サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GPT-4o
note.com/kouzoukaikaku
すべての行政手続のデジタル化など、都政のDXの推進にあたり、私たちが目指すのは、単なるデジタル化ではなく、QOS(Quality of Service)の高い、すなわち、誰もが使いやすく、品質の高いデジタルサービスの提供です。 そうしたより良いサービスを創るには、利用者(ユーザー)中心でサービスを設計する「サービスデザイン」の取組を徹底することが大切です。 そのため都庁では、職員が遵守すべき共通の価値観である「デジタル10か条」の1番目に「顧客視点でデザインしよう」を掲げており、先日公表した「シン・トセイ3」では、都庁としてはじめて「サービスデザイン」を戦略の柱に位置づけました。 そうした「サービスデザイン」の取組の核となるのが、利用者の声をサービスに反映させる「ユーザーテスト」です。2021年9月、都庁職員向けの「ユーザーテストガイドライン」を公開し、「テストしないものはリリースしない」
本日、小池知事と宮坂副知事から、東京全体のDX推進を次なるステージへとステップアップさせる「東京のDX推進強化に向けた新たな展開」を発表しました。 2019年8月、5Gネットワーク等の「電波の道」で「つながる東京」を実現する「TOKYO Data Highway」構想の発表から3年。 東京のデジタル化を爆速で進めてきた2人が、これまでの延長線上にはない、東京全体のDXを推進するための新たな展開を発表しました。 場所は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」先行実施エリアである都心部に位置し、DXやイノベーション企業が集結する「Shin Tokyo 4TH」です。イベントでは、最初に小池知事よりプレゼンテーションを行った後、サイボウズ社長の青野様を招きトークセッションや質疑応答を行いました。 今回、都庁内外の力を結集してイノベーティブなサービスを生み出し、高度なデジタル人
デジタルを梃子とした都政のQOSの向上にあたり、カギになるのは「ひと」です。デジタルサービスを支える「ひと」を確保・育成するとともに、最大限の能力を発揮できるようにすることが、いま求められています。 そのため、東京都では2022年2月に「東京都デジタル人材確保・育成基本方針」を策定しました。 今回のnoteでは、この方針策定の裏側とそこに込めた思いについて、デジタルサービス局のデジタル推進課長、星埜航さんと、民間出身のデジタルシフト推進担当課長、長岡翔平さんにお話をうかがいました。 そもそもデジタル人材の育成とは?―――「東京都デジタル人材確保・育成基本方針」策定のきっかけを教えてください。 【星埜さん】 2021年4月に総務局の人事部からデジタルサービス局に異動となったのですが、新設された職種「ICT職」の職員のこれからの人材育成を考えると、すでにある個々の研修の枠組みだけではなく、そも
都庁で初めてのハッカソンで、オープンデータから新しいサービスが生まれ、更なるデータ公開につながりました 2021年度、都庁としてはじめて、東京都のオープンデータを活用したハッカソンイベント「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」を開催しました。 11月の募集からハッカソンでの開発、プレゼン大会、そしてサービスリリースの支援まで、事務局としても懸命に取り組んできた結果、多くの方々の協力によって新しいサービスが生み出され、東京都のオープンデータをさらに充実させることができました。今回のnoteでは、そんなイベントを振り返ります。 都庁で前例のないハッカソンイベント 東京都のオープンデータを活用したハッカソンイベントを開催し、サービス創出までつなげていく、と「シン・トセイ」戦略で決めたものの、都庁でハッカソンを開催するのは前例のないことでした。できるだけ多くの方に参加いただけるようプロモーションや
都政の構造改革「未来型オフィス実現プロジェクト」では、都庁本庁舎に加え、事業所のオフィス改革を進めています。都民生活に密着した600を超える事業所にディスプレイなどの基礎的なデジタルツールを導入し、あわせてタブレットやローコードのような実践的なツールを導入することで、事業所の業務を変革していくことを目指しています。 2021年度、豊洲市場の水産物等の衛生監視の業務を行っている福祉保健局の市場衛生検査所において、都庁職員自らタブレットとノーコード/ローコードツールを使って業務の進め方をデジタル化しました。 「ノーコード/ローコード(no-code/low-code)」:専門的なプログラミングの知識がなくとも、簡易なアプリ開発等が可能なツールのこと 今回のnoteでは、市場衛生検査所の野口所長、高田統括課長代理、田中主任をはじめとする担当者のみなさまと、それを支援したデジタルサービス局の民間出
