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掃除・片付け
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皆さんは、克服したいけど頑張れていないことってありますか? 本当はやりたいけどなんだか苦手で、結局見て見ぬふりをしているようなこと。 僕にとっては人を描くということがまさにそれでした。大学時代に苦手と思って以来、ずっと人を描くことから逃げてきました。 ここ数年は大して練習もしてないのに自分の描いた下手な人体を見てはへこみ、「人を描くのはあんまり興味ないんだよねー」と周りに言い訳をする、、、本当は描きたいのに。 今回のnoteはそんな自分に蹴りをつけるべくスケッチブックに1年間ひたすら人を描きまくった記録です、、、! この6冊+iPadで描きまくった前提振り返りに入る前に苦手になった経緯と克服のプランを短めに。 なぜ苦手になったのか苦手になったのは大学時代、アナトミー(解剖学)の授業を楽しめなかったことが始まりです。 人体を正確に描くには、筋肉や骨、それらがどう繋がっていてどう動くのかといっ
世の中いろんな職業がありますが、それぞれ向き不向きってありますよね。みなさんは絵に向いている人ってどんな人なのか、考えたことってありますでしょうか。僕はその辺りのことをよく考えずに美大に入ってしまったのですが、これから美大に入る人やアーティストを目指す人は気になる人もいるんじゃないかなと思います。 これに関しては正解はないと思うんですが、自分が美大で教えてもらったことをシェアできたらなと思います。 僕が入った学校では一年目の最初の学期にとる授業の一つにアニメーションのクラスがあります。その授業では楽器の終わりに「自分が絵を仕事にするのに向いているのか」ということを問われることになりました。 この授業をきっかけに入ったばかりの学部を辞めた人、反対にもっと強い覚悟を持って授業に臨めるようになった人など、色んな変化が同級生におきました。 ちょっとシリアスですが、今回はその授業のお話です。 授業の
大学時代に「外へ出てスケッチすることを習慣にしなさい」と、たくさんの人に言われました。言われるがままになんとなく始めたスケッチですが、今でも続いているので飽きっぽい自分としては割と習慣化した方だなと思います。(たまにサボることもありますが、、笑) スケッチを習慣にするとコンセプトアーティストとして活動する上でポジティブなことがたくさんあります。なのでおすすめしたいんですが、スケッチをするとどういう効果があるのかって想像しづらいですよね。ある程度やり続けないと気づけないことも多いです。 なのであくまで僕の個人的なケースですが、スケッチを習慣化することによってどんな学びが得られたのかを書いてみたいと思います。 ※スケッチに関してはホントにずっと続けているツワモノ達がたくさんいるので僕なんかが語っていいものか、、、正直ちょっと怖いです。笑 ですのでツワモノの方、ぜひ記事書いてください! そもそも
みなさんはポートフォリオを作ったことはありますか? ポートフォリオっていうのはいわば自分の渾身の製作物を詰め込んだ、作品集です。ウェブサイトにまとめたり、印刷物にしたり、作り方はたくさんありますよね。 僕はある時期まで、ポートフォリオとは「作品(技術力、実績)を見せるためのもの」と思っていたことがあります。もちろんそれは間違いではないんですが、ポートフォリオにはもう一つ重要な要素があるのを美大で教えてもらいました。 それは「自分らしさ」です。 とあまりピンとこない方もいると思うのですが、実はめちゃめちゃ重要です。 初めて作るポートフォリオ僕が初めてポートフォリオを作ったのは、大学2年生の終わり頃でした。 うちの大学では「中期ポートフォリオ」というものの提出が義務で、卒業までの授業工程(約5年)が半分ほど終わった段階で今まで作ったもの(主に学校の課題)を作品集として提出しなければなりません。
10年間のカリフォルニア生活を終え、現在は東京。 ゲームや映画の設定画を描いています。 まだまだ勉強中ですが、今まで自分が学んできたことをまとめます。 https://twitter.com/Kenta_lifeinsf http://www.kentashimbo.com/
学生時代に教授から言われた言葉で今も印象に残っているものって結構あります。褒められた言葉よりダメ出しされた時の言葉の方が頭に残ってるんですが、今でも教訓になってるんだなーと思います。 色々言われた学生生活でしたが、言われた回数だとおそらくトップ5に入るものの一つを紹介。 「IKEAで買ってきたばっかりなのか?」です。 ※英語なので実際言われたのは"Is it straight out from IKEA?" いきなりなんの話やってなると思うんですが、作品のクリティック中にこれをよく言われました。僕は別に授業前にIKEAに行ってたわけでもないんですが、、、(いや確かに学生時代はIKEAにお世話にはなりましたが、、安いし、、) 実はこれ皮肉たっぷりにダメ出しされてる時に言われる言葉です。 「IKEAで買ってきたばっかりなのか?」の真意とは?どんな意味で教授はこの言葉を言ってたのかというと、 「
