていると思います。いわゆる「ネズミのレバー倒し」です。レバーを倒せばエサがでるような箱に入れておくと、ネズミは繰り返しレバーを倒すようになります。 こんな実験装置を編み出したスキナーなのですから、自分自身を「スキナーボックス」で「強化する」ようにしつけたのではないかと思えてきますが、実にその通りでした。 たとえばスキナーは、朝6時頃に起き、コーヒーを飲む習慣がありましたが、そのコーヒーはタイマーつきコーヒーメーカーによって自動的にいれられるようになっていました。 スキナーの
偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか マリオ リヴィオ 千葉 敏生 早川書房 2015-01-25 売り上げランキング : 11797 Amazonで詳しく見る by G-Tools 電子書籍が急速に普及しそうな気がしたのは昨日の記事ですが、理屈の上では昨日書いたとおりで、具体的には例えば今日紹介する本です。 こういう本に、今、家に居ながらにして出会うことができ、出会ったとたんに読み始められ、その日寝るのが遅くなるという現象が私のなかで起こっているのです。 おんなじようなことがもしかしたらこれまでも、書店に行くことで起こっていたかもしれませんが、その場合、書店に行かないと起こらなかったので、発生確率はずっと低かったと言えます。 Amazonで出会えばよいという意味では、紙の本でも同じことは起こったわけですが、その場合、その日のうちに読み出したり寝不足になるのは少しあとのことで、し
そもそも、その前提を確かめる実験が行われたことなんてあるのか、という疑問です。 これまで紙の本で、片方で無料で本を配りながら、もう片方で有料で本を売っていたことはあるでしょうか。 R-style » 無料公開、人がお金を払う、かといっても この記事はいちいち考えさせられました。上の指摘ももっともです。 ただ、記事を読んで無料公開について考えているうちに、違うことに思考が脱線してしまいました。 Apple MUSICのことです。 あれのKindle版が出てきたら、もう紙の本は吹き飛びそうな気がしてきました。 たとえば月額2000円で30万点が読み放題、となったら、どうなるでしょう。もちろん著者への還元率など、法的にクリアすべきハードルはあります。しかし、技術的には明日にも可能なことです。 この状況はしかも、昨日今日出現したものではなく、ここ数年来のことです。 もちろん30万点の書籍が選び放
@rashita2 10000c/day #今日ここまでの文字数 — 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 3 字数だけが文章を作るということの決定的要因ではないが、何かしらの数字を計測するということの意味は大きい。 私は仕事を時間量という数字に置き換えている。それがすべてではないが、どのくらいの時間、何をしたかというのは、行動と因果関係があるとは言えなくても、強い相関関係にあるとは言える。 生活状況が悪ければ、金銭の出入りという数字を追うのは意味がある。たとえお金があるほど幸福だと言えないにしても。 イギリスの文豪アンソニー・トロロープは、執筆時間を1日に3時間だけと決めていましたが「15分間で250語ずつ書く」という制約を自分に課していました。 天才たちの日課に学ぶ!クリエイティブに生きるための生活習慣5選 | nanapi [ナナピ] このトロロープの「日課」のことは
「あのね、チェックしたくなるじゃん? そしたら、何でもいいからそれとは関係ない自分のことやって、 先にそっちをやってしまうの、それからチェックするのね、 そうすると、だいぶ落ち着けるよ」 恋愛すると返信ばかり気にしちゃう彼女は「我にかえる」コツを見つけた – 人生かっぽ —佐藤大地ブログ これは非常にいい方法というか、非常にいい説明だ。 タスクシュートが実現している「脱線予防法」の1つはこれである。 タスクシュートにのリストはもともと「自分のこと」だけになっているはずである。 というよりもGTDだろうとToDoリストだろうとあるいはGoogleカレンダーの予定表だろうと、同じのはずである。 もともとは自分の事だけが、そこに並んでいるものだ。 そしてその事実自体にワナがある。 人は、何かしら予定なり計画なりを立てる際、「自分の事」しか勘定に入れない。 やるべきこと、やって意味のある