都政の構造改革を進め、新しい働き方を実践していくためには、職員の意識改革、職場の風土改革が重要ですが、それを支える「システム基盤」の整備も不可欠です。 今回は、つい2年前まで無線LANが整備されていなかった都庁の「システム基盤」のこれまでの取組と今後についてご紹介します。 これまでのシステム基盤改善の取組 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、都庁では様々な取組の準備を進めていましたが、大会開催時に職員の多くがテレワークをはじめとする「新しい働き方」が出来る環境を整えることが必要となり、2016年からシステム基盤改善の検討を開始しました。 この間のシステム基盤整備は以下の図のとおりとなっています。 従来のシステム基盤は、有線LANによるイントラネット環境で、職員は自席以外でパソコン業務を行うことは出来ず、打ち合わせや会議は、職員それぞれが大量の書類を綴じたファイルを両手い
7月に発生した静岡県熱海市の土石流災害の際、産官学の有志により3D点群データなどのオープンデータが活用され、災害の実態について早期に解析が進んだことが話題となりました。 東京都でも3Dデジタルマップを活用し、サイバー空間に東京の「デジタルツイン」を構築し、様々なデータを掛け合わせることで、現実空間にフィードバックしようとする「デジタルツイン実現プロジェクト」が進行しています。 今回は、都庁でオープンデータに取り組んできた民間出身のデジタルシフト推進担当課長の清水直哉さんに、「東京のデジタルツイン」の取組についてお話を伺いました。 まずは自己紹介から ―――清水さんは都庁に入る前はどんな仕事をしていましたか?ISP(インターネットサービスプロバイダ)で、Webサービスやスマホアプリの企画や運用に携わり、その後、ITベンダのスマートシティ部門で、自治体や地域でのデータ活用のあるべき姿と新しい事
東京都主税局では、都税の統計情報を分かりやすく伝えるため、都税収入の主要なデータを可視化する「都税収入見える化ダッシュボード」を公開しました。 「都税収入見える化ダッシュボード」は、これまで主税局が公開してきた約30年間の統計データを、視覚化してわかりやすくまとめたものです。 都税収入の決算額のほか、各税目の額、法人事業税の業種別所得金額や、固定資産税(土地・家屋)の種類別評価額など、様々なデータの推移がひと目で分かるほか、CSVデータとしてダウンロードできます。 今回は、Microsoft PowerBIを用いてこのダッシュボードを作成した主税局税制部の山田さんに作成までの道のりをうかがいました。 まずは自己紹介をお願いします。――――山田さんはこれまで都庁でどんな仕事をやってきましたか? 入都から主税局に配属され、最初の3年間は都税事務所で法人都民税・法人事業税の課税業務を行っていまし
本年2月16日に開催した「第1回東京都オープンデータ・ラウンドテーブル」。行政のオープンデータ化の取組を推進するため、民間企業等のみなさまからデータ活用のニーズを直接お伺いしました。 この度、いただいたご提案を受け、都庁内部でデジタルサービス局と各局で調整し、新たに東京都オープンデータカタログサイトでデータを公開しましたので、お知らせします! その1:駅のエレベーターの点検情報をオープンデータ化! ラウンドテーブルでは、市民開発者の奈良和紘氏から、駅のエレベーターの点検情報を、現在のPDF形式ではなく、機械判読性の高いより使い勝手の良い形式で提供してほしいとの意見がありました。 「エレベーターの点検情報を機械で判読しやすい形式とすることで、地図アプリに組み込んだりすることなどもできます」 ご意見を踏まえ、交通局では、駅エレベーターの点検情報をPDF形式から機械判読性の高いCSV形式に変換し
都は、2021年1月29日に「令和3年度予算案」を発表しましたが、同日に都の財政データをダッシュボードで公開しています。 本ツールは、マイクロソフトの「Power BI」を使用し、「予算案」「普通会計決算」「普通会計財務諸表」に関するデータをビジュアル化しています。各項目をクリックすることで、知りたい情報に簡単にアクセスでき、過去データとの比較を視覚的に行うことも可能です。 今回は、このダッシュボード作成の中心人物である若きリーダー、財務局主計部財政課主任の堤 佑城(ゆうき)さんにオンラインインタビューを敢行。デジタル化に取り組む経緯や反響などを伺いました。 コロナ禍で都財政への関心が高まる——まずは、堤さんのキャリアと、主な業務内容を教えてください。 2013年度に東京都に入庁し主税局に配属され、その後2018年度に財務局に異動となりました。 現在は、従来の発想に捉われない新たな視点など
