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文春オンラインでふたつの記事が公開されました。基本的には、拙著「結婚滅亡」の中からの転載記事です。 「結婚滅亡」を読まれた方は別として、まだの方は、この記事をお読みいただき、ご興味抱かれましたからぜひ全編ご覧ください。 未婚男女は20-50代で300万人の男余りですが、なぜか婚活市場では女余りになっているという声を聞きます。それは、男と女の結婚願望年齢の乖離と、そもそも女性が希望する年収条件との乖離があるからです。複雑な事情を図解してわかりやすく解説しました。 この記事に対して「50代以上の未婚男を狙えなんて馬鹿なの?」と噛みついてくる人がいたんですが、読解力ないの?僕はただ「あなたが条件にしている男で絞り込むと50代の未婚おっさんになりますよ」という事実を提示してるだけで、むしろ皮肉っています。そして、別にあなたの結婚できない事を解決しようとなんて思ってません。自分が不快になる事実を突き
32歳の素人童貞という男性が、マッチングアプリで彼女及び結婚相手を見つけるべき奮闘したブログがあります。素人童貞ということは、今まで風俗系のプロの方としか性体験がないということ。そんな彼のスペックは以下の通りですが、それほどレベルが低いとも思いません。そもそも「顔立ちを褒められた」男なんてほとんどいないんですから(「恋愛強者3割の法則」により)。 32歳男性 171cm 61kg 中肉中背 国公立院卒 平均以下の年収 顔立ちを褒められたことはない まずは、こちらの記事をお読みください。 素人童貞の32歳が彼女を作ろうとマッチングアプリを使ってみた結果 スペック
毎度、東洋経済オンラインの連載「ソロモンの時代」の新記事が公開されました。今回のテーマは、「エモ消費」についでです。 独身を幸せにする「エモい」という感情の正体 インスタ映えに熱狂する人の心理とは? 「エモい」という言葉の意味、及び「エモ消費」というものが今までの「モノ・コト消費」とどう違うのか、なぜこれからはそれが鍵になるのか?その辺についてわかりやすく解説しています。企業のマーケティング担当やモノづくりをされている方は必見だと思います。 エモ消費については、過去ブログでも何回か取り上げています。 「エモい」という言葉が認知流布されたことで、いろんな人がこの言葉を使い始めています。別にそれはいいのですが、「エモ消費」という言葉と概念の発明者は僕なのでお間違いのないように。 「エモい」と消費とを結びつける論説も最近見かけるのですが、大体において、「エモ」を単なる「エモーション」の略として見
※9/16追記あり 明日、9/16に平成の歌姫こと安室奈美恵さんが、平成最後の秋に引退します。 歌に疎い人でも「アムラー」という社会現象が起きたことはご存じでしょう。全身を安室奈美恵ファッションにした女性が街にあふれていた現象です。1996年をピークに大流行しました。ミニスカート・厚底ブーツ・ロングヘアに茶髪・極端な細眉が特徴で、日焼けサロンなどで焼いた浅黒い肌も好まれました。 それから20年以上、14歳で沖縄から出てきた少女が、明日、その沖縄へ最後のライブのために帰っていきます。 安室奈美恵さんのファンの方達の言葉をいろいろ聞くにつけ、これから日本が直面する「超ソロ社会」における「人のつながり」の重要性を再確認しました。「人のつながり」というものを誤解している人が多いのですが、友達になることだけが「つながり」ではないんです。近頃「孤独=悪」とか「孤独は死に至る病」とか、未婚や一人ぼっちで
「つながり孤独」とは、ツイッターやFacebookなどのSNSが急速に普及するなか、“多くの人とつながっているのに孤独”を感じることだそうです。番組が作った造語でしょうか? 内容については、上記リンクが文字起こしになっているので、そちらを読んでいただければと思いますが、番組が言いたいことは、「孤独という病」みたいなものが現代社会にはあって、それは若者を中心に知らない間に拡大しつつあるのだよ、ということなのだろうなという印象。 う~ん?相変わらず、イギリスの孤独担当大臣の話とかを持ってくるあたり、何か恣意的な意図を感じるわけです。つまり、「孤独=悪」という決めつけが感じられます。 番組の中ではこの「つながり孤独」に苦しむ人たちの以下の声を取り上げています。 30代 女性 「つながりがあっても、自分は誰からも理解してもらえない。」20代 男性 “知り合いの幸せそうな姿、夢や目標に向かって頑張っ