先日Evernoteの整理にようやくめどが立ちつつあるという記事を書いてから、しきりに思い出されることがあります。 まだ私がドコモサービスで派遣社員として働いていたころ、そう言えば、必死になって毎朝、ウェブクリップのページをSONYの不思議なガジェットに移しては、電車で読んでいたのでした。 あのガジェットの名前は忘れてしまいました。「あれじゃないの?」という人がいたらTwitterなどで教えて欲しいのですが、ジョグダイヤルで、テキストだけを読める、気の利いたモバイルツールです。 今から見れば笑ってしまうようなもので笑ってしまうようなことをやっていたんですが、当時はすごく真剣でした。自分は未来をにぎっているという気がしていたものです。iPhone6から見れば、おもちゃ以下かもしれませんが。 その、Kindleで読めるような白黒のテキストをジョグダイヤルでスクロールさせながら、当時はまだブログ
最近になってようやく、ここ3年越しの個人的野望であったところのEvernote整理にめどが突き出しました。 これは多分に倉下さんのおかげを被っており、一部はASANAさんとASANAを教えてくれた大橋さんのおかげもあります。 倉下さんには第2アカウントに「今使っている資料」を切り出すという発想を教わり、ASANAはカタログを切り出すのに重宝しています。 ▼倉下さんのブログ R-style ▼大橋さんのシゴタノ! 大橋 悦夫 | シゴタノ! ▼カタログをASANAに集約する 「やりたいことリスト」を無駄にすることなく、見たいときにパパッとみる方法:日経ウーマンオンライン【自分が変わる!生活が変わる習慣心理学】 私の原則的なEvernote概念は変わってません。 まずこれから使うもの(資料)と、今後は見るだけ(ライフログ)のものを分ける。 ただ、最近になって変わったのが、もうプロジェクト
事態が悪化すればするほど、管理は難しくなります。なぜなら複雑化が避けられなくなるからです。 私は時間管理に必要な要素ってなんだろうと考えてみて、そのことに気がつきました。 まったく時間管理の必要のない、ある意味で究極の理想型というのは、管理する必要がまったくないほどシンプルを極めた毎日です。 すなわち、毎日まったく同じことを同じ時間に繰り返し、しかも完璧に不満が発生しない満ち足りた生活の繰り返し、というものです。 もちろん、そんなわけにはいきません。理想というのは現実に指針を与えるものであって、実現するものではありません。 理想の時間管理が達成された状態が、不満のまったくない毎日の繰り返しだとすれば、それがくずれるほどに時間管理を「必要とする」わけです。 たとえば「繰り返しばかりでは退屈だ!いやになる!不満だ!」ということであれば、その不満のケアをしなければならないから、繰り返し以外の行動
漂流ネットカフェ : 6 (アクションコミックス) 押見 修造双葉社 2011-01-28 売り上げランキング : 13184 Amazonで詳しく見る by G-Tools 押見さんのマンガはいろんな意味で凄みがありますが、これはなかでもちょっとエロとグロがきつめです。ナンセンスとは言えないのですが。 ただテーマはそれにしては恐ろしく生真面目です。「本当の自分」の生きるべき「本当の人生」というものを生きていないという苦悩です。それがあんなにエロくてグロイものだとなると。 私はでも、こういう問題にここまで悩まずにすませるためにこそ「分人」という発想がいいと思うのです。この作品も「分人」を思い出させるのに一役買いました。 思春期の入り口ごろに出会った魅力的な女の子。そのこのことがずっと気に掛かっている主人公が踏み込んでいく迷い道。もう結婚して子どももできるというのに! 問題はこの最後の「!
