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2023年2月6日、トルコ・シリアで大規模な地震がおきました。震源地はガズィアンテプ付近。そして同日の内にカフラマンマラシュ県で2回目の大きな地震が起き、トルコとシリアあわせて東日本大震災を超える5万人を超える死者数を出しているといいます。(2023年2月末現在) そして、この地域というのは、埼玉県蕨市を中心に住む多くのクルド人やトルコ人の出身地。奇しくも私と友人のじょいっこさんは、この地震の日の翌日に川口市にある2つの朝食を提供する店を梯子する、という約束をしていたのです。 サイタマ国ワラビスタンにある「ハッピーケバブ」というレストランが、いわゆる「置き場」地帯に出店している朝食専門店。朝には、仕事前に腹ごしらえするクルド人数百人が集結するらしい。ランチに行ったら営業していて、クミンをきかせたレバー煮込みをエキメッキにはさんで。チャイと一緒に。 pic.twitter.com/be6K2
ウズベキスタンの代表的な料理「プロフ」。扉の写真は、ウズベキスタンで食べた有名なプロフセンターの巨大釜で作るプロフです。1日だけのトランジットで2019年に観光したのですが、忘れられない美味しさでした。 こちらが、その本場のプロフ。チャーシューのようなものは、馬肉のソーセージだそうです。写真、見ただけで、また食べたくなってきます。 さて近年、ウズベキスタンからの留学生や技能実習生が増えたことから、実は、ウズベキスタンの料理店が増えています。 以前「ラグマンを知るための10皿」を書いた時から、このラグマンと双璧をなすウズベキスタンの代表的な料理プロフについて味比べをしてみたかったのです。ラグマンでは、埼玉や神奈川まで足をのばしましたが、今回は、仕事も忙しかったので23区内でがんばることにしました。 なので、埼玉に名店の多いウイグル料理ですが、こちらは残念ながら今回は載っておりません。プロフと
トップ写真は、茨城県常総市にある小さな商業施設「亀仙人街」です。この建物と同じ敷地内には、いくつかの居酒屋が点在し、渋い田舎のスナック街を形成していました。 しかし現在は、それ以外にタイ料理、フィリピン食材店、ハラールショップ、タイマッサージなど、移民の方々が運営するお店がギュッと詰まった施設になっています。上記のお店などは、最近珍しくはないかもしれません。しかし、そこにスリランカ料理店と食材店が一緒にある場所は、日本広しといえど、なかなか見たことが無いんじゃないでしょうか? 茨城県に住むスリランカ人は、2020年6月の統計では2894人。人口で千葉県には及ばないものの、人口密度では日本一の座にあります。特に県西にある常総市周辺には、この亀先人街以外にスリランカ野菜の販売所やスリランカ名誉領事館まで存在します。 土浦市から県道24号土浦境線で常総市を走っているとスリランカの国旗が見えてきま
4月の上旬3泊4日で、ちょっと名古屋とその近辺を周ってきました。今後のYouTube向けの取材と某局の番組のネタ探しを兼ねてです。 ただ!一番の目的は、前回書いたバクラヴァのお店に行きたかったからと、名古屋都市圏のセネガルからの移民について知りたかったからです。今回、そのどちらも充実した情報や料理をたらふく食べてきました。特に、バクラヴァの店とトルコの朝食の店は、YouTubeでも動画を作ったので、是非ご覧ください。超美味しそうに撮れています。 また、それにともない様々な移民の方々のレストランや料理も、楽しませていただきました。で、予想以上に良いお店が名古屋都市圏には、満載だったので、備忘録も兼ねてサクっと行った店を紹介したいと思います。 ちなみに、今回8皿目以降のディープなパキスタン料理とアラブ料理のお店を有料とさせていただきました。興味ある方是非〜! あと、本編に行くその前に... じ
写真整理してたら、また美味しそうなもの出て来たのでアップしておきます。イラクのクルド自治区スレイマーニーヤのスーパーで撮影したバクラヴァ売り場です。またイラク行きたい! pic.twitter.com/f8TfQx7aaw — Hiro Kay(比呂啓) (@hirokay) February 19, 2021 6000以上イイネまで行ったのは、久しぶりのことです。このおかげでフォロワーさんも100人以上増えました。なので、みんなバクラヴァのこともっと知りたいだろうなあと、今回この10皿をやらねばとなったのです! バクラヴァとは、薄いフィロ生地などを使ってミルフィーユのようにして作ったパイに、シロップをつけて甘くした一口サイズの小さなパイです。この写真は、イラクで撮影した様々なバクラヴァの入ったプレートです。下から2段目が所謂ふつうのバクラヴァになりますが、こうしたパイ生地やナッツを使った
こんな感じのチーズになります。ジョージア以外では、モッツァレラとフェタチーズを代用して作っているハチャプリも多いとか。ちなみに、このイメレティチーズの誕生したイメレティ地方のハチャプリもあります。 このタイプのイメレティ・ハチャプリが、ジョージアで一番一般的なもののようです。ただ、アジャラタイプの方が映えるからか、ハチャプリと言うとそっちが紹介される場合が多い気がします。 このハチャプリも、同じように先の2つのチーズが中に入っています。アジャラよりもチーズが軽めに入っているので、普段食べるならこちらの方が軽めでいいかもしれません。 ハチャプリは、こうしたチーズの入っている料理で、メニューを見ると中に入っているものが豆だとロビアニだったり、ポテトとチーズでハビジニだったり、色々と呼び名が変わっていました。地域で、色々なハチャプリのバリエーションもあって、なかなか覚えるのが大変です。 こちらの