都は本日(2月12日)、都政の構造改革の実行戦略である「シン・トセイ 都政の構造改革QOSアップグレード戦略」(以下、「シン・トセイ」戦略と記載)の(案)を公表しました! (詳細はこちらをクリック☟) 「シン・トセイ」戦略 -自治体の公表物としては、聞き慣れないタイトルですよね。 このタイトルには、 東京の更なる「”進”化」に向け、都民ニーズに「”真”摯」に向き合い、民間等、都庁外の様々な主体と連携を"深"めながら、誰からも「”信”頼」される都政へ - といった新たな都政の実現への想いを込めています。 都庁職員1人1人がいかにこの戦略を身近に感じ、改革の浸透を図っていくことができるか。構造改革推進チームの若手職員が真剣に議論し、「職員一丸で新しい都政を創り上げる」意識を共有するためのキーワードとして、「シン・トセイ」を提案しました。 (はい、あのシン・ゴ〇ラや安宅和人氏のシン・二ホンからヒ
日本を代表するデジタル分野のスペシャリストを都庁にお招きし、デジタルサービスなどの仕組みを解説していただく「都庁デジタルセミナー」。 第2回(12/23開催)は、東京都「新型コロナウイルス感染症対策サイト」の開発事例をもとに、一般社団法人コード・フォー・ジャパンの関治之代表理事から、「オープンソース」をテーマにご講演をいただきました。 政府CIO補佐官や内閣府オープンデータ伝道師などを務める関代表は、2013年に市民参加型の公共サービス開発などを手掛けるコードフォージャパンを立ち上げ、テクノロジーを活用して地域課題の解決に取り組んでいます。ここからは、関代表理事によるセミナーの模様をダイジェストでご紹介していきます。 (当日の説明資料はこちら☟) 東京都のコロナ対策サイト構築、国内外224人が協力東京都の委託を受けコード・フォー・ジャパンが開発した新型コロナウイルス感染症対策サイトは、ソー
ペーパーレス、はんこレス等のダッシュボードをまず見たい方はこちらからご確認ください。 「ペーパーレス」等の最新の進捗状況を「見える化」都は、先般「DX推進に向けた5つのレス徹底方針」を発表し、「ペーパーレス」「はんこレス」「キャッシュレス」「タッチレス」「FAXレス」の5つのレスについて、全庁を挙げて取り組むこととしています。(「5つのレス」に関する記事はこちら) 方針は作ったけど、その後、取組は進んでいるの?と思われる方もいらっしゃいますよね。そこで今回、都庁におけるコピー件数、FAX件数、はんこの廃止件数等について毎月の進捗状況が見えるダッシュボード(※)を作成、11月27日より公開しています。 ※ダッシュボードとは? 様々なデータを集計値や表、グラフなどを用いて「見える化」したもの。 今回は、Microsoft Power BIというツールを利用し、ペーパーレス、FAXレス、はんこレ
フレキシブルさが足りない!?都庁オフィスの様子 都政の構造改革に向けた「7つのコア・プロジェクト」。これまで6つのプロジェクトをご紹介してきましたが、今回は、最後の1つ「未来型オフィス実現プロジェクト」について、11月27日に公表した都政の構造改革レポート ver.0の内容をもとにご紹介します。 「都庁の外観はテレビで何度か見たことがあるけど、オフィスの様子は見たことがない」という方も多いのではないでしょうか?例えば、構造改革推進チームが所属する政策企画局計画部の現在のオフィスの様子は、こんな感じです。(※ぼかし加工をしています) 座席は固定席で、固定電話が配備されている。紙書類も多い 職員の座席は固定席で、各デスクには固定電話が配備されています。そのため、他チームの職員との偶発的な会話がなかなか起こりにくい環境であり、都民サービスの向上に資する新しい企画アイデアや柔軟な発想を生み出すにあ
都政の構造改革の第一歩は、コピー用紙1億枚削減から!?都政のDXって何?【入都1年目の職員が副知事に聞いてみた】 東京都はなぜ「5つのレス徹底方針」を出したのか?デジタルトランスフォーメーション(DX)推進のキーマンである宮坂副知事に、今年4月に入庁した安斎主事がインタビューしました。 デジタルトランスフォーメーション(DX)って何? -宮坂副知事が東京都の副知事に就任されてから1年になりますが、周りの先輩に話しを聞くと、宮坂副知事が来られてから、都庁のIT化が大きく進んだという声をよく聞きます。特に現在の都庁では、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という用語が飛び交っているように感じますが、このDXとは何なのでしょうか? DXとは、デジタルの利活用で私達の生活や働き方、都市の機能をより良いものにし、社会そのものを変えることです。これにより、都民サービスの質や地域の魅力が向上しま
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『#シン・トセイ 都政の構造改革推進チーム(東京都 公式)|note』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く