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WWDC24
news.yahoo.co.jp/byline/mizukamikenji
「THE FOOLS」というバンドをご存知だろうか? 「THE FOOLS」は、ギタリストの川田良とボーカリストの伊藤耕を中心に1980年に結成された日本のロックバンド。 コマーシャリズムを徹底的に排除し、独自のロック哲学を体現した彼らは、日本のインディーズアンダーグラウンド・シーンで絶大な人気を集めた。 ただ、バンドの歩みはもう言い尽くせないほど波乱続き。 フロントマンの伊藤は幾度となく麻薬取締法違反で逮捕・服役を繰り返し、その都度、バンドの活動は休止状態に。 その間にはメンバーの死が相次ぎ、バンド存続の危機という事態に幾度となく見舞われる。 おそらく通常のバンドであったならば、バンドが解散していておかしくない。 これだけの不祥事だらけとなると、世間はもとよりファンからもそっぽを向かれてもおかしくない。 時代の移り変わりが激しい音楽界ということを考えると、新たな時代と時の経過とともに消え
タイトルとなっている「ランディ・ローズ」という名を聞いてもあまりピンとこない人も多いかもしれない。 少しだけ触れると、彼は1980年代に活躍し、あのエディ・バン・ヘイレンと並ぶ脚光を浴びたスーパー・ギタリスト。 しかし、まさにこれからスター街道を歩もうとしたその矢先に不慮の事故により25歳の若さでこの世を去った。 その死から40年という節目の年に届けられたのが、本作「ランディ・ローズ」だ。 もはや伝説の存在といっていい早世のギタリストの軌跡をたどったアンドレ・レリス監督に訊く。(全四回) 「ランディ・ローズ」よりいままで霧がかかってみることができないできたランディの実像がようやく浮かびあがってきた 全四回の最終回となる今回も作品の話を。 ドキュメンタリー映画「ランディ・ローズ」は、25歳の若さで他界した天才ギタリスト、ランディ・ローズの人生を辿る。 自身が結成したバンド「クワイエット・ライ
香港の新鋭、ラム・サムとレックス・レンが共同監督で作り上げた映画「少年たちの時代革命」は、2019年6月に始まった香港民主化デモを背景にした、ひとつの命をめぐる物語だ。 あまり日本では報じられていないが、香港の民主化デモでは、若者による抗議の自殺が相次いだ。 その事実をもとに、本作は、香港の民主化デモに参加した若者たちが民間捜索隊を結成し、自殺しようとするひとりの少女の命を救うため奔走する様を描く。 表だっての撮影はほぼ許されないであろう内容ゆえにゲリラのスタイルで極秘裏に制作された本作は、中国当局の締め付けで急速に確実に自由が失われつつある香港では上映禁止に。その一方で、海外映画祭では高い評価を受け、台湾アカデミー賞(金馬奨)を受賞するなど大きな反響を呼ぶ。 「この映画は<自由>に対するリトマス試験紙」と語るレックス・レン監督に訊く。(全四回) レックス・レン監督テーマがテーマなので、お
映画「愛について語るときにイケダの語ること」は、いまはもうこの世にいないひとりの男の最後の願いから始まっている。 その男の名は、池田英彦。彼は四肢軟骨無形成症だった そして、40歳の誕生日目前で彼は、スキルス性胃ガンステージ4と診断される。 死を強く意識した彼は「今までやれなかったことをやりたい」と思い立ち、その想いは性愛へと向かい、自分と女性のセックスをカメラに収める、いわゆる「ハメ撮り」に走っていく。 そして、自らの死をクランクアップとし、それまで映像を自身主演の映画として遺すことを望んだ。 池田氏の「僕が死んだら映画を完成させて、必ず公開してほしい」という遺言を託されたのは、ドラマ「相棒」などを手掛ける脚本家の真野勝成。 20年来の友人であった真野は、「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」や「ナイトクルージング」などを発表している友人の映画監督、佐々木誠に映像を託す。 こ
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