え? いま5月? なんで? エントリと直接関係ないのですが、健康を害することの恐ろしさを再認識した41歳です。カテゴリにも「健康」を追加して、改めて整理します。「健康系」のエントリも今後は積極的にあげていきたいと思っています。 体調不良になると本を読み出すのは子どもからのクセです。他にやれることが減りますから。 「分人」関連書籍を探しているうちに行き当たる小説『ドーン』を読みました。ただこれは「分人」より他のテーマのほうがずっと印象に残ってしまう作品です。 ドーン (講談社文庫) 平野 啓一郎講談社 2012-05-15 売り上げランキング : 161574Amazonで詳しく見る by G-Tools この作品はテーマ盛り沢山で、いろんな読みどころがありますが、最大の特徴はかなりリアリティを感じさせられる「火星への有人飛行」でしょう。けっこう傑作とされているSFであっても何となくいかに
代弁される心地よさというのはまちがいなくある。 「わが意を得たりと膝を打つ」というのは、よく考えてみると恥ずかしいこと、少なくとも自慢にはならないと思うのですが、意外とえらい人や社会的に立場のある人が好んで使う気がする言い回しです。 本来、自分が言わなければいけないけれど、何かと面倒くさいし忙しい。 本来、自分がきちんと記録しておくべきなのだけど、今さら気恥ずかしくもあるし、仕事としても利益率が良くないかもしれない。 なによりも、うまくできるという自信があまりない。 そんなとき誰かがうまくやってくれると、何か非常にホッとする。肩の荷が下りた気がする。そういうことがあります。 最近、妹のおかげで押見修造さんという漫画家の作品にはまっています。入手可能なものは間もなく読破してしまいそうです。 なかで最近読んだ『ぼくは麻理のなか』の5巻の、次のシーンはまさに「わが意を得たりと膝を打つ」のと非
ものすごく待ち焦がれている新刊のマンガというのは、あふれんばかりにマンガが並んでいる書店でも、スパッと見つかります。 「目検索」で一冊一冊探していたのでは、とても見つけられそうにない状況でも、「半自動的に」目に飛び込んでくるように思えるでしょう。ほとんどの人が、少なくとも1度くらいはそうした経験をしたことがあるはずです。 人間は、飢えていると「食事に関する情報」をものすごくすばやく検索できます。自分が見ているものをふつうに意識するのには、0.3秒くらいかかるといわれています。 「ものすごく速い」知覚検索というのは、その少なくとも1/3くらいで終わらせられます。これを「知覚準備」といったりするのですが、0.09秒くらいで知覚が処理されているため「目に飛び込んでくる」ように感じられるわけです。 飢えていると食べ物に関する情報がすばやく目に入ってくるというのは、ダイエットの妨げになるという意味で
『仕事は楽しいかね』という自己啓発書に面白いことが書いてあったのを覚えています。正確ではないけれど次のような内容でした。 「成功したければ、大好きなことをしろ、というのはいいアドバイスには違いないけど、問題もある。人は、どんなことが大好きか、わかっていない。テニスが大好きかもしれないけれど、だからといってプロのテニスプレイヤーになって生きていくなんて、できっこないことはわかっている」 仕事は楽しいかね? デイル ドーテン Dale Dautenきこ書房 2001-12 売り上げランキング : 396 Amazonで詳しく見る by G-Tools たしかに「大好きなこと」にはこういう問題があります。こうした事情から、自己啓発系、ないし宗教系のアドバイスにはありがちな、問題の提示までは実に論旨明快だったのに、核心に迫れば迫るほど、言葉が積み上がり、わけのわからないものになっていくというおな
やめることをためらわせる3つめの力は、目に見えるコストにとらわれて、「機会費用」(逸失利益)のことにまで頭が回らないという性向だ。機会費用というのは、何かに1ドルやら1時間やら1個の脳細胞やらを費やすたびに、同じ資源をほかに費やす機会を放棄しているという考え方だ。 具体的なコストは簡単に計算できることが多いけれど、機会費用はそうはいかない。大学に戻ってMBAをとるには、2年間と8万ドルがかかることはわかる——でも学校に行かなかったら、その時間とお金を使って何ができるだろう? 0ベース思考—どんな難問もシンプルに解決できる スティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー 櫻井祐子ダイヤモンド社 2015-02-14 売り上げランキング : 95 Amazonで詳しく見る by G-Tools この著者はなんといってもちょっとした挿話や文章のわかりやすさが抜群で、「何かをやめることの重要性
昨日の記事の続編となりますが、具体的な手法としてはつまり、どんな時間を過ごしても、直後に「この時間は自由だったか?」と自問し、その記録を残すわけです。 朝5時に起きて、起床後の身支度が終わって即座にコーヒーを飲んだとしましょう。飲み終わったら自分で評価します。 「自由時間だったか?」 このようにすべての時間についていちいち「自由だったか、否か?」と問いただし、その記録を残していけば、自由時間は増えていきます。増やしたいと真剣に願って、正直な記録を残していけば、です。 メールで質問をいただいたり、セミナーで質問をいただくなかで、ほとんど必ずと言っていいくらい飛び出す言葉に「ダラダラしてしまう」があります。 ダラダラテレビを見てしまうので、それをやめたい ダラダラネットサーフィンしてしまうのをやめたい しかしそのほとんどの人が、ToDoリストやスケジュール帳に 18:00〜19:30 ダラダ
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