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news.yahoo.co.jp/byline/tsugawayusuke
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本では3月2日から全国の小中高校が臨時休校している。 これによって子どもたちの学ぶ機会が奪われたり、共働きやひとり親の家庭では親が仕事に行けなくなるなど、困っている国民も多い。 休校が子どもだけでなく、親の生活にも大きな影響を与えることには議論の余地はない。やらなくて済むなら、休校などしない方がよいだろう。 一方で、感染拡大を防ぐために必要なのであれば、仕方ないという考え方もある。 休校は新型コロナウイルスの感染拡大の予防に有効なのか?子どもは新型コロナウイルスに感染しても重症化しない傾向にあることが、今までのデータから示唆されている。 しかし、子どもは重症化しなくても、不顕性感染を起こし高齢者にそのウイルスを広めることで、感染拡大の原因になるというのが、今回休校するという決断に至った経緯である。 たしかに、インフルエンザのデータを見てみると、まず子
一年でいちばん太る時期日本人が一年でいちばん太る時期はいつかご存じだろうか? 2012~2013年に世界各国で使用されている体重計から無線で情報を収集することでこの問いに答えた研究がある(*1)。 その結果によると、日本人が一年のうちに最も太るのがゴールデンウィークであった。その次に太っていたのは、正月、3月末の春休みごろ、8月中旬の夏休ごろ。つまり日本人は仕事が休みの時期になると太る傾向がある可能性があるのだ(もちろん他の理由でこの時期に体重が増加している可能性もあるが…)。 日本人、アメリカ人、ドイツ人の一年間の体重変化 出典:Helandar et al.(2016)を元に筆者作成 そう、お正月はついつい食べ過ぎてしまい、ゴールデンウィークの次くらいに太ってしまう時期なのである。皆様の中にも、楽しいお正月を過ごしたものの、お腹まわりが気になってきた人がいるかもしれない。 近年、どうし
今年も忘年会のシーズンがやってきた。 今日は職場の仲間や気の置けない友人とお酒を酌み交わすという人も多いだろう。 ついつい飲み過ぎてしまう人もいるかもしれない。そこで気になるのが、お酒の健康への影響ではないだろうか。 お酒は身体に悪いという話もあれば、「百薬の長」と言われるだけあって少量ならむしろ身体に良いという話もある。お酒好きなら「百薬の長」説を信じたいところだが、一体どちらが正しいのだろうか。 一流の研究者の最新論文から、しっかりとしたエビデンス(科学的根拠)をもとに解説する。 フランス人はワインを飲むから健康?そもそも「お酒が少量ならば健康に良いのではないか」という話はフランス人の食生活に関するある現象から来ている。 脂肪の摂取や喫煙は動脈硬化を起こして脳梗塞や心筋梗塞を起こすことは昔から知られていた。ところが、フランスではバターなどの健康に悪い脂肪をたくさん摂取し、喫煙率も高いに
食欲の秋が終わり、次は忘年会シーズンである。食べ過ぎ、飲み過ぎでお腹まわりが気になっている方も多いのではないだろうか。 ところで読者の皆さんはメタボ健診を受けているだろうか? 健診の結果を受けて、生活習慣を見直した人もいるだろう。直前ににわかに厳しい食事制限をしたり運動をしたりすることで、どうにかよい数字を達成したものの、その直後にリバウンドしてしまった経験のある人もいるかもしれない。 これだけ多くの人が一喜一憂しているメタボ健診だが、そもそもメタボ健診は本当に私たちの健康増進に役立っているのだろうか? 肥満や高血圧の早期発見にはメリットがあるという考え方に対し、異論がある人は少ないだろう。しかし、多くの人が仕事を休んでまで健診を受けに行き、メタボ健診の提供のためにも多額の保険料や税金が投入されているのだから、きちんとしたメリットがあってしかるべきだろう。 メリットが無いのであれば、メタボ
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