縁あって、東海大学の文芸創作科三年生向けの講義「文学精読」にて、ゲスト講師として授業を担当させてもらいました。 この講義の担当者は作家であり大学教員でもある倉数茂さん。対面でお会いしたことはないですが、Twitterでちょくちょく交流があり、SFマガジンの異常論文特集ではいっしょに寄稿させていただいたりもしました。 もともとtoibooksでのオンラインイベントでのゲスト出演をぼくが倉数さんにお願いしたのがきっかけで、「大滝さんもうちでちょっと話をしてみませんか?」とお誘いいただき、オファーを交換するようなかたちで今回の話が決まりました。 工学部出身で文学教育を受けたこともないじぶんができるのか……!?という戸惑いはありましたが、文学というのは「部外者にやさしい分野」ともおもっているので、ならば徹底的に他のひとが話さないようなことをしてみようと決め、授業にのぞみました。 今回はじめての経験