SaaSがオンプレミスソフトウェアと比較した時に全く新しい事業構造を生み出したようにように、AIは本質的に新しいビジネスモデルを創造しました。 今回はa16zの記事の意訳をベースに、AIビジネスが今までのソフトウェアビジネスとどのように異なり、その違いや課題をどのようにクリアし、より強いビジネスを作れるのかについての考察したいと思います。 ソフトウェア+プロフェッショナルサービス=AI?ソフトウェアの美しさは、一度作られれば何度も売ることができること。この特性はビジネス上の利点をいくつも持つ:継続的な収益源、高粗利(60-80%+)、そしてネットワーク効果や規模の経済が働く場合には超リニアなスケーラビリティを実現できる。 プロフェッショナルサービスはその正反対の立場にある。新しいプロジェクトには毎回担当の人員が必要で、一度しか売ることができない。結果として売上はリカーリングではなく、低粗利