ふあああああ、黄色い!!(笑) この扉の写真は「アチュ」というカメルーン料理。レシピを調べたら、なんと石灰岩(向こうではKanwaというらしい)とパーム油を混ぜることで、この鮮やかな黄色を作り出しているそうです。そのほかにも、アフリカの様々なスパイスを使用しているのだとか。インド料理のようなパンチはなく、スープがとても滑らか。その不思議な味わいには、驚かされました。 この料理を食べたお店は、春日部市南桜井駅の南口を出て徒歩数分の場所にある「Afro-Japan」(以後A-J)。ここは、カメルーン人を中心にアフリカ各国の人たちが集まる場所だそうです。 私がこの料理を食べた時は、ちょうどカメルーンの英語を話す地域の人たちが多い日だったそうです。この料理はその地域の料理なのだとか。 写真は、店内で撮影した私とお店の女将Blessさん。広いスペースがあるので、金土の夜遅くになると大勢のアフリカ系の
さて、今回は「ナイジェリア料理」です。今まで書いて来た10皿の中で、最も日本人に馴染みが薄い料理かもしれません。 こちらの写真は、米国にあるバーのように見えますが、日本の神奈川県座間市相武台前にある「Rocester African Restaurant & Bar」というお店です。でも、店の主要言語はナイジェリアの部族の言語と英語。この日のお客も私と友人以外は、全てナイジェリア人でした。 そのオダサガの隣、相武台前にナイジェリア料理のお店があるので行ってきました。ナイジェリア人が大声で語り合っていて、店の子供たちも元気!日本人にはちょっとハードル高いお店でした。こんな気軽に外国気分が味わえるってすごい!エグシは味付けがチョイ辛くて美味!オゴボノは独特だったなあ。 pic.twitter.com/DlOfRt7EG1 — Hiro Kay (@hirokay) May 27, 2020 実
フムスを初めて知ったのは、ニューヨークに留学してすぐのこと。大学の寮のルームメイトとディズニー映画「アラジン」を酒を飲みながら見ていた時のことでした。その映画の中で初めてフムスという言葉と出会ったのです。 これは、米国で使われる「目を覚まして現実を見ろ!」という意味の慣用句「wake up and smell the coffee」のコーヒーをフムスに変えて面白く言い換えているジョークです。つまり、アラジンの舞台である中東の代表的料理が「フムス」であることを米国人が知っているから生まれたジョークになります。日本が舞台のお話なら、コーヒーの部分が寿司かラーメンになっていたかもしれません。(この時代、米国人はラーメンをまだ知りませんが...) とにかくルームメイトが、このシーンを見てものすごくウケていました。当時、英語がそこそこな私は、なんでこれが面白いのかと聞きました。しかし、説明はしてくれ
パキスタン料理を食べたことありますか? 私がニューヨークに住んでいた時、いつも仕事場の近所で食べていた料理は、5ドル程度で食べられるパキスタン料理。毎日のようにゴロッとした大きな羊肉の入ったカレーや、スパイシーでちょっと塩味濃いめのビリヤニを食べていました。私にとって忘れられない味です。 東京には星の数ほどのインド料理店があれど、パキスタン料理を名乗る店は本当に少数。なかなか食べるチャンスがありません。そこで、目をつけたのが北関東!パキスタン人は、東京以北の各県に住んでいるので、本格的なパキスタン料理が群雄割拠しているんです。今回7月から10数回に渡って、北関東のレストランや食材店、モスクなどを回り、自分なりに印象に残った料理を10皿選んでみました。 カレー業界に詳しくない私が書いたので、ツッコミどころもあるかと思いますが、カレークラスタの方々、お手柔らかに... ①ニハリさて、トップの写
ラグマンをご存知ですか?中央アジア諸国や中国の新疆ウイグル自治区などで食べられている麺料理です。トマトベースに羊や野菜などを煮た汁をかけて、麺と絡めて食べるシンプルな料理です。中国ではラーメンの語源でもある「拉麺(ラーミエン)」とも言われているそうです。 私ごとですが1ヶ月程前、ヴァタニムという今年出来たばかりのウズベク・キルギス料理店でラグマン(この店ではラグモン)を食べました。それは、私が知っているはずのラグマンとは異なり、なんとも形容しがたい味わいでした。というのもここ10数年、ラグマンといえば、日本のウイグル料理店でしか食べたことがなかったからです。ラグマンって国によって味が違う?ウイグルのラグマンってどんな味だったっけ?スープがこんなに入ってた?そんな疑問が次々に頭の中でよぎりました。 そこで、様々なラグマンとその仲間を南関東一帯で食べ続けることに。結果、すっかりラグマンの魅力と
テロや戦争などで危ないイメージの国イラク。今もバグダッドなど、中央政府が管轄するエリアは、ビザの取得も難しく日本政府から退避勧告などもでており、気軽に旅行できる場所ではありません。 しかし、イラク北部にあるクルディスタン自治区は、春になると美しい草原や緑豊かな山に囲まれ、紀元前から続く長い歴史をはぐくんだ魅力的な場所があり、観光地として訪れることができます。日本人もビザ無しで30日間滞在可能。エルビルの空港やトルコとの国境などから入ることができます。 そんなクルディスタン自治区の料理は、アラブの国にありながらもシリアやレバノンなどのアラブ料理と少し異なり、トルコのクルド料理ともまた違っています。私が3週間ほど滞在した間に体験した、イラクならではのクルド料理10皿を紹介したいと思います。 ①クーズィー(Quzi) クーズィーは、イラク全土を代表するような米料理。この料理の存在は、ネットなどで
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