【投げ銭システム:有料化したけど、無料で最後まで読めます。最後まで読んで「気に入ったから投げ銭あげてもいいよ」と思ったら、購入してやってください】 2011年、『本の雑誌』のリレー連載「※※の10冊」の依頼が回ってきたときに書いたもの。当初は、大ファンである山田さんの著作で「山田正紀の10冊」でいきます、と担当編集の人に言っていたのだが、小松さんの訃報を見た瞬間、今はこれを書くしかない、と決心、一般書店はもちろん、図書館、古書店を巡って、小松さんの著作をほぼ全作読み直して書いた。というか、フィクションと違って、膨大なノンフィクションには未読のものが多く、それらを読んだおかげで、小松左京像が大きく変わり、まさに日本SF界の、というより、日本文壇の「知の巨人」だったんだなあ、ということを深く認識させられた。 ○小松左京の10冊リスト 『日本アパッチ族』 『復活の日』 『果しなき流れの果に』 『