コミュニティについていろいろ考えています。 拙著「超ソロ社会」にも書いたように、地域・家族・職場といったかつての安心・安定した共同体がどんどん消滅しつつあります。社会学者バウマンやベックが予言した通り、「個人化する社会」が間近に迫りつつあるわけです。 では、そんな「個人化する社会」にはコミュニティというものは存在しなくなるのか?と言えば、そんなことはないのです。 コミュニティがなくなるのではなく、コミュニティのあり方が変わる。 かつては家族、地域、職場といった確固たるコミュニティがよかったのは、そこに所属している人々は、「自分はこのコミュニティの一員だ」という安心感が得られたからです。だからこそ「ウチとソト」の線を明確に引いていました。もちろん、そうした安心感と同時に不自由さはあったかもしれませんが…。 コミュニティとは安心でした。 ところが、現在では所属が安心を約束してくれるものではなく
6月30日に放送された、宇多田ヒカルのNHK『SONGSスペシャル』は、とてもよかった。 ピース又吉との対談の中で話されたのは、彼女にとって「家族」というコミュニティが普通の人とは違ったものであったということ。 特に母親である藤圭子が本人曰く全く「油断ならない」というか、予測のつかない人だったらしく、彼女にとって、家族とは決して「安心なコミュニティ」ではなかった(だろうね~とは思ったw)。 「明日、ニューヨークに行くから」→即引っ越し 「もうお父さんとは会えないから」→即離婚 そんなことの繰り返しな日常は、彼女には絶えず緊張と驚きのある毎日だったろう。それに振り回されないようと必死に生きてきた少女宇多田ヒカルが辿りついた境地がこれだった。 「安心したら傷つく」「何も信じないようにしよう」 だからといって絶望しかないわけではない。 そう思うことは、彼女なりのリスク回避であって、決して「安心し
「バブル時代は良かった」とか「バブル期はこんなだった」と自らの武勇伝を語るジジイがいるじゃないですか。 大体、大ウソです。盛っているとかのレベルを超えて、もはや虚構の作り話だと思った方がいいです。テレビも雑誌も新聞でさえも、そうしたおもしろいエピソードを真偽確かめずに取り上げるから、いつのまにかそれが伝承真実になってしまっているんです。このあたりは、最近の若者が草食男子という説と同じようなもんです。 ホイチョイの映画「バブルへGO」っていう映画で、深夜タクシーをとめるのにみんなが一万円札をふりあげて止めていたというシーンがあります。 これ、本気で信じている人いるんですよね~ ないから!つーか、「俺はやってた」と反論する人もいるかもしれないけど、それあなた、自分がバカだと手を挙げているようなもんですよ。大体そもそも乗車希望者に対して圧倒的にタクシー台数が足りていないので、そんなことくらいで止
13,147本 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF
昨今ニュースなどでよく「若者の〇〇離れ」が取沙汰されますが、勘違いしてはいけないことは「消費行動は世代で違うのではなく、その時代の社会環境によって変わる」ということです。 いいモノを作れば売れる、そんな時代は終わりました。 広告で認知させれば売れる、そんな時代も終わりました。 割引やオトクを提示すれば売れる、そんな時代は終わっています。 独身がマジョリティとなるソロ社会のマーケティングにおいて必要な観点とはなんでしょうか? 日経COMEMOのコラムに書きました。ぜひご覧ください! 「エモ消費」については、拙著「超ソロ社会」にも詳しく書きましたし、2017年1月の日経MJにも寄稿しました。2017年10月には東洋経済オンライン「ソロモンの時代」でも記事を書きましたし、同じく佐々木俊尚さんのラジオに呼ばれてこの「エモ消費」についてお話しました。 基本は、既婚者や家族生活者と独身者とは消費に対す