アメリカの美大で学んだこと05:「絵がうまい」より大切なこと 突然ですが絵がうまい人ってたくさんいますよね。 SNSなんか見てると、もう全人類が自分より絵が上手いんじゃないかって思えてきて、凹むことさえあります。笑 僕は23歳のド素人として美大に入学したので(うちの学校はポートフォリオ審査や美術スキルのテストは無いので本当に素人でした)、入学時点でのスキルは学校内ではすごく下の方でした。 さて、絵がうまいのはコンセプトアーティストとして働く上で当然大きなアドバンテージになりますが、一番大事なことが「絵がうまいこと」かと聞かれれば
今回は絵を描く人なら一度は考えたことがあるトピック、「オリジナリティ」について。 僕は今、自分の作品のオリジナリティ、そしてそれを絵を通して伝えることについてめっちゃ悩んでいます。悩みながら、過去に教授や周りのアーティストから学んだことを振り返り、大事なことを再確認できたのでその話をシェアしたくて今回の記事を書いています! 目立ちたい(売れたい)と思うがあまり、、、皆さんは学生の頃にアーティストとして目立ちたい(売れたい)って思っていましたか? 僕はめっちゃ思ってました。笑 作品作りの本当の目的ってシンプルで、「いいものを作る(描く)、そして伝える」ということだけなのに、ちょっと焦ってしまって、目的が「アーティストとして目立ちたい」に変わっちゃうことって今までありませんでしたか?SNSなどで他のアーティストの活躍が見える最近は特にそう思ってしまう可能性があるんじゃないかなーと思います。 「
新しい作品を描き始める前って、これから描く物や事象についてリサーチをすることってありますよね。 仕事をしていても絵を描く前に写真資料ですり合わせをしたり、現場まで足を運んで取材したりと、割と時間のかかることだったりします。「リサーチが作品のクオリティを決める!」みたいなことを言う人もいたり、、、 人によってはこの作業、めんどくさいと感じることも多いみたいですね。 よく知ってた方が描きやすいのはなんとなくわかるけど、本当に重要なんでしょうか?というのが今回のトピックです。 リサーチって重要?あくまで僕の意見ですが、ものすごく重要です。可能なら絵を描くたびに写真資料だけでなく現場まで行って絵のトピックになる物や事象を体感したい。それくらい深くリサーチしてから描く作業に入りたいと思っています。 理由は、「自分は自分で思っているより物事を良く知らない」のと「体感して知っている物や事はより良く描くこ
突然ですが絵がうまい人ってたくさんいますよね。 SNSなんか見てると、もう全人類が自分より絵が上手いんじゃないかって思えてきて、凹むことさえあります。笑 僕は23歳のド素人として美大に入学したので(うちの学校はポートフォリオ審査や美術スキルのテストは無いので本当に素人でした)、入学時点でのスキルは学校内ではすごく下の方でした。 さて、絵がうまいのはコンセプトアーティストとして働く上で当然大きなアドバンテージになりますが、一番大事なことが「絵がうまいこと」かと聞かれれば、、、どうなんでしょう? 今回は「絵がうまいこと」よりもっと大切なことがあるぞ、と教わった授業の話です。 絵の天才じゃない人は何で勝負するの?学校が3年目に突入すると、基礎授業が終わり、だんだんとコンセプトアートらしい授業が始まります。そんな中、ある授業で教授がこんな質問をしてきます。 「さて、この中(教室内)に絵の天才はいな
設定画やコンセプトを描くときに、リファレンス写真を調べることって多いですよね。リファレンスってすごく大事だし、なくてはならないものなんですが、調べ方や使い方が意外と難しい。リファレンスにこだわりすぎて絵がつまらなくなったり、的確な写真を探すのに時間がかかりすぎてしまったり。 効率よく必要なリファレンス写真を探し、うまく使うにはどうしたらいいんだろうと自分でも悩むことが多かったので、今回はリファレンスについて大学で教えてもらったことをシェアしたいと思います。 Googleで画像検索したらいいだけじゃないの? 大学時代にリファレンスの集め方で注意されたことがありました。授業では集めたリファレンスも課題と一緒に提出するのですが、そのとき教授から「この写真はどーやって集めたの?」と突然聞かれたんですね。 僕は素直に「Googleで検索しました」と答えました、当たり前でしょ?みたいな顔してましたね、
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