カンムでデザイナーをしている osanai です。バンドルカードやPoolのデザインを担当しております。 アプリの改善を長年やっていると、デザインにおける一貫性の欠如が発生しがちです。意味合いは同じなのに画面ごとに色やサイズや異なっていたり、用途は同じなのに類似したデザインパターンが複数存在していたり、古いUIが一部の画面で残されたままになっていたり。 このような一貫性の欠如はデザイン負債とも呼ばれ、蓄積するとさまざまな運用コストが発生します。デザインパターンを適用するときにどれが適切か迷う、デザインを変更したときに動作確認すべき影響範囲が広い、本来は不必要なパターンを実装しなければならない、などなど。 今回はデザイン負債解消の一手として取り組んでいるコンポーネント品評会についてご紹介します。 課題コンポーネント品評会で解決したかった課題として、次のようなものがありました。 不必要なコンポ