よく取材で受ける質問にこんなのがあります。 「最近の未婚化の原因をひとつあげるとしたらなんですか?」 ひとつ? そりゃあ文字数や時間の制限とかあるのでしょうから事情はわかるんだけど、未婚化の原因を一言で語るのは無理です。いろんな要因が複層的に絡み合っているものですから。 しかし、あえて言うとするなら、コレです。 社会的マッチングシステムの消滅。 つまり「見合い結婚」と「職場結婚」の大減少です。 ソースが脳内のエッセイを書いているわけじゃないので、納得のエビデンス付きです。ぜひご一読ください。 特に、おっさんとかに多いんですが、とにかく自分は何も調べてもいないくせに、新聞やテレビなどの表層的なニュースだけに影響されて「未婚化けしからん! 」「若い男の草食化はだらしない! 」とかいう人、いい加減事実というものを正確に把握する努力をした方がいいです。無知は恥です。 未婚化について、非正規雇用の増
たくさんの方に読んで頂いています。ありがとうございます。 案外知らない方が多いのですが、高齢者を除けば男の死因の一位は「自殺」です。しかもずっとです。 そして、全世界的に女より男の自殺者が多いという事実。日本では女性の2倍以上男の自殺者は多いんです。 タイトルに40代独身男と書いていますが、40代独身に限ったことではなく、既婚も含め男全体に関するテーマです。 「男たちを死に追いやっているものは何か?」借金?健康?仕事疲れ? いえいえ、そうではありません。 以前、男の自殺の最大の理由は「男だから」という記事でも書きましたが、男らしさ規範というものがあります。 「男は働くべき」 「男は稼ぐべき」 「男は家族を養うべき」 そして「男は我慢すべき」……。 そんなあるべき男の姿という幻想によって、男は自殺へと導かれている。 但し、誤解してはいけないのは、その「男らしさ規範」を個人の性格や意識の問題と
江戸時代というとすぐ「暴れん坊将軍」とか「遠山の金さん」とか「桃太郎侍」などを思い浮かべる人が多いと思います。しようがないですね。時代劇といえば、大体「お侍さん」のお話なんですから。 日本人なのに、意外に知らないのが、「江戸時代の町人」のこと。 知ってました?江戸時代の江戸も男余りだったこと。江戸では男性の数が女性の倍以上いました。男の有配偶率も50%程度で独身男が多かったんです。これらは歴史的な史料でも裏付けされた事実です。 コラムを連載している東洋経済オンラインで、今回は番外編として対談記事が公開されました。 お相手は、江戸時代を中心とした著書を数多く持ち、江戸文化歴史検定1級を最年少で取得するなど「お江戸ル」としてもご活躍中の堀口茉純さんです。 とてもおもしろい対談になっていますのでぜひご一読ください↓ 「独り身大国」江戸と現代の知られざる共通点 コスプレに熱中、食事はデリバリーを頼
久しぶりにスカッとする話を聞いた気がします。 とある店に「お客様の声」として寄せられたクレームに、「同性愛者は店に入れないでくれ」というものがあった。言うに事書いて「対策してくれないなら、二度と来ません。そういうお店ってこともインターネットに流します」という脅し付ときたもんだ。 これに対する、この店の「本部・個性輝く生き方推進室長」からの答えがこれです。 結論から申し上げます。二度と来ないでください。 当社では、皆さま同じお客様として接しています。皆さま大切なお客様です。お客様を侮辱する方を当社ではお客様としてお迎えすることができません。あなたさまの考え方や感じ方を否定するつもりはございませんが、LGBTの方々の生き方を真っ向から踏みにじるような言動はおやめください。 最高だね!ぐうの音も出ないと思います。 客の、理不尽な怒りに対して「お客様は神様論」をかざしてくる人とかいるけど、本当そん
実は、新しい企画がスタートしていまして…。 きたるべきソロ社会に向けて、僕たちはどう生きて行けばいいのか?という点について、各界のいろんな方々と対談をしています。 今週は、ほぼ毎日人と会います。 「人とつながるWEEK」です。ほぼ全員が初対面です。 昨日もある方と対談させていただきましたが(写メ撮るの忘れたので後ほどご報告)、今日も横浜の禅寺に行って、川野泰周さんと対談してきました。 川野さんは、臨済宗建長寺派林香寺のご住職でありながら、精神科・心療内科医としても現役で働いている方です。 お坊さんでお医者さん!?もう、このプロフィールだけで会いたくなったんで、即効連絡してすぐに会いに行きました! 拙著「超ソロ社会」の中で、「ソロで生きるには自分を愛すること」と書きましたが、今日の対談のテーマはまさにそこです。 「自己愛」という言葉は割と悪い方の意味で使われることが多いですよね。ですが、